どこか違う?

高齢読者を理解してますか。

毎日新聞が「J字」と称して、活字を大きくした。
レイアウトを工夫、文章を簡潔にして情報量を維持するという。

新聞各社、編集面では、「論陣」を張り、スクープを競い合っているが、
経営面では、護送船団そのもの。

毎日に続き、読売が、朝日が、日経が、
今月末には、中日も地元紙も。文字を拡大する。

理由は、購読部数減少の歯止め。高齢社会への対応で読み易くするためだと?

新聞社は、販売価格でも、一社が値上げすると、右に倣え。
どこかが、業務のアウトソーシングすれば、間髪入れず。

編集の独創性と経営の独自性は、
その役割と使命から、プライドだと思うんですが。腰が定まってませんね。

昨今の経済情勢、他メディア化など、経営状況は厳しいものがありますから、
そうは、行かないんでしょうね。

でも、文字を大きくする共同歩調はどうかと思います。

活字を大きくすれば、読者離れが止まるんでしょうか?
はなはだ、疑問です。
活字を読む気力が萎えてきた高齢者が、文字が大きくなれば読むんでしょうか?

テレビの朝のワイド番組で、その日の特徴的な新聞記事が紹介されます。
それを、見れば、事足れり。が高齢者の購読離れの原因じゃないですか。

失礼な物言いですが、
活字を大きくすれば、高齢者は新聞を読み続けてくれると、考える。

その発想は高齢読者に「無理解」です。
なぜなら、新聞を必要とする人は、文字が大きかろうが、
小さかろうが、読むってことが、分かってないからです。

もう少し、整理しますと、新聞を読む人は、読むんです。
読まない人は、読まないんです。

文字が大きかろうが、小さかろうが関係ないんです。
高齢であろうが、若者であろうが、関係ないんです。

それが、分かってない。毎日新聞の右に倣えが私には理解できません。
大きくする理由がわかりません。

新聞離れ、活字離れが著しいこの時期に、新聞が取り組まなければならないのは、
本来の使命である、質の高い情報の提供であり、圧倒的な情報量の掲載だと思います。

質の高いとは、社説であり、論壇であり、ニュース解説であり、新聞社の主張です。
情報量とは、紙面に溢れんばかりの、社会の出来事です。

新聞を読んでいる人にとって、必要なモノは、その二つ。
それが、新聞の役割であり、公共性であり、価値だと思います。

にも、拘らず、活字を大きくする。大きくすれば、紙面を増やさない限り、
情報量が減るのは当たり前だと思いますが。このコスト高の折、増ページできますか?

それを、レイアウトだとか?簡潔な文章とか?で確保するとおっしゃる。
どこか、違うと思うんですが。如何でしょうか?

文字を大きくすることは、新聞の命である情報量を減らすんですから
価値が下がる。購読料値下げをお願いします。ってことになります。

最初に、文字を大きくした毎日新聞が、この四月から
紙面内容を大幅に刷新するという。

私は、それが、正しいと思います。最初に紙面内容を刷新して、情報の質を変える。
その結果、文字も大きくするのが、順序ではないでしょうか。

しかし、他の新聞も活字を大きくするのと同様に、
また、毎日に右に倣えで、紙面内容を刷新するって、言うんでしょうね。

メディアの独自性、独創性に期待するのは?
この国を構造改革するよりも難しいかも知れませんね。
                           Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年03月21日 07:37


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