2009年09月

考える!!

2009年09月30日

逃げても、何の解決にもならない。

随分昔の話です。あのソフトバンクの孫さんが、まだ、頭角を現し始めた、15年ほど前のことです。
我社のES課(当時は教育研修事業部)で、ある自動車メーカーさんの幹部研修の講師を孫さんに・・

「私は、日々考えています。一つことを考え始めると、頭の皮がよじれるほどに考えます。」と「考えることの必要性を説明するくだりで、「そう表現」されたのを聴いて、今でも、鮮明に覚えています。

生きていることは、問題にぶつかることです。ぶつかれば、解決しなければなりません。
その解決がなかなか見つからなくて、悶々とするのですが。

でも、前に進むためには解決しなければなりません。生きているとは、その連続だと思っています。

解決する方法。たぶん、孫さんは、考える。考えて、考えて、考え抜くことによって、解決の道が開けると、「考える」ことの重要性を講演で解いたのが「頭の皮がよじれるほど」との表現だった思っています。

解決方法で、最もずるい方法は、逃げることです。その問題から、目を閉じ、耳を塞ぎ、口をつむり、誰かが解決してくれる。時間が解決してくれると、他力本願を決め込んで逃げることです。

それも、方法ですが、果たして、それで済めば良いのですが。済まない事が多いのが現実です。
私は、そんなずるい方法を取らなくても、「考えて、考えて」答えを導きだせばよいと思います。

それが、出来ないから逃げるのだと、言うのでしょうが。それは考えるためのテクニックが、分らないからそうするのだと思います。解決を導き出すには、考えるコツがあります。

難しいことではありません。「知る」ことです。解決すべき問題の本質を知ることです。人間が変わるのは「知る」ことです。知れば、知らなかった時と、状況が変わります。気持ちも、行動も、勿論、考え方も。

変ると言うことは「知る」ことです。知れば、新しい考えが浮かびます。知らなければ、同じ考えがぐるぐると回るだけです。回っているうちに、逃げたくなって、考えを放棄します。だから、答えがでてきません。

考えるということは、知る努力を積み重ねることだと言えます。知るとは、多くの見聞を積むことですが、最も手っ取り早いのは、新聞を毎日読むこと。本を乱読することではないかと、私は思っています。

秋の夜長。静かに物事を考える。思い至らぬ場合は、本のページを静かに捲る。
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投稿者: 後藤 日時: 2009年09月30日 05:18 | コメント (2)


真剣勝負

2009年09月29日

弱音を吐いている場合じゃない・・・・・。

どういう訳か。今場所は、相撲観戦する時間が無くて、本割をテレビで見たのは21日のみ。あとは新聞紙上でしたが。横綱朝青龍関が、連勝を重ね、14勝1敗で優勝。心打たれるものがあります。

ファンとしては、全勝で優勝してくれればとも思うのですが。日之出の勢いの白鵬関。そうは問屋が下ろしませんでしたね。でも、NHKのスポーツニュースで観た決定戦。相撲史に残る名勝負でした。

本割で、朝青龍が土俵を割ったのに気付かず白鵬の豪快な上手投げ。決定戦での、朝青龍、頭を付けてのすくい投げ。そのあとの、土俵の転がったままでの、ガッツポーズ。

ビデオでしたが、おもわず私も力が入りました。感動ものでした。

相撲愛好家としては、横綱が千秋楽で死力を尽くしてぶつかり合う必死の姿。これぞ大相撲の醍醐味です。最近は、外人力士が増えたことや、暴力、薬物事件と多くの問題を抱え低迷する相撲界ですが。

「良い相撲」つまりは、手を抜かない、真剣勝負を見せてくれれば、外人力士であろうが、日本人であろうが、そんなことは関係ない。ファンの心を掴み、相撲人気は復活するのだと思います。

世の中、なかなか先が見えない時代。頭を下げて嵐が通り過ぎるまでは、しかたがない。「適当にやるしかない」などと、弱音を吐いている人には、未来も可能性も見えないのだと知って欲しい。

先が見えないからこそ。「手を抜かないで」死力を尽くす。必死で努力すべきです。そうです。朝青龍と白鵬のように、「ガチンコ」真剣勝負で立ち向えば、感動を呼び、活路が見出せるというものです。

今場所の、朝青龍の復活「優勝」に、あれだけ批判されても、気力を充実させて、地道な努力を重ね、真剣勝負で取り組めば、「天は見捨てない」ものだと、改めて、勇気と希望をもらいました。

優勝おめでとう。ありがとう。朝青龍関。                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月29日 05:59 | コメント (3)


千手観音

2009年09月28日

読者の中心は、若い女性達・・・・・・。

我社は中日新聞の岐阜県版広告を扱うことから、スタートした広告代理店です。33年前になります。当時は、新聞広告売り手市場で、毎月10日、広告局の整理部では喧々諤々の次月紙面調整会議が行われていました。

金曜日、土曜日の紙面倍率が5倍とか6倍なんていうのも、ざら。各代理店と整理部は戦場のようで、紙面の奪い合い。殺気立ったものです。今は昔の、新聞広告全盛時代の話です。

このところ、新聞広告に元気がありませんが、我社は新聞広告が原点。思い入れがあります。

なぜ、新聞広告が減ったのか。最近、なぜ特に激減したのかを論じるつもりはありませんが。私は、広告「効果」を科学的に分析し、証明する努力を怠ってきた広告会社にも責任の一端があると思っています。

例えば、読者層と広告内容のミスマッチ。新聞の社会的な影響力は、部数の減少とは比例していません。むしろ、逆に高まっているのではないかと思っています。

問題は、毎日読む人は誰なのか。どの層なのか。どの程度の時間が費やされるか?などと言った、基礎的な調査データが研究されていない点です。家庭に配達されているから、家族全員が読んでいるだろうとの曖昧な「思い込み」「勘」で決められています。

その勘に基づいて、スポンサーを誘導してきました。科学的な根拠がないのですから、読者と広告内容とのミスマッチが起きて当然です。その積み重ねが、新聞広告の減少に繋がったと考えます。

私は、新聞が社会的に影響力があるのは、社会的に影響のある人が新聞を毎日きちっと読んでいる。毎日新聞を読んでいる人は社会的な影響力を持っているからだと析しています。

その層をターゲットとした、広告内容を掲載するならば、新聞広告の効果は、抜群であると思っています。我社は新聞広告の「効果を測定」して、「広告を科学する」提案を心がけていますが・・・・・。

最近、新聞を読む層で、最も増えた層が、社会の第一線で活躍する女性達です。我社の提案広告ではありませんが、24日の日経と朝日朝刊に掲載された宝島社の大胆な広告(写真参照)。

社会に影響力がある女性の四本の手。まさに「現代千手観音」。そんな彼女達に必要な手。「それは、本」と読書を薦めています。新聞広告の特性をつかんだ、科学的な裏付けのある広告だと、感心しています。

今、新聞広告は買い手市場です。スペースは、十分に用意されています。
我社も、新聞広告を復活させるべく、頑張らねばと思っています・・・・・・・・・・・。                                                                Goto


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9/24朝日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月28日 05:57 | コメント (1)


編集手帳と発信箱

2009年09月27日

<夏の馬鹿は奥に座る>

ブログで個人名を出す場合は、気を付けなければ、相手の名誉を棄損する。とは、知りつつも、筆が滑ってと申しますか。勢いあまって、ついつい、書いてしまうことがある。

始めるにあたって、我社の編集部から、ネットは、どこに飛ぶかわからない。くれぐれも慎重にと、釘を刺されているのだが、最近、多少、調子に乗り過ぎていると反省している。

では、批判したり意見を述べたりするのではなく、感動したり、感謝したりなら、実名を公表して書いても良いのではと、思うのだが。それも、思いあがりで、相手が望むとは限らない。

でも、この記事には感動したので、紹介したい。毎日新聞25日付の「発信箱」での経済部記者の記事。実名入り(公表されている)だから、名前を書いても問題はないと思うのだが、今日は止めておこう。

鳩山首相の「国連の気象変動サミット」での「温室ガス25%削減」発言について。

同日の読売新聞「編集手帳」でも同じテーマを、「温暖化対策の旗手たらんとする首相の志やよし、いい気分に水を差すつもりはないが<夏の馬鹿は奥に座る>最大の排出国である米国と中国が同じ座敷に入らぬまま縁側で夕涼み。日本だけが奥に座って一人ぼっち我慢する図だ」と皮肉っている。

が、「発信箱」では、首脳の演説は8名。オバマ大統領の次に発言したのは、モルディブのナシード大統領。鳩山さんと並んでナシードさんは100ヶ国の首脳から大きな拍手を受けた。

御存じモルディブは、国土の8割が海抜1m以下。「世界が現状維持なら30万国民は死ぬ。国がなくなる」「駆け引きの時間はない」と行動を呼びかけたと。

ナシーブさんは11ヶ月前。30年続いた独裁政権を倒し大統領に。記事は国民の支持を得たリーダーの言葉は重く響くとも。鳩山さんも政権交代を果たし就任1週間。ともに新鮮な二人の発言が評価された。

日本が世界から注目されたのはいつ以来だろう。世界第二位の経済大国だから、あって、当然だったのに、随分長く取り損なってきたものだ。でもこれから。いよいよ、これから。と記事は結んでいる。

国内では、25%削減発言に国内での理解や調整なしで、いきなり海外で「えぇー格好しやがって」と提灯文化人や学者が、ほざいているが(ちょと、待った。もとい、この表現がよくない。反省)。

著名なジャーナリストや財界人達は<夏の馬鹿は奥に座る>と心配されておられるが・・・・・・。

沈み行くモルディブの写真を使って、技術開発が、地球温暖化を防ぐ唯一の道と新聞広告を打ったのは、かの有名な大企業。日本の産業界は、25%削減に立ち向かう覚悟を決めていると思っています。

