新聞週間

2018年10月17日

新聞の真髄ここにあり、新聞を読もう。


今年の新聞週間(15日からスタート)は妙に力が入っていますねぇ。
ご覧になりましたか?15日の新聞全面広告で木村拓哉さんと工藤静香さんの
お嬢さんでモデルのKokiがモデルになってる紙面。(写真参照)


この紙面、新聞週間にちなんで、日本新聞協会加盟の新聞社74社が
「♯日本をつなげ74」と題しての大規模な連合企画です。
写真は日経、朝日、毎日、読売の4紙の紙面ですが、よく見て下さい。


右上の「ひと文字」とNoが全て違いますね。読売新聞は「つ」のNo.28、
日経は「よ」でNo.29です。それに写真も同じではありません。
モデルの口元が「ひと文字」を読んでいます。凝った紙面です。


ネット上で話題になっているそうですが、モデルに注目が集まっているのであって、
内容に興味があるのとは少し違うようですが、広告的には話題になれば良しでしょうか。
74紙をNo順に並べると、文章になるそうです。興味をそそりますが。


よく考えてみれば、74紙を手にする人などいません。ですから、
その意味は誰にもわからないってことです。結局はネットで知ることになります。
ネットで情報を取って下さいというのなら、皮肉ですね。


新聞の衰退はネットでニュースが見れる。敢えて新聞を購読しなくてもが要因と言われてます。
その象徴のような紙面構成を新聞協会が手助けしているのですから。
真面目にやって下さいと申し上げたい。(笑)


新聞週間になりますと、新聞社によって「新聞の魅力」の伝え方が違うのが
よくわかります。真剣に取り組まない新聞社は、協会が仕込んだ文化人や著名人の記事で
お茶を濁します。それでも取り組まない新聞社もありますので良しとしますが。


今年はサッカー監督の森保一さんと、押切もえさん。そして中学生作家鈴木るりかさんが
登場して、それぞれの新聞観を語っています。なかでも、鈴木さんの新聞評は読むに値する。
「新聞の魅力は毎朝届くこと。人の手を通し手元に届くのは貴重である」「大きな新聞を
広げる行為、紙の手触りが好き。新聞を読んでる自分に誇らしさを感じる」………


この評を15歳の中学生がするのです。新聞命の私としては嬉しくなってしまう。
「他界した祖父が、毎朝すごく熱心に新聞を読んでいた。その姿に憧れていたから」
「私の小説には、新聞を読んでいなければかけなかった話、出てこなかった表現がある」
「私にとって新聞はなくてはならない存在で、すごく感謝している」
古希を迎え「新聞を読もう」と訴える私にとって、15歳での小説家にもびっくりですが、
新聞をこんな風に解釈できる感性に感動です。


長くなりました。今年の新聞週間、わけのわからない広告を74会員が
掲載したことではありません。新聞週間には冷静と申しますか、
毎年おざなりだった朝日新聞が、今年はやけに力が入っています。
「取材と検証 浮かぶ真相」と題して4ページの特集を組み
「財務省公文書改ざん」報道の経過をつぶさに解説しています。


「記録を追う 歴史に残す」読みますと、これぞジャーナリズムと思わずにはいられない、
権力と対峙する朝日新聞取材班の覚悟が読み取れます。新聞かくあるべし、その心意気が
溢れています。改めて新聞週間に思います。「新聞を読もう」ではありませんか。
この国の未来のために、自らの研鑽のために。Goto


追伸
74社に掲載された「ひと文字」は、以下の通りです。
なんだか、こじつけのようで、よくわかりませんが。

「わたしは まだしらない
 このくにのことや
 せかいのこと しろう
 つよくなるために しろう
 いっぽふみだすために しろう
 じゆうをまもるために
 しんぶんでみらいをひらこう」

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10/15毎日新聞       読売新聞


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10/15日本経済新聞     朝日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月17日 05:02 | コメント (0)



