死生観

2020年09月30日

人間は働くから人間なのだ・自分と自分の周りの人々の幸せのために

哲学を論じるつもりはありませんが。
古希を過ぎて尚、向上心を持ちたいと思っているから・・お許し願いたい。
最近強く感じるのです。「人間は死すべき存在である」ことを。

親友が言ってくれました。「オマエ病気をしたそうだなぁ。良かったなぁ」
「オマエのような男でも、死ぬことを正面で受け止めることができて」と。
叱られているのか、慰められているのか。でもそこには深い友情があると思えました。

そうなのです。忘れていましたが、「人は必ず死ぬ」のです。
では、人の幸せとは何なのでしょうか。金も名声も美貌も・・そんなモノは
死を前にすれば何の価値もない、むしろ不幸の象徴のようなものです。

人の幸せは「死と対峙しても尚、色褪せない生き甲斐」を持つことではないか。
それは何か。リタイアした人には申し訳ないが、それは「一筋に打ち込んでいくに
値する仕事」ではないか。そう思えて仕方がない。

私は25年以上に渡って、広告の仕事をベースに仲間とともに、
ハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌を創り続けています。
目的は「地域社会を元気にするため」です。

広告の掲載がピタリと止まったコロナ禍にあっても、情報誌の経営が困難な
状況にあっても、一軒一軒家庭にお届けする情報誌の価値は色褪せることはない。
なぜなら「この仕事に魂を傾けている」からです。
「社会のためになっていると確信している」からです。


この仕事は「自分を幸せにするだけではなく、周りの人々を幸せにできる」からです。
敢えて読者と申しますが、読者の幸せに通じる仕事に打ち込めるから
「死すべき存在」が色褪せないと思えるようになったからです。

人間とはなんぞや。青臭いですが。私は知性や叡智を含み、モノを創ることであり、
経済活動ともなり、遊び心満載である働くこと、仕事に打ち込めるのが人間だと思います。
仕事は人間の存在の根本です。だから私は「人間は働くから人間なのだ」と思っています。

取り分け、誰からも感謝され、喜ばれる仕事ができることが、
いや、そう信じて「死ぬまで働く」ことができる仕事がある限り、
私は人間であると思っています。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2020年09月30日 05:20 | コメント (0)



猿類のリーダー論

2020年09月29日

人間は猿とは違いますが、猿から学ぶことが必要かも・・・

大相撲秋場所で大活躍したのが翔猿関です。
新入幕で優勝争いをして湧かせました。彼は小兵で28歳、遅咲きの苦労人です。
精悍なマスクと激しい取り口に人気がでるのではないでしょうか。


夏場所は照ノ富士関が幕じりで優勝(秋場所も彼が優勝すると見ていましたが、途中休場)
今場所も翔猿が活躍。大相撲の番付が疑問視されています。
その原因は大相撲のリーダーは横綱です。その横綱が不在に起因します。


横綱は二人いるのですが、どれだけ休んでも、自ら引退しなければ、
その地位は安泰です。大相撲は部屋制度です、普通は部屋の親方が引導を渡します。
それぞれに事情があるのでしょうが、ここまで休場すれば、横綱審議会なるものが
あるのです。そこで引退勧告するのが、妥当なのに・・・勝手放題です。


因みに横綱審議会は新聞社の重鎮たちで構成されています。
まぁ。それこそボチボチどころは、誰もが老害だからと思う人たちばかりです。
これでは、大相撲がリーダー不在でも勧告などできないですね。

ニホンザルの社会はボス社会です。ボスは自分の力で支配します。
でも下克上です。力が衰えると地位を奪われます。
人間に近いオラウータンはオスもメスも単独で暮らすのでボスもリーダーもいません。

ゴリラは家族単位で暮します。オスはメスに選ばれて家長になります。
チンパンジーには二種類あって、オス同士が連合を組んで張り合い勝った方が
主導権を握りその中で一番強いオスがリーダーになります。
日本の派閥政治と同じですね。派閥政治ってチンパンジーの世界、笑っちゃいますね。


