消費者物価2,1%上昇

2022年05月22日

良いインフレに向かうよう政治家とメディアの責任は重い。

消費者物価指数が2,1%(前年4月比)上昇しました。7年1ヶ月ぶりです。
消費増税の影響を除けば13年7ヶ月ぶりの高水準です。
前年同月を上回っての上昇は8ヶ月連続です。さてこの状態をどう考えるか。

2%の物価上昇は日銀が目標として掲げている指標です。
日銀の狙いは物価がこのペースで安定して上がることで、企業収益の拡大や
賃上げに繋がり、経済が活性化する好循環が生まれるという考えです。ブレてませんね。

欧米も同様の水準を目指していましたが・・・米国では4月8,3%と2ヶ月連続で8%を超え。
ユーロ圏は7,4% 、英国では9,0%に達しています。日銀の考えでは主要先進国に比べると
物価上昇はまだ鈍い・・・というところでしょうか。

メディアは経済が低迷している時にはインフレを良いインフレと悪いインフレに分け、
良いインフレを奨励しますが、物価上昇が現実のモノとなると、消費者の家計に負担が・・
生活が圧迫されると、批判をします。それはその通りですが・・短絡的過ぎます。

大衆消費財を扱う企業からは、ウクライナ危機や円安の収束に見通せず、
この状況が続けば、「企業努力が第一」だとしつつも「これだけ色々なコストが上がって来ると
企業防衛からも値上げをせずにはいられない」との悲痛な叫びも聞こえます。

消費者としては、2,1%の上昇、生活実感に近い生鮮食品が目に見て上がる不安は募ります。
その声と企業の努力の限界との声。そして日銀の総合的な判断、とても難しい経済政策が
要求されます。そうなれば、舵を取るのは政治の力ってことになります。

日銀は政府の子会社だと飛んでもない発言をする政治家もいます。
物価上昇に悲鳴を上げる消費者の声に右往左往する政治家もいます。
経済は生き物です。経済通の政治家はいるハズです。

彼らに適切なアドバイスができるかどうか・・
中枢の政治家が大局観を持って経済の全体を牽引できるかどうか・・
消費者物価指数が2%を超えたことで問われています。

メディアには企業の悲痛な叫びの裏に何かあるのか、ないのか・・厳しいチェックが必要です。
そして、良いインフレである企業収益の拡大や賃上げにつながる経済の好循環が
起こるような分析や評論、見解を明らかにして欲しいものです。
消費者物価の2%上昇は・・・経済の分岐点ですから・・・・Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月22日 05:58 | コメント (0)



原発を稼働せよ。

2022年05月21日

専門調査機関の試算では23年度に日本の経常収支が赤字になります。

どうも緊張感がないようで、とても心配なのですが・・
この実態をメデイアはしっかりと報道すべきではないでしょうか。
どんなことかと申しますと、日本の経常収支が急速に悪化していることです。

財務省・2021年度の経常収支は12兆6442億円の黒字だったと発表しました。
黒字なんだから、別段、心配することもないだろうと思われるかも知れませんが。
民間の専門調査機関によれば22年度は4兆5000億円の激減すると予想しています。

16兆円だった20年度から2年間で4分の1に縮んでしまいます。
これが赤字になれば、円安が加速し、国の財政運営が制約されることになります。
赤字が何を意味するか。そのことをメデイアはしっかりと報道せねばなりません。


黒字だから大丈夫だと思っているならば、それこそ「平和ボケ」です。
国の財政は大きな規模です。一度赤字になれば、簡単に黒字化することはできません。
貿易赤字はすでに慢性化しています。日本企業の子会社からの配当金などの
所得収支が黒字であることで、国際収支は持っていますが・・・それも危なくなったのです。

考えてみて下さい。経常赤字は国全体で資金が足りなくなることを意味します。
国の借金は1200兆円あります。国際金利が上がれば、財政運営が窮屈になります。
慢性的な財政赤字を家計などの民間部門で穴埋めできずになりますと
海外で国際を買ってもらうことになります。国力は想像を絶する勢いで低下します。

イソップ寓話にこんなのがあります。
池を藻が覆い尽くすと池の水が腐って池が死滅する。藻は毎日倍々に増える、
28日間で池を覆ってしまうとしますと、半分覆うのは何日目ですか・・
そうです。27日目です。まだ半分しか覆っていないから大丈夫だなんて・・・

