2010年05月

広告はジャーナリズムだ!

2010年05月31日

毎月約4000社・店を超すスポンサーの広告情報を発信しています。

広告とは何か。広告の仕事に携わるモノの永遠のテーマです。
私は、生活情報誌の発行を通じ、「広告はジャーナリズム」ではないかと思っています。

このほど読売新聞が、第26回読売広告大賞「読者が選ぶ広告の部」受賞作品を発表しました。(写真参照)この賞で私が最も注目したのは、作品ではありません。

賞の趣旨で主催者である読売新聞は{「広告はニュース」であることから、読者が新聞広告を見た当日の感覚が選考に反映されている}・・と。広告局の判断なのでしょうが(編集局の理解であってほしいと願うのですが)・・・画期的な見解を示していることです。

大賞は辻井伸行さんの国際ピアノコンクール受賞の報告とCD&DVD新発売のエイベックス・エンターテイメントの全頁広告です。なるほど、辻井さんの優勝は感動的なニュースでした。読者の心にその感動が蘇りました。

まさにニュースと商品のコラボですが。私的には、目新しいものではありません。大賞に値するかと言えば・・・疑問です。では、宮里藍選手、米国での初優勝とゴルフ用品のコラボ広告はなぜ、大賞に値しないのでしょうか?

辻井さんが障害を乗り越え、権威あるコンクールで優勝した方が、宮里さんが、小柄な体で4年間海外で苦労した努力よりも感動が大きかったからなのでしょうか?この賞は読者が選ぶ建前になったいますが・・・

実は新聞社が読者ならこれを選ぶ・・・との恣意的な臭いを感じます。CD&DVDのパッケージは掲載せず、辻井君の努力の一端を伝え、スポンサー名だけ掲載すると、広告はニュースであり、広告はジャーナリズムだとなるのではと思いました。

金賞に輝いたグーグルの「衆院選立候補者へのQ&A」広告。面白いと思います。どの程度の反応があったのか、広告効果を量る上でも知りたいものですが・・・。ネットのインタラクティブ性を象徴する広告だと感心しました。

審査員は、審査の基準に「記事に負けないようなニュース性があるかどうか。今まで新聞広告ができなかったことができているかどうか」を重視していると講評しています。私はその通りだと思います。

それが、広告はジャーナリズムだの発想です。

我社は毎月、約4000社を超すスポンサーの広告を作らせて頂き、生活情報誌等を通して地域社会に発信しています。その際、広告にニュース性があるか。今までにできなかった新たな提案を伝達できるかを、常に念頭に置かなければならないと考えています。

つまりは広告はジャーナリズムである。との信念がなければ、価値ある広告は発信できないのではないかと、今日も悩んでいます。                                   Goto                

P1030980.JPG
5/25読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月31日 05:59 | コメント (2)


タジン

2010年05月30日

初夏の風に誘われて・・・・

体調管理が悪いのか?それとも、食べ過ぎ、飲み過ぎなのか?運動不足なのか?この三カ月ほどで、体重が3kg増えてしまいました。3キロの・・・肉の塊。我身なれど、ぞっとします。

とりあえずは、痩せる方法よりも、太らないことを考えねばと・・・。それには、食べないことが一番。水分を取らないことが宜しい。でも、そもそもが無精。自制心も乏しい性格。食べたければ食べる。飲みたければ飲む。好きなモノを食べて飲んで、太らないようにするにはを考えねば。

なぜ、食べ過ぎるのか・・・・。満腹感を求めて。口がいやしい。身体が求める。日に三度食べる習慣があるから・・・てな。ところでしょうか。

では、なぜ、飲む(酒)のか・・・。食欲増進。気分爽快。ストレス解消。喉越快適。味覚満喫。アルコール症候群・・・てな。ところでしょうか。

この貪欲な欲望を満たし、かつ体調を維持し、労力を惜しむ。これは二律背反どころか、三律背反です。いずれかを諦めるのが、手っ取り早いのですが。それでは面白くない。で・・更にローコストのおまけまで付いて・・・論理的(オーバーですね)に可能な方法を見付けました。

モロッコの料理方法・・・タジン鍋です。

チゲといえば韓国のなべ料理。湯豆腐といえば日本のなべ料理。なべ料理は日本の料理では定番。勿論冬の料理ですが・・・取り立てて目新しいモノではありません。なあんだぁーなべ料理か?でしょう。

が、それが違うのです。タジンとはモロッコで鍋のことですから、タジン鍋と言うのはおかしいのですが・・。料理方法が違うのです。日本や韓国のなべ料理は、水や出汁に具を入れて食べますが・・・タジンは水を使いません(私は、酒を少々入れますが)

私流の、三律背反を解消するタジン(鍋)料理を紹介します。

まず、鍋の底にもやしを敷きます。(一袋28円)。その上に輪切りにした玉ねぎ(半分・15円)を。さらにその上にキャベツ(10円)を適当にちぎって山盛りにします。更にかぼちゃ(値段は分かりません)の千切りと、トマトの輪切りを乗せます。(旬の野菜を何でも乗せればよいのです)

後は、オリーブオイルと胡椒をふりかけ、蓋をして(この蓋がタジンの最大の特徴です)、ガスに掛け、5分から10分。それで、出来上がりです。それを、大根おろしの入った酢醤油で食べます。

その日の好みによって、かしわでも、豚(バラ)でも、下ろした魚でも、上に乗せれば・・・。結構な料理です。(私は、野菜だけが好きですが)そうです。鍋と言っても蒸すのですから・・・温野菜を食べるってことです。