もう一種類のチンパンジーボノボという種類です。
ボノボはオスよりもメスが強く、オス同士で連合をくむことはない、
メスが主導権を握り、隣の群れとも平和に付き合い、めったに喧嘩しない。
ボノボはメスが強くてリーダー不要です。チンパンジーはオスの派閥争いでリーダーを決める。

そうなのです。私が何を申し上げたいか。もうお分かりですね。
人間は猿とは近いですが、猿とは違います。いや、違って欲しいと思います。
でも、田舎にはニホンザルのようなボズが地域を牛耳っています。


中央ではチンパンジーのような派閥政治が跋扈しています。
でも我々庶民はゴリラのように家族主義が平和の原点であると思っています。
であれば、ボノボのように、女性のリーダーを選べば「穏やかな国」にとなるのでしょうが
社会の基礎がローカルにあるのが弊害になって・・・なかなか・・

大相撲、もちろん男社会ですが、部屋制度を支えているのは
「女将さん」たちです。であれば、協会も横綱審議会も女性を登用すれば、
横暴な二人の横綱を引退させることができるのでは・・・・

それにしてもです。派閥のボスでもなく、世襲議員でもない
菅さんが日本国のリーダーになったのです。
これって、実は凄いことなのかも知れませんね。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2020年09月29日 05:10 | コメント (0)



地方に本社移転を

2020年09月28日

東京一極集中を何とかせねば、地方が消滅します。


菅首相に何を期待しますか?そんな問いにあなたなら・・・
私は「秋田出身」であること、総務相の経験、取り分け「ふるさと納税制度」を
実現したことなどから「地方の創生」に手腕を発揮してもらえるか期待したい。

全国の都道府県で、人口が最も減少したのは秋田県です。
12年から19年で9.1%減で100万人を割り込み96万人となりました。
更に転出が続き歯どめがかかる術がありません。

敬老の日に発表された統計では、団塊世代が全員70代となり、3600万人が高齢者、
高齢化率は30%台に突入寸前です。国民の3人に1人が高齢者ってことです。
その率が地方では更に高くなり、集落によっては70%が高齢者というところもあります。

14年・安倍首相は「ふるさとを消滅させてはならない」と地方創生を掲げ、
もちろん、その前の民主党政権でもですが、人口減対策や活性化を担う
「まち・ひと・しごと創生本部」を立ち上げ「東京圏への転入を20年に13年比で
年間6万人減らし、地方への転出を年4万人増やす」との目標を立てました。

地方に移る企業の税を優遇したり、中央省庁の移転も試み、
地域を活性化させる施策に補助金や交付金も増やしました。
「笛吹けども踊らず」で東京圏への転入は減るどころか3万人増え、
東京一極集中は更にすすみ、総人口は大きく減少に転じたのが現実です。

地方からするとこの15年「政治は何が変わったのか」あるがまま、なすがまま、
地方の衰退が進んでいるだけではないか。そんな虚無感に苛まれています。
誰も、何もできないと諦めムードですが、そこで登場したのが、秋田出身の
菅首相ってことです。地方の期待が高まるのは必然でしょう。

地方を元気にするには「わか者・よそ者・ばか者」が思いの丈を
行動に移せる環境が必要だと言われてきましたが、どうも、それでは追っつかないほどに、
地方の疲弊は進んでしまっているようです。

いくら移住・定住者を増やそうと行政が鐘や太鼓で呼び込んでも
人口が減少し高齢化しているのです。国そのものに活力を失っているのですから、
簡単に人が地方に移住するとは思えません。

と、言ってしまえば身も蓋もありません。
私の案は、東京本社の企業を地方に移すことだと思います。
他国の例を取るまでもありませんが、欧州では企業の本社が分散しているからこそ、
地方が地方としての存在感があるのです。
ここは、いちばん。菅政権の「ふるさと企業移転」に期待するしかありません。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2020年09月28日 05:30 | コメント (0)