プラチナウィーク

2018年10月16日

祝日法に異議あり……ポピュリズム、ここに極まれり………


来年の話をすると鬼が笑うと申しますが、高笑いしている鬼がいること忘れないで。
ご存知ですね。今の日本は年間の三分の一、130日が休みです。
もちろん、休めない人たちもいますが、官庁、学校、大方の企業などは完全休日です。


それに、敢えて申します。「働き方改革」なる亡国政策で、時短の奨励が進み、
働く時間が厳しく制限されています。企業は生産性をあげる努力をするか、
制限のないロボットに仕事をさせなければ、その存在が危ぶまれます。


乱暴な計算ですが、労働時間を8時間として、一年8760時間から、
休日を引き、労働時間外の16時間を引きますと、年間の実働労働時間は88日になります。
余分に見ても、一年12ヶ月で働くのは3ヶ月だけってことになります。


政府は来年5月1日の皇位継承に伴う一連の儀式を検討する「式典委員会」の
設置を決めました。その初会合で、まず首相が示した意向は、
来年、新天皇即位の5月1日と「即位礼正殿の儀」が行われる
10月22日を祝日とする方向で検討せよとのお達しです。


そうなりますと、祝日法の規定により、4月29日の「昭和の日」と「憲法記念日」との
間に挟まれる4月30日と5月2日かが休日となり、ゴールデンウィークが10連休、
プラチナウィークとなります。10連休すごいですねぇ。今から10連休の計画を立てて、
大いに遊びましょう。平安時代の貴族は「遊びをせんとや生まれけり」と、
年中遊び呆けていたのですから、国民全体で貴族のように。


そんな馬鹿な。10連休なんて……、敢えて一年限りと強調していますが。
だったらです。だったら12月23日の現天皇陛下生誕日の祝日はどうするのか。
昭和の日という前天皇の生誕祝日と同様に平成の日とでもして、このまま祝日にするのか。


そもそも論で恐縮ですが。世界200ヶ国で、こんなに祝日という休日のある国はない。
休日とはユダヤ教の発想で、6日、一生懸命に働いたら1日安息日を設けるのが始まり。
古来より、日本人は、「遊び呆けている貴族」を除き、民は盆と正月以外、
特別なことがない限り働く、勤勉勤労な国民性なのです。


それを次から次からポピュリズムの最たるものである特別な日を作って祝日とし、
国民に働くなと奨励する。なんと愚かなことでしょう。祝日法に異議あり。
日本の国力が衰え国際競争力を失うことを喜んでいる鬼がいることを
忘れないようにしたいものです。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月16日 05:25 | コメント (1)



ネット広告の疑問

2018年10月15日

ネット広告とリアル媒体との一体化の時代がそこまで。


どこで乗り遅れたのだろうか。振り返ってもせんなきことだが、
世の中、ネット社会になってあらゆる情報がネット上で簡易に得られる時代。
広告のネット市場規模は高まるのだが、こんな問題にはどう対処して良いのか……


ネット勝ち組企業をその頭文字を並べて「GAFA」と呼ぶ。
Gは検索エンジンクラフトのGoogle。Aはデジタルデバイス(iPhone、iPad、Mac)の
Apple。SNS(ソーシャルネットワーク)のFacebook。そして、もう一つのAは
世界最大のネット通販Amazon.comのこと。


日本の企業はどこにも姿を見せませんね。
日本の先駆的経営者たちにチャンスがなかったのでしょうか。
私はあったと思っています。でも、そうならなかった。
理由は色々あるでしょうが、最たるモノは通信規制だったのではないでしょうか。


電波行政を取り仕切る郵政省、今の総務省が電波利権を解放する判断力も
勇気も先を見通す力もなかった。同時に通信と放送との融合を恐れる既存メディアが、
保身に走り、通信事業を阻害した。それが遅れの根本理由ではなかったかと思う。
20年とは申しません。10年前に通信の規制緩和が……。今更嘆いてもせんなきことです。


デジタル広告の市場が2兆円に迫る勢いです。
情報収集手段の中心がネットに移行した以上はあたり前ですが、
物事には限度というモノがあります。ネットの広告効果となると膨大な情報の海に沈み、
訴求対象者に届かないという、大きな悩みが顕在化しています。