このまま、太平楽を決め込んでいれば、その危機が23年度に襲ってきます。
そのことを心配しなければならないのは、メディアです。報道機関です。
危機を煽っていても仕方がありませんが、これだけは言えます。

貿易収支が赤字の要因は化石燃料の高騰にあります。
幾ら海外で稼いでもエネルギーの輸入コストが減殺する構図に変わりはありません。
11年の東日本大震災以降、全国の原発を止めて、化石燃料への依存が強まった状態を
放置してきたツケが大きいのは明白です。


敢えて申します。今やれることは一つだけです。
原発を稼働させ原油などの輸入量を下げる、そして経常収支が黒字であるうちに
経済成長への舵を大きく切る。それしか、この国の未来はないと私は思います。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月21日 05:59 | コメント (0)



グーグル、記事使用料支払う

2022年05月20日

日本新聞協会は率先して、大手IT企業と新聞記事の使用料契約を結べ。


日本に必要なのは独創性です。真似するなら世界一ですが、
新たなモノを創造する力には、日本人は欠けます。

どうしてそうなるのかと言えば、先駆けて何かをやろうとすると足を引っ張ると申しますか、
批判して、そんなことは常識に反するとか、おかしいとか、やってはダメだという
空気を社会が醸し出すのです。そんな風土では独創性は生まれません。

それと、私が気になるのは、格好付けです。その際たるものが・・
新聞社のメンツという格好付けです。自分たちの最大の資源はコンテンツです。
記者が足で取材した記事です。記事は新聞が発行されれば価値を失うと
勝手に思っています。そんなことはないのに。

記事はいつまでも記録として残るのですが、二次使用とか、応用とかを考えません。
米IT大手が勝手に使用することを放置したり、微々たる金で転用を許しています。
記事が独創であることを自分たちで放棄しているのです。

それとその価値を新聞社間でお互いに認め合わないのです。
そこを米国流の手法で事業をするIT企業にいいように利用されるのです。
その大元は、新聞を発行することはジャーナリズムであり、社会正義だと
どこかで思い込んでいて、経営であるという概念がないからです。

日本に独創性の芽が育たない原因は新聞社の新聞記事に対する
価値の欠如にあるのかも知れません。

欧州の300超の報道機関は米IT大手グーグルと記事使用契約を結びました。
欧州連合が2019年に採択した改正著作権法に基づき、ニュース検索で表示された
記事の内容に対し、使用料を払う内容です。

欧州の改正著作権法令は、利用者がニュースを検索し、記事の導入部分が
表示された場合、検索サービスをするグーグルなどが報道機関に使用料を
支払う必要があるとしました。


巨大IT企業による記事の使用を巡っては、報道機関に適正な使用料が
支払われていないとの批判が出ており、グーグルには、多くのメディアと使用料契約を
結ぶことで、報道機関を支援する姿勢をアピールする思惑があると見られています。

グーグルは、各社と契約しましたが、使用料など詳細は明らかにしていません。
ロイター通信によりますと、契約した報道機関の大半はドイツメディアだそうです。

日本の場合、どうなっているのかは定かになっていませんが。
ここは新聞社が個別に対応するのではなく、日本新聞協会が主導的な役割を果たして
著作権法を整備して、グーグルなど米IT大手と交渉して新聞の価値を守らねばなりません。


欧米の報道機関にできたのです。若干懐疑的な部分はありそうですが。
日本の新聞社も例外なく、購読者の激減に伴い広告収入も減少しています。
ここは、格好付けていないで、まずは日本新聞協会が率先して動くべきです。
欧州の報道機関が大手IT企業と結んだ契約の真似はできるはずです。

なぜ、やらないのか。私には不思議でなりません。
同時に真似する能力もなくなったのかと思うと・・日本のメディアは大丈夫かと思う。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月20日 05:54 | コメント (0)



沖縄を思う

2022年05月19日

沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ、県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ 

15日・沖縄日本復帰・50周年でした。沖縄復帰に私は思い入れがあります。
ブログに書くには刺激的であります。青春の墓標とでも申しておきます。
50年前のこの日、沖縄恩赦が実施されました。私もその対象者のひとりでした。

沖縄を語る時、ときの海軍・太田實司令官が20年6月6日、海軍次官に発出した電文と
復帰に関する式典で天皇陛下が述べられたお言葉が全てだと思っています。
改めて理解を深めたいと思います。

