2008年11月

春団治

2008年11月30日

ライブの醍醐味を味わいました?

羽織を脱ぐ様だけ見ても、芸。それはそれは、美しいと。
そんな、中日新聞の解説記事に、暗い時世、味のある笑いを楽しんでみるかと、落語を聴きに足を運んでみました。

地元の放送局主催の「桂春団治一門会」。あの歌に歌われた浪速の豪傑二代目春団治の長男に生まれ、三代目を襲名し、来年で50年。上方落語会の会長にして名人の噺を。

名古屋市内の会場はほぼ満席。中日新聞のお歴々も顔を揃え、三代目の名声がうかがわれる。
昨今の落語ブームも本物か?などと、出囃子を待つ。

そういえば、上方と江戸。落語は東西に分かれ、それぞれ異なる特徴と芸風があると聞くが、どこがどう違うのか?そんなことに興味を抱くと、東西名人に同じ噺を聴いてみれば、面白いかもしれない。

それに、名古屋にも立派な江戸町屋文化の華が咲いたのに、なぜ尾張に落語が育たなかったのか?ふと・・・疑問が湧く。芸は客が育てると言うが、そんな風土がなったのか?それとも、人口が少なかったのか?そんな、こんなを思い巡らしながら・・・・。

で、前座が三本。なかでも、桂梅団治(始めて聴きました)は、とぼけた感じだが、なかなかの実力派。枕での師匠の噺に「三代目の生真面目さが伝わり思わず笑った」

そろりと、真打ち登場。昭和5年生まれというから、79歳。枕もなくいきなり、本番。さらりと下ろす羽織の脱ぐ様。さすがに、粋です。芸ですね。客席からおもわず拍手が。

で、噺が佳境に入り、身を乗り出して、笑いを堪えたところで、突然、幕。「あれ〜」ちょっと、噺がまだ落ちてないじゃないの。途中で終わりじゃぁ。いくら尾張名古屋の一門会だからといって??。

落語通が一言。「これが生(ライブ)の醍醐味よ。噺に、乗れず、満足できなかったっんだね」「あそこで、プツンと切るのが、名人だよ」と。名人でも本当に満足できる高座は、一生に何度もないと自問するそうです。

なるほど。どの世界も同じ、プロの道は厳しいですね。「奥が深いものだ」と、感心しながら。
でも、三代目の左手の中指にキラキラ光る指輪は、なんの意味があるんだろか?

さらりと羽織を脱ぐさまに、キラリと光らせる、それも名人芸の小道具なんだろうか?
それとも、先代の芸域にいまだ、届かぬと、形見に身に付けているのだろうか?

先代譲りの遊び心だろうか?それなら、落語家らしいが。
案内パンフレットに受賞暦を載せる生真面目な春団治名人のご健康をお祈りします。

名古屋弁の落語も聞いてみたいね〜。                                                          Goto

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キラリと光る三代目春団治師匠の指輪。

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月30日 07:18 | コメント (0)


原点に・・・・

2008年11月29日

農地制度改革は経済活性の起爆になるか?

我社は、金華山の南側に隣接し、四季折々山の風情が楽しめます。
霜月も終わりのこの頃、山は紅葉(写真)。晩愁の借景に自然の移ろいが心を和ませます。

もう、二、三日もすれば、木枯らしが吹き、山は一変。木々が葉を落とし冬に身構えます。
その一瞬。都会では味わえない、自然本来の営みを垣間見ることができます。

私の持論です。迷ったり、困ったり、悩んだり、苦しんだ時は、原点に返れ。それが、最も有効な解決方法だ信じてます。思い悩んで、あれこれ考えても、所詮は堂々めぐりするだけです。

金融危機に端を発した世界同時不況。日本の基幹産業、自動車、電気などを直撃。加工貿易を旨とする日本経済は、その方途を見失った感があります。困った状態です。

こんな時代こそ、まさに、「原点に返れ」です。
経済の原点は、自然の恵みです。それを第一次産業というんでしょう。

日本は、四季に恵まれ、高低差に恵まれた国土です。工夫次第では、あらゆる農作物の生産が可能です。人は工業製品がなくても、サービス業がなくても、食べ物があれば生きていけます。

経済が行き詰まれば、原点に返れ。つまり農業(第一次産業)に目を向けるべきだと思います。
しかし、現実は、農業に従事する人口は低下。産業は危機的な状態です。

金崋山の自然の営みを繰り返す姿を見るに付け、自然は我々に農作物を作る恵みを与えてくれるのに、なんとももったいない。歯がゆい時代だとおもわずには入られません。

そんな折、半世紀ぶりに農地制度が改革されることになったようです。
経済不況が引き金ではなく、農家一戸あたりの生産性の低さと深刻化する自給率の低下の改善だそうです。

理由はどうあれ、戦後続いた土地所有者が農作物を造ると言う原則を見直し、利用重視に方針を転換するとしたことは、画期的な改革です。(農地解放以来の大改革だと思います)

農業の工業化、法人化が進めば、従事者も増え、産業の再生に繋がります。第一次産業は経済の原点。農業の改革は、方途を見失った日本経済の救世主になると、紅葉の山が訴えている気がします。

あの農水省が、困窮する経済の起爆剤として、農地制度改革の概況を示したとは思えませんが。
まさに、時を得た改革案だと言わねばなりません。省庁の原点は農水省だと言えます??。

願わくば、この改革案、中折れしないで、さすが、窮地には農水省だと言われるように。汚染米不祥事を挽回して欲しいものです。

農水省ならできる。と、ここは,ひとまず、エールを送っておきましょう。

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我社から金華山麓を望む。見事な紅葉です。自然の移ろいに感謝。

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月29日 07:06 | コメント (0)


郷土愛

2008年11月28日

自治体の税収不足に「ふるさと納税」が貢献するか?

景気の悪化は、税収に影響。自治体の次年度の予算編成に暗い影を落としている。
自治体としては未納、滞納税の徴収に力を入れたいが、強引な取り立ても・。増収に知恵がいる。

国民の納税意識は、その国の民力でもある。民力とは、経済力だとか生活力だが、民主主義度だとか、郷土愛だとか、公共に対する理解度も含まれる。

今年から始まった「ふるさと納税」申し込み状況の上半期調査結果が発表された。地域度と捉えてみるとなかなか興味深い。主旨からすると、古里への感謝とか思い入れが数字に現れると解釈できる。

NHK大河ドラマ「篤姫」の影響もあるのだろうか?寄付件数(都道府県別)では鹿児島県がダントツ。
郷土愛が強いのか、北陸の福井県が。さらには、都市部でありながら、何となく納得できる大阪。

四国4県は比較的件数が多く。九州は宮崎が名物知事で多いのかと思えば大したことがない。愛知の低さは分かるが、広島、福岡が一桁台には、意外な感じがする。沖縄は別格かと思いきや、低調。

首都圏が低いのは分かるが千葉出身者は郷土愛が薄いのか、他に何か原因があるのか?東京都の未集計は別格として、一桁の件が三県。寄付者「0」の千葉には驚きだ。

まだ、この制度始って半年。都道府県別の民力度を推し量るにはデータが少なすぎるが、
税収不足の折、多少主旨は異なるかもしれないが、自治体は「ふるさと納税」を積極的に呼びかけ、税収増に必死になるのも一考か。

千葉のコメントは、「2010年の千葉国体の準備に合わせて呼び掛けに力を入れる」とのこと。

しかし、税の未納、滞納者が多い自治体に、「ふるさと納税」者が増えるかといえば疑問である。
なぜなら、その地域の背景には、郷土愛という民力が低いからである。

と、偉そうなことを云いながらも、岐阜県の寄付、30件で22番目の中位だからね。
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P1010774hhh.JPGふるさと納税申し込み状況(日経新聞)        
    

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月28日 06:52 | コメント (0)


なんもいえね〜

2008年11月27日

あまりにも、スピード感がないですね。

世界同時不況に直面した金融危機。その対応に世界主要国、新興国20ヶ国の首脳が発した金融サミット宣言。これ以上の緊急策は考えられない。大いに期待すると11月18日付のブログに書いた。

なるほど、世界のリーダーは凄い。内需拡大打つ手が早い。
英国では、消費税を2,5%引き下げると。(速く泳げる水着まで開発する英国、さすが世界を唸らせる)

アメリカでも、個人向けの信用収縮を和らげる目的で80兆円の金融対策を追加すると。(レームダックの大統領でもやることはきっちり。)

フランスでは、大統領府に次世代の資本主義の有様を考える「有識者会議」を設置したと。緊急対策を講じながらも、スケールの大きな視点で。(何となく浮いた噂が目に付いたが、さすがフランス大統領)

日本の地方議会、12月の定例会に、中小企業の緊急支援措置や生活支援対策の補正予算を組み、法人県民税、事業税が落ち込む中。苦心の財政運営に拍車を掛ける。

岐阜県議会も中小企業の倒産増加に危機感を強め、融資制度の充実をはじめ、618業種の信用保証率を引き下げたり、経営合理化資金(地球環境の保全、改善)を創設するなど、きめ細かな支援体制を提案する。

大不況が吹き荒れる中、地方も、地域事情を鑑みて緊急の対策にスピードが上がる。

民間でも、スーパーなどが、生活応援を旗印に、食品や日用雑貨の値下げが続いている。(あの原油高による食品メーカーの相次ぐ物価値上げはなんだったのか?それ以下になっているのか。疑問だが)

外食産業も販売不振に歯止めがかからぬため、価格見直しを急ぎ、歯を食い縛り必至に頑張っている。(日本民族の底力が発揮されるのはこれからだと、思う)

先進各国の素早い対応。自治体の活発化した支援。民間の血の滲む努力。
それに比べ・・・・・政府。も〜「なんもいえねい・・・」(スピード社の水着を付けて五輪、優勝の北島選手の一言)と天を仰ぐしかない。

金融サミットに日本の首相も財務、金融担当大臣も参加していたと記憶するが?
その後、内需拡大に如何なる手を打ったのか?国民にアピールしたのか?