料理は愛情

2020年09月27日

猛暑の夏でした。体調回復に・・豚の生姜焼きなど如何ですか。


どんな食べ物でも愛情を込めてつくられたモノは美味しいですね。
あなたは「豚肉」はお好きですか?
私はほどよい脂身のある肩ロースが好きです。

豚肉の話です。
三重県・北部のいなべ市(わが社のハッピーメディア・地域みっちゃく生活情報誌・
『ぽろん』発行)に・・・
養老山脈の湧き水のみを与え、安全な加熱処理した餌を使用し。
大自然の中で、環境に優しい飼育方法を実践して愛情いっぱいで育て、
厳選した美味しい血統豚のみを提供する・・ピッグファームがあります。

聞いただけでも、質の高い豚肉を食べさせてくれる気になりませんか。
ここの肩ロースを使った「生姜焼き」が絶品なのです。
えっ・・料理するのかって。もちろんです。と、申し上げたいのですが。それなりに。

話は違いますが、国内でもっとも生姜(ショウガ)の栽培が盛んなところを
ご存知ですか。そうです。高知県です。秋は露地物の「根ショウガ」の収穫時期です。
辛みが強く、おろして使うのは、この旬の「根ショウガ」がひと味違います。

因みにですが。根ショウガって、皮ごとおろすんです。その際、繊維を断つように
(皮のしま模様が水平になる向き)おろすと綺麗に仕上がります。
向きを誤りますと、糸くずのようになってしまいます。

生姜焼きの作り方です。
まずは・・豚肉です。薄切りの肩ロースを。それも愛情いっぱいで育った「いなべ」の。
醤油とみりんを合わせ、すりおろした「旬の根ショウガ」を加えたタレを作る。
ポイントはタレの半分を肩ロースにふりかけまぶして30分ほど時間を置く。

フライパンを中火で熱し、胡麻油を薄く・・
豚を入れ焼く。焼き色がついたら裏返し、両面が焼けたら、残りのタレをかけ、
火を止め、盛り付け、焼き汁をかける。千切りのキャベツを多めに盛って完成。

ショウガダレの風味が程よく、熱いうちに頂きますと、
ごはんが一膳すすみます。もちろんビールの摘みにもバッチリです。

「豚肉」よりは「牛肉」だという方も多いのですが、
愛情いっぱいで、厳選された「豚肉」も捨てたものではありません。
この夏は猛暑が続きました。「お肉」を食べて
元気で過ごしていただきたいモノです。Goto

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投稿者: 後藤 日時: 2020年09月27日 05:21 | コメント (0)



Ig Nobel賞受賞

2020年09月26日

笑いがいっぱいの研究を真面目に研究してこそ、素晴らしい国です。

昨今ですが、日本の大学の地位が下がっている。世界レベルで100位以内に
日本の大学は数校しか入っていない。学問の府、知の機関に活力がなくなり、
大学のレベルが著しく後退、日本はダメな国になると悲観的な見方が常態化しています。

私に言わせれば「バカにするな」。日本人の潜在的能力は、如何なる民族にも、
国にも負けるハズなどない。世界有数の民族だ。それを、戦後の自虐史観を
学問の世界にも持ち込んで日本人の能力は限界だ・・などと言わないで欲しい。

世の中で、いちばん大切なことは何だと思いますか?
それは「ユーモア」です。笑いこそが、人の心を癒し、
最近では医療で最も効果の高い治療薬だとも言われます。

日本人は生真面目で勤勉だが(最近はそうではなくなりました)
ユーモアのセンスがなくて、面白味のない民族だと言われていますが、
そんなことはありません。落語なんて・・世界に類のない質の高いユーモアです。

昨今は「お笑い芸人」なる人たちが急激に増え、常に笑いの研究をしています。
日本人ほどユーモアを楽しみ、ユーモアを日常に取り入れている民族はいないのです。


その証左が14年連続で「イグ・ノーベル賞」を受賞していることです。
「Ig」(イグ)とは恥ずべき・不名誉な・不誠実な・・・という意味で、
否定を表す接頭辞句です。「Ig Nobel」とはノーベル賞を否定的に捉えた
パロディーですが・・「人を笑わせ、そして考えさせてくれる業績に与えられる賞」で
1991年に米国の科学ユーモア雑誌が創設しました。
ユニークな科学研究に贈られる最高の賞だと思います。