私は、少なくとも見事な筆さばきの「編集手帳」よりは、ちょっぴり拙いが「発信箱」の若い女性記者の記事の方が、心に響いた。感動しています。

なぜ、<奥に座る馬鹿では>いけないのでしょうか?この目標に向かって努力することが、モルディブ30万の国民を救うための行動であり、引いては、我々の子孫のためだと思うんですが。

個人名は大統領と首相だけです。                       Goto

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  9/25読売新聞           9/25毎日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月27日 06:08 | コメント (1)


小さい春見ぃつけた。

2009年09月26日

病と景気は、気から・・・・・。

月日の経つのは早い。9月も来週で終り。一向に地方が元気にならない。とくに、求人が・・・・。新規採用も半減。中途採用もなかなか明るさが見えない。これでは二番底も覚悟せねば・・・・。

と、思いつつも、どこかに景気の良い話。あるいは元気がでる話はないかと、きょろきょろしています。

そんな折。トヨタが3工場から8工場に休日短縮を増やし、臨時工を約800人採用すると。さらに、それに追従するかのように日野自動車が約900人。三菱も約600人増員するそうです。

そう聞くと、自動車産業が東海地区の景気をけん引してきたんですから、嬉しくなってきます。
下請け、孫請けにも、仕事が回って来そうな気がします。何となく、元気が出てきます。

東京の話ですが、都心のオフィス空室率が19ヵ月目ぶりに上昇がストップしたようです。
経済活動が活発になれば、オフィスビルが埋まる。その現れです。

それに、中古マンションの在庫が一掃されたとの報もあります。だとすると、生き残ったデペロパーがいよいよ本格的に動き出す。ってことになります。この地方に波及するのも遠くはない。楽しみです。

そんな、程度じゃ。明るさは実感できないっておっしゃるなら、この話はどうですか・・・・。

外需拡大の可能性です。米連邦準備制度理事会(FRB)の公開市場委員会が「経済活動は厳しい景気悪化の後、上向いた」と景気は底を打ったとの声明を出しました。(読売新聞参照)

これなら、アメリカの景気が良くなるって話ですから、年末から春にかけては、輸出が期待できます。下半期は景気が回復するんじゃないでしょうか。元気が出てきましたよね。

え??そんな、海の向こうの大きな話を聞いてもピンと来ないですって?

そうかもしれませんよね。でも、「病は気から」「景気も気から」と申します。なかなか景気が良くならないと嘆いていてもしょうがない。まずは、元気情報を一杯吸い込む。そうすれば、気が晴れる。

それを、私は「小さい春(景況感)見ぃつけた」と表現しています。
さー。自分の周りを見渡して「小さい春」探してみましょうよ。気分がよくなりますから・・・・・・。
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9/25読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月26日 06:59 | コメント (2)


リーグ優勝

2009年09月25日

ガンバレ!ドラゴンズ!!。クライマックスを勝ち抜け。

まずもって、ジャイアンツのリーグ優勝を祝福します。特に打線の爆発、初回からの怒涛の攻め。一回に先取点を上げたのが42試合。その勝率が8割5分。その破壊力に敬意を表します。

原監督。名将になりましたね。ペナントを決定づけたのは、8月末。2,5ゲーム差まで迫ったドラゴンズに、名古屋で競り勝ち、三連勝。優勝マジックが点灯したときでしたね。

セオリー通りの采配、堂々たる試合運び。選手を信頼し、それに必死に応えようとする選手。WBCでの指揮では、感じませんでしたが。あの優勝で、選手掌握術を学んだんでしょうね。監督の成長が優勝の最大のポイントだだったのではと・・・・・・・。

経営者いや、リーダーが成長しなければ、組織の発展や成功はない。という好例だと、勉強になりました。優勝コメントで「バネが伸びきった状態ではなく、少し余力を残してチームを前に進めることができた」の一言に、思わず「頷いて」しまいました。優勝の最大の功労者は、原監督ですね。

監督と言えば、我らが落合監督。ドラゴンズの選手層からして、主力投手川上が大リーグへ。主砲ウッヅを放出。戦前の予想では、5位ではないかとの評もあったが。堂々のクライマックス進出。

優勝こそ逃したが、監督の用兵の妙は、芸術的だと言わねばならない。野球は団体スポーツ。与えられた駒を最大限、いや、極限まで磨きあげ、その能力を引き出す競技。この戦力で、優勝にあと一歩。

落合監督の手腕は、「名人芸」国宝級だと言わねばなるまい。

セリーグ各チーム監督のジャイアンツ優勝へのコメント。横浜の田代監督の「いいようにやられた」は論外として、クライマックス3位に命懸け。ヤクルトの高田監督の「今話すことはない」が強烈。

我らが落合監督は「優勝は取れなかったが、これからが本当の戦いだ。準備に取りかかる」との不気味な発言。王者の風格を身に付けてきた原監督と国宝の域に達する落合監督との、日本シリーズ出場権を賭けた決定戦が、とても楽しみになってきた。

「え?何ですか?」「タイガースにもチャンスが・・・・ですって」真弓監督のコメント「ジャイアンツの圧倒的な強さ。なかなか勝てなかった」では、クライマックスでもね・・・・・・。

それにしても、読売新聞に掲載された、イトーヨーカドーのジャイアンツ優勝セール広告。中日新聞に掲載されたドラゴンズがんばれセールの広告。熱い闘いはグランド外でも激しさを増しています。

私的には、クライマックスで何としてもジャイアンツを破り、日本シリーズで優勝して、東海地区消費拡大に貢献して欲しいと・・・・・・・願うのだが。

まずは、ジャイアンツのセリーグ優勝を祝う。                           Goto


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9/24読売新聞            9/24中日新聞      

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月25日 06:02 | コメント (2)


論説は難しい。

2009年09月24日

新聞の見識とは・・・・・・・・・。

私の趣味は新聞です。新聞を隅から隅まで、ひっくり返して、読んだり、眺めたりすることです。
暇があれば、何時間でも、ペラペラめくり、切り取ったりして、ごそごそやってます。

新政権が発足して、一週間。たまたま、バタバタしてましたので、発足時の新聞をじっくり読んでいなかった。昨日、改めて、鳩山内閣発足関連の記事(切りぬいていたもの)に目を通しました。

その中で、「拝啓 鳩山由紀夫様」との書き出しで始まる読売新聞の新内閣誕生に寄せた、某氏の「宰相の言葉は重い」という一文が目にとまりました。

新内閣誕生、翌日の一面。各紙とも力が入っています。にも拘らず。天下の読売新聞の解説。内容はあまりにも偏っている気がしました。ためにする論説は如何なものかと思いました。

某氏のテレビでのコメント、何時も軽快な話しっぷりで、聞きやすいのですが。歴史が動いた新政権の論説にしては、ガードが甘い気がします。読売新聞全体の判断ではないでしょうが。

少なくとも、宰相の言葉の重みを、トルストイの「本当に言いたいことは声を低く語れ」と比喩しない方が良いかもしれません。トルストイの時代背景から考えて。

社会学者のマックス・ウェーバーの「政治とは情熱と判断力を駆使しながら、堅い板に力を込めてじわじわと穴をくり貫いていく作業である」を引用して、辛抱強さの必要を説かれていますが。

鳩山由紀夫氏の政治暦を見れば、彼が如何に辛抱強い男かが分かるはずです。

この言葉を引用するなら逆で、「貴方なら、ウェーバーの政治理論が良くわかっているはずだから、困難に臆せず、立ち向かえ」とエールを送るべきでしょう。

それに、「変節」批判を恐れるなとマニフェストの実現を否定しています。この点は、良く考えてみる必要があるのではないでしょうか。マニフェストをコロコロ変えれば、政治不信を増幅させてしまうのではないでしょうか。

政治公約は「絵に描いた餅」守っても、守らなくてもよい。その程度のもの。だったのは自民党政治であって、新政権にもそうすべきではとは、やはり,言い過ぎだと思うのですが。

マスコミの民主党批判の常套句は、小沢一郎批判です。

「小沢支配」「二重権力」は、自民党で言えば「派閥支配」ですし「党(族議員)と政府の二重権力」と同じことです。それを排除するシステムを作って、党と政府の一元化を進めているが、新政権ではないかと思います。ここは、じっくり新政権の仕組みを見守るべきではないでしょうか。

それが、今日の言論界、新聞界の見識と言うものではないでしょうか?
新聞命の私のささやかな、思いです。                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月24日 06:16 | コメント (0)


子ども図書館

2009年09月23日

本は、孫娘とのコミュニケーションツール。

今日も休みです。長いですね。休日も忙しくされておられる方はうらやましいです。
私なんぞは、やることがない、今日は出社して、溜まってる「本」でもやつけようと思っています。

朝日新聞「生活」欄に、「本」にまつわる記事が掲載されていました。
如何にも朝日らしい取り上げ方に、苦笑しますが。ちょっぴろ考えさせられます。

「公立図書館は、わざわざ頑張って行く感じ。ここは日常の延長で買い物ついでに寄れる」と、イトーヨーカドーの子ども図書館を「閉館しないで」と、利用者の主婦が訴えている記事です。

ヨーカドーは全国に179店舗のスーパーを展開している。その内15館に「社会貢献の顔」として、子ども図書館が設置されていた。現在は8館のみが運営されているとか(この地方は愛知県の安城に)

閉館の理由は、8館では、メセナ活動にならない。維持費が1億円以上掛かる。それに、利用者が3割減り、一定の役割は終わった。からだとしています。

子ども図書館の特徴は1、専門家の視点で揃えた世界の児童書がある。2、子ども目線の設備である。3、専門知識を持った司書がいるの三点で。それを「三つの魔法」と呼ぶのだそうです。