同時に、インターネット広告でこんな問題も指摘されています。
View ability……広告は掲載(インプレッション)したが実際に消費者が閲覧したかどうか。
CPM(課金方式)での広告インプレッションに対してコストが発生する仕組みになっているが、
消費者が目に触れなくてもコストが請求されることへの疑問。


Ad fraud……広告の閲覧回数を不正に水増しすること。最近は人が見なくても
Bot(インターネット上の操作で閲覧クリック)で回数を稼ぐこと。これは明らかに詐欺行為です。
横行しているかどうかは別として、チェックするのは難しい。


Brand safety……公序良俗に反する記事に広告が出稿され、企業の商品や
ブランドイメージを毀損するリスクに対処するすべがないという問題が指摘されています。
それらを称して、ネット広告の闇などと言われています。


新たな媒体であるが故に、問題点や疑問が生じるのは致し方ないのですが、
日本人の習性でしょうか。何か評判になれば、一気にそれに流れる傾向があります。
その弊害だとは、申しませんが、ネット広告の限界も見極めたいものです。


最近の動きですが、GAFAの一角である。Amazonは、通販の分野ですが、
リアル店舗を買収、ネットとリアルの融合に舵を切っています。
ネット広告の分野も既存のリアル媒体との併用で効果が高まる方向に移行しています。


我が社がご家庭に手配りでお届けする地域みっちゃく生活情報誌のリアル性が、
ネット広告とのコラボでよりレスポンス効果の高い媒体となるでしょう。
後、65万部で、目標の日本全国1000万部の大台に乗ります。乞うご期待。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2018年10月15日 05:20 | コメント (0)



FTU

2018年10月14日

皮膚科の薬には、もうひと工夫欲しいモノです。


この記事を読んだとき、製薬会社の回し者かと思ったのですが、
よく読んでみると、なるほどと思い直しました。
アトピー性の皮膚炎(タムシなど)や水虫などの塗り薬のことです。


医者で処方してもらった「塗り薬」………医師や薬剤師の説明を受けるのだが、
分量や頻度など、適当に「広く薄く伸ばすべきだ」などと勝手に思い込み、
医師や薬剤師が必要だと思う量に比べ、少量しか塗らない患者が多いそうです。


そういえば、我が家にも、処方してもらった量を使い切らずに、
使い掛けのチューブが結構薬箱に放置されています。


皮膚科医の間ではこんなことが奨励されています。
再診時に、処方した軟膏の空きチューブを持ってこさせ、
患者の塗る量が処方通りかチェック、少量しか塗らないのを防ぐとか。


「FTU」(Finger Tip Unit)を合言葉にして、患者に塗る量の目安を指導しているそうです。
「FTU」とは大人の人さし指の一番先から第一関節までの量のこと。
軟膏ならば約0・5グラムで、大人の両手の面積に塗れる量です。


塗り薬はチューブの太さや大きさで塗る量は曖昧。
多めに塗る意識を根付かせるには「FTU」単位の案内が効果的。
最近、皮膚が赤くなったり剥がれ落ちたりする乾癬(かんせん)が蔓延しています。


皮膚科医に言わせれば、「正しい薬の塗り方」で治療すれば、効果はてきめん。
薬の効果を疑う前に正しく塗っているかを確認することが必要だと訴える。


たっぷり塗ろうとか、頻繁に塗って下さいなどと、いわれると、
消費量を増やせと促す製薬会社のバックアップのように思えるのですが、
外用薬は飲み薬に比べ継続が難しい、軟膏ベタつくことを嫌い塗る量を
自己規制してしまうのが原因の一つ。


であれば、製薬会社も塗り薬を「貼り薬」に改良する開発をしてはどうか。
そうすれば、皮膚科医の悩みも解消するのではと思うのだが。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月14日 05:16 | コメント (0)



子ども新聞

2018年10月13日

読売と朝日、ライバルは子ども新聞でも競い合う。


新聞各社が、子ども新聞に力を入れています。
理由は、いくつかあるのでしょうが、加速する未購読世帯の増加を食い止めるには、
子どもに新聞の価値を理解させ、新聞に馴染ませることに尽きるからでしょうか。