今年の授賞式はオンラインで開かれましたが、
日本人の受賞者は京大霊長類研究所の西村剛准教授です。(音響賞)
研究内容は実にバカバカしいのですが「ワニの発声方法を研究するなかで、
ヘリウムガスを使うとワニの唸り声が高くなる」という研究成果が認められました。

それって、何の役に立つのでしょうか。ワニがヘリウムガスを嫌って、
大声を出しただけなのに。それでも准教授は「マニアックな研究に着目して
もらえたのは非常にありがたい」と受賞に大喜び。

どうですか。日本人のこのユーモアのセンス。
おめでとうと申し上げると共に、世界で14年連続で受賞できるユーモアのある
民族は日本だけです。(それは誤報です。米国もでしょうねぇ)

でもです。「イグ・ノーベル賞」に馬鹿げた研究を発表できる日本の大学や研究機関を
私は認めなければならないと思います。
だって、笑いが消えたら、それこそ、この国の魅力がなくなってしまいますから。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2020年09月26日 05:12 | コメント (0)



アビガン承認か?

2020年09月25日

5月末にはと安倍前首相は記者会見で述べたのに・・・・

新政権ではこんなことはなくなるといいですね。
日本で第1号のコロナ治療薬が承認されます。
富山科学の新型インフルエンザ治療薬「アビガン」です。

5月・安倍前首相は記者会見で「5月末までにはアビガンを新型コロナ治療薬として
承認する」と発表したのに、あれから、5ヶ月です。
なぜ、こんなに承認が遅れたのでしょうか。この間に亡くなった人がいたとしたら、
誰が責任を取るのでしょうか、それは犯罪ではないでしょうか。

時は移ろい、人の記憶も急激に消え去ってしまいますが、
半年ほど前の話です。思い起こして欲しい。治療薬の承認が急務でした。
厚労省は米国で承認されたエボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」を
コロナ治療薬として承認しました。間髪置かず、抗炎症薬「デキサメタゾン」も
承認しました。いずれも既に米国の機関で安全性が確認されているとの理由で
無審査・フリーパスで承認しました。

ところが、厚労省はインフルエンザ治療薬として既に承認されている日本製の
「アビガン」にはなぜか慎重でした。なぜ、承認できないのかとの問いに、
治験の数が少ないとの解答。そのころ、愛知の藤田医科大学が「アビガン」に
有効性は見られないと、異例の発表を致しました。

如何にも示し合わせて「アビガン」の承認を妨害するかのようなタイミングでした。
そのころ、中国ではジェネリックの「アビガン」が盛んに製造され、中症患者に
ドンドンと適用され、重症化を防ぐ事例が次々に報告されていました。

なぜ、厚労省は難癖を付けて、承認を遅らせたのか。
理由は2つです。1つは厚労省のメンツです。米国の治療薬は政府が政治利用したが、
日本には日本のやり方がある。日本メーカーの治療薬は簡単には
承認しないという官僚体質です。その証拠は適応外使用は認めていたからです。

もう1つは製薬資本と申しましょうか、大手の製薬会社が新参者の弱小製薬メーカーを
認めさせないというエゴで圧力を掛けたからです。業界ではよくある話です。
医科大学が乗ったとは思いたくないですが。私の穿った見方かもしれませんが。

でも富士フイルム富山科学は「辛抱強く」コロナ陽性者と接し、156人を治験、
一定の有効性が示されたと発表。これで厚労省は承認を拒む理由がなくなりました。
富士フイルムは、多分ですが、何人の治験をすれば承認してくれるのかと、
厚労省に迫ったと思います。その数は150人だったのではと拝察します。

ことほど左様に、厚労省は国民よりも省益を。大手製薬会社は命よりも金儲けを
優先させている結果が「アビガン」承認を送らせた原因です。
この間、「アビガン」を使用できたなら・・助かった患者がいたとしたら・・
情けない話ですが。これが日本の行政の現実です。
不退転の決意で「行政改革」に臨む菅新政権に期待するのは私だけではないでしょう。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2020年09月25日 05:24 | コメント (0)