昭和天皇は復帰式典で「多年の願望」と喜びを語られ「先の戦勝中、戦後を通じ、
沖縄県民の受けた大きな犠牲を悼む。長い労苦を心から労い、今後全国民が協力して、
平和で豊かな沖縄県の建設と発展に力を尽くすよう切に希望する」と。
沖縄県民に配慮をと国民の呼び掛けられました。

上皇(平成天皇)は復帰20周年式典で「先の戦いで多くの命が失われ、苦難の道を歩んできた
沖縄県の人々のことを思いつつ、この式典に臨むことに深い感慨を覚える」「沖縄県が
発展し、県民の福祉が向上していることは心強いことです」そして「沖縄の復帰は日米両国の
友好と信頼に基づいて実現した。両国間の関係が一層進展し、世界の平和に寄与するものと
願ってやまない」と述べられました。日米同盟を容認されました。

天皇陛下は「大戦で多くの尊い命が失われた沖縄において、人々は『ぬちどぅたから』
(命こそ宝)の思いを深められたと伺っていますが、その後も苦難の道を歩んできた
沖縄の人々の歴史に思いを致しつつ、この式典に臨むことに深い感慨を覚えます」と。

もう一つ、沖縄方面根拠地隊・太田實司令官が海軍次官宛てた電文です。
太田實司令官は1891年、千葉県生まれ。海軍の中でも陸上戦を主に担当。
1945年1月、沖縄方面根拠地隊の司令官。沖縄県豊見城(とみぐすく)市の
海軍司令部壕(ごう)を拠点に4月からの米軍との地上戦を指揮。

日本軍の情勢が厳しくなった6月6日、沖縄県民の献身的な戦いぶりを記し、
配慮を求めた「沖縄県民斯(か)ク戦ヘリ。県民ニ対シ後世特別ノ御高配ヲ賜ランコトヲ」
との海軍次官宛てに打電。そして、6月13日、幕僚とともに司令部壕で自決した。
54歳。死後、少将から中将に昇進した。

天皇3代のお言葉、根底にあるのは、太田實司令官の「後世特別ノ御配慮ヲ賜ラン」
の電文ではないでしょうか。果たして国民はどうか。天皇のお言葉に、太田司令官の
命を懸けた願いに応えてきたか、答えているか・・・
それが問われる復帰50周年記念ではないでしょうか。Goto

太田司令官が海軍次官に宛てた電文の全容を掲載します。
ぜひ、一読願います。沖縄に対する思いを理解したいものです。

 次の電文を海軍次官にお知らせ下さるよう取り計らって下さい。

 沖縄県民の実情に関しては、県知事より報告されるべきですが、県にはすでに通信する力はなく、32軍(沖縄守備軍)司令部もまた通信する力がないと認められますので、私は、県知事に頼まれた訳ではありませんが、現状をそのまま見過ごすことができないので、代わって緊急にお知らせいたします。

 沖縄に敵の攻撃が始って以来、陸海軍とも防衛のための戦闘に専念し、県民に関しては、ほとんどかえりみる余裕もありませんでした。しかし、私の知っている範囲では、県民は青年も壮年も全部を防衛のためかりだされ、残った老人、子供、女性のみが、相次ぐ砲爆撃で家や財産を焼かれ、わずかに体一つで、軍の作戦の支障にならない場所で小さな防空壕に避難したり、砲爆撃の下でさまよい、雨風にさらされる貧しい生活に甘んじてきました。

 しかも、若い女性は進んで軍に身をささげ、看護婦、炊飯婦はもとより、防弾運びや切り込み隊への参加を申し出る者さえもいます。敵がやってくれば、老人や子供は殺され、女性は後方に運び去られて暴行されてしまうからと、親子が行き別れになるのを覚悟で、娘を軍に預ける親もいます。

看護婦にいたっては、軍の移動に際し、衛生兵がすでに出発してしまい、身寄りのない重傷者を助けて共にさまよい歩いています。このような行動は一時の感情にかられてのこととは思えません。さらに、軍において作戦の大きな変更があって、遠く離れた住民地区を指定された時、輸送力のない者は、夜中に自給自足で雨の中を黙々と移動しています。

これをまとめると、陸海軍が沖縄にやってきて以来、県民は最初から最後まで勤労奉仕や物資の節約をしいられ、ご奉公をするのだという一念を胸に抱きながら、ついに(不明)報われることもなく、この戦闘の最期を迎えてしまいました。