もちろん、小学生から新聞を読むことで、読む力を養い、考える力が身につきます。
社会の動きやニュースに触れることは子どもの健全な成長に役立つに間違いありません。
その意味では、子ども向けの新聞は社会的な役割だといえます。
そのことに、子ども自身が気付いてくれることが大切です。


それには親がまず新聞を読み、新聞を日常生活に取り入れねばなりませんが、
最近の若い夫婦は新聞を購読しません。それで子どもに新聞を読もうと言っても、
なかなか浸透しないものです。


学校で新聞が教材に使われる「NIE」活動は、
子どもにとって新聞がいかに役立つかを認知させる上で重要な取り組みです。
NIE活動が指導要綱に取り入れられたことで、
全国的に新聞を使った授業が行われていますが、
残念ながら、教材になる新聞は、子ども新聞ではありません。


仕組みがよく分かりませんが、少なくとも、子ども新聞を教材にすれば、
よりわかりやすい授業になるのではと思うのですが、
どうも、子ども新聞を使っての授業をやっているところはないようです。


朝日新聞も読売新聞も、子ども新聞は二種類発行しています。
朝日、日刊の「朝日小学生新聞」は丁寧な作りで圧巻です。
週刊の「朝日中高生新聞」は大学入試に即決する内容で受験生必読と言われています。


読売新聞は、週刊の「読売KODOMO新聞」が月極めで500円とワンコイン、
今月から、12月まで中学受験用の特集もスタートしました。真剣度が伝わります。
「読売中高生新聞」も内容は充実しています。


両新聞社とも、もっとも新聞を購読している祖父母世代に、
孫のために、購読してやってはどうか、そんな呼びかけをしています。
マーケティングとしては適切ですが、残念ながら、その主旨が届いていないのが現状です。
Goto

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9/7朝日新聞        9/20読売新聞











追伸
昨日の彼です。

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10/11朝日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月13日 05:14 | コメント (0)



酒の味

2018年10月12日

酒を楽しむ写真に、私たちがよく知る「彼」がいます。


年のせいです。とは申したくはないのですが、
あれだけ好きだった「酒」がとんと消化しなくなった。
「消化しない」なんて自分ながらいい表現ですね。


いや、そんなことはどうでもよろしい。
酒量が減って、不思議なことが。酒の味がわかるようになりました。
酒と言っても、様々です。日本酒もあれば、ビールも焼酎もスコッチ、ワインもあります。
それぞれの酒にもまた、様々な種類があります。


ワインなら、白、赤にロゼ、シャンパン。日本酒なら製法や生産地によって味が違うし、
ビールもクラフトもあればラガーも、発泡酒も、焼酎だって、泡盛もあればチューハイも。
味がわかるようになった、違った種類のそれぞれの酒の味が……という意味ではない。
そんなことは、違う酒を飲めば味が違うのだから。


まず、料理の友としての酒。この料理にはこの酒が。ワインで言えば、魚系には白。
肉には赤といわれているが、料理人がこの料理にはこの酒が合うと考えて作った
逸品であれば、その酒をチビりと料理に合わせ含むと、なるほど酒とは…こういう味か。
と酒の味がわかり料理が引き立つ。


会話の友としての酒。一杯のお茶より、一杯の酒という。人間関係を円滑にするに
酒は効果がある。食事をしながら会話を進めるのは日常茶飯事。酒を酌み交わすと、
頭が刺激されるのでしょうか、酒を飲まない会話と飲みながらの会話では
相手の話しの消化度が違う。もちろん、飲み過ぎれば………だが。適量が良い。


気の置けない仲間との酒。大勢で酒を飲む時(食事をするときかな)
私がいちばん好きなシーンは、カンパイ(乾杯)です。どうでしょうか、
乾杯の音頭で杯を掲げ、周りの人たちと杯を合わせて一口浸す。


誰もが満面の笑みになりませんか。そして満場の拍手……、お茶や水では味わいが薄い。
その時の酒の味、格別だとは思いませんか。乾杯の酒が、ビールであろうが、
シャンパンであろうが、酒とはこんなに美味しいものかと、思う、至福です。