私の記憶が間違っていなければ、第一次補正案を作ったのは、福田前首相の時だったはず。
一次では、金融危機に対応できない。だから第二次補正が必要とおっしゃたのは現首相。

そして、金融サミットに乗り込んだはず。今月の話です。
その二次補正の国会提案は来年に先送りだと。(これでは鬼が笑う。)

まったく、スピード感がないですね。これでは、国民の信頼どころか。世界からも首を傾げられてますね。        も〜。なんもいえね〜。                             Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月27日 06:15 | コメント (0)


一発

2008年11月26日

友人はありがたいものです。

昨日。朝、ブログを書き終わり、出社の身支度をと、何時ものように、洗面台に手を付き、
歯磨きを始めようとした、その瞬間「ギクッ」と。

いけません。そのまま。動けなくなりました。ぎっくり腰って奴です。

このところの冷え込みで、筋肉が委縮しているのに。
日曜。極端に落ちた飛距離をカバーしようと、ドライバーを振り回し過ぎたゴルフスイングと。

月曜。朝から雨。止せば良いのに、メタポ対策とばかりに、腹筋を100回以上。
更に、面白い本「謎手本 忠臣蔵」(加藤廣著)を変な格好で、ひねもす夢中になって読み。その結果が「痛ててて・・・・」

他人には「健康に留意せよ」などと、偉そうに言うくせに、なんと情けない様か?
仕方がないので、幸か不幸か??、以前痛めた折に使用した「腰痛バンド」で、しっかり固定して出社。

伸びない腰を、さすりながら・・・・・・。

友とはありがたいもので、たまたま貰った電話、「ぎっくり腰」で動けんのよと。半分泣きしゃべり。
「最近開院した接骨院、ぎっくり腰なら、一発で治る。今から案内する」と。午後の診察時間前にフライングで治療を受けました。

治療方法は、座ったまま、問診と軽い指圧、それに電気治療。その友人が診療室まで付き添ってくれて、「先生、頼むよ。一発。一発で」と。「ありがたやら、恥ずかしいやら」約30分ほど。「ハイ立って、如何ですか?」驚きです。

真っ直ぐ立てなかったのが、帰りには、屈むこともでき、スタスタと歩ける。多少鈍痛は残りますが、激痛がウソのように・・・・・・。「や〜助かった」一週間は唸っていなきゃならないと覚悟したのに。

その友人。「良かった良かった」と我が事のように喜んで「お前にはもうひと頑張りしてもらわにやあかんからな〜」と、持つべきものは友。連休明けの忙しい時間を割いて付き合ってくれた友人に感謝です。

今年は冬将軍が猛威を奮いそう。
万が一、寒さで、腰痛を患った折には、連絡ください。今度は私が、その接骨院に案内します。
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追伸
友は本当のありがたいものです。
これまた、腰痛を聞きつけた整形外科医の友。まだ、帰るなよと、夕刻。ブロック注射を持って会社まで駆け付け往診に。止めの一発。御蔭さまで、鈍痛も吹っ飛びました。ありがたいことです。

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腰痛に快適なベルトです。

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月26日 06:40 | コメント (0)


虚勢

2008年11月25日

身の回りの「いじめ」に注意深くなりたいものです。

昨年度の小中高生を対象にした「いじめ」(文科省)「児童生徒1000人当りのいじめの認知件数」で我が岐阜県が全国最多と発表され、え〜と。驚きました。

岐阜県が、各種、各機関の都道府県調査や統計で、一番上に位置するなんてことは、めったにありませんので。ましてや、子供の問題で・・・・・。

しかし、新聞紙上で掲載された内容をよく読んでみますと、これは、岐阜県の誇るべき「全国最多」だと理解しました。いじめ件数が多いのを誇るのもおかしな話ですが。

なぜなら、昨年、瑞浪市で起こった中2生徒の自殺を受けて、県教育委員会は児童生徒に対するアンケート調査を公立の小中高全校で実施。「小さないじめの兆候も徹底的に掘り起こしている」。つまり生徒と教師が真摯に「いじめ」と向かい合っている証だからです。

昨今兎角、教委に対する存在価値が問われ、世間の厳しい批判にさらされていますが。岐阜県教委の「いじめ」に対する取り組みは、高く評価されてしかるべきだと思います。

「いじめ」嫌な言葉ですね。「いじめ」ほど人間の屈折を投影しているものはないと思います。人間社会のひずみの露呈ともいえます。子供の「いじめ」とどう向き合うのか。立派な教育です。

できうれば、その「誇るべき」調査結果を踏まえ、県教委、教師が一体とり、一つ一つの「いじめ」の本質を抉り出し、岐阜県は「いじめ」解消、全国最多という名誉を誇って頂きたいと願います。

勿論、「いじめ」は、教師の努力で解消できるものではありません。
私たち市井のおっさんも、おばさんも、愛すべき故郷の未来のために、襟を正さねばなりません。

それには、自分の足元、身の回りに、虚勢がないか?改めてチエックする必要があると思います。
なぜなら「いじめ」は人間に潜む優越への虚勢だからです。

ガンバレ!!岐阜県教育委員会。        Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月25日 05:40 | コメント (0)


前田美波里

2008年11月24日

新聞って、楽しいですよ。

新聞広告の有り様に変化が生まれています。
物事は、「窮して、変じて、通ず」と申します。

新聞広告の落ち込みは、業界を揺るがし、窮して来ました。
その結果が、新聞広告の有り様に変化を起こしています。まだ、通ずまでには、至っていないようで、変化の時代に入ったところですが。(試行錯誤とでもいいましょうか)

新聞がなければ、トイレに入れないとか、食事中には新聞を捲るとか。帰宅後には必ず新聞を広げるとか。日常生活と新聞が密接に絡み合っている方は、ぜひ、変化の兆し著しい新聞広告に興味を持って頂ければと願います。

勿論、新聞など、読みもしないと、うそぶく方に新聞広告の魅力を話しても仕方がないのですが。そんな人には、「新聞を読まない人は読む人よりも真実に近い」。近視眼的にしか物事が見られないんですよとの、少し、乱暴な言葉を贈ります。

最近の新聞広告の特徴は、つまり、様変わりは。同日に複数の紙面を使って(広告紙面に余裕がある。広告出稿量が少ない)、そこに大胆なレイアウトでストーリー性を持たせる、質の高い広告が掲載されています。(芸術性も高い)

私は、業界にとって素晴らしいことだと思います。クライアントのブランド力が高まるのは基より。広告作りに携わる、クリエーター、デザイナー、コピーライター達を養成するからです。

その一例が、11月21日(金)付け日刊紙に掲載された資生堂二頁に亘る広告です。(下の写真)
このコピー。最初の紙面に
人生はどこまで美しくなれるのでしょうか。前田美波里 18歳

次の紙面には
{ピースな顔してわたしは歩く」。1948年生まれ。前田美波里

60代からの女性の美しさは、積み重ねた魅力を得て、さらに輝きつづけます。
いつも時代を明るく照らす、あなたとともに、資生堂。

時間が流れることを恐れてはいけません。
不安が一つあれば希望を二つ探します。
わたしたちは、時を経て、強さとやさしさを手に入れました。
これからの美しさのキーワード、それはピースです。
あなたに必要な、あたたかな顔色と表情を育むプログラム、
資生堂がはじめます。

わたしたちのエイジング(美しく年を重ねる生き方)資生堂。

広告のコピーを全文書いてみました。じっくり読んでみますと、流石ですね。
化粧品会社が60代の女性に送るストーリー広告です。

どのように、思われるかは?ご想像にお任せしますが。

私には、この二面の広告に。高齢社会への資生堂のチャレンジが。暦を迎えた前田美波里さんの笑顔を通して、平和に老いたいとの願いと。企業の平和に貢献したいとのメッセージが見事に織り込まれていると感心しました。

新聞広告は、窮したお陰で、新境地を拓きつつあります。
ぜひ、新聞を読む折に、広告も楽しんで下さい。
                  Goto

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前田美波里さん。団塊世代の青春ですよね。平和な笑顔素敵ですね。

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月24日 07:31 | コメント (0)


岐阜学

2008年11月23日

地域づくりへの「知の研鑚」が「国のかたち」をつくる。

2009年は、地方分権元年が宣言される年になればと、密かに期待しています。
勿論、理由は疲弊する地域社会活性化の起爆剤は、地方分権しかないと思うからです。

早晩、実施される総選挙の最大の争点は、復興の戦後社会から、超高齢社会(少子高齢化)を迎えたこの「国のかたち」をどうするのか?を問う選挙になります。

私は、この「国のかたち」がこのままの中央集権型では成り立たないと考えています。国と地方の役割分担を明確にして、地方に権限を移譲する、地方分権すべきだとの立場です。