沖縄の実績は言葉では形容のしようもありません。一本の木、一本の草さえすべてが焼けてしまい、食べ物も6月一杯を支えるだけということです。「沖縄県民はこのように戦いました。
県民に対して後世特別のご配慮をして下さいますように」・・・

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月19日 05:24 | コメント (0)



点字毎日創刊100年

2022年05月18日

新聞は・・・誰も取り残さない「共に生きる社会」の道しるべたれ・・・

毎日新聞・代表取締役・松木健社長・・・
本社が発行する「点字毎日」が創刊100年の節目を迎えました。
ひとえに読者の皆さまのご支援のたまものであり、深くお礼申し上げます。

視聴覚障害者あればこそ・・・・編集長・濱井良文
教員でもあった初代編集長の中村京太郎は、点字毎日をいわば教科書に、
点字の読める盲人を増やし「互いに知恵となり力となる」形をめざした。
狙いどおり、その紙面は、読者同士の議論の場、情報交換の場、そして文化活動の場になった。

戦後すぐまでの初期の点毎は、社会の動きを伝える「新聞」の役割を超越し、
新たな盲人文化を生み出す土台を築いた時代と言える。
100年間続いた今、その礎の強固さを実感している。

「点字毎日」創刊100年記念特集に寄せた、
毎日新聞の松木社長と濱井編集長の言葉です。

まずもって、「毎日点字新聞」が1922年(大正11年)5月に第1号が創刊され
100年を迎えられたことに謹んでお祝い申し上げます。おめでとうございます。
この間、様々なご苦労があったと存じます。

ラジオ放送すら始まっていない1世紀前から、情報を隔離されていた視聴覚障害者に
点字という手段で自ら読める新聞を届け続ける・・そんな役目を担ってきた・・
毎日新聞に感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございます。

私はこのブログを「新聞命(しんぶんいのち)」の視点で綴っています。
もしもこの世に新聞がなかったら、正しい情報を受け取ることはできません。
民主主義は瓦解してしまいます。その新聞の思いを視聴覚障害者にも
例外なく届ける。それも100年間に渡って、世界に類のない「点字新聞」を
発行し続けること、まさに日本の新聞社ならではであります。

折しも毎日新聞は創刊150年・社会の日常に潜む、小さな声にこそ
伝えるべきことがある。声なき声を、届けていきたい。と語ります。

私はこのブログを通して全国の新聞社に訴え続けていることがあります。
例え、自社でやっていない文化活動や事業でも社会的に意義があると判断すれば、
共有して欲しい。この事業は我が社の独占だとか、あの新聞社が主催しているなら、
我が社は掲載しないなどと偏狭な姿勢は捨てて欲しい。


毎日新聞社は他紙がやらなかったこと、やれなかったことである「点字新聞」を
100年に渡って発行し続けています。それは世界的にも稀なことなのです。
願わくば・・・朝日・読売・日経など全ての新聞社は「点字毎日」の
創刊100年を祝す度量を示して欲しい。

新聞は誰も取り残さない。社会の道しるべたれ・・・・・Goto
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投稿者: 後藤 日時: 2022年05月18日 05:30 | コメント (0)



プーチン核のボタンか?

2022年05月17日

フィンランドとスウェーデンのNATO加盟にロシアはどう動く?

北欧・フィンランドとスウェーデンはNATO(北大西洋条約機構)に
加盟申請する政府方針を決めたようです。デンマークとノルウェーは既に加盟しています。
いずれも手続きを踏んで民主的な決定をします。
NATOが全会一致に承認するかどうか・・・急がれます。

ウクライナ戦争で苦戦が報じられるロシア、さて北欧2カ国の決定をどう判断するのか。
難しい選択を迫られています。ウクライナ戦争の根底にあるのは、ウクライナがNATOに
加盟すれば、ロシアとNATOの緩衝地帯が無くなるのを嫌って、ロシアは侵略したのです。

それが、フィンランドとロシアの国境は1300キロあります。フィンランドがNATOに
加盟したら、ロシアはNATOと1300キロ国境を接することになります。
ロシアとしては、それを許すわけには行かないでしょう。でないと、ウクライナ戦争の
ロシア国民向け大義の説明が付かなくなってしまいます。

ロシアから見れば、ここは譲れないところです。当然、フィンランドに侵攻して
傀儡政権を立て、同盟関係を結び続けるしか道がありません。そうです。
ロシアはウクライナで始めた戦争を北欧でも遣らねばならなくなります。