で、ここが朝日新聞らしいのですが「閉館を受け入れられない親御さんが多い」と話すのは司書。朝日は、司書の職場が減ることを問題にしている点が、いかにも朝日らしい。

最近の私の孫娘に対する楽しみは、本屋に寄って、「子どもの本」を買い求めること。
値段も手ごろで(ちょっと高いと思うものもあるが)実に工夫を凝らした楽しい本が用意されている。

買い求めた本を、膝に乗せた孫娘に読み聞かせるのは、至福です。
出版業界も苦しい。本は、借りるのも良いのだが、出来るだけ買って読んで欲しい。

スーパーの図書館。これだけのデフレ経済下。イトーヨーカドーであっても、、行政が肩代わりする以外、維持するのは難しい。閉館やむなしと思えるのだが・・・・・。

この記事で考えさせられるのは、スーパーでの子ども図書館の必要性よりも、公立図書館の有様です。子ども図書館を利用する主婦の「公立図書館は、わざわざ頑張って行く感じ」。つまり敷居が高いのを、どのように解消するか?その知恵が、行政サイドにも、司書さんたちにも必要ではないでしょうか・・・・・・

公立図書館の利用度は、十分なんでしょうかね?。              Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月23日 05:20 | コメント (2)


ユニクロ

2009年09月22日

秋の夜長、雑誌も面白いですよ・・・・・・・。

10月号の文藝春秋は、最近になく面白い。ただ、編集上、日程の問題があったのだろうが、前号の「前政権の側から、注射」でも打たれたのではないかと、疑うような民主党批判の延長線上にある、巻頭の「戦後日本の一番長い日」以外は、面白いと付け加えておこう。

中でも、京セラの稲盛和夫氏の「鳩山よ、勝って兜の緒を締めよ」は圧巻。取り分け、小沢一郎との付き合いの原点の項は、人間小沢一郎の世間の評価(私は、人は永遠に変わらないものだとする、マスコミのレッテル貼りは間違っていると思っているが)「なんとまじめで誠実な方だろう」には、思わずうなずいた。

それに、「日本外交の取るべき道」寺島実郎氏。岡田新外相との違いも鮮明になっているが、日本の外交進路の真髄をえぐる納得の提言だと、興味深く読んだ。

ミスター円こと、榊原英資氏の「成長戦略」などなくても良いは、農業振興に対するスタンスはまったく同感できるが。外需拡大も、規制緩和と構造改革の視点もなくして、この国の経済が成り立つとは思えない。

と、鳩山首相に近いと言われる財政と外交面にわたる中核的なアドバイザーの論は、納得である。しかし、その二人を内閣にも、官邸の周りにも参画させていないところが、新内閣の「奇をてらわない」、政治主導の典型ではないかと、理解した。

10月号特集の中心は、政権交代だが。もう一つ、「う?ん」と、うなる「論」に触れて、考えさせられている・それは、新設されたコーナー。「誰でもわかる経済教室?」「ユニクロ栄えて国滅ぶ」(浜矩子氏)だ。

新自由主義の対する偏見が目立ち、マルクス=エンゲルスの共産党宣言をマニフェストと位置付けるあたりが、彼女の限界だが、「自分さえ良ければ病」の蔓延を払拭しなければとの、問題提起には納得できる。

雑誌の廃刊が相次ぐ中、オピニオン雑誌が、ひと働きしなかればならない時代だが来ていると思っている。文藝春秋がオピニオンかと言えば、疑問符が付くが・・・・・。

日本の将来を占うような、元気の良い学者、文化人への門戸を閉じないでほしいと思う。
今月号の文藝春秋。私は必読の価値があると思うのですが・・・・・・・・。ぜひ、お求めを。
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投稿者: 後藤 日時: 2009年09月22日 06:55 | コメント (3)


自民党総裁選

2009年09月21日

ものの哀れを、感じるのは、秋ばかりではなさそうです・・・・・・・。

栄枯盛衰は世の倣(なら)いと申しますが。昨日までは権力の中枢にいた政党が、一瞬のうちの転落した場合。その再生は、なかなか難しいものです。ましてや、当事者達が先を読むのは・・・。

一般的には、企業や組織の頂点にいた人が、何らかの理由で、「まだその地位に連綿としたい」にも拘わらず。その地位から、去らざるを得なかったときの、多くの結末を見れば分かります。

下野した自民党。総裁選挙が、18日から始まりました。野党の党首を決めるのですから、全国遊説もないと思いますが、30日まで、約二週間の長丁場で、党員に訴えるようです。(何を訴えるのでしょうかね??。内容がありませんよね)

凋落した政党の再起は難しいと思います。叱られそうですが、こんなシュミレーションが成り立ちます。
まず。与党になった民主党は、来年の参院選挙までは、ひたすらに、マニフェスト実行で走ります。

残念ながら、自民党には、それに抵抗する術は、ありません。なぜなら、「前長期政権の負の財産に苦心しているのではないか」と「総括」に基づいて反論されれば、ぐうの音も出ないからです。

となりますと、来年の7月、参院選は、民主が圧勝するでしょう。問題は、そこからです。長期政権が見えてきますと、権力の性(さが)で連立の歪みも、民主党内での理念や意見の違いも表面化します。

一方の自民党。「地位から転落」した人たちの習性は三種類に分けられます。
一つが「昔のことを忘れられない」(ほとんどがこの部類ですね。権力とは怖いものです)

二つ目。もはや、その地位にいないにも拘らず、その位置にいると錯覚したままでいる。(悲劇ですね)三番目。転落を認めて、次の世代と交代する。(勇気が要りますが。そんな人がいれば、転落しませんよね)

総裁選挙。三人の候補者が出馬しましたが。自民党の地方議員の人たちも大半が二番目の人たちばかりですから、「地位からの転落」が理解ができていませんので、この総裁選挙は、谷垣氏が勝利するでしょう。

そうなりますと、たぶん、河野氏は離党して「みんなの党」と合流、新党結成と言うことになる。
その際の基軸は「小さい政府」「構造改革・経済成長路線」になるのではないでしょうか。

となりますと、自民党は分裂。参院選で再び惨敗。で、次の衆院選、民主党の「大きな政府・福祉経済国家」路線に反対の民主党内の意見の違うグループは、新党に移る(浅尾慶一郎氏のような)。

そこで、政界再編。本格的な二大政党へ移行、自民党は消滅するのではないかと思います。

自民党と言う日本の経済成長と繁栄をここまで導いた政党が、消滅するのを見るのは忍び難いですが、「地位の転落」を理解できず、錯覚したままの人たちの末路だと思えば・・・・・・致し方ない・・。

ヒンヤリとした秋風を頬に受け、ものの哀れが・・・・・。妙に納得ができるんです。
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投稿者: 後藤 日時: 2009年09月21日 07:28 | コメント (2)


五連休

2009年09月20日

叱られても良い、私はアリでいたい。

シルバーウイークだか?秋の連休だか知らないが?こんなに季節の良い時期に、五連休はないだろう。いつから、誰が、働くことを長期間放棄するこんな馬鹿げた連休を作ったのだ。

休日の根源は、かのモーゼが7日の内に一日の休日をと、啓示。その結果。一週間に一日の休みが出来て、土曜日が休日となった。ユダヤ教では今でも、休日はシャバットといい、金曜の夜から土曜日の夕方までが「火を使わない」完全休養日だ。(土曜日にはホテルのエレベーターも動かない)

キリスト教も休日は、土曜だけ。日曜日も休日で連休だと思っている人が多いが、日曜は、教会に礼拝に行き、宗教に触れる日で、休日ではない。だから、休日は土曜日。

イスラムの世界は、何処で、どう間違ったのか?休日は金曜日。土曜日は敵対するユダヤ教が休みだから休み。日曜に礼拝に行くから、週に三日間休みだといわれているが。彼等も本質は、金曜だけが休日。(でも、週に三日も休んでいるから経済的には発展しない・・・・・・・のだと思うのだが)

別段、休みが多いから悪いというのではないが。意味のある祝日で、国民が「その日を記念」するなら分かるが。このシルバーウイークは、私には理解できない。(依然もブログに書いた)

人間は、働く動物。アリとキリギリスじゃないが、「休んで、怠けていて」国が豊かになると思っているなら、大間違いだ。この難しい経済環境は、誰の目にも「冬」の時代だと写っているハズだ。

遊び惚けて、蓄えをしなかったキリギリスは、寒空に凍え死んだではないか。働かなければならない時に、連休で働くことを放棄した国民が、救われるだろうか?キリギリスと同じ運命を辿るしかない。

この連休。この大不況。どこかに出かける費用もない。しかし、会社も学校も休み。では、テレビを見て寝ているか?と、考えるには、気候が良すぎる。では、どうすればよいのか?