その意味で、今度の衆院選、政党が示すマニフェストをよく読んで、地方分権にどこまで踏み込んでいるのかを選択の基準にしたいと思っています。

その結果。「国のかたち」を地方分権に舵を切るとなっても。
日本は大きな国です。EUの先進国とは違います。小回りが利きません。政治の力だけで、体制が変わるほど生易しいものでは有りません。地域住民が地方分権の意味を理解し、痛みを甘受する必要があります。

それには、地域で暮らす我々が、地域とは何か。地域は如何にあるべきか。何をなすべきか。など、地方分権を受け入れる、準備、心構え、そして、実行力がなければならないと思います。

先日、岐阜大学地域科学部が主催する「岐阜学を求めて」と題したシンポジウムの報告書を頂きました。地方大学の地域での役割を、産学共同とか、地域貢献とかのレベルを超えて、持続可能な地域づくりの真摯な議論が展開されています。

関係各位の、まさに時流に叶った、研究に心よりの敬意を表す次第です。

岐阜に生まれ、岐阜を愛する叔父さんとしては、たとえ、総選挙の結果、地方分権元年が宣言されたとしても。地域に、このような「知の研鑽」無くして、岐阜への分権はありませんし、引いては、「国のかたち」を変えることはできません。

報告書、二冊頂きました。私なりの感想を述べてみたいと思います。

05年の報告書のテーマが「持続可能な地域づくり」。この際の持続とは、何を意味するのか?東大の小宮山教授が「持続可能な地球」をテーマに環境問題を新しい視点で提起しているが?地域の持続の概念が何を指すのか?今一つ見えない。

もう一冊は、07年12月「地域の生活と地域づくり」がテーマ。二年半のブランクがあるので、その間に如何なる議論が展開されたのかは解らないが?地域の生活とはなんだ?

報告書では「福祉」すなわち社会保障の分野に切り込んでいるが?果たして福祉が、地域の生活づくりになるのか?福祉を討論の題材に上げたことによって、「岐阜学」の研究、方途を見失っている気がします。

学問とは、試行錯誤の連続でしょう。しかし「地方学」とはなにか?このシンポジュウムの基本テーマ「岐阜学」とはなにかについて。主催者間に、もう一度、意思の統一が必要ではないでしょうか。

これが、報告書を拝読させて頂いての率直な感想です。

私は、いよいよこの国に訪れるであろう地方分権の時代。
それには地方独自の「知の研鑽」がまずもって必要であるとの認識を持ちました。
合せて、地域に暮らす我々に、心構えと実行力が問われるのだと自覚しています。

この「岐阜学について」の研究に、地方分権という切り口を加えて頂くなら、そこに、岐阜という地域と権力という社会が絡み合い、独自の地域岐阜と「岐阜学」の境地が浮かび上がり。

、それが新しい「国のかたち」になるのではないかと思う次第です。
岐阜大学地域科学部の新しい試みが、岐阜に具現化され、根付くことを願い。
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「岐阜学を求めて」シンポジュウムの報告書

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月23日 07:07 | コメント (0)


長丁場

2008年11月22日

民主主義って、時間が掛かるものですね。

人間にとって一番の長丁場は、人生ですね。
生まれてから死ぬまでの時間ですから。でも、その人生を包む社会を醸成するには手間が係りますね。

生物で一人前になるのに最も時間を要するのは、人間です。
大概の動物は、生まれ落ちれば、すぐに立ち上がり、自分で生きていこうとします。だが人間は・・・・。

特に、最近の日本では、高学年化が進み、通常、22歳(大学を卒業する)まで、学生。社会人としてはまだ、半人前。これも長丁場過ぎるかもしれません。

また、普通のサラリーマンは、60歳で定年。日本は人生80年時代を迎えた超高齢化社会。
その後の20年は、老後と称して、社会の一線からリタイア。これももったいない長丁場ですね。

折角の人生、有意義に長丁場を過ごしたいものです。
長丁場といえば、アメリカの大統領選挙。確か?11月4日に選挙が実施されたと記憶しますが。

二週間たって、やっと、選挙人の獲得数が決まったそうです。悠長な話です。その選挙人による投票は、12月15日。そこで正式に次期大統領が選出される。日本の選挙とは方式が違うわけですから、なるほど、と言う以外にないのですが!!!

予備選挙から、一年半。世界中で、トップリーダーを決めるのに、こんなに長丁場の国はありません。
これくらいの時間を掛けて、人物の隅から隅まで、真っ裸にして、点検するのが、アメリカ流の民主主義なのでしょうか。

驚きです。で、この長丁場の結果。オバマ29州365人。マケイン22州173人。オバマ63%の選挙人。得票率は、オバマ53%、マケイン46%。この集計に2週間も掛るようでは、とても先進国とは思えない。合理的な国にしては、随分気の長い国民ですね。

子供を一人前にするに20年。老後の時間を20年も与える?日本で、
選挙の集計にこんなに時間を掛ければ、上へ下への大騒ぎ。大変なことになるでしょう。

人生も長丁場ですが、民主主義を醸成させるのも、長丁場なんですね。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月22日 06:11 | コメント (0)


信誠敬愛

2008年11月21日

正月の風物詩といえば箱根駅伝。

昨年は、いや、いや、間違いました。今年は(そうです。今年の話です)、往路を早稲田が。復路で駒沢が鮮やかな逆転優勝。大手町のゴールに飛び込んだ駒沢大学の紫の襷が印象に残ってます。

デリバティブ取引ってご存知ですか?難しいですね。私もよく分りませんが、株式や債券を売買する権利などが組み合わさった金融派生商品だそうです。

少ない資金で、取引が可能、資産運用に使われるそうです。
箱根の覇者。駒沢大学が、外資系金融機関と100億円(少ない資金だそうです)の契約。急激な金融危機に見舞われ、154億円の運用損を計上したと。

この話。何点かの疑問が残ります。まず、全国約650大学のうち少なくとも、75大学がデリバティブ取引を行っているそうですが、他の損害額はどの程度なのか?それを文科省は把握しているのか?

国の私立大学等経常費補助金総額は、3293億円。その補助金(税金)が大学の資産運用に回ってるとすれば?何のための補助金なのか?その使途に法的な規制はないのか?

駒大には経済学部と経営学部があるにも拘らず「金融商品に詳しい知識を持った人がいなくて、認識が甘かった」とのコメント。どこがどうとか、言いたくないが。学問と実社会とは別物ということか?それとも、運用の失敗体験を学生に教えているのか?

また、日本で唯一の仏教学科と禅学科があるが、建学の理念「信誠敬愛」。自己を磨くに真の心を持ってし、他者のために尽くすは深い慈しみの心を持ってすべし。との仏教の教えと、金融資本主義の権化の商品、デリバティブ取引との整合性はどうなってるのか?

キャンバスや野球グランドなど複数の土地建物を担保に120億円の融資を受け、穴埋めをするそうですが、その損失は学費の値上げと補助金で賄うとなると、責任の取り方も問題である。

最近、大学生の間に大麻汚染が広がっている。拝金主義に走り存亡の危機に陥れる大学経営者と、現実逃避に大麻に溺れる学生。なんとも大らかさがない時代だ。これでは・・・・・・・・。

なんの責めを負う立場にもないのだが、この不祥事。
せめて、来年の箱根駅伝で駒大陸上部が意地を見せ、連覇で跳ね返して欲しいものです。

それが、己を磨き、利他に尽くす「信誠敬愛」の実践だと思う。から。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月21日 06:42 | コメント (0)


伝播

2008年11月20日

国民のストレスは沸点に達しているようです。

「政局よりも景気」を優先させる。と選挙管理内閣的な要素を持って誕生した麻生政権の変遷。
それが、天下の愚策「定額給付金」の結論を棚上げ、二次補正の今国会提出は見送り、今月末に閉会するという。

それでは、景気優先にはならない。公約違反だと、新テロ法改正案を楯に、噛み付いたのが、民主党。そうなれば、国際信義が果たせないと自民党。では、国会を延長するかと。

延長するなら、二次補正を公約通り提案せよと。提案すれば、天下の愚策「バラマキ給付金」の議論をしなければならない。3年後に上げると言った消費税の議論も、年金も高齢者保険制度も。俎上に載せねばならない。

国会審議に耐えられないのか?首相は二次補正、財務省にて検討中だと逃げる。
ここは、一番。衆院を解散して、マニフェストを掲げ、国民を相手に選挙で論議して欲しいものです。

そうしないと、国民のストレスは沸点に達し、不穏な社会になります。
政治の話は、ブログに相応しくない。と、再三、お叱りを受けますが。

景気の動向に注視しないで、生きていける人は幸せだと言わねばなりません。
国の予算を決めるのが、政治です。この不況下、補正予算を組んでの緊急経済対策は国民の命綱です。

それに、関心を示すのは当たり前のこと。それがブログネタにならないようでは・・・・・。
その方が不思議です。

で、日本人よりも日本の第二次補正予算を注目している国があります。台湾です。
低迷する景気刺激策に、99年日本で交付された「地域振興券」同様の「消費券」を検討。
年収制限を設け、全世帯の88%500万世帯に一世帯1万台湾ドル(約3万5千円)交付するそうです。

経済での兄貴分、日本の政策をマネると。マネして頂けるのは、誇りですが、
景気刺激の効果は薄かった。との反省や浮かび上がった問題点を見落とさないで欲しいものです。

え〜。何ですか?「反省していないから、日本は二次補正で、もう一度給付金を盛り込むんだろ」ってですか。「それは、そうなんですが。今回は選挙対策なんですから、大目に見て下さい。」