プーチンにとってフィンランドとスウェーデンのNATO 加盟は想定外、
だと思うのですが、そうでなければ、世の中が見えていないってこと・・・
両国にとってはロシアの呪縛から逃れる好機ってことでしょう。

そのために考えられることは、プーチンの核使用です。
フィンランドがNATOに加盟する前に核を使用してスウェーデンとの二国を
武力でNATO加盟を阻止する暴挙に出るってことになります。

しかし、二方面での戦争はそれだけ体力が必要です。国民への説明が必要になります。
まずは、ウクライナ戦争を早急に停戦に持ち込んで・・・簡単ではありませんね。
フィンランドと向き合わねばなりません。そこで核を使用するかも。

でも、そうなれば、NATO対ロシアの第三次世界大戦です。
そこまでロシアが踏み切れるかどうか。情報化、それも高度な情報化社会です。
ロシア内部で疑問が持ち上がり、クーデターが起こりプーチンの失脚も考えられます。

自らが招いたウクライナ侵略がプーチンの命取りになるのではと、
思えてならないのですが・・・果たして中国はどうでるのか・・・
日本の方針は明確です。何が起ころうと、ブレてはなりません。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月17日 05:59 | コメント (0)



酢こんぶ

2022年05月16日

「都こんぶ」よりも「鯱こんぶ」の方が歴史があるんですって・・・

物心ついた時の話です。多分ですが、私の情緒の源はこれだったと思うのです。
親父殿が地元紙の新聞記者時代、単身赴任で東濃総局に勤務・・・週末には帰宅、
翌日曜には必ず映画を観に連れて行ってくれました。2年ほど続きました。

大概は柳ヶ瀬にある映画館(現在は高島屋岐阜)で観るのは東映の時代劇でした。
ですから、片岡千恵蔵とか市川右太衛門・嵐寛寿郎・長谷川一夫やや下がって、
中村錦之助・大川橋蔵などが主演する映画の大半は観ました。

当時は、若い人には想像もできないでしょうが・・・2本立ての3回興行、
日曜は超満員で立錐の余地もない。入れ替えはありませんので・・
クライマックスの時間帯に入場、劇場の後ろで待っていて、終わったら空席に座る。

そうなのです。いちばん良いところを2度観るってことになります。
映画館に入りますと、いつも親父殿が売店で買ってくれるのが「都こんぶ」・・
パッケージは緑の縁取り赤地、黒字で「都こんぶ」と印刷、中を開けると、
ビニールの袋に短冊型の昆布が10枚ほど。その味は忘れられない。

それを一枚ずつ剥がしてゆっくりと味わう・・・
ですから・・・今でも鍋の出汁に昆布が入っていると、
「この昆布は出汁」で捨てるモノだと言われても捨てがたい。
子どもの頃の出来事って変なところに残っているものです。

そんなたわいない話で名古屋の友人と盛り上がっていましたら・・・
酢こんぶといえば名古屋の名物だと。えっ・・大阪だろうと思っていた私。
彼曰く、「都こんぶ」は戦後に発売されたもの、名古屋の大須には創業100年を超える
昆布店がある・・創業時の看板には「鯱こんぶ」と書かれていたと。

私が疑ったからでしょう。友人は「名古屋汎太平洋平和博覧会」があった1937年の写真。
名古屋市電の車体に「鯱こんぶ」と広告が。37年には販売されていたのだと。
更に、彼曰く・・・オマエがこどもの頃、映画館で買った酢昆布は・・

色鮮やかな赤で白い文字で「鯱こんぶ」と名古屋城のしゃちほこの絵が
描いてあったのではと。そう言われると、赤字に緑の縁取りがあり黒字で
書かれていたのが怪しくなってきました。

だって、当時、60年代には国鉄の駅の売店や映画館で売られ、
愛知県のみならず、岐阜県内でも売られていたと聞けば、益々記憶が曖昧になる。
人の記憶など如何にいい加減かとは思うが・・・勧善懲悪の東映時代劇で育ったのは
間違いないと自分の性格を省みるのだが・・・

「鯱こんぶ」その製造法は今も昔も変わらないそうです。
北海道産の昆布を甘酢に1時間ほど漬け、10日間寝かし、その後縦6センチ、
幅1.5センチにカットし箱に詰めるのだそうです。