日本人に宗教心があれば、宗教施設を尋ね、心を洗えばよいのだが、その習慣も薄い。だとすると、やれることは一つだけ。そうです。居ながらにして、あらゆる世界へ誘ってくれる本を読むことだけだが。

家人には、休みぐらい休みなさいと叱られても、所詮は、働き蜂(いや、アリ)の仕事馬鹿。仕事の足しになることを何か見つけ、働かなければ、心配で、心配で居られない。

こんな私は、やっぱり古い人間なんでしょうね。モーゼ様。           Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月20日 06:55 | コメント (3)


上方修正

2009年09月19日

企業景況感、大幅にアップしてきたようだ。

ミスター年金の「長妻昭」衆院議員が厚労相に抜擢され。やっと、巷の関心が、新政権に向いてきたようだ。国民は新政権に対して、読売新聞のように、頭から冷や水を浴びせるような批判はしていない。むしろ、期待を持って好意的に、見守っている感じがする。

新政権に歩調を合わせたわけでもないが、日銀が景気判断を前月までの「下げ止まっている」から公共事業の増加、企業の在庫調整の進展、新興国を中心とした海外経済の持ち直しで輸出が増加しているなどの理由で「持ち直しつつある」に上方修正した。

また、先行きについても、「本年度後半以降に持ち直していく」と日銀にしてはめずらしく、前向きの評価を示した。日本経済も雲が薄くなり、明るい兆しが見え始めたのではと期待出来る。

また、これも当てにはならないのだが(今までの政権なら)。財務省と内閣府が全国の約1万社の企業経営者から聞き取り調査(BSI)した7から9月期の「景況感」判断によると、経済対策が下支えとなり、大幅に改善されつつあるとの結果を発表した。

前政権の言うところの「財政出動の効果」が出始めたと見るべきだが。調査は大企業中心。地方との格差は依然と大きいので信用できないが、政権も変わったこと、前向きに理解したい。

景気は経済の実態を映し出すのだが、経営者のマインドも大きく左右する。とくに広告に関しては、積極的な企業姿勢が背景になければ、出稿(専門用語で宣伝費のこと)に繋がらない。

その意味でも、日銀の上方修正や企業景況のプラス情報は、経営者のマインドを明るくする。

このところ(自民党政権時代)、日銀、財務省、内閣府のデータには、何度も裏切られてきたが、ここは一番、政権も交代したことだし、上方修正判断を、大いに期待したいものだ。

読売新聞も、新政権に後ろ向きの判断をしないで、国民のマインドを冷静に見抜く力が必要ではないか?と、思うのだが・・・・・・・・。
                                        Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月19日 06:17 | コメント (2)


第42回日本女子プロゴルフ選手権

2009年09月18日

イベントは、組織を強くする。

ちょっぴりタイミングを逸した話題だが、我がゴルフのホームコース、岐阜関カントリー倶楽部を舞台に、先週ゴルフのメジャー競技、第42回・日本女子プロゴルフ選手権が開催された。

諸見里しのぶ選手が6アンダーで優勝。最終日の日曜には、1万7千人の観客が観戦。大会はかつてないほどに盛り上がり、大成功に終わった。開催を決めて3年余。この日の為に最高のコンデション作りに貢献した関係各位に心より敬意と感謝を申し上げる。

関カントリーは、今年で開場45年。東海地方では、雄大で戦略性にとんだメンバーコースとして、高い評価を受けているが、この大会を期して一段とグレードが上がった気がする。

勿論、テレビ放映が「一度プレーしてみたい」と、ゴルフファンの心を掴んだのだが。
それよりも、大会を経験して、従業員の意識改革が進んだことが、大きな要因ではないかと思う。

たとえば、キャデー。関CCでのプレーは原則、キャデー付き。セルフラウンドはできない。パートナーとしてのキャデーの技術が、プレーを左右する。他の倶楽部に比べれば、教育は行き届き、評価の高いキャデーが多いのも関カントリーの特徴だが・・・・・

132名の出場選手のうち、100名が帯同キャデー。残りが、ハウスキャデー。関CCには約70名のキャデーがいるが、半分が選手とプレーを共にしたことになる。その経験が、専門性の向上となって、質を上げたようだ。

プロの厳しく激しいゴルフに対する姿勢と向き合い、キャデーの質と言うか。レベルと言うか?キャデーとしての役割や価値を認識したようだ。(どのキャデーも活き活きと仕事をしている)


また、コース管理のスタッフも、大会関係者の、コース設定のわがままにとことん付き合い。現代ゴルフコースの有様(優勝者のスコアーを4アンダーで収める。実体は6アンダーだったが)を学んだ。

ゴルフ場の醍醐味はコース設計とコース整備にある。もともとコースは雄大な設計だが、コース整備にも大きな経験を積んだことになる。(私は関CCは日本有数の整備されたコースに変身すると思う)

さらに、事務部門のスタッフ。連日、朝5時集合。大会関係者のあらゆる要望に忠実に、かつ、迅速に対処。大会の黒子役を必死で担ったことは、サービス業の何んたるかを知る良い機会であった。

メンバーのみならず、ビジターにも、ゴルフの心得を持って、おもてなしできる人材が育った気がする。

それに、多くのメンバーが、ボランティアに参加。大会の下支えを担ったことは、メンバーズゴルフ倶楽部としての、地位を高めたといえる。

一つのイベントで、組織の構成員が一致協力、団結して、レベルを上げることができたのは、イベントの本来の意味を全うできたことに他ならない。会員制のゴルフ倶楽部という緩やかな集合体でも、イベントの効用が大きいことを証明した。

難しい経済状況。ややもすると、数字や成果に追われ、自分も回りも見失うことがある。そんな時こそ、組織や企業を上げてのイベントに取り組むことが、停滞の打開に繋がるといえるのではないか。

ゴルフファンには,是非、日本女子プロゴルフ選手権大会を通じ、従業員が一段とレベルアップした、岐阜関カントリー倶楽部の、サービスを体験していただきたいと願う次第です。                                 Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月18日 05:52 | コメント (2)


呪縛(新閣僚の記者会見を聞いて)

2009年09月17日

絵に描いた餅ではないぞ

眠いよ??。昨日は、JLAA(日本地域広告会社協会)の中四国ブロック会議が広島県の福山市で開催され、広告業界のあるべき姿について熱い議論を交わし、帰岐が11時過ぎになりました。

が、帰宅して、テレビを付けましたら、鳩山内閣新閣僚の記者会見が行われていて、ついつい、菅直人さんの明快な所信と決意に始まり17人全員の思いを聞いてしまったので、寝たのが、午前2時になってしまった。

で、このブログを何時ものように、5時に起きて書いるので、とても眠いんです。

初々しい新閣僚の抱負を聞いて感じたことは。まず、折角の初記者会見。何事も始めが肝心。もう少し時間的な余裕を持って出来ないのか。司会者が時間の制約があるから、手短に話せだとか、質問は二点だけとか。慌てすぎ。これでは、先が思いやられる。

しかし、還暦を向かえ老化と体力、気力の衰えが気になる団塊世代としては、新閣僚の年齢。大方が60代なのが嬉しい。それも、この国を改革するのだという気概が溢れ、テレビ画面が燃えているようだった。我々もう一頑張りせねばと、勇気と元気を貰った。

とりわけ。藤井財務相(77歳)の迫力は凄まじい。高度成長の成功体験を引きずった前政権の経済政策の失敗を如何に改めるべきか。そして、日本経済は如何にあるべきかを見事に言い尽くしたのには、鬼気迫り、感動すら覚えた。

それに、官僚は中立的な行政技術者たれの一言に、脱官僚内閣の全てが凝縮されていた。
マニフェストの経済政策など中心部分を練り上げたのは、77歳の藤井裕久氏だったと確信した。

仙谷由人行政刷新担当大臣の明治以降120年続いた官僚主導国家を、キチンと総括するのが仕事だとの決意には、総括がなければ、前には進めない現実を如実に語った。

鳩山新内閣の重厚な陣立に、納得しつつ、午前2時になってしまいました。

国民は必ずしも民主党政権に期待をしていなかったと思う。むしろ、金属疲労をきたしている自民党政権を一度変えてみたい。民主党にやらして、だめならば、また、元に戻せばよい。と安易に考えていた。

勿論、その代表格がマスコミ。それが、新内閣の顔ぶれと、彼らの熱い発言を聞いて、ちょっと待て、これは、本気で日本を改革しようと思ってる。ひょっとしたら、マニフェストは絵に描いた餅ではないぞと、驚いた記者会見だったのではないかと思う。

そうでなければ、日本のジャーナリズムは、歪んでいるといわねばなるまい。
新閣僚の熱い抱負を聞きながらの感想でした。

眠いんですが、なぜか積年の呪縛から解き放たれた、清々しい気分です・・・・・・・・。
                                 Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月17日 05:16 | コメント (2)


高揚感

2009年09月16日

目を凝らし、息を潜めて、見守っているのかも・・・・・

本日、鳩山連立内閣がスタートします。国民の間に高揚感がないのが不思議です。
政権交代の意味がよく分かっていないのではないかと、心配です。

どうせ、たいしたことは出来ない。と、高をくくっているならそれは間違いです。
なぜなら、国民は、民主党に変わりうるハズの政党を壊し過ぎてしまったからです。

四年間は衆院の解散はないでしょう。来年の参議院選挙で、民主党が勝てば、好むと好まざるとに関わらず、民主党は長期政権となります。たぶん、8年間は続くことになります。

そこで、民主党政権の方針について、腹を据え、見ておかなければならないことがあります。
一つは、外需よりも内需に舵を大きく切る点です。消費拡大政策を取ることです。

二つ目が、環境政策に重点を置く点です。CO2の25%削減は、経済界のみならず、国民が命懸けで取り組まなければならない課題です。

もう一つが、農業振興です。農家に対する戸別補償制度が注目されますが、実は、農業の大規模化、法人化が推進される点です。

内需は税の配分方法を団体、組織から個人(家庭)に変えることによって、消費を喚起させる政策です。環境は、世界に冠たる省エネ国を目指すための投資を行う産業の構造改革を伴います。

農業法人には、「農業生産法人」(農地を取得できる法人)と「農地を借りて一般企業として参入する法人」があります。改正農地法が年内に施行される見通しで、農地の賃借が自由化され「農地を借りて参入」する方法(借地期間も50年となる)が加速しそうです。(民主党の政策ではありませんが)

企業の農業参入は、外食産業のワタミなどが大規模に進めていますが、流通大手のイオングループが全国十数か所の農場を運営する計画を打ち出し、セブンイレブンも十ヶ所以上の農業生産法人を展開するという。

それに、日経によれば、製造業の住友化学が自社の肥料や農業資材を使い、栽培計画や生産コストなどを管理する独自のシステムを駆使して、自社ブランドで販売も手がけ、新たに農業事業に参入するという。

大手製造業が農業事業に参入することによって、農業のあり方が大きく塗り変わる時代が訪れようとしています。民主党政権が農業の規制緩和を後押しするかどうか?