え〜。台湾も前総統を逮捕して、政治危機だから、その対策で「お札」で国民の顔を殴る分けですか?
では、いずれも、本音では、内需刺激策ではないのですね。

そうですか。そうですか。恣意的な、愚策は伝播するものですね。お互いに。

国民はもう少し政治に関心を持つべきですし。
為政者は、もう少し、真面目で、真剣な政治をやらないと、国民のストレスが・・・・。

あらぬ方向に走り、民主主義が危ぶまれる暗い社会になりそうで嫌な雰囲気が漂います。
                                      Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月20日 06:23 | コメント (0)


活躍

2008年11月19日

気高き選手に・・・・・・・・。

私のモットーは、笑顔です。と。
昔から男は度胸。女は愛嬌などと、言いますが、プロ野球に女子高生が入団するとは驚きです。

関西に新リーグが誕生。その話題作りかとも思うんですが、チャレンジする度胸に敬意を表するとともに、モットーを忘れず頑張って欲しいと思います。

世の中は、田島洋子さんじゃありませんが、男社会。男女同権の運動が歴史的に続いていますが、女性差別の根は深く、遅々として進まないのが、世界の趨勢です。

女性の度胸といえば、ゴルダメイヤー元イスラエル首相を思い出します。
彼女は、初めてローマ法王に謁見したイスラエルの首相。その際、彼女が最初に発した言葉は「ナチのユダヤ人大虐殺に沈黙を守っていたのはなぜか」でした。

神の前に人は全て平等だと説く宗教家の最高峰に、ユダヤ人差別を放置した責任はないのかと迫ったのです。私はこの話を、イスラエルの砂漠に眠る建国の父ベングリオンの墓の前で聞きました。

差別を無くすには、経済的な豊かさも必要ですが、人の尊厳と申しますか、気高さが必要だと思います。気高さとは、人を思いやる勇気であり、度胸です。

男社会のプロ野球の世界。そこに女性が飛び込んだ以上は、男女間の差別にさらされることを覚悟しなければならないと思います。

「吉田えり選手」。新聞のコラムであなたの記事を読んだだけですが、持ち前の度胸と、笑顔で、ぜひ気高さを持って活躍してください。あなたのチャレンジに心より敬意とエールを送ります。
                                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月19日 06:22 | コメント (0)


金融サミット

2008年11月18日

地球はますます小さく、世界は一つになりつつありますね。

新聞の一面。昨日ほど各紙を読み比べ、同じ内容の紙面は珍しいと思いました。
内容は、先進国と新興国20ヵ国の首脳が集い、緊急会議(金融サミット)の首脳宣言です。

それも、マンネリに陥った先進国サミットと比較すれば、国際社会に与える印象はインパクトがあったように思います。来年の4月までに、二回目をと決めたのですから、この会議が世界を動かす定番になりそうです。

宣言の骨子は、各国の思惑も交錯しているようですが、短時間に、金融・経済の安定化を柱に、金融市場の原則、将来への布石と可能性なども盛り込まれています。現在の世界の動きでこれ以上の経済安定化の対策は考えられないのではと思います。

裏返せば、新聞各紙の論調が同じ、それだけ、金融危機が深刻であると言えるわけです。
金融・経済問題で、世界が、共通の認識で一致するなんてことは、歴史上であったのでしょうか?

これも、情報の高度化(IT)で地球が小さくなった証でしょうか。

で、日本は、そうです。まじめな日本は、この宣言にそって何をなすべきか。
自分たちの問題として考えなければならないと思います。

自分たちの問題といっても、何をどうしていいのか?分りにくいのですが。
はっきり言えることは、保護主義をとらないことではないでしょうか。

この宣言が実施されるには、多少のタイムラグがあります。
世界の金融・経済が安定するまでは、貿易が振るわないわけですから、内需を拡大する以外にないってことになります。

「政局より政策」であれば、内需刺激の財政施策を進めるしかない。
まずは第一次の補正の速やかな実行。合わせ技で二次補正。
それを呼び水に、個人消費に火を付ける以外にないって、ことになります。

将来のために。お金は貯蓄に回すと考える人も多いかもしれませんが。地球がますます小さくなる時代、自分だけ。自社だけ。自国だけでは、不安が解消されると、言う分けには行かなくなったようです。

江戸っ子じゃありませんが、先のことばかり心配しないで、宵越しの金は持たないってことが、金融サミットを受けて、日本がやらねばならない事なんでしょう。

金融・経済危機の金融サミットの次に、20ヵ国の首脳会議で緊急の課題になるのは、
環境サミットなんでしょうね。
                                       Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月18日 06:31 | コメント (0)


ジャーナリズム

2008年11月17日

餅は餅屋にまかすべきだと思うんですが・・・・・・。

最近の風潮なんでしょうか?政府の機関(各種委員会、諮問会議、懇談会など)に民間有識者と称して経済人が参画、意見を述べる機会が増えました。

その成果は、官僚主導の財政運営を、官邸主導に切り替えた小泉政権下の「経済財政諮問会議」に顕著に現れましたが、最近は、それらの各種会議も官僚主導に逆戻りした感があります。

官邸に強い意志と有能な人材が配置されれば、この種の方式は上手く行くのでしょうが。
その場を繕うような、中途半端で、おざなりの機関では、大して意味がないと思います。

餅は餅屋。学者や文化人が意見を述べるのは、自由ですが。経済人がしたり顔で、政治的な発言をするのは宜しくないと思います。政治向きのテーマは政治家を信頼して、政治家に任せるべきです。

経済人は、財界団体からの参加はそれなりに価値はあろうかと思いますが。いくら優秀で、実績があっても、見識があっても。企業の看板を背負ってメンバーに加わるべきではないと思います。なぜなら、その企業、その業界の経済力が背景になるからです。

始めて聞く政府の機関ですが。「厚生労働行政のあり方に関する懇談会」で、座長の前経団連会長が「テレビで厚労省をあれだけ叩くのは、ちょっと異常だ。正直言って、私はマスコミに対して報復でもしてやろうかと、思う」「スポンサーを引くことも考えねば」と発言したとか。

どの番組の、誰を指しての発言かは想像が付きますが。(私も少々?と思うところもあります)が、しかしこの発言が事実ならば、これはゆゆしき問題だと思います。

なぜなら、年金記録問題や薬害肝炎など、この処、表に出てきた厚労省の不祥事は、先の参院選による与野党逆転での「ねじれ」効果、国民の意思だからです。

広告出稿量日本一の大企業のトップが、「広告費を引き上げる」と恫喝を掛けるのですから、民放は広告費で成り立つ事業。首根っこを押える話です。メディアはビビッてしまいます。

そうなりますと、報道に圧力が掛ることになり、報道の自由が失われる可能性が生じます。
参院選の結果である国民の意思をも歪めることになります。とても恐ろしいことです。

万が一、マスコミ各社が、「一経済人」に首根っこを押えられたぐらいで、報道を躊躇するようでは、
日本のジャーナリズムは、その程度のものかと、言わねばなりません。
                            Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月17日 06:12 | コメント (0)


流言飛語

2008年11月16日

中国の携帯電話の利用台数が5億台を突破したそうです。

みかんの中にウジがいる。え〜と、驚きの情報が中国全土を駆け巡った。
9月下旬。四川省の一部地域のみかんからハエのウジが見つかったと。

これは、信じがたいが、それは一部地域で事実らしい。それも、春先に起こった四川大地震で埋まった死体に付いたウジがみかんの中に発生したという。みかんに何かの拍子で、異物が混入したのは想像にがたくないが。

震災とは関係ないのは、誰の目にも明らかだ。
しかし、この流言は、ネットを通して。携帯を経由して、中国全土に、瞬く間に広がった。

そのせいで、なんの関係もないエリアの湖北省から北京に運ばれたみかんまで価格が付かず、叩き売られ、それでも値が付かないものは、大量に打ち捨てられたという。

食糧危機が叫ばれている地球でもったいない話です。

中国は、残念ですが、今尚、言論統制の国です。携帯やネットが普及すれば、その反動で、統制から逃れたさまざまな流言が国内を駆け巡るのは、仕方がないことかもしれません。

しかし、みかんが危ない。の流言が引き金となって、他の農作物も。加工品も、引いては、製造品も、機械工作物も、打ち捨てられる嵌めに落ちうる可能性がある。とても、恐ろしいことです。

そうなれば、国家存亡の危機です。

高度な情報社会は、地球の裏側で起こるニュースが瞬時に、世界中を駆け巡る。とても素晴らしい時代です。が、町の井戸端会議の流言が、さも大変な事件のように、ネットや携帯に載って、駆け巡るのは、異常な社会です。

果たして、それが、人類にとって幸せであるのかどうか?手塩に掛けて育てられたみかんが、無残に打ち捨てられるのを見れば、考えさせられてしまいます。

高度化する情報伝達機能。携帯電話もパソコンも素晴らしいです。しかし、それを使う人の成熟度と合致していなければ、それはとても不幸な結果を招くのでは・・・と思うのは、広告屋だからでしょうか?