全てが手作り、加熱はせず、昆布本来の味をいかす薄味も昔と変わらない。
どっちがどうだったかは別として、名古屋名物の「鯱こんぶ」が廃れないよう・・
購入したいものです。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月16日 05:36 | コメント (0)



安保バブル

2022年05月15日

参院選、各党の選挙公約を並べてみますと・・・無風選挙かな。

ゴールデンウィークが終りました。政局は一気に参院選に向かいます。
過去の参院選に比べこれほどまでに緊張感のない選挙はないですね。
原因は与野党に争点と申しますか、政治課題がないからです。

私的にはウクライナ戦争が尾を引く経済の混乱、取り分け異常な物価高に
どう対処するかが最も大きなテーマだと思うのですが・・・
政府が提案する6.2兆円の物価高騰対策に野党が対案を出せません。

本来ならば、国民生活に直結する物価高です。
野党の出番なのに打つ手がないように見えます。
国民民主党がトリガー条項の撤廃でガソリン高騰を何とかしたいが精一杯です。

自民党が岸田首相の肝いりで、新しい資本主義で「分配」の強化を打ち出し、
経済界に賃上げを要求すれば、益々野党の出番は無くなります。
どんな公約で参院選を戦うのか・・・せいぜい消費税の5%削減ぐらいしかないのでは。
でも、将来の財源を考えれば消費税では選挙の争点には成り難いですね。

そこで飛び出したのが「安保バブル」です。
ロシアによるウクライナ侵略・中国の台頭による安全保障上の問題が
ここに来て急速に高まっています。あらゆる政策を安保の概念で括って、
各党が参院選の政策にする・・・安保バブルが公約になりそうです。

自民党は「経済安全保障」の強化。昨年の衆院選公約で掲げました。
生活物資や食料などを自国で賄う「自給化」体制づくりの必要性を訴えます。
他にも「エネルギー安保」・・・原発再稼働までは怖くて出さないようですが。
そして、安保そのものである防衛費です。GDP比2%以上へは柱に据えるでしょう。


公明党は「人間の安全保障」という党是でもある平和路線を踏襲して
公約の中心に据えるのでは。安保は日米同盟基軸、専守防衛を訴えることに。

立憲民主・・そもそものキャッチフレーズが「生活安全保障」です。
国民の生活と国民的課題である安全保障を一つに捉える姿勢です。
国民生活こそが安保の起点だとして物価高対策を訴えるのが方針だそうですが・・・
言葉では分かりますが、どう整合させるのか・・・難しいですねぇ。

日本維新の会は「現実的な外交・安全保障」と訴えるようですが、
現実的とは何か。自民党よりもより現実的とはどんなことか。
自民党に不満な有権者の受け皿となっている維新です。勝負どころかも。

国民民主党、京都と静岡の参院選協力が白紙に戻りました。
国民生活と日本の経済を守る・・といいますが、経済安保なら自民。
生活なら立憲。思想的には維新。野党の接着剤になるのか・・それとも消えるのか。
その正念場ですが、維新との協定も結べないようではねぇ。

共産党は日米安保破棄が党是です。では露中との安全保障を選択するのでしょうか。
それはそれで、考え方ですが。日本が民主主義の国で無くなるってことです。
と・・各党の参院選、安保バブル公約を並べてみますと・・・
やはり、この参院選は無風ってことになりますね。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月15日 05:42 | コメント (0)



黙る専門家・・・

2022年05月14日

子どもにマスクは必要なのか?いらないのか?どっちだ。

専門家と称する人たち・・・例えば尾身茂会長とかは、なぜコメントしないのか。
そう思いませんか。あれだけ国民に向かって行動制限を強制してきたのです。
子どものマスク・いらないのか?いるのか?専門家の立場で国民に指導して下さいよ。

政府が混乱しています。それだけ微妙な問題なのでしょう。
松野官房長官は・・・人との距離が十分取れれば屋外でマスクの着用は必ずしも必要ない」と。
これから、気温や湿度が高くなる・・熱中症のリスクも高まることから、屋外での
人との距離が少なくとも2メートル以上を確保できる場合には、マスクを外すことを奨励する。

エッ・・・と思いませんか。去年も一昨年も、この2年間、梅雨であろうと猛暑であろうと
子どもにマスクを強要したではないですか、その理由は感染防止です。
官房長官の弁は、場合によっては外して良いというのは、感染リスクが少ないってこと。

であれば、専門家と称する人が、それなりの科学的説明をする必要があるのではないでしょうか
岸田首相は12日の参院厚労委員会で「今の段階でマスク着用を緩和することは、
現実的ではないと政府としては考えている」と発言、どうなっているのか?