うさぎの飼育

2020年09月24日

児童たちには、地域ぐるみで、リアルな命の大切さを育みたいものです。

早晩、学校での「うさぎ」や「ニワトリ」の飼育はなくなりますね。
その代わりに「たまごっち」のようなネット上でバーチャル飼育になるのでしょうかねぇ。
それが時代というモノなのでしょうが、淋しいことです。

文科省は19年1月、教員の「働き方改革」で残業の上限を月45時間とする
ガイドラインを示しました。「本来の業務でも45時間の達成は難しいのに、
土日のうさぎの世話を入れたらとてもガイドラインなど」と教員は。

そうですよねぇ。生き物に土日はありません。学童がいないのです。教員が交代で。
だったら、辞めちまえば良いのですが、生活科の学習指導要領には
「動植物の飼育・栽培」が盛り込まれています。

例え「命の大切さや思いやりを学ぶ貴重な経験であり教育には欠かせない」などと
言っても労働時間は減らせ、教育の一環、貴重な経験だから継続せよとは矛盾です。
「うさぎ」の餌やりなんてムダです。教員の負担を減らすことを優先すべきです。

全国の小学校2000校を調査した結果、動物を「飼育していない」学校は全体の14.2%
10年前は6.6%だったのが倍増しています。動物を飼育する小学校は激減しています。
背景は人畜共通感染症に対する懸念に加え、教員の働き方改革があります。
感染症は後付けでしょうが、教員の過重労働には対策が必要です。

ここは「地域ぐるみ」で飼育の手伝いをすることしかないでしょう。
でも、それでもです。学校を開けるとなると管理者である教員側が・・・となります。
ではどうするのか、私は首長と教育委員会の出番ではないかと思います。

「敬老の日」だからではないのですが、地域には元気な高齢者が溢れています。
彼らに学校に出入りする許可を与えるのです。そこには予算的処置が付きものです。
同時に教育委員会がちゃんとしたガイドラインと立場を保証することです。


私も高齢者ですから、分かりますが、
「地域ぐるみ」イコール、リタイアした高齢者となりがちですが。
そこには、高齢者への畏敬の念と申しますか、「敬老の精神」を全面にだす必要がありますね。

但し、高齢者だから「うさぎ」や「ニワトリ」の面倒が見れるとは限りませんよ。
少なくとも私が担うなら、まずは飼育の勉強からですから。
でも、結局はバーチャル飼育になるのではと思うのですが、淋しいですね。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2020年09月24日 05:41 | コメント (0)



ジビエ料理の普及

2020年09月23日

こんなところにも縦割りの弊害があるんですね。


コロナ禍の影響は至るところに出ていますが、
その本質を考えて見る必要がありますね。
近年、ジビエ料理を出す飲食店が目に付くようになりました。

農水省によると、2018年度、野生動物による農作物の被害額計は約158億円。
そのうちニホンカモシカとイノシシによる被害が64%、その他はサル、クマの順です。
昨今、里山の高齢化により、耕作放棄地の増加やハンターの減少、地球温暖化による
積雪の減少など複数の要因でシカやイノシシが急激に数を増やしています。


環境省のまとめですが。17年度末時点でシカの本州以南の推定生息数は244万頭。
イノシシは80年代から増加傾向が続き、88万頭。生息域は36年間で1.7倍に拡大。
岐阜県では昨年、豚コレラの感染原因が野生イノシシにあるとして、
県下一斉に捕獲大作戦を展開、6千頭以上のイノシシが捕獲・処分されたが、
その繁殖は異常な増加です。


そんな背景があって。厚労省が死体の運搬や食肉処理、調理での適切な衛生管理法を
示したガイドラインを策定。18年には農水省が承認制度を創設し、承認を受けた施設では
品質が担保され、食用肉として提供されるようになりました。