流言飛語で社会が混乱するようでは、悲しいですね。
                            Goto                      

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月16日 06:25 | コメント (0)


木の力

2008年11月15日

一家に一品。銘木使用を。

岐阜県の歌は「岐阜は木の国、山の国〜」の歌詞で始まります。岐阜の財産といえば木です。
自然の恵み、木は素晴らしいですね。命がありますね。

門外漢ですが、友人に声をかけて頂きましたので、
岐阜市で催されている銘木の展示会を見学させてもらいました。

我社の玄関には、樹齢350年と言われる、栃の木の衝立があります。
それも、その友人が、手配してくれたものです。私はこの衝立がとても気に入ってます。眺めるだけ、木の運気が伝わってきます。

その衝立については06年の3月号、社内報に「十知(栃の木とたくさん知恵の意味)の招福大衝立」と題して、コラムを書きました。私はその木が不思議な力を与えてくれると信じてます。悩みのある方は、ぜひ、お立ち寄りいただき触れて下さい。

で、銘木展です。まず驚いたのは、会場の霊気です。銘木達が放つんでしょうね。圧倒されました。中でも出展の目玉、大ケヤキ(目通り12尺はあろうか)。樹齢は600年は超えているとのこと。(写真二枚目)、全長15メートルはある大木。神々しい感じで、思わず手を合わせずには入られません。

石川県産で、農水大臣賞受賞。15日にセリで落とされるんだそうですが、一体幾らの値が付くのか?どなたの元へと運命を辿るのか。鎮座するのか。とても興味が湧きます。

その他にも、杉、檜など全国各地から山の霊を伴い大板や柱に形を変え所狭しと展示されています。
それが順次、今日まで競り落とされるそうです。(写真左)

変わったところでは、黒柿(写真右)。桃栗三年柿八年。柿はなかなか大きくならない木だそうですが、尺もあろうかという柱には、木目や形といった自然美とは一味違う、黒の風合いに見とれてしまいました。また、灰色をした杉もあり、長く土の中にあった、ものだそうです。

友曰く。「今や岐阜県は銘木市のメッカ。木造建築の資材をここで支えているんですよ」「今日は全国から業者が集まり、今夜の柳ヶ瀬は賑やかです」と。木が街の賑わいをもたらしてくれています。

鉄骨、コンクリート、外材、新素材が建築界を席巻する時代。
日本古来の木の文化を守るのは大変なことです。関係者にはぜひ、がんばって欲しいと願わずには入られません。

銘木を拝見させて頂き、岐阜は木の国、山の国。責めて、岐阜県の建築物には、どこかに、岐阜県の木(銘木なら尚更ですが)がさりげなく使われている。そんな地産地消が当たり前になればと・・・・・。

そんことを思いながら、我社の玄関にある銘木、「十知の招福大衝立」に「ただいま」と声を掛けますと
ほんわりと、暖かな風が心を満たしてくれます。

銘木達の霊気と、それを拝ませてくれた友に感謝。
                       Goto
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dosen.jpg我社の玄関に鎮座する「十知の招福大衝立」

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月15日 07:01 | コメント (0)


ブルーライト

2008年11月14日

糖尿病との闘いのために団結せよ!

街の灯りが、とても奇麗ね〜ヨコハマ〜。ブルーライトヨコハマ〜と、石田あゆみさんの、
ちょっぴり倦怠的な声が街に響いて、大ヒットしてから、何年経つのだろう?40年は?

我が愛する故郷岐阜。その中心にデンと構える金華山。その頂には、シンボル岐阜城が。
私の自宅は、何の取り得もありませんが、小さな書斎から、岐阜城が望めるのが、唯一の自慢です。

その岐阜城、一昨日から、突然、白色のライトアップがブルーに変わりました。
あれ〜。ブルーライトぎふじょう〜。なぜ?と訝しく眺めていましたら、「世界糖尿病デー」に呼応したとのこと。

そういえば、先月、眼の愛護デーで、私の白内障の手術をわずか7分で遣って退け、
セピア色に濁ってしか見えなかった眼を、明るく変えてくれた神の手を持つ友人の眼科医の講演会で、沈黙の臓器、肝臓病と並んで脅威の病気が、糖尿病だと、教わったばかり。

糖尿病は自覚症状がない病気だから、検査すれば日本人の10%は可能性があるとのことだった。
幸いに私は、四か月に一度の割で、血液検査してるので、安心ですが、患うと、インスリン注射。透析と、治療もやっかい。

世界では、AIDSに匹敵する死亡率だとか。とても恐ろしい病気だ。
予防には、ウオーキングが一番だとも、その折に学んだ。

世界糖尿病デーが、なぜ、ブルーのライトアップなのかは、シンボルマークが、国連と空を表すブルーと予防、治療に団結を示す「輪」だからだそうです。

キャッチフレーズが「Vnite for Diabetes」(糖尿病との闘いのために団結せよ!!)だそうです。

ちょっぴり元気のない岐阜に、安らぎと希望を与えてくれる我が岐阜城が、エンパイアステートビルや東京タワーと並んで、糖尿病撲滅の一役を担うべく、ブルーライトを浴びている。

その毅然たる構えに、ちょっぴり誇らしくもあり、いち早く、この世界的な運動にブルーライトを当てた、当局の先見に敬意を表す次第です。

岐阜から糖尿病予防の輪が広がりますように。
                                Goto
追伸
なぜ11月14日が糖尿病予防デーなのか?それは糖尿病治療薬、インスリンを発見した、フレッデリック・バンデリングの誕生日だからだそうです。
P1010731.JPG P1010714.JPG自室から望むブルーにライトアップされた岐阜城
 

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月14日 06:39 | コメント (0)


果宝柿

2008年11月13日

実りの秋を堪能しています。

私のゴルフのホームコース。岐阜関カントリー倶楽部の東コース16番(Hcp1)に、
枝も折れんばかりとたわわに実る柿木が一本あります。

その柿。だれも採って行きません。鳥さえも食べません。不思議です。
好奇心旺盛な、ゴルフ仲間が、キャディーの目を盗み、もったいないとばかりに、ガブリとやりました。

残りのホール。口が歪むほど、渋くてゴルフどころではなかったそうです。
柿はすべて、食べれるとは限りませんよね。

岐阜の名産と言えば、柿の王様、富有柿です。母親の在所が、
岐阜県の美濃地方、旧本巣郡糸貫町(瑞穂市)富有柿の本場です。

子供の頃から、この季節。この季節とは、11月、霜が降りる頃。手広く柿園を営む叔父が、昔は自転車に積んで。今は、軽トラックで木箱に入れ、もぎたての富有柿を届けてくれます。

ですから、この季節。我が家では、柿を切らしたことがありません。
柿にはビタミンが豊富で、利尿作用を高める物質も含まれ二日酔いにも効果があり、母親が毎日剥いてくれます。我が家の秋のコミュニケーションツールです。

富有柿名称の由来は中国の古事から、「富有(天下を治める)」の意があるそうです。戦国の世、国盗りの地ですから、そんな名が付いたようです。先人の知恵は大したものです。

地方を元気にするには、特産物をメジャーに仕立てるのも重要な手段です。
関係者が先人にあやかったのでしょうか。

今年から、富有柿に、袋をかぶせて育て、一回りサイズを大きくして、赤身の濃い特別の柿を作り始めたとか。その柿を「果宝柿」と命名。PR活動を始めるそうです。
果物の至宝の意味だと思います。生産者の心意気が伺われます。

富有柿で二日酔いに効果があるんですから、果宝柿なら、ストレスも解消してくれるかもしれない。
と思いつつ。次回、ゴルフの折には、かの渋柿を食した御仁に、甘露な岐阜名産富有柿を差し上げよう。
                                          Goto

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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月13日 06:25 | コメント (0)


日本シリーズ

2008年11月12日

スポーツセール、真面目にやって欲しいですよね。

我らが中日ドラゴンズが、クライマックスシリーズで力尽きたのが、返す返すも残念だと思いながら、
日本シリーズ、熱戦の西武対巨人の第7戦、テレビ桟敷で観戦。

素晴らしい総力戦でした。久しぶりに野球の醍醐味を楽しみました。
素人解説なら、あの場面、8回は越智じゃなく、クルーン投入だったとのではとか?采配の妙に意見が分れるかと思いますが。

私的には、原監督の口の中に、飴玉か?ガムか知らないですが、もぐもぐさせているようでは。WBC監督には相応しくないかなとか。西武の湧井、帆足、岸も、投手はなぜ、あんなにぞろぞろした、茶髪なんだ、帽子を取って髪を撫でるロスも、スピード化に逆行じゃないかとか。

それに、審判の緑のリストバンドはどこの製品で、何に効くのかだとか?巨人のコーチまでもネックレスしてるのは、首の凝りが大変なんだとか?手袋は手にはめるもので、塁上で手に持ってるものじゃないとか?選手のファッション、所作なども気になったり。

珍しいベンチ内の男性エステの広告とか、東建、ホームメートのネット下広告の効果度は、高いとか。スポーツビジネスでは、さすがに野球は、サッカーなどに比べれば、一日の長があると思ったり。民放じゃなくて、選手交代や球場の風景まで放映するNHKのBS放送もいいものだと・・・・・。

ゲーム以外に納得したり、ぶつぶつ言ったり。忙しい観戦でした。

で、昨日の読売新聞の朝刊。見開き全頁で「読売ジャイアンツ、感動ありがとうセール」と銘打って、イトーヨーカドー全館(セブンイレブンなど関連会社も)の広告が。

7戦8回まで、広告紙面の大見出しは「巨人優勝大感謝セール」だったのに、敗戦で大慌て、内容変更する広告関係者の姿が目に浮かびます。月曜が休刊日で一息だったと思いますが。ご苦労様でした。