農業は国そのものです。その農業が企業化されるのです。国の根幹を揺るがす問題です。
だれが、農水相になるのかを含めて、成り行きを見る必要があります。

新政権に高揚感がないのは、内需拡大、農業振興、環境対策は、やらねばならない政策だと国民はすべて分かっていて、本当に出来るのか?と、目を凝らし、息を潜めているからなのかもしれませんね。
                                         Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月16日 06:21 | コメント (1)


マジック

2009年09月15日

嘘のない政治を期待したいものです。

ちょっと怒ってます。いや。かなり怒ってます。こんなインチキがありますか?
内閣府発表の4~6月GDP年率換算の下方修正についてです。

どうもおかしいと思ったんです。8月17日に、大々的に発表があった景気回復基調で3,7%増。なぜ、8月の17日に発表したのか?そうです。ご案内の通り「翌日の18日」が、衆院選挙の公示だったからです。

そして、自民党の選挙演説の中心が「GDP、3,7%。景気対策が功を奏し、景気は回復する」と、景気低迷から脱出できるのは。与党だ」と訴えて、選挙戦を戦った。

その結果は、御案内の通りだが・・・・・・・・・・・。

9月11日に、あの数字は間違いでした。3,7%ではなく、2,3%でした。名目成長率に至っては2,1%減(前期比で0、5%減)となり、デフレ状態が続いていますと。臆面もなく下方修正。

数字のマジックは、どこにもあるが。権力維持のため形振り構わず、勝手に数字を変えて発表する。軍事政権や、絶対主義の国ならいざ知らず、日本のような民主的な国(??)でさえ、こんな怖ろしいことを平気でする。権力とは、恐ろしいものだと、思わざるを得ない。

だとすると、私たちは、バブル崩壊後、15年近くも、いい加減な経済指標に振り回されていたのかもしれない。数字のマジックに踊らされていたとするならば、恐ろしさに身震いすると同時に、怒りで身体が震えます。

そんな政権にさようならした、8月30日の出来事は、まさに、民主革命だと位置づけて良いのではないかと思います。明日、新政権が発足しますが、数字のマジックで、国民を翻弄する愚だけは、とらない政治をお願いしたいものです。
                                                 Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月15日 06:35 | コメント (1)


頭力

2009年09月14日

変わるためには、情報を入れる(知る)。考える。

このブログも700回を超えました。予定の1000回までもう一息です。毎日続ければ良いものではありませんが。二年近く継続することで、前と比べ、私自身、変わった気がすることがあります。

どこが変わったのか?まず、体力が落ちました。体力は変わったのではない肉体が衰えたのですが。でも、身に付いた体力もあります。どこか・・・・。頭力です。頭が強くなった気がします。

頭が強くなったと言っても、頭突きで相手を倒せるようになったのではありません。むしろ、主義主張がはっきりしてきたと申しますか、ものの考え方に幅が出来た気がするのです。

それは、歳の甲であって、ブログを毎日書くせいではないと言われそうですが。少なくとも、今日は何を話題にブログを書こうか??、と毎日考えることが癖になりました。

それを、二年もやっていますと、世の中の仕組みと言うのでしょうか?人間社会の出来事と言うのでしょうか?大概の事が、解ると言うか?読めるようになりました。それを頭が強くなったと表現しているのですが。残念ながら、頭が良くなったわけではありません。

しかし、問題は、強くなった頭の使い道です。頭が強くなっても、体力が落ちて、行動力がなくなれば、何の意味もありません。むしろ、知ったかぶりの頭でっかちは、社会の邪魔になるだけです。

物事を知ることは、変ることです。物事を知ることは、変われることです。世の中の出来事を知り、強くなったならば、その頭は、変るために使わなければなりません。

どうすればよいのか。多くの情報を知ることは、エキスが蓄積されることです。エキスをかき回わす。すなわち、考えることです。考えれば、答えが出ます。それが、変ると言うことです。

情報を入れる(知る)。考える。答えが出る。変る。知る。考える。答えが出る。変る。その繰り返しが、進化することだと思っています。勿論、答えが出ないこともありますが、情報を入れ続け、そして、考えると・・・・・・・。何かが見えてきます。

継続は力と申しますが、体力が落ちても、頭力が付けば、補うことができないかと思いいつつ。
でも、考える前に、行動する方が、頭力も付くのではないかとも感じています。

毎日、お付き合い頂く方に、この拙文が「知る」の一つになればと願いつつ。
700回を超えたことに感謝しています。
                                            Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月14日 06:39 | コメント (2)


郵政民営化

2009年09月13日

財界の苛立ちこそが、混乱に拍車をかける・・・・・

どうも日経新聞が、非民主政権に舵を切ったようだ。もともと日経は日本経済株式会社の機関紙なのだから、当然と言えば、当然だが。もう少し、見極めたらどうかと思う。

金曜日の社説で、民主党の郵政民営化見直しに注文を付けた。私は郵政民営化推進派。ここは躊躇なく、民営化を推し進めるべきだとの説を取る一人だが。

問題は民主党にあるのではない。民営化反対議員の自民党復党に「お帰りなさい」と迎えた安部元首相。かんぽの宿問題で、西川社長の更迭を叫んだ鳩山邦夫前総務相のちゃらんぽらん。

自民党が、郵政民営化推進を掲げて、4年前大勝利したにもかかわらず、それを、自ら放棄したのが、自民党大敗の大きな要因ではないのか?

民営化を反古にしたのは自民党であって、民主党ではない。「西川氏の辞任を要求するのは、民間会社への介入」だ「民営化を推進するのか?官営化に戻すのか?」と迫っているが、それはお角違いと言うものだ。

私は、民主党は民営化を推し進めると思う。時計の針を逆戻りはさせないはずだ。なぜなら、そもそも民営化には賛成なのだから。ただ、その内容と手法に問題があっただけである。

日経新聞の拙速な非民主党の姿勢は、財界の25%CO2削減の恐怖が「苛立ち」となって、噴き出したのだろうが、ここは、慌てない方が良い。

むしろ、自民政権の無謀ぶりを総括すべきだ。
そして「小さな政府」「経済成長路線」派に自民党を再生させる方が先であろう・・・・。

むしろ、日経が民主党に注文をつけるとするならば、外需依存型から内需拡大に舵を切ることに対する批判を強めて欲しいと思う。外需を重視しないで、国の繁栄などないからである。

日経新聞は日経新聞の役割があると思う。まだ発足もしていないのだから、新政権には、ぜひ、是々非々で望んで欲しいものだ。マスコミの拙速さが、国を危うくすることを忘れてはならない。
                                             Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月13日 06:38 | コメント (2)


威風堂々

2009年09月12日

意趣返しほどみっともないものはない。

3党連立が合意された。政権交代のお膳立てが整った。いよいよ、来週には新政権が発足する。
この一週間ほど。各党の動きを見ていて、「闘いの後」(選挙結果)の対応が、如何に大切かが分かる。

まず、社民党。埋没を恐れ、独自色を出すのに躍起になって、いたずらに原則を振りかざす姿勢に。眉をしかめた人は多かろう。女性だからと言って許されるわけではない。

政策の先鋭化は野党の常套手段。かたくなな姿勢を貫けば、いずれは離脱しなければならない。
大阪で当選した女性候補者は、民主との一体を訴え勝ち上がったと記憶するが・・・・・・。

「あれほど勝った党に丁寧に声を掛けてもらい。ありがたい」(五百旗頭真氏)という謙虚さがなければ、与党どころか?野党にも止まることもできず、参院で議席を失い。解党の憂き目に合うやもしれぬ。

身の程を知らぬ振舞は、身を滅ぼすよい教訓になると思う。じっくり見ていたい。

グッドルーザー(よき敗者)たれば、必ずチャンスは訪れると思うのだが、自民党も「情けない」。いまだに負けを自覚できない。国会内の控室も明け渡さないと言うではないか?この時代に籠城でもあるまいに。

国会論戦が始まれば、あせりの一撃で、まずはスキャンダルを暴き立てようと企てているそうだが。それも情けない話。野党とはどうあるべきか。来たるべき政権奪取を念頭に堂々たる態度で臨むべきではないか。

敗者の意趣返しほど、惨めで、みっともないことはない。

国民新党への配慮も、温かさがにじむ。少なくとも、勝者である民主党に「驕り」は見られない。これが鳩山流「友愛」の姿だとしたら、この政権は「敗者や小党」の意に反して、長期になるやもしない。

勝とうが、負けようが。政治は国民のためにあるハズのもの。
私心、私欲にとらわれず、与野党問わず政治を志す者は、威風堂々と王道を歩んで欲しいものです。

それに、国民新党が総務相。社民党が厚労相を要望していると報道されています。
増長も極まれりだ。私は両党とは閣外協力の方が良いと思うのだが。

私たち弱い国民でも、正邪はちゃんと、見抜けるんですからね。          Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月12日 05:26 | コメント (1)


アドマン

2009年09月11日

変化に対応できない生物は死滅する・・・・・。

あの8月30日から、10日間が経ちました。まだ、10日かしか経っていない。と言うべきなんでしょうが。ことの重大さに気付いていない人が意外と多いのに驚いています。

政権が代わったのです。50年も続いていた政権が代わったんです。戦争が終わって、世の中が劇的に変化したことを記憶している人も、随分少なくなりましたが、その時以上に世の中が変るんです。