シカやイノシシの肉は豚や鶏と比較して鉄分やビタミンなどが豊富に含まれることから
食材として扱うジビエ料理の飲食店が目に付くようなった要因です。
18年度の利用量は1383トンに上り、売上額も35億円を突破しました。


しかし、ジビエ食材は、一般家庭への普及はイマイチで、飲食店での利用が中心です。
でです。折角、鳥獣害の駆除になり農作物の被害を抑えることができるジビエ料理ですが、
コロナ禍です。農水省の調べでは全国の処理施設には在庫が山積み。
消費量は昨年の9割減と散々な状況だと。

そこで乗り出したのが、自衛隊の駐屯地での食料に使用してもらう案です。
駐屯地は地方にあり、地方の課題解決に貢献する意味でもジビエの利用は役立つからと。
でも、それでは限定的です。やはり本命は家庭でも簡単に食べれるレトルト食品などの
開発です。大手食品メーカーが乗り出してくれればと思うのですが。

コロナ禍の影響で、ジビエの消費が減少して、シカとイノシシが
大手を振って山里を闊歩する。ジビエだからではないが、なんとも皮肉なことです。
この解決ってどうすればよいのか。悩ましいですが、農水省、環境省、厚労省、
それに防衛省まで微妙に絡んでいる縦割りの弊害の解消からですかねぇ。

河野太郎行革大臣に期待します。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2020年09月23日 05:22 | コメント (0)



デジタル庁が面白い

2020年09月22日

コンビニのDX化を急ごうではありませんか。

コンビニの利用度はどんなですか。私は自分では滅多に行きませんが、
コロナ禍で、ランチミーティングまで減りましたので、
若い人に昼食を購入して来てもらい、コンビニ食が結構増えました。

何を頂いても良く吟味され、味も良く、安全にも充分な配慮があり、
プラスチック製の容器には虚しさは覚えますが、それなりに美味しく頂いています。
そのコンビニ現場、高収益をあげる本部とは違い、店の経営は随分疲弊しているとか。

大阪府のコンビニ店主が24時間営業は無理だ、やめさせてくれと注目を集めてから1年半。
大手8社の24時間営業加盟店は昨年末約5万1千店がこの7月には約4万9千店まで、
2千店あまり減った。いずれも店主の希望でこの夏までに時短に移った店はセブンイレブンが670店、
ファミリーマートが700店、ローソンは325店になったそうです。

公取委によるコンビニの実態調査では営業時間以外にも本部と店主の関係改善が進まず、
苦しむ店主の姿を浮き彫りにしていると朝日新聞は報じています。

足元ではコロナ禍の影響で「脱24時間営業のニーズはコロナ前よりも高まっている」と
指摘、店主に配慮した丁寧な対応が必要だと本部に迫り・・・
仕入れの調査では意に反する商品や必要な数を超える数量が強要されたことのある
店主が半数に上り、恵方巻やおでん、クリスマスケーキといった季節商品が
その対象になっていると。

公取委の調査です。問題点を指摘するばかりですが、
我々にしみれば「近くて便利」がコンビニの役割です。その目的を果たすために、
コンビニは存在して社会貢献しているのです。それを店主の労働時間と
売らんかなの本部の押し付けに絞っての指摘は当て嵌まらないのでは。


まず、労働時間は個人商店や中小零細企業の経営者には時短など関係ないのです。
過重労働を問題にしても、コンビニのビジネスモデルである24時間営業を
規制しなければ解決しないのです。そこに公取委はメスを入れる気があるのかです。

ないならば、本部と店主との間のトラブルを悪戯に助長するだけで、
朝日新聞が「店主=弱者」可愛そう、本部は儲け過ぎ、店主の配分を増やせ・・と
センセーションに煽るだけです。そうなれば、食品メーカーにしわ寄せがいくことには
お構いなしってことです。公取委は公取委の仕事をしているのでしょうが、
コンビニが如何に地域社会に貢献しているかを前提にしていないのが、
如何にも、役所的です。