広告の内容をとやかく申し上げるのは恐縮なんですが。
優勝セールを感動セールに変えるにはやはり、無理があると思います。

むしろ残念セール。来年こそはセールにした方が、消費者は納得では無いでしょうか?
準備したから売らんかなでは・・・・・。セールは13日まで。その効果のほどを知りたいものです。

また、全館ありがとうプライス。レジにてイトーヨーカドーは全館2割引き、関連は1割引き。今付いてる価格からは5%引きと表示しながら・・・・・・・。食料品、日用消耗品は対象外。その他にも、薬局、ベビー用品など、30種類以上が除外品。

これでは、看板と中身が違いすぎ。選手達の見た目や所作はチャラチャラしてますが、この感謝セールの内容では、球史に残る最高の日本シリーズが興ざめです。

やはり、流通業の勝負も、優勝した西武グループの大セールに軍配が上がるのではないでしょうか。
田舎には西武の関係する流通店がないのが残念です。

ところで、イトーヨーカドーは読売の系列だったんですかね?
                                    Goto

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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月12日 06:17 | コメント (0)


コンクール

2008年11月11日

そんなに競わなくてもいいんですが・・・・・・・。

いろんなコンクールがあるものだと驚くのが、マニフェストコンクール。
そもそも、マニフェストとは政権公約。選挙の折、検証可能な公約のことを云います。

通常は、我が党が政権を奪取した暁には、何時までに(期限)如何なる予算(財源)で以下のプロセス(工程表)を経て公約を実現します。という国政選挙での各党が掲げるもの。(パーティー・マニフェスト)

その他には首長選で掲げる「政策」もマニフェストといえます。が、大概は自治体の予算に自由度がなく、裏付けも乏しいものになりがちですが、首長選挙で掲げるのは「ローカルマニフェスト」と呼び、国政と区別しています。

最近では、議員の政策も「マニフェスト」と称してますが、行政のチエック機関である議会や一議員の政策までもをマニフェストと呼ぶのは疑問です。

このコンクール。今年で三回目だそうですが、地方議会の新しい取り組みを評価したり、議員のアイデアに賞を与えたり、首長のマニフェストを検証する市民団体の推進を呼び掛けたりしていますので、

マニフェストコンクールというよりも、既存の政治体制に対するアンチテーゼを求めたり、新しい取り組み、アイデアの実践を促している感じで、むしろ政治改革の意味合いが強いようです。

政治不信の要因に、膠着した政治システムがあるのは否めません。
それを打破するためのコンクールと考えれば、成程と頷けるのですが。

首長の部で大賞に輝いた浜松市長「自治体の首長は日々現実との戦い。しかし、やろうと思えば取り組めることは多い」とのコメントに、ローカルマニフェストコンクールの意義を見つければ、それはそれで。

他国は知りませんが、マニフェストまでもコンクールにしてしまうのは、日本的なんでしょうか?
それとも競争心は人間の「さが」なんでしょうか?

作文や絵画といった文化度の高いコンクールに優劣をつけるのも難しいことだと思います。
ましてや、思想信条が伴う、マニフェストをコンクール化するなんて???。

結局は国民の政治意識が低いからなんでしょうね。
                         Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月11日 07:01 | コメント (0)


闇(やみ)

2008年11月10日

豪奢贅沢禁止令が出るかもしれませんね。

この不況。省エネもよろしい。倹約も必要です。無駄を排するのも、最もです。
でも、合理化、節約、緊縮、リストラの蔓延する社会、何んとも湿ったいですね。

来年の話ですから、鬼が笑うのかも知れませんが、東京のネオンサインなど広告用照明を深夜零時以降の点灯自粛をするそうです。江戸っ子の生活態度を早寝早起きに変えろ。と言うのか?

私は、早起き派。もともと、夜の町に灯りが乏しい田舎暮らし。別に、ネオンが消えようがどうと言うことはないが。お上(都)の要請で、広告関係の4団体が、この申し入れに同意したと。

「みんなで渡れば怖くない」方式で、こぞって自粛する態度が、何んとも気持ちが悪い。

この自粛、都の申し入れが功をそうせば、その尻馬に乗って、マスコミが話題にし、次に、あの石油ショック時と同様、国が法律で強制的に点灯を禁止することに。そんな寂しいことに。

関係団体には約300社の広告スポンサー企業が加盟。業績悪化で広告費や電気代の節減を迫られている企業には地球温暖化対策の大義名分もあり、渡りに船。それでは、ますます経済が縮む。

そうなれば、まるで江戸時代末期の老中水野何某が強引に推し進め、「豪奢贅沢禁止令」まで出して、庶民の楽しみを根こそぎ奪った「天保の改革」になるのじゃないか?と心配です。

ネオンサインが無駄だ。消灯せよと、尤もらしく自主規制するよりも、省エネの照明器具をイノベーションする方が先だと思うんですが。夜を闇に戻して、明るい未来が来るとはとても思えません。

だいたい、生き物は虫でも人でも、光に集まるものです。
その良い例が、明るいナショナルと太陽光発電の三洋の合併だ??????。

世の中を元気で明るくする仕事の広告関係者が、こぞって、ネオンサインを消すのに賛同するとは、同業者として、もう少し気概を持ってもらいたいものです。

世知辛い世の中になったと、唇を噛み締めて星空を見上げています。
                                            Goto

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月10日 05:06 | コメント (0)


名所

2008年11月09日

分水嶺と分季嶺

私の秋の楽しみに、飛騨高山を訪ね大祭にお参りさせて頂ける行事があります。
今年で連続10回参拝させて頂きました。心洗われる思いに、感謝一杯です。

我が家から飛騨高山中心地まで、東海北陸道、飛騨路を貫き、約一時間半。飛騨清見インターから、高山西まで高速道路が繋がり、名古屋駅からでも2時間少々で着きます。

高速道路建設に対する批判はよく理解できますが、使ってみると実に便利です。まして、予定の時間に目的地に着くに、渋滞に巻き込まれては大変と、朝、少し早めに出ましたので、高速料金も半額。随分得した気もします。

御存知の方もあろうかとは存じますが、東海北陸道、美濃から飛騨路に向う高速道路に名所が二つあります。(私のオリジナルです)

一つは、大和を超え、高鷲から荘川の手前。この地点から北側で降った雨は、日本海に流れますよ。との分水嶺の標識(標高940m)。私はその標識を見ますと、何故かしら胸がキュンとなります。

なぜ、そんな気持ちになるのか?不思議なんですが、人は人生の節目で、重要な選択をしなければならないことがあります。私はその標識を見ますと、自ら過した選択の瞬間が去来します。

運命の分かれ道の現場に立っているような錯覚に陥るんです。

飛騨は山国です。山また山です。見事な紅葉。広葉樹と針葉樹が山肌に幾重もの帯をなし、それはそれは奇麗な紅葉に目を奪われました。だから、そこは私の取って置きの名所です。

東海北陸道。もう一つの名所は、荘川から飛騨清見の間にあります。
そうです。標高1085メートル。日本を縦横に走る高速道路で一番高い位置の標識です。

私が単純なんだと思いますが、感動しませんか?私は、こんな山の中を、トンネルを幾つも、幾つも掘りながら海抜1000mもある山の頂(日本一の高さ)に高速道路を造る人間の力って、凄いと感動するんです。

で、その位置に来ますと、分水嶺よりも高い位地なのに、ここが分水嶺じゃないのはおかしい。と、分っているのにいつも、思うんです。そして不思議な気分と妙な感動が同時に湧くんです。

昨日もそこで不思議と感動を楽しんだのですが、
940mの分水嶺では、紅葉真っ盛りなのに、そこから、車で5分足らず。標高日本一の場所には、
木々に紅葉する葉がほとんどない。

わずか100mの差。そこが秋と冬の分季嶺。たまたま季節の変わり目に遭遇出来たんですが、この標識も私のお気に入り。東海北陸道の名所と映るのです。

山を切り裂き、川を超え、一文字にコンクリートラインを引く高速道。その無味乾燥地帯に、新しい名所を発見するのは嬉しい。

参拝に導かれ、分水嶺に我が身を振り返り、標高日本一に分季嶺に不思議を覚え、
そして、早起きで料金半額の得まで頂き、晩秋を楽しみました。

こんな日に、高速道路が「ただ」になれば、さらに良いがと考えるのは、欲深いことですね?
                                         合掌   Goto

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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月09日 05:57 | コメント (0)


乱世

2008年11月08日

「いざ」という時、リーダーのタイプは分かるものです。

「かつて経験したことのない厳しい環境だ」とトヨタ自動車が、09年3月期の連結業績減益予想を発表。金融危機による世界不況の波を日本一の高収益企業が被った。

天下のトヨタが発熱。他の地区と比べ比較的堅調な経済が続いたお膝元の東海地区も、
ここにきて、緊急入院状態に陥った感がある。これで、すべての地方経済がインフルエンザに罹ってしまった。さてさて、民間の力ではどうにもならない状況です。ここは、お国の出番です。

「政局よりも景気」と声を荒げる我らが首相殿。矢継ぎ早に、景気浮揚策をぶちあげる。根本解決策を提起する。大いに期待するのだが、何故かしら、治療薬を投与する段には躊躇する。

景気対策は閣内不一致。道路特定財源の一般財源化にともなう1兆円を自治体に配分する案も、地方交付金の7000億に上乗せするのか総枠なのかも、国交相と総務相と意見が違う。