広告の仕事は、「変えることです」。新しいものが誕生したとしますと、それを世の中に知らしめ、普及させ、今までと違う状況を作るのが、仕事です。

広告に携わる者(アドマン)が、政権交代の意味を理解できないようでは、広告の仕事をやる資格がありません。変化を作り出すアドマンが、変化に対応できなければ、それは、悲劇だと思います。

政権交代で、何が変わるのか?政治の根幹をなす、思想やイデオロギーが、今までと変わります。と、申し上げたいのですが。東西冷戦構造崩壊以降、世界にはイデオロギー対立はありません。

勿論、日本の政党間にも明確なイデオロギーの違いはありません。それが、政権交代での、変化を分りにくくしているのですが。でも大きく変わるのです。何が変わるのか。答えは、「税の配分」が変わるのです。

政権の役割は、税の徴収と配分です。徴収は「大企業と金持ちから取り上げろ」と一億総貧困化を主張する政党もありますが、交代によって急激な徴収の改革はありません。4年間かけてじっくり議論して、不公平を是正することになるでしょう。

問題は、配分です。従来の政権の配分方法は、省庁の外郭団体(天下り先)や業界団体(公共事業)を通じ組織に配分する手法を取ってきました。その分配の仕組みが変わります。

つまり、子育て手当や公立高校授業料無料化、さらには農家の戸別所得補償制度などに象徴されるように、組織や団体への配分から、家庭や個人への配分に組み替えられます。

そうなれば、戸惑いを持つ人と、痛みを感じる人がでてきます。そう言った人達は、ことの重大さに触れたくない。気付きたくないと思っているようです。

戸惑う人の代表は役人です。彼らの戸惑いが、抵抗になって表れています。が、4年間は、絶対に元に戻らないと認識すべきです。変るのだと割り切るべきです。

痛みを感じる人は、漠然とした不安に、怯えているようですが。それも変化に気付いてない証です。全ての生物は環境の変化に耐えられなければ死滅します。変化を受け入れなければなりません。

私たちは、政権交代と言う初めての経験に慣れていません。が、変化を否定しても何も始まりません。政治は力(数)です。政権交代は、有権者の力の結晶です。

まだ、10日です。変化は今からです。広告の仕事に携わるアドマンならば、そのことにいち早く気付き、次なる一手を考えるべきだと思います。                  Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月11日 05:58 | コメント (1)


ヒートテック

2009年09月10日

日本産業の底力に期待する。

この夏の気象が総括されたのかどうか?よく知らないが、このところ。ところと言っても、9月の中旬だが。妙に涼しい。飛騨の山間部では、例年よりも一ヶ月以上早く、紅葉の便りも聞こえる。

私は、地球温暖化情報を真に受けて、この夏は猛暑。残暑も厳しいと予想していたが、東北地方では、梅雨明けもなく、冷夏。予想は見事に外れた。

民主党の鳩山代表。地球温暖化問題に関するフォーラムで、日本の2020年までにCO2削減目標を「25%減目標」とすると明言した。(政権公約通りだが)

経済界からは早々に「省エネの進んだ日本には過大な負担。経済に悪影響を及ぼす」との反発。現政府は、25%削減すると、GDPを3,2%押し下げ、失業者が77万人増加すると脅しを掛けている。

果たして、そうなるかどうか?私には分らないが。たぶん、限界まで努力しているのに、一桁なら分かるが、四分の一なんて、そんな無茶な数値を出しても、出来っこない。との経済界の弱音が、そう言わせているのだろう。

日本の成長産業で最も期待されるのは、省エネ分野の商品。その開発を促進するには、ある程度、強制的に数値を決めて、技術革新するのが、手っ取り早い。(企業は大変だが。最も日本的)

25%削減に、海外からは「称賛に値する。科学が求める目標でもある」期待が高まっているという。
省エネ分野で、先頭を走ると言われる日本産業が、更に他国を引き離すチャンスと捉えられないか?

省エネ商品の例を一つ紹介しよう。発売当初は発熱と保温機能を有し。次に抗菌や速乾性機能を追加。続いて、保温機能をさらに高め、最近では薄さと伸縮性も向上させ、今シーズンには、静電気防止や型崩れしない機能を加味するという。ものすごい、技術革新だ。

03年の発売から、23倍。昨シーズンだけで計2800万枚の販売を記録。ご存じ、ユニクロの冬用発熱保温肌着「ヒートテック」のこと。これって、CO2削減に貢献する商品ですよね。その最たるものだと思いませんか。

ユニクロを展開するファーストリティリングの売り上げ目標は、09年8月期6820億円の7倍強にあたる5兆円を2020年までに達成すると言う。凄い計画。(これだけの目標を掲げるのは異常だと思うが?)

斜陽著しい繊維、衣料メーカー。その中に合って、10年で、7倍強の目標を掲げ、世界にチャレンジしてい行くと言う。それに引き換え、日本の基幹産業である天下の財界が、25%削減では失業者を増やすだとか、過大な負担を強いるだとか。みみっちい泣き言を言うようでは、情けない話です。

官僚は所詮役人。変ることを恐れるのは分かるが。財界人がビビってるようでは・・・・・・。

温室ガス効果削減25%。日本産業の威信にかけて、良いじゃないか。世界人類のため地球温暖化阻止。日本経済再生の起爆剤として、やろうじゃないか。世界のド胆を抜こうじゃないか!!

それにしても、今年は冬が早そう。何度も、冬将軍が攻撃を仕掛けてくるんでしょうね。
ヒートテックで迎撃の準備をした方が良さそうかな?(また、予想が外れそうな気がするが)
                                                 Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月10日 06:19 | コメント (3)


飛騨・高山暮らしと家具の祭典

2009年09月09日

伝統文化の保存・継承・振興。

先週。飛騨高山世界生活文化センターで開催された「2009飛騨・高山・暮らしと家具の祭典」を覗いてきました。家具だけじゃなく指定管理制度で運営されるセンターの活性も感じてきました。

会場全体に漂う木の香り。今年の祭典のテーマは「おもてなし」。受付の女性たちの爽やかな笑顔にテーマが滲む。手に触れてみる机(テーブル)。その磨き上げられた感触は、匠の温かさが伝わる。

展示された椅子(安楽チェアー)に座ってみる。精錬されたデザインと人体工学に裏打ちされた座り心地の良さ。培われた伝統に裏打ちされた安ど感が、とても爽快。

テーブルに置かれた春慶塗のワイングラス。手に取ってみる。おもわず軽いとびっくり「これが木で??」ワインを手のひらで味わいながら飲むよう。伝統工芸と異文化の組み合わせが楽しい。

部屋の片隅に、なければならない。タンス。でもそれはタンスではない。存在感があって、でも邪魔にならない佇まい。木と暮らす日本人の心の奥底と同化するようなタンス(物入れ)。

「おもてなし」は人と人とを繋ぐコミュニケーションツールかと思っていたが。そこに在るだけで、人が「ホッ」とする家具。それも「おもてなし」の心なしでは存在しない。飛騨の家具に、おもてなしの深さを学んだ。

会場の飛騨・世界生活文化センター。実に凝った作りの建物だが、訪れる人には、少々使い勝手が悪いが、それは器の話。問題はどんな中身を詰め込むのかに掛かっている。

家具の祭典を覗いて、運営する関係者の創意工夫が随所に感じられ、センターが活き活き蠢き、飛騨人の伝統や文化を保存・継承・振興しつつ、新たなものを創造しようとする熱い思いが伝わる。

そう言えば、民主党の2009インデックス(政策集)には日本の伝統文化を保存し、さらに新たな文化を創造する基盤を強化するため、文化財の保護、工芸の継承、教育における体験鑑賞など、伝統文化を保護、育成、振興するための環境整備を行うと記してある。

文化センターの活動には、子供教育の一環として、音楽・芸術などの活動(市民の手でミュージカルを創造)にも注力していると聞く。飛騨・高山の伝統文化の継承に政治の光が当たれと願う。

飛騨・高山の伝統工芸である家具づくりが、若者に継承され、発展することを祈る。

                                     Goto.

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弊社発行「さるぼぼ倶楽部9月号」        飛騨童話会議2009パンフレット

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月09日 06:08 | コメント (2)


子ども手当

2009年09月08日

理念なき政策をバラマキというのでは・・・・・。

子供は社会の宝。孫は、ジジババの宝物。我が家の孫娘も1歳と4か月。
誰に似たのか、おしゃべりで、「い~や」とか「アチュー」(熱い)とか意志を表現したり・・・・・・。

「ダイオン」とか「キディン」(キリン)とか「トァー」(トラ)とか「キィー、キィー」(なぜ、キィーが猿なのか不明?)図鑑を指差しながら、動物を覚え始めています。

おむつで膨らんだお尻をフリフリ、家中を走り回る姿は、見ているだけで、楽しいものです。

民主党のマニフェスト。子供手当で22年度から2、7兆円。23年度からは、子供一人あたり年額31,2万円を支給。予算は総額5、5兆円を見込むと言う。

この子育て手当について。まだ実施もされていないのに、財源不足を振りかざし反対する人や、子育て世代を対象にすれば、中高年以上の世代に不公平感が生まれ、手当をもらえない人に不満がでると批判する・・・「高村薫」さんのようなトンチンカンな文化人まで表れている。

理念なき予算付はバラマキです。政策には理念が必要です。この手当の理念は「子供は社会の宝。社会が責任を持って育てる」そのための予算と明確です。

それで、良いと思います。権力とは税の配分です。政権が代わるのですから。新政権が「子育て・教育」を政策の中心に据えて、その分野に配分を厚くする政策を否定する理由はありません。