写真をご覧く下さい。欧州なのか、米国なのかは、分かりませんが、
シャンパンで乾杯、そして記念写真に収まる(10/4日経と朝日新聞、10/11読売新聞に掲載)
至福の瞬間を切り取りました。左の写真は10/4読売新聞、10/11日経新聞に掲載されました。
主人が料理し、客に振る舞う。これ以上楽しい食事会はない、その瞬間です。


で、です。どちらも登場人物は同じです。
なぜ、新聞によって、写真が違うのか疑問が残りますが。
登場人物で、私たちがよく知っている「彼」が写っています。
この超高級シャンパンの広告になぜ……と思いつつ、
こんなシャンパンには手が出ないが、こんな仲間と楽しく酒が飲めれば、
ごく少量でも酒の味も格別だと思います。Goto

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10/4読売新聞_10/11日経新聞     10/4朝日新聞・日経新聞_10/11読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月12日 05:13 | コメント (0)



パンからクラフトビール

2018年10月11日

ビールは夏の飲みモノではなくなったのでは……

季節はウソはつかないようですね。
10月に入ってから急に日の出が遅くなり、めっきり冷え込んできました。
以前、クラフトビールのことを書きましたら、尊敬する先輩から、
「呑んでみるかい」と色んな種類を頂きました。


ビールの概念は、(そんな大袈裟なものではありませんが)
「取り敢えずビールを」と食前酒として飲むか、「まずはビールで喉を潤してから」と
喉の渇きを潤すか、あるいはチェイサーとして飲むのが定番ですが、


クラフトビールは違います。ゴクゴクと飲むモノではありません。
色、香り、味など、じっくりと楽しんで飲むビールです。
頂いたクラフトビールも小ぶりなグラスで、チビリと味わうと
醸造者の顔や醸造地の風景が浮かび、日頃飲んでいるビールとは違う飲みモノになります。


日本ではクラフトビールといえば地ビールのこと……
1994年に酒税法が改正され、酒類の規制が緩和、
一定の条件を満たせば醸造できるようになり全国各地で誕生した。


しかし、製造者のイメージも大手メーカーの地域版という発想だったのでしょうか。
消費者も別物なので比較しても意味がないのに大手のビールと比べたのか。
地ビールは高くて、味がちょっとね、なんて言われ下火になった。


でも、あれから、20年以上の歳月が流れ、様々に研究されたんでしょうね。
その名のように、クラフト(職人の手作り)として、個性あるビールに変貌したようです。
クラフトビールは新たな酒類として定着してきたようです。


米国と並んでブームを牽引する……クラフトビールの本場、英国の話です。
その前に、クラフトビールの条件を整理します。
小規模であること。(日本の場合60KL). 独立していること(酒造メーカーの傘下でない)
そして伝統的であること(手作りってこと)が条件です。


ロンドン郊外でクラフトビールの小さな醸造所の話です。原材料がなんと廃棄予定のパン。
造り方は、パンを乾燥させて砕き、大麦麦芽、イースト、ホップ、水を加えてビールを仕込む。
えっと驚くことはない。紀元前4000年、メソポタミアやエジプトでは、
小麦のパンからビールを造ったレシピが残っている。


その醸造所はそのレシピを基に造られている。(英国内では他に15のパンでの醸造所がある)
英国内の食品廃棄量は年間1500万トンを超え、その内売れ残った4割強がパンです。
醸造所ではパン屋での売れ残り、製造者が捨てるパンの耳を集め原料にしている。


廃棄予定のパンでクラフトビールをつくり、食品廃棄の問題に一石を投じられれば、
ビール好きの英国人も新たなビール文化の創造として、大いに飲まれるであろう。
同醸造所ではパンで造ったビールの収益は全額、食品廃棄の解決に向けて活動する
市民団体に寄付しているそうな。


さすがにビールのメッカだと思う。
日本の食品廃棄は英国の比ではない。パンの廃棄がどの程度かはわからないが、
日本でも廃棄食品を原料にクラフトビールを醸造する人が現れても良いのではと思う。
Goto