天下の愚策2兆円定額給付金も、全世帯と言いながら、所得制限を設ける。時期も曖昧。高速道路も1000円休日乗り放題と威勢は良かったが、細部はなかなか煮詰まらない。

ここにきて、根本治療の地方分権、行政改革で国の出先機関である農水省地方農政局と国交省の地方整備局を原則廃止を表明し、大ナタを振るうと思えば。「やれるものなら」と役人に開き直られ、トーンダウン。

おまけに、三年後には消費税の値上げを言明しながら、反対の声に、おたおた・・・・・・・。

トヨタはコストカットには定評がある。そのトヨタが、発熱に「緊急収益改善委員会」を発足させ、絞ったタオルを開いて、振って、また、絞り、一年でV字回復する言う。さすがに世界のトヨタ。民間人としては、その荒治療法を注視したい。

世は、先進国がこぞって、マイナス成長となった、まさに乱世だ。
面白い時代かもしれない。

リーダーには二つのタイプがあると思う。平時に強い人と乱世に強い人とが。
良く見間違えるのだが。威勢がよくて、派手な啖呵を切る人ほど、往々にして、平時向きで乱世には脆いもの。

乱世に強い人を見分けるのは難しいかもしれませんが、大概は、「いざ」という時にぶれない。腹が据わっているものだ。この乱世、だれが治療能力を持ったリーダーなのか、見極めたいものです。

少なくとも誰かに脅されて、方針や発言を修正するようでは?腰がフラフラするようでは?

乱世に平時のリーダーを担ぐと。さてさて・・・・・。どうなるのでしょうか。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月08日 05:40 | コメント (0)


大統領選挙

2008年11月07日

努力無きものにドリームの機会はない。

米国にアフリカ系アメリカ人の大統領が誕生しました。
田舎の親父が、世界No1のリーダーについて、とやかく言うのもおこがましいですが、思うところを。

アフリカ系のアメリカ人が大統領になったことは、まさにアメリカンドリーム。
日本のメディアも、大いに盛り上がっている。日本にとって米国は最大の同盟国、誰が大統領になるのかに関心を持つのはとても重要なこと。よく理解できます。

しかし、芸能ネタのように、夫人はどうだとか。どんな生い立ちで、如何なる学生生活で、政治的な問題やミスはないのか、信条は、思想はと、重箱の隅を突く様な報道には、うんざりです。

世界は動いてます。それも激しく。ましてや、47歳。政治は結果論です。過去を上げ諂うよりも。

これから、彼は世界のリーダーとして、考え悩み、局面や場面に対処し、経験を積んで行く分けですから、その都度、彼を冷静に判断すべきで、彼の過去を見てレッテルを張り、日本国民にも先入観を植え付けるべきではない。と、思います。

地位は人を造ると申します。彼が歴史に残るリーダーになるのか?それとも地位に押しつぶされて、野垂れ死ぬのか(ブッシュのように)?その地位に相応しくない人物であるなら、それは、選んだ国民に見る目がなかったと考えるべきでしょう。

アメリカという国は、建国わずか200年余です。すべての国民に成功の機会が与えられる素晴らしい国だと言われていますが、それは、まだ若い国ゆえの特権だと思います。

しかし、その意味は、だれにでも機会は与えられているのではありません。辛抱して、頑張って、努力しない奴、ぼんくらには、何の権利も機会も与えられてはいない。と、知るべきです。それが若い国ならではです。

日本は、2000年有余の歴史を有す国です。戦後、自由で、豊かで、民主的な国になったように見えますが、それは表面的なこと。深層はそんな甘いものではありません。

努力すればだれにでも、成功の機会が与えられている国とは言い難い。徒手空拳で頭角を現せば必ず、社会の指弾を浴びます。日本ドリームなんて、一代では無理です。そこが米国との違いです。

新大統領の誕生は、アメリカが若い国であるがゆえに成しえた快挙であり。また、彼のたゆまぬ努力が実った結果だと思います。努力するものが報われる、それが若きアメリカだと思いました。

それに、もう一つ、私が感心するのは大統領を選ぶプロセスです。予備選挙、本選挙と約2年間。ボクシングのサンドバックのように、あらゆる角度から、候補者を丸裸にして、叩いて、叩いて、鍛え上げていく。人はそのように育つものです。

結果的には、その期間がトップリーダーの養成期間なんでしょう。この期間で、努力する人なら人格も、性格も、能力もすべて変えることができる、厳しいですが凄いシステムだと感心しています。

それに比べ、議員内閣制だとはいえ、簡単に首相の座を放り投げることのできるこの国は、リーダーになるための努力も、鍛え方も、甘過ぎるのかもしれませんね。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月07日 05:47 | コメント (0)


ユニクロ

2008年11月06日

どの業界でも、成功のポイントは同じですね。

流通業界、とりわけ、アパレルの業界で好調なユニクロの店を訪ね、勉強になりました。
まずは、びっくりするほど、人が入っています。それも、買う。って決意の人が。

次に、価格に驚きました。最高価格がカシミヤのセーター。9980円、素人には品質は良く分りませんが、手触りと着心地は良さそうです。それに、靴下4足980円。祝祭日はその価格から5%引きだとか。

また、新商品とかで、保温性の高い下着が。限定品とかで、デザイン的にも納得の商品も。品ぞろえも豊富。レジには長蛇の列が。衣料品の適正料金とは一体?幾らなんだろうと・・・・・・。

経済が縮小する時代にも拘わらず、ユニクロは1兆円企業(現在は5000億)を目指すそうです。
この前向きな姿勢が、ユニクロの元気の源なんでしょう。

トップのこんな記事を目にし、店を訪ねて、どの業界にも当てはまると、大いに納得しました。
流通業は多すぎる。再編淘汰の時代だ。広告業界もその通りだと思います。

現状維持は後退だ。1兆円になればユニクロの世界市場での存在感が増し、今後の事業展開がプラスに作用する。目標の頂に辿り着けば、新しい地平が見えると思います。

顧客の要望に応えることが、顧客を創造することである。顧客第一主義はお客さんの言いなりになることではない。お客さんに常に新たな提案をすること、と理解しました。

新商品が店に並んでいましたが、商品開発は一足飛びにはできない。4〜5年のスパンが必要だ。
開発、研究、あるいは次なる事業への投資を怠れば、それは衰退への始まりだと私も思います。

トップは更に、このように語ってます。良い商品を作っても消費者に認知されなければ売れない。と。
そうですよ。企業の業績をあげ、経済を元気にすには、マーケティング(販促)、つまりは、広告が必要ってことです。

広告の仕事に携わる中広の役割、使命がそこにある分けです。

ユニクロを訪ね、店員に話を聞いたり、商品を眺めたりして、トップの考えの浸透度を確かめましたが。
商品を購入するのを忘れました。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月06日 06:39 | コメント (0)


ガス抜き

2008年11月05日

窮地に追い込まれているような気がしますが・・・・

不満が鬱積しますと、それはマグマとなって、地下に溜まります。
それを、そのまま放置しておきすと、いずれは爆発します。

自衛隊の航空幕僚長が「先の戦争で、我が国が侵略国家であったというのはまさに濡れ衣である」との懸賞論文を発表、更迭されました。

私も全文を読みましたが、まさに「確信犯」。5万人の航空自衛隊のトップとして、この処の自衛隊に起こる情報漏えい事件、集団暴行事件などの隊内の規律の緩みと、世間の批判に、日本の植民地支配や侵略行為を正当化することによって、一撃を加えたのだと思いました。

これも、積年に亘り、自虐思想を旨とした日本の外交姿勢への鬱積。国防思想によって誕生した自衛隊の無力化に対する不満が制服組に溜まり、暴発したのだと思います。

昨今の食品の安全に関わる中国の不遜な態度。拉致被害者に対する北朝鮮の独善的態度など、日本外交は弱腰だとの印象が国民の間にじわじわと鬱積しています。

それに、合わせて、国民生活を脅かしている米国発の大不況と、とても正常なパートナー関係だとは思えない経済援助の押し付けによる日米関係の悪化。

自衛隊のシビリアンコントロールが効かないのも問題ですが、押しつぶされそうなこの不況と外交での弱腰が重なっての国民の不満も臨界点に達しているのではないかと危惧します。

その解消に政府は、またぞろ、過去の愚策、地域振興券同様に緊急の経済対策と称して、「現金」をばら撒くという。国民は貰えるモノは何でも貰うが、それによってマグマが解消されるわけではない。

さてさて、国民に溜まりに溜まったマグマが爆発し、自衛隊がその先導役を果たすようなら、この国は抜き差しならぬ窮地に追い込まれ、混乱に陥ります。

それを解決する方法は、ガス抜きしかありません。
いま考えられるガス抜きは、衆院を解散し政権交代の総選挙をやるしかないと思うのですが。

それにしても、政府見解(村山談話)が自衛隊の制服組にまったく理解されていないとは・・・・・・。
軍隊の恐ろしさを改めて認識しました。
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↑おもちゃの戦闘機や戦艦ならいいんですが。

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月05日 05:34 | コメント (0)


ラジオ深夜放送

2008年11月04日

ゴールデンタイムの異変

「オーソドックスな番組を展開しているだけ、特段、売りを狙ってはいません。選んでもらってありがたいです」と言葉を選びながら控えめに語るのは、皆様のNHK、広報部の担当者。