配分が変われば、今まで恩恵を受けてきた人や、既得権益に守られてきた人たちには、耐えられないかも知れません。が、だからといって、理念まで否定できるのでしょうか・・・・・・・。

高村さんは、少子化対策を行って人口を増やすのが必要だと思うが、そうは思わない人にちゃんと、説明せよ。と述べているが、世の中には、どれだけ説明しても、理解したくない人はいるものです。

それをことさら、強調することこそ、少子化対策を遅らすことになると思います。

リタイアした団塊世代増えました。勿論、子供手当の恩恵に与らない世代です。しかし、息子や娘たちが社会で活動しやすいよう、孫の世話をすることは、団塊世代祖父母の役割かもしれません。

「子供は社会の宝」。民主党子育て手当の理念が浸透すれば、孫子の代には、もう少し、明るい社会が訪れるのではないかと、まだ、リタイアはしませんが、団塊世代ジジとしては、この子育て手当に大いに期待しています。

「国の宝物」何処までも、自由に、おおらかに走り回れ!!。
と「エール」を送りながら、孫娘の「おしり」を眺めています。

「あ?ッ。そっちは・・・階段・・・・」。「見てないで、止めて・・・・・・・。」
「キィー、キィー。猿も木から落ちるか。ハッハッハ」。
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投稿者: 後藤 日時: 2009年09月08日 06:30 | コメント (2)


約束

2009年09月07日

信なくば立たず・・・・首班指名・・・・白票を投じる姿を見てみたいものです。

人間として、もっとも恥ずかしいことは、約束を守らないことです。お客様と打ち合わせ時間を決めたにも拘わらず、その場所に行かないとしたら、ことの如何を問わず、信用は失墜します。

最近の日本社会、変な風潮で自分に甘く、人には寛容ではありません。一度信用を失いますと、取り返すのは不可能に近いものがあります。ビジネスの世界では、二度と浮かばれないほど地獄です。

ビジネスの世界だけではありません。政治の世界でも同様のはず。政党は、公約(マニフェスト)を掲げて、選挙を戦います。有権者は、その公約の実現を信じて投票します。(大概は?)

その公約は政権を担って、推進しなければ実現しませんが。野党となっても、支持してくれた有権者には、公約実現に向けて努力する約束は守らねばなりません。放棄するなど許されません。

自民党は、16日に開かれる首班指名の特別国会で「前代未聞」の白票を投じるそうです。大惨敗に、為すすべもなく、立ちすくみ。白旗を上げると言うのでしょうか。首班指名に自党の代表を選ぶのは国会議員の最大の責務です。

政党が政権への意欲を失っては、政党とは言えません。自民党よ。早急に、新しい総裁を決めて、いや、決められなければ、暫定総裁でも構わないが、「支持してくれた有権者との約束を果たす」べきです。それを、白票でごまかすなら、解党すべきです。

一度決めた約束は、如何に困難な状況に至ろうとも、歯をくいしばって、厳守に勤めねばなりません。約束とはそのくらい重いものです。それが約束と言うものです。その自覚がなければ、人間失格です。政党放棄です。

私の持論ですが、勝者は小異を捨てて大同に付くことができます。
しかし、敗者は信なくば、立つことはできません。

自民党が首班指名で白票を投じることは、支持者との約束を放棄したこと。つまり、約束という「信」を失うことです。時間を掛け、再生に向かおうとするのでしょうが、それは単なる先送り・・・・

形あるものはいずれは壊れるのですから、壊して、新たに作り直せばよいのかもしれませんが、支持者との約束を守らなかったことは、拭い去れない事実として残ってしまいます。

社会は様々なことを教えてくれます。人間社会の約束は「信」の代表です。
約束を守らないことの報いが如何なる結果をもたらすか?

約束を守る大切さの勉強です。
白票に至るかもしれない自民党首班指名での経緯を、注意深く眺めてみたいと思います。                                                             Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月07日 06:15 | コメント (2)


凛々(りり)しく

2009年09月06日

反省してます・・・・・。

秋の夜長は読書ですよね。窓を開けたまま、心地よい夜風を感じながら。かすかに聞こえる虫の音を楽しみながら。私に養老猛さんのように昆虫に興味があったら、鳴き声で名前が浮かぶのでしょう・・・・。

「秋の夜長を鳴き通す」と歌にもある、この虫の声。この辺りで、この時期には、一体全体何時まで鳴いているんだろう。などと、どうでも良いことに、思い付いたばかりに、ついつい耳を澄ましてしまった。

広告の仕事に携わるものは、好奇心が必要なんだよと、ちょっぴり照れながら。

答えは、4時20分頃でした。まだ、真っ暗。夜明け前には時間があるのに、なぜ、この時間に鳴き止むのか?天候とか、気温とか。虫達の成長度合いとか・・・様々な要因があるんでしょうかね?。

そういえば、昨日の朝日新聞の天声人語。「音の歳時記」(那珂太郎著)について書かれていました。
9月の音は「りりりりり」と虫の声だそうです。

虫の音を聞くと秋が耳の奥に広がっていくようです。と。いい表現ですね。

因みに、1月は「しいん」(静寂)。2月「ぴしり」(氷が割れる)。3月「たふたふ」(雪解けの川)。4月「ひらひら」。5月「さわさわ」(風わたる)。6月「しとしと」。7月「ぎょぎょ」(蛙))。8月「かなかなかな」(?)

10月「かさこそ」(落葉)。11月は落葉を踏みしめる「さくさく」。12月「しんしん」と雪が降って、時の逝く音だと。日本って、季節があって、音があって、それを文字にして、素晴らしいですね。

それを新聞の一文から学び、楽しむことが出来るんです。活字って、新聞って、凄いですね。

そうそう。先日、「ブログで、自らの職業を広告屋と、自ら見下げた表現を使うのは止めなさい」とお叱りを受けました。活字文化を伝える新聞の仕事を遣らせて頂いているんですから。反省します。

「りりりりり」・・・・・・・凛々(りり)しく             Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月06日 05:02 | コメント (2)


汝の敵を愛せ

2009年09月05日

拝啓  読売新聞政治部次長殿

新聞は実に楽しい。世の中にこんな「いい加減で、身勝手な読み物」はないと、ほとほと感心する主張を読みました。4日付の読売新聞、政治部次長の署名入り「政(まつりごと)なび」です。

「なび」というのですから、方向を示したものなんでしょうが、これが読売新聞社の政権交代に対する基本姿勢だとしたら、新聞の正義は、どこに行ったのでしょうか?摩訶不思議です。

今度の総選挙の最大の特徴は、マニフェスト(政権公約)を掲げたことです。公約を絵空事にしない。掲げた政策は4年間で実現する。それが、できなければ、下野も覚悟する。ことを、国民に約束して戦ったことです。

次長殿は、その意味が解らないのか?それとも、そもそも公約なんてものは、痛いところに張る「膏薬」程度にしか考えてこなかった自民党政権と同様、所詮は守るべきものではない。と考えているのか?

まだ、新政権は発足していません。なのに彼は、堂々とこんな風にマニフェストを否定しています。「政権党に付くからには、政権公約に書いてあっても、時と場合に応じては、どんどん修正したり、改めるべきである」と。え??と、呆れてしまいます。

「農家への戸別補償制度は、日本農業の競争力をそぎ非効率の温存につながる。高速道路の無料化は国民が支持していない。温暖化阻止の中期目標25%では経済活動に支障がでる」

また「政と官の関係を見直す」のは官僚に邪魔される。「子供手当など直接支援は、貯蓄に回り、経済対策にはならない。疑問の多い政策は、止めてしまえ」と述べている。

この内容は、選挙中に自民党が民主党のマニフェストを批判したのと同じ。つまり、読売新聞は、国民の総意である民主308議席を、あくまでも認めない。自民党の広報部だと、自らを位置づけています。

だとしたら、読売新聞社の綱領に書いてある「一党一派に偏しない」「公平、中立、正義」の立場はどうなるんでしょうか?私は「新聞を読もう」と訴えている一人です。読売新聞のファンでもあります。

世界一の発行部数を誇る、読売新聞の社会に与える影響は絶大なものがあります。意のままにならない政権が発足するからといって、まだ、スタートもしていないこの時期に、「マニフェスト」を見直せ、「君子は豹変」するものだと、主張するのは・・・・・。

私にはとても、正常な判断だとは思えない。新聞が読者を騙してはいけない。次長殿の一文は、次長の立場であり、新聞社の考えではないと強弁されるのでしょうが。それでは、あまりにも豹変しすぎだ。

政権も交代したことです。思い切って「一党に偏ず」(自民党の広報誌の役割を果たす)と綱領を変え、堂々と自らの立場を明らかにされてはどうか。でなければ、何時まで経っても、マスコミが邪魔をして、日本に民主主義が根付かないと思うのですが。

次長殿に申し上げますが、こんな身勝手でいい加減な「君子、豹変」の勧めも結構ですが、大新聞の政治部のホープなんでしょうから、「汝の敵を愛す」寛容さも持ち合わせて欲しいものです。

天下国家のために・・・・・・・・・。                    Goto

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9/4読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月05日 06:39 | コメント (2)


政治は続く

2009年09月04日

立つ鳥跡を濁さず・・・・国民生活に遺漏なきよう願います

「私は定額給付金を受け取らない。受け取る受け取らないは、矜持の問題だ」。麻生首相のそんな発言で物議をかもしたのを思い出しました。「敗軍の将、兵を語らず」と申します。

私は小泉首相の時代に始まった「首相のメルガマ」の読者です。毎週、楽しみに目を通しています。
たぶん、最後の号になるだろう。大惨敗後のメールが昨日届きました。

「内閣発足以来、経済の危機、安全保障の危機、国民の健康、生命を脅かす危機など、あらゆる危機管理に遭遇し、一つ一つに全力を尽くしてきた。中でも「政局よりも政策」、景気最優先で取り組んできた。