投稿者: 後藤 日時: 2018年10月11日 05:27 | コメント (0)



天高く馬肥ゆる秋

2018年10月10日

今日は10月10日……「元体育の日」日本の秋は、空にあるのではないでしょうか。


理由は分かっています。でも、納得できないのは……
世界中がなんでもかんでも、ファーストの時代なのに、
なぜ、東京五輪の日程が選手ファーストではないのか…、


7月の下旬。日本の気候がどうかって、おわかりでしょう。
熱中症で高齢者が搬送され、かつ、死亡が最も多い梅雨明け3日間……
一年を通じて、日本列島が「猛暑日」が続く時期です。
今年の例をとってもわかるように、連日湿度は80%以上、気温は40度を越す日々です。


それでも、7月24日開会……8月中旬まで開催されるのです。
朝日新聞的に申せば、五輪って、商業主義の最たるモノ……
まずは、IOCが儲かれば良いのです。この時期でなければ、
膨大な「テレビ放映権」を米国のテレビ局に払わせられないのです。

今更、東京五輪の開催日程にとやかく言っても、せんなきことですが。
日本の雨季は梅雨の時期、6、7月だと思っている人も意外と多いのですが、
9月の中旬から下旬に掛けても、秋雨前線が停滞、毎週末のように、
列島を襲う台風と重なり……この時期も雨季なのです。


この秋雨前線が遠のくと……「天高く馬肥ゆる秋」といわれる
抜けるような青空と秋爽な天気が続き、スポーツに最適な季節になるのです。
だから、1964年の東京五輪の開会式は……気象庁の統計上、
年間を通じて晴れの確率がもっとも高いとの理由で10月10日なったのです。


その当時は、五輪も「スポーツの祭典」「平和の祭典」だったので、
開催国の開催都市に開催日の日程を決める権限があったのですね。
今は、「商業主義の祭典」「金儲けの祭典」ですが。


気象庁は、天気ってどのように決めているのでしょうか。
ビッグデータの時代です。AIに決めさせることになるのでしょうが、
実はビックリするくらいアナログで「雨」とか「曇り」とか「晴れ」を決めています。
平均雲量8.5未満だったら「晴れ」それ以上だったら「曇り」と定義されています。


「雲量」とは、全天空に占める雲に覆われた部分の割合のことで、
東京ですと気象庁の職員が1日に7回、空を見上げて観測するのです。
空全体が雲に覆われていると指数は10なんですって。まったく雲がないと0になります。


平均雲量は職員が空を見上げて4回の平均値です。「半分青い」場合は雲量5ってことです。
5は「晴れ」なのか「曇り」なのか……5と6の違いは生じないのか。担当官は
「経験と知識が豊富な職員が観測しているので個人差や誤差はない」とのこと、立派です。

雲は10種類あり、それぞれに出現高度が異なります。
「すじ雲」と呼ばれる「巻雲」や「いわし雲」と呼ばれる「巻積雲」は
高度5から13キロの上層に現れ、高層雲です。
「入道雲」と呼ばれる「積乱雲」は地面付近から高さ13キロまで発達する雲です。


「すじ雲」や「いわし雲」は秋に現れる雲です。だから「秋の空は高く感じる」のです。
屋外でやるスポーツは抜けるような青空のもとでやるのが最適です。
だから「スポーツの秋」です。東京五輪も10月10日が開会式であれば、
選手も観客もそして世界中でテレビ観戦する人たちも
日本の美しい空を満喫していただけるのに……Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月10日 05:14 | コメント (0)



助かる命

2018年10月09日


児童虐待防止運動を展開します。


誰を恨む積もりもないのですが、子供は国の宝、
社会全体で守るしかすべはないと思うのですが。


厚労省の専門委員会が取りまとめた「検証報告書」を読むと、
当該「児童相談所」(児相)が、もう少し本気になれば……
幼い命は救われたのではと思うと、胸が痛いです。

今年3月、東京都目黒区の5歳の女児が病院に急搬送され死亡した事件。
体重は5歳児の平均を約7キロ下回る12.2キロしかなく、
頭や体に複数の傷やあざがあった。自宅には「ゆるしてください、おねがいします」
などと綴ったノートも見つかった。養父と母親が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕、起訴された。