また、文科大臣は参議院文教科学委員会で高温多湿になる夏を前にして
児童生徒のマスク着用について「熱中症は即、命にかかわる」
屋内外にかかわらず体育の授業ではマスクを外すべきだとの認識を示しています。
閣内不一致とはこのことでは?

全国知事会長は「学ぶ機会をどう確保するか、将来の子供達への影響を考えるか
マスクをどう付けたり外したりするかということを、科学的知見に基づいた議論を
やっていかなければならない」述べています。知事会は、地域での感染は大半子どもから
家族へ感染するリスクが高いとの認識です。まだマスクを外さない方が良いと思っています。
が、行政現場を預かる知事会も悩んでいます。

これだけ見てみると、明らかに混乱しています。
方針が定まらないのは首相は参院選までは現状を変えたくないとの思いが強く、
教育現場ではこのままマスク着用を義務付けていれば、熱中症など別の問題がおこるかもと、
疑心暗鬼になっているからではないでしょうか・・・・

そうなのです。あれだけ国民に向かって手洗い、マスク、三密を徹底せよと、
注意を促していた専門家のみなさん、貴方達の結論は如何に?
細菌学者に言わせれば、子どもの大半は感染して抗体を持っている・・
感染しても重症化はしない。むしろ子どもにワクチンを接種する方が危険だ。
もちろん、マスクもいらない。コロナ禍前に戻して大丈夫だと・・・

どうもコロナ村ができたようです。専門家たちだけが旨い汁を吸っている。
ですから、保身が第一、万が一、子どものマスクを外して良いなどと発言して、
感染が拡大するようなことになれば・・・旨い汁が吸えなくなる・・だから
口を噤んでおこうと考えているのではないでしょうか。
専門家の代表尾身さん何とか言って下さいよ。子どものマスクはずして良いのか悪いのか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月14日 05:47 | コメント (0)



韓国新大統領

2022年05月13日

日韓の良好な関係を期待します。

前の大統領があまりにも酷かったから思うのですが・・・
韓国の新大統領、就任演説は格調が高いと感心しました。
お隣さんは変えることができません。友好的にやっていけたらと思います。

まず国家のありようです。
自由民主主義と市場経済体制を基盤として国を再建し、国際社会で責任と
役割を果たす国をつくる。日本と価値観が共有できますね。

多数の力で相手の意見を抑圧する反知性主義が民主主義を危機に陥れている。
この危機を国民と共に堂々と乗り越えていく。感情論では政治はできない。
知性がないということは法の定めを否定すること・・・前大統領との明確な違いです。

両極化と社会的葛藤が発展の足を引っ張っている。葛藤の根源を取り除くには、
急速な経済成長を実現するしかない。・・・他国を批判するのではなく・・
倉廩を満たすことで葛藤を解消する姿勢も良いですねぇ。経済成長は難しいですが。

一時的に戦争を回避する脆弱な平和ではなく、持続可能な平和を追求する。
平和は自由と人権の価値を尊重する国際社会との連携によって保障される。
普遍的な国際規範である自由と人権の価値を訴えたのは好感が持てます。

北朝鮮との対話の扉は開けておく。北朝鮮が核開発を中断し、実質的非核化に
転じれば、国際社会と協力し、北朝鮮経済を画期的に改善させる。
対北に対して明確です。前大統領はいったい何がやりたかったのか・・カスでした。

韓国は保守と革新の分断が深まり、与野党の対立が激化しています。
野党が多数を占めている現状、格調高い演説に沿って、
政権運営を維持するのは至難であります。

政権が交代するとハネムーン期間というのがあります。
就任演説で日本とは価値観が共有できます。
少なくとも3ヵ月は新大統領への批判や評価は差し控えるべきです。

先日、新大統領の特使が日本を訪問した折、岸田首相が面談しました。
それを、批判した自民党の政調会長、見識を疑いますが、
会談を促した岸田ブレーンはさすがです。そして、就任式に、次期首相の
呼び声が高い林外相を代行として派遣したのも的を得ています。

日韓関係にはいくつかの問題が山積しています。
それがすべて即解決できるなどという甘い幻想は捨てて、
じっくりと関係の改善ができればと願います。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2022年05月13日 05:24 | コメント (0)