現在も、新型インフルエンザ感染拡大、厳しい雇用情勢など国民生活に直結する課題がある。景気回復も道半ば。政府としては、「新内閣に引き継ぐまでの間、国民生活に遺漏なきよう、責任を果たして参ります」と記している。

経済対策の成果が出始めた・・・・「道半ば」に万感の思いが伝わります。敗軍の将、兵を語らず。
「国民生活に遺漏なきよう」。立つ鳥跡を濁さず。潔さを感じます。まさに矜持を持ったリーダーです。

敗戦から何を学ぶのか?その原因を追究し、データを分析して、次に繋げるべきがと言う人がいます。
それはそれで、納得できるのですが、私は、失敗から学ぶことはないと、思っています。

なぜなら、その時、その折に、最善を尽くしたのだから、それが、能力であり。それが、実力だからです。精一杯努力して、それで、負けたら、諦めることです。過去を悔やんでも、恨んでも意味のないことです。

次のために、やらなければならないのは、反省でも分析でもない。新たな建設、新たな研鑚意欲です。そのチャレンジ精神がなければ、全責任を取って、潔く後進に道を譲るべきです。

それが敗軍の将のともに闘った者たちへの矜持です。あるべき姿です。
時は流れ、時代は動いて行きます。今は、今過去になります。

過去になった自分を見つめるのはとても辛いことですが、将たるもの、その辛さに耐え、後を濁さないのが、大切です。それにしても、報道で見る限り、遺漏なき引き継ぎが上手くいかないようですね。

最終のメルマガの「意」とは、違うような気がしますが。
「え?。何ですか??」「その内閣発足以来・・・・・・・・の文章は、メルマガ編集長のひとことだよ。」

「麻生さんのは、「守るべきものは守る。そして、守るべきもののために改革し、改めるべきものは改めるのが、保守政治の本質。今後、更なる精進を重ね、期待に応える政治を実現する、と結んでいる方だよ。

え?。首相の文・・・・・・と違うのか。そうか、タイトルは「政治は続く」だものね?。
                                      Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月04日 05:42 | コメント (1)


レッテル

2009年09月03日

政権交代を冷静な視点で・・・・・・・。

メディアはなぜ、レッテルを貼りたがるのだろうか?物事を分かりやすくするのに便利だからだろうか?それとも、本質を表現するのに手っ取り早いからなのだろうか?

民主党のマニフェスト。5兆円の子供手当てを「バラマキ」とレッテルを貼る。しかし、少子化の解消に、社会共通の理念として、子育てに資源を使うのが、なぜバラマキレッテルになるのだろうか?

高校授業料の無料化も農家への所得補償も、高速道路の無料かも、官僚の天下り先を通さず、直接国民の懐へ支給する発想が、どうしてバラマキなのか?今までの仕組みに問題があったハズ。私はとても健全な税の使い方だと思う。

財源の裏づけのないバラマキだとの批判もおかしい。これらの政策に必要な財源17兆円を官僚会計の無駄からすべて調達すると、言ってるんだから、可能かどうか「チェック」すれば良いのであって「レッテル」貼りは頂けない。

レッテルで、もう一つ。小沢一郎バッシングの「レッテル」貼り。小沢チルドレンが大量に当選。数の力を背景に、16年前の細川内閣と同じように、二重の権力構造を作って、政権を牛耳るというレッテル。

その象徴が、16日に特別国会。首班指名を行い、鳩山首相が誕生。組閣が行われる。その際、内閣に小沢人脈が大量に送り込まれる。との「権力の亡者小沢」のレッテルが貼られている。

私は、彼が同じ過ちを繰り返すとは思えない。彼は自民党を飛び出した時から、政権交代可能な二大政党時代を築く。官僚支配の政治を改める。その二点をブレづに推し進めていると信じている。

政権交代可能な体制は出来た。が、まだ、国民の側が成熟していない。民主の勝ちすぎを調整する能力が国民の側にない。官僚支配打破は、10年度予算の要求内容である概算要求を指し止めたのは、そのスタートだ。

本質を現すことや、信念を貫くことが「レッテル」を貼りならば問題はないのだが、まだ、政権が発足してもいないこの時期に、過去の例を引き合いにレッテルを貼るのは、あまりにも虚しい。

選挙開票時、民主党の選挙対策責任者として、インタビューに応じた彼。この大勝利をどう分析するか?との質問に、「あなた達(メディア)の調査結果に答える必要はない」「票が全部開いてから、コメントする」と、メディアにおもねることをしない彼の姿勢こそ、評価のレッテルを貼るべきだと思うが。

岐阜のような、小さな街でも、正論を吐くと、すぐに「あいつは00だ。」なんてレッテルを貼る輩がいる。
そんな連中に限って、我田引水の人が多いのは、なぜだろうと・・・・・・。
                                     Goto

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月03日 05:30 | コメント (3)


夕刊紙

2009年09月02日

東京はいつも刺激的ですが・・・・・・。

今日は東京です。歴史が動いた真夏の選挙。その余韻は、行き交う人のどこにも残ってはいませんが。台風一過、古いものがすべて洗い流されたようで、爽やかな秋風が心地よいです。

思い出したんですが。先月、いや、先々月になります。7月の22日、東京にいました。
そうです衆院が解散された翌日です。帰りの東京駅で夕刊紙の見出しに目が止まり、思わず130円(田舎には夕刊紙は販売されていません)で購入しました。

その見出しが、自民100議席の危機(写真)でした。その時は「まさか、そんな事態にはならないだろう」と思いながら「こんな過激な情報が日常的に流される」ならば、都会と地方の政治情報には随分隔たりがある・・・と感じたものです。

40日後、その通り予想がずばりと的中するのですから。驚きです。夕刊紙は、日刊紙とも、週刊誌とも一味違うメディア。発行部数も、取材体制も、経営的な数値も調査したことがありませんが、興味が湧きました。

内容的には、とても女性にはたえられませんが、経済分野の予想などにも真摯に取り組めば、読者層も増え、地方展開も可能ではと思うのですが。紙メディアの時代ではないのでしょうか?

東京に来ると、いつも近未来の情報が得られ、とても刺激を受けるのですが、そのことが、人を幸せにするかといえば、そうでもないのでは・・と、思えるようになりました。歳のせいかな。

夕刊紙の見出しに、この秋一番の「さわやかな秋風」を胸いっぱい吸い込みましょう。
なんて、ソフトな見出しなら、ホッとするのですが・・・・・。売れないでしょうね。

                               台風一過の東京にて
                                       Goto

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7/23日刊ゲンダイ

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月02日 06:38 | コメント (2)


秋扇

2009年09月01日

ハネムーン期間は大目に見るべきじゃないのか・・・・。

有権者は何も変わっていない。ただ、投票に足を運んで、自分の意思を示しただけなのに。政権が代われば、世の中が動いた気がする。明るい兆しが見え、元気になるような気がする。

何事でもそうであるが、変えようとしなければ何も変わらないもの。まずは、閉塞状態から抜け出せないかと、政権交代を期待し、行動を起こした有権者に敬意を表したい。

昨日の朝刊。久しぶりに各紙とも、高揚感あふれた紙面となっている。取り分け、毎日新聞。題字の位置を、左の頭に変え(凄いことなんです)、一面と最終面ぶち抜きにした。スポーツ紙のような扱い方。メディアも鬱積したものを一気に吐き出しているようだ。

ただ。号外のような紙面編成。広告紙面がほとんどぶっ飛んだのは、広告屋としては、一抹の寂しさを覚えるが。それもいた仕方ないかと思う。

だが、この日、この状況に合わせた広告紙面は作れなかったかと、何となく不満も残る。

不満と言えば、有権者は与党に対する不満が爆発した結果、
不安を乗り越えて民主党政権を選択したのだが。私は、メディアの論調に不満が残る。

それは、不安を煽るような批判をすべいではない。との不満だ。たとえば、マニフェストに基づいた政策を実行しなければ行詰る・・・とか。寄り合い世帯で、大量の新人議員が増えれば党運営が難しいとか・・・・。

新小沢派が内紛の火種になるのでは・・・とか。はたまた、郵政選挙の間逆の展開は、二大政党時代を遠ざける・・・とか。ためにする批判ばかり。まるで、姑の嫁イビリではないか。

先進民主主義国家では、新政権が誕生してから、100日(三か月)は、ハネムーン期間と称して、批判は避け、温かく見守ると言う。米国のオバマ新政権がそうだった。50年以上続も長期政権が瓦解したのだ。それを整理して体制を整えるには、半年はかかると言うものだ。

この国の国民は、なにせ、慌て、慌て者ばかり、半年はとても待てないだろう。本当はじっくり待つべきだが。だとしても、責めて、100日ぐらいの猶予は与えるべきだと思う。

批判は棚上げすべきだ。特に、メディアは、落ち着いて、じっくり新政権の動向を見守るべきではないか。その辛抱が、日本の民主主義を醸造させるのだが。果たして・・・・・・。

それよりも問題は、敗者の方だと思う。戦後日本の高度成長を担ってきた自民党が、秋風とともに、討ち捨てられ、顧みられなくなるのが心配だ。責任のなすり合いは止めて、再興に取り組んで欲しいもの。

でないと、それこそ、三か月もたたないうちに、有権者から相手にされなくなってしまう。
夏に重宝された扇が使われなくなることを「秋扇」というそうだが・・・・・。

自民党がそうならないことを祈る。                      Goto

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8/31毎日新聞・左が一面。右側が最終面

投稿者: 後藤 日時: 2009年09月01日 06:09 | コメント (4)