24時間営業を基本にすれば、世の中では「働かない改革」が物凄い勢いで
進行中です。時給を上げることが格差の是正だと与野党こぞって賃上げを競っています。
経営における付加価値のことなど、頭にない二世政治家ばかりのポピュリズムです。

私は思うのです。米国では実験が進んでいます。このほどセブンは米国のコンビニ大手を
買収、世界一の規模になりました。次なる一手はコンビニの無人化です。
品揃えはロボットで、レジは不要。管理はAIがやる。そうなれば本部と店主の
様々な問題は、経営に関する事柄だけに絞られるでしょう。

そんなことが、今できるか。との声も聞こえますが。
それをやるのが、第4次産業革命ではないですか。それをDX化というのではないでしょうか。
菅政権は政治にありがちな観念論に拘らず現実主義に徹しています。
コンビニはいまや日常生活に不可欠な生活様式、文化です。
批判からは何も生まれません。新設される「デジタル庁」に期待してみましょう。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2020年09月22日 05:16 | コメント (0)



支持率

2020年09月21日

なぜ、日経と朝日では新政権の世論調査で9ポイントも違うのか。

携帯料金を高いと思いますか?それとも便利さから見て妥当だと思いますか。
スマホは生活必需品です。三度の飯よりスマホという、スマホを手元から
離すことができないスマホ症候群という病気も・・・

そんなスマホ(敢えてスマホと)の携帯料金が高すぎる。
菅首相は大手3社による寡占化が料金の高止まりの原因だと、料金値下を示唆しました。
理由は海外と比べて高すぎるってことですが、公共の電波を利用して
20%以上の利益を挙げているのは「国民からの不当な収益は許されない」との思いからです。

それに呼応するかのように、公正取引委員会の古谷委員長は記者会見で、
「きちっとした競争環境を確保し、料金値下げが実現するよう貢献したい」と述べ、
社会のデジタル化や働き方の多様性を見据えた実態調査や提言に取り組む考えも示しました。

そして、公取委は「首相の規制改革に貢献できる部分は大きい」とも語り、
政府と密接に連携する姿勢を強調しました。公取委は「2年縛り」「4年縛り」という
料金プランや販売手法について、2018年に改善を促していました。

菅政権は公取委と共に「本気」でスマホの料金を値下げさせるのだとの
期待が膨らみ、他の行政改革への姿勢と合わせて世論調査では国民の支持率が、
過去の政権発足時に比べ3番目の高さになっています。

私は、世論調査の政権支持率って、慎重に分析する必要があると思っています。
なぜなら、新聞社の調査でこんなにも違うからです。
朝日・65%、日経・74%です。共に16・17日の調査です。

9ポイントも差があります。誤差の範囲ではありません。どうしてこんなに差が・・
朝日は65%との見出しの横に、内閣の顔ぶれ評価は58%だと敢えて見出しを並べています。
いやなんですねぇ。支持率が65%だってことが。そもそも安倍政権を認めていなかったのに
その継承政権の支持が高いのを・・・不思議な新聞社です。

日経は、人柄が信頼できるのが理由で46%だと支持理由を見出しにしています。
朝日と比べて、何の意図も感じません。なるほど、国民はそう感じているのかと思うだけです。
因みに朝日は支持する理由は「他より良さそう」が41%でトップだと。

朝日が世論調査を誤魔化しているとは思いませんが、
新政権を認めない姿勢で、質問を組み立てているのだとは思えるのです。
それでも、何とか支持率を低くしたいと調査しても、65%も支持率があるというのは、
実は、携帯料金が高すぎると国民が思っていることなのだと、
朝日は気づいていないのか、それとも理解できないってことではないでしょうか。

世論調査さえ、正確性が疑われるようでは、
朝日新聞のどんな記事を信頼すれば良いのかと思うのは私だけでしょうか。
菅政権には、ぜひ、許認可事業者だけが、甘い汁を吸えるようなこの国の構造には
徹底的にメスを入れてもらいたいものです。
そして、朝日新聞には、そのことまでも批判して妨げることはやめて欲しいと願います。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2020年09月21日 05:20 | コメント (0)