先ごろ発表された、テレビ、キー局各社のゴールデンタイム(19時から22時)今年の上半期視聴率結果を受けての発言。NHKの13,6%は過去最高。勿論民放を押さえてトップなのも。

視聴率のゴールデンタイムをNHKにやられるとは、民放のショック、業界では事件です。原因に、若者のテレビ離れが進み、テレビ視聴は高齢化の傾向にあると言われています。

NHKのコメントでは、もともと40代以上の視聴者が多いと分析してます。とのこと、NHKはニュースにしても、クローズアップ現代にしても、報道、ドキュメンタリー番組は民放に比べ一日の長があります。

その裏付けが団塊世代の定年。テレビを見る時間が増え、その層がバラエティーと漫画原作ドラマの民放ゴールデンよりも、NHKに流れ、視聴率を押し上げたらしい。

同世代の私としても、馬鹿笑い番組には閉口。見る番組がなくて、仕方なくNHKにチャンネルを合わす。すると、結構真面目に作ってる。妙に納得できる世の中の流れです。民放ももう少し時代を敏感にキャッチしてもらいたいものです。

しかし、果たして若者のテレビ離れは進んでいるのでしょうか?そうは思いません。むしろ、ビデオの進化で、オンタイムの視聴率が計れなくなってるのではないでしょうか?ここは要研究です。

で、民放は年齢層の高い人向けに、どのような番組を作れば良いのか?との問題ですが、俄か作りではNHKの様な中身の濃いドキュメンタリー番組はできないと思います。

むしろ、その答えは、ラジオ番組にあるのではないでしょうか。それも、また、皆様のNHIKで恐縮なんですが、たとえば「ラジオ深夜便」。統計は分りませんが、年配者向けの隠れた大ヒット番組です。

先輩から毎月、雑誌の「ラジオ深夜便」から引用した手紙を頂きます。
リスナーと綴りながら、ほんのりする話題をテーマにキャスターが音楽とともに進める、その構成が受けているとか・・・・・・。

民放はゴールデンにドキュメント、報道に走るのも良いのですが。何事も原点に帰れです。放送の原点はラジオ。好評の「ラジオ番組のテレビ化も一考です。これなら、コストも掛からないし、スポンサーを番組に織り込めるし(ここが重要です)。

ラジオは斜陽と言われて久しいメディアです。でも、そのラジオから流れる心地よい音楽とおしゃべりに、眠れない年配者が耳を傾けています。

私たち団塊世代は、ラジオの深夜放送で育った世代。この説、以外と的を得てると思いますが、如何でしょうか?ラジオの長年の苦悩が、民放ゴールデンタイムの視聴率衰退を救う、だとしたら・・・・・・・・。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月04日 05:33 | コメント (0)


金鶴一声

2008年11月03日

正直に生きるって難しいですね。

文化の秋なのに、見落としてしまいました。
私の文化度もこの程度かと、多少気落ちしてます。

岐阜出身の画家「熊谷守一」翁の作品展が、岐阜県美術館で開催。それを鑑賞し損なったからです。
熊谷翁の享年は97歳。「文化勲章受章者の内定にこれ以上、人が来るのが困る」との理由で断り、

「絵でも字でもうまく書こうなどとんでもない」と自分の気持ちにこれ以上正直にはなれないほど、素で生きた人です。そんな偉人の心根を読み取ってみたいと思ったのに残念でした。が、

翁の作品が出身地岐阜県中津川市の素封家によって集められ、「熊谷守一記念館」が中津川市にあると聞きました。中津川市は我社の生活情報誌「まいか」(32250部)発行の地。

良き機会です。ぜひ、若いスタッフの激励を兼ねて訪ね、翁の心根に触れ、何かを掴めればと思っています。また、東京にも翁の次女が運営している熊谷守一美術館があるそうですが、最近豊島区立に移管したとのこと、そこへも時間があればと思ってます。

なぜ、熊谷守一翁に拘るかと申しますと、中広の社長室(写真)に翁94歳時の一筆「金鶴一声」が掲げてあるからです。勿論、私が買い求めたものではありません。(私の文化度はいい加減なものですから)

先代が還暦の折に掲げたものです。私も来月には還暦、翁の作品を鑑賞すれば、往時の先代の想いが見えるかもしれないと、思うからです。

菊花香るこの季節に、黄金に輝く鶴が北の空から舞い降り、一声鳴く。
そんな幸せが訪れることを願って。
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中広社長室に掛る熊谷守一翁の額

投稿者: 後藤 日時: 2008年11月03日 07:38 | コメント (0)


三分間のドラマ

2008年11月02日

歌は世につれ、世は歌につれ・・・・

今朝はチョッピリ眠いです。なぜなら、心にジンと沁みる、ビデオを深夜まで見てたからです。
いや、見てたというよりも聴いてたからです。

私には兄弟がいません。そのお陰か、せいなのか分かりませんが、
今でも心を許せる友人に恵まれています。それが財産です。

友人などと品よく言えるのかどうか。それは疑問ですが、昭和40年代。正に青春真っ只中。
日本が活力に溢れた時代。肩組交わし、酒飲み。歌い。議論し。野暮もいたずらも、
喧嘩もした、奴らと、40年の歳月を経て今尚、付き合いがあります。まあ、所謂、悪友です。

ビデオは三時間。昭和45年から平成の始めまで世相と時代を追って、緒方拳さんの渋いナレーションで三分間のドラマを綴って生きます。タイトルは「時代を作り、時代を紡いだ歌」。

そうです。今年亡くなった作詞家「阿久悠」さんの「作詞」した曲を、それぞれの年を追っていく構成です。阿久悠さんのペンネーム悪友とは、なんとも、親近感があります。洒落てますね。NHKのBS放送の番組で、8月に放送、その再放送です。

映像の大半はNHKですから、大晦日の紅白歌合戦での歌手の熱唱から編集されてますので、迫力もあり、懐かしくもあり、頭の中に、その年の出来事まで浮かびます。懐古趣味かな・・・・・。

「歌は世につれ、世は歌につれ」と申しますが、このビデオ。私にとっては「歌は阿久悠につれ、青春は阿久悠につれ」だったと、この歌も、この歌手のヒット曲も、全て、阿久悠の作詞だったのかと、唸ってしまいました。

阿久さんは「歌詞」の前後に時代背景と人の息遣いがが読み取れるはず。世の中、すべてがデジタル時代。アナログでグレーなゾーンが存在してなにが悪い。私の原稿は全て縦書き、だから読む人は、うなずくんだ。と。

阿久悠さんの「歌詞」に綴られた三分間のドラマ。その三分のドラマの背景に私と悪友たちの青春も、織り込まれていたとは・・・・・・。歌謡曲はいいですね。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月02日 07:18 | コメント (0)


秋冷

2008年11月01日

胸張って目線を高く!!

速いものですね。日本の世相を現す年末恒例の一文字、昨年は「偽」でしたね。清水寺の境内で書かれたのが昨日の事のように思って居ましたら、今日から11月。
今年はどんな文字で表現されるのかと、思い悩む季節となりました。

JLAA(地域広告会社協会)秋のブロック会議。最後の関東ブロックが東京で開催。御参集頂いた皆さん熱い議論ありがとうございました。混迷の時代、微かですが、光明が見えた気がします。

そのお蔭もあってか、上京、他の商用も兼ね、東京の街を電車や地下鉄であちこち歩きました。
その雑感です。

相変わらずの人混み、田舎のおっさんには閉口ですが、こんな所にも、と、季節を感じました。
何処でかと申しますと、混み合ってた地下鉄の中で。「ふっ」と感じた「ナフタリン」の匂いにです。

急に冷え込んだからなのでしょうか?冬衣装を慌てて引っぱり出したんでしょう。タンスの中の、行李の中の、その隅に置かれてるであろう防虫剤の匂い。

殺伐とした東京の街で、「みんな、寒気に防御しながら、厳しい状況に必死に耐えて生きてるんだ」、ナフタリンの匂いに「人の息遣い」と、冬の訪れを実感しました。

それから、これは景気の影響なんでしょうか?若者が、それもビジネスマン諸君の目線が下向き加減なのが気に掛かります。若いんだから、もう少し、胸を張って元気よく歩けばなどと、行き交う若者を眺めていまして感じました。でも、なんか変だぞと、気になることに気付きました。

それは、殆どの若者が、なんで、「黒」っぽいスーツばかり着ているんだ??ってことです。よく見ると、大概は細い縦縞が入っていたり濃いグレー生地だったりで、黒ではないんですが、誰もかれもが不思議と「黒」っぽいスーツなんです。伏目に黒いスーツ。暗い時代の象徴のようです。

リクルートスーツの延長なのか?これでは、学生服のようで個性がないな〜。サラリーマンは黒のスーツと決まっている分けでもなかろうが?東京の若者がこれでは、日本の将来も暗いな〜。となんだか悲観的になりました。

ファッション関係者にも知恵を出してもらわねば・・・などと、思いつつ。

今年はオリンピックの年でもあった。年末のひと文字「躍」とか「「動」とか元気の出る文字が良い。と思うのですが。生活臭が漂う地下鉄。喪服のような黒っぽいスーツの若者たち。

このままじゃ、「暗」とか「黒」とか、みみっちい文字になるのではないかと
秋冷に首都東京の街で首をすぼめました。
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投稿者: 後藤 日時: 2008年11月01日 06:38 | コメント (0)