経過。(僅か5年の命です。その間に何があったのか、詳細に綴ります)
2016/8月。香川県の自宅。子供の泣き声がすると、近隣の住民が通告。児相が状況を確認。
同年12月、自宅前に長時間放置され、体にあざがあることから児相が一時保護


2017/2月、児相一時保護解除。県警が養父を傷害容疑で書類送検。後に不起訴。
3月、再び自宅前に長時間放置。あざが見つかり2回目の一時保護。
5月、県警が養父を再び傷害容疑で書類送検。不起訴。(不起訴ってなんだ)
(関係機関会議で「施設入所」が検討される)


7月、一時保護解除、児相が養父や母親への指導開始。
8月から9月。病院があざを確認し、児相に2回情報を提供。
(病院は傷やあざがあり、親の同意がなくとも施設へに入所が必要だと意見)
12月、養父が東京都に転居。

2018年、1月4日香川の児相、両親への指導を解除。
同月、23日、母親と東京都へ転居。
31日、香川の児相が東京の児相に虐待の全資料を送付。


2月9日、東京の児相が家庭訪問。女児に会えず。
20日、小学校で入学説明会、母親だけ出席。
21日、香川の病院が東京の児相に虐待の情報を電話で提供。
3月2日、女児、搬送先の病院で死亡。


お読みになって、如何ですか。どう思われますか。
香川の児相の責任でしょうか。それとも東京の……
責任の所在を論じてもせんなきことですが、もう少し誰かが、本気で
守ってあげれば命を救えたと思いませんか。

政治は、この国会で児童虐待防止法を児相も警察ももう一歩踏み込めるよう
一部改正しました。政府も児相の担当者を2000名以上増員できる処置を講じました。
こんな痛ましい虐待事件が二度と起こらないようにせねばなりません。


それには社会全体で児童虐待が起こらないようにせねばなりません。
私は、地域みっちゃく生活情報誌の社会的使命として、まずは、岐阜県で発行する
ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌(73万6千部発行、県世帯カバー率93%)
の紙面を使って、岐阜県が児童虐待のない県になるまで、
読者のみなさんと一緒の児童虐待を防止する覚悟です。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月09日 05:31 | コメント (0)



散り椿

2018年10月08日

縦の線に日本の美、日本人の深みを観ました。


モントリオール世界映画祭で、準グランプリを受賞した、
木村大作監督、岡田准一主演の「散り椿」を観ました。
黒澤映画が蘇った感があり、時代劇の再興になればと思いました。


花鳥風月、鳥は馬でしたが、それに雪を頂く立山連峯の景観、
丁寧に作りこまれた、武家の佇まい。セットがないオールロケなんでしょう。
日本美と申しますか、日本人の心がズシンと響く、美しさ落ち着いた作品でした。
原作は遅咲きの作家葉室麟さん。昨年の暮れに他界されその哀悼の意が滲んでいました。


映像全体に流れるのは真っ直ぐな「縦の線」です。
竹林と四季、闘いの場に登場する勇壮な杉林、語りの場面に割って入る柱、
そして主人公の真っ直ぐな気性、その妻の一途な思い。
「縦の線」って、一本では分断や区切りを意味するが何本も重ねると奥行きを増す。


岡田准一と西島秀俊が風に舞う椿の前で演じる殺陣。圧巻です。
楚々として演じる黒木華の秘めたる想いが色を添える。
今年の日本アカデミー賞は、この作品で決まりでしょう。


と、絶賛するのですが、気掛かりは一つ。
田舎のシネコンだからなのでしょうか。三分の一ほどの客席、
若い人は皆無、9割方が、高齢者だという現実。
日本映画の限界なのか、それとも時代劇が遠くなったのか。
若い人もぜひ「散り椿」映画館に足を運んで日本の四季を楽しんで下さい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年10月08日 05:19 | コメント (0)