でも、野菜サラダでは・・・満腹感は出ませんが、タジンを使った食べ方ですと、不思議と味も微妙で美味しくいただけて、満腹感もでます。野菜で酒は飲めませんので、缶ビール一本もあれば、酔いが回ります。

で、炭水化物を食べないと、食事をした気になれないと言う人には、スープにうどん(一玉・25円)やラーメン(これも一袋30円)を入れて、好みの味を付け、ガスにかければものの5分で野菜スープのうどんやラーメンが・・・。

で、野菜ですからカロリーは少ない。味は自分の好みで付けられる。アルコールの量は減る。おまけにローコスト、これは凄いと、始めたんですが・・・。それで、3キロ太ったんです。

何か…ほかに問題があるんでしょうかねぇー。日曜の昼下がり・・・初夏の風に誘われて・・・チキンのバスク風タジンでも作って・・・モロッコビールを飲もうと思ってるんですが・・・・・                                                                  Goto

P1030984.JPG
「タジンポットでつくる、今日のメインディッシュ」
 著者:口尾麻美さん

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月30日 07:38 | コメント (2)


知の拠点

2010年05月29日

政治に住民パワーを発揮すべきです。

何の資格もない私ですが・・・もっとも資格がないのは、教育を論じることです。別段、自虐的になる必要もないんですが、我が身を振り帰れば中途半端な人生そのもの。他人の涵養に携わるなどおこがましい限りだと思っています。

でも、還暦を過ぎ、経験を積んだ分だけ、世の中のことは分かってきました。政治活動はおカネがないと成り立たないことも、子供を育てるにはある程度の収入がないと、満足できない親の気持ちも、衣食住足りねば礼節を重んじれないことも・・・・おカネの教育です。

社会教育として、人は身勝手なモノで、その勝手さは、その人の育ちや教養で決まることも・・・。人が人を判断する基準は、自分の目で確かめるのではなく、外見や氏素性で決まる理不尽さも。物言いに気を付けなければあらぬレッテルを張られ、息苦しくなることも・・・教わってきました。

それらを総称して、この世の中を構成する根本要因はすべからく「教育」であることも分かってきました。

国立大学の予算がこの6年間、毎年1%ずつ削減されています。その結果、地方大学の存続が危ぶまれています。岐阜では「知の拠点」として岐阜大学の役割は重要です。医学部と付属病院は地域医療を支えています。

工学部や農獣医学部は地域の産業を支え、テクノロジーを育んでいます。文系の地域科学部などは、地域に根差し、地域の経済や地方行政の展開などに貢献しています。

しかし、残念ですが、地域住民は余りにも地方大学に無関心で、その存在を理解していません。

今やこの国の地方は誰の目にも、疲弊は明らかです。再生するのは容易ではありません。再生の道は知的資源の活用しかないと言われています。大学の教員集団は巨大な知的財産です。その「知の拠点」を切り捨ててしまえば、この国から地方は消滅してしまいます。

教員集団に世の中のことが教育されているかと問えば、慰問符が付きますが、知的集団と地域は共存共栄の道を選ぶべきです。そのためには、地方大学を存続させねばなりません。国の財源が如何に不足しようとも、「知の拠点」には優先的に予算を振り分けるべきです。

政治に働き掛けるのは住民のパワーであり役割です。

教育を論じることはおこがましいのですが、我が愛すべき故郷の未来のために、学問・教育の府である地方大学の危機を救わねばならないと思っています。                  Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月29日 06:22 | コメント (2)


スクラップ

2010年05月28日

子供たちに教えてきたのか・・新聞切り抜きコンクールに思う・・・・・。

地道な努力を怠った付けが回ったのではと思うのですが、心配です。そうです。天下の朝日新聞、広告収入の減収に歯止めが掛らず・・・・二期連続で業績が赤字になったと発表したことです。

日本の新聞は情報の宝庫です。衣食住に匹敵する生活必需品だと思っています。新聞を読まない人は、社会常識が身に付かない。いっぱしの大人だとは言えないと思っています。

このブログのテーマは「新聞を読もう」です。私は新聞は人類が創りだす最高級の芸術品だと思っています。何を、オーバーな、と思われるかもしれませんが・・・良く考えて見て下さい・・・。

新聞の情報は政治、経済はもとより、芸術、芸能、スポーツ、文化、健康問題まで。更には世界の主だったニュースや情報も日を経ずして手に入り。解説や分析ばかりか、論評まで掲載してくれます。それを、日々家庭まで届けてくれるんです。凄いシステムだと思いませんか。

それを、購読していて読まない人がいるなんて、もったいない。それに、新聞の価値を理解せず、鼻っから読まない人が増えていますが、残念です。こんな素晴らしい情報源を放棄するなんて・・・。そんな思いで新聞を読むべしと訴えています。

朝日の赤字。私は新聞のビジネスモデルが、なぜ、崩壊しつつあるのかを理解しています。勿論、新聞社の経営陣も分かっています??。ですから、新聞社間で重複する取材を排除する記事の提携を推し進めたり、印刷や配送を統合したりして、経費削減の努力が始まっています。

斜陽産業のように、リストラが断行され人員整理などの合理化も進んでいます。ネット社会の台頭への焦りもあり、Web新聞を発行したり、コンテンツ販売に活路を探すなど、新たなビジネスモデルも模索しています。

が、しかし、「新聞命」の私としては、なぜか・・・・危機感があるとは思えません。
その理由は様々あると思うのですが。こんな点を指摘したいと思います。

新聞を作る人達は、新聞は発行したら、それで終り。翌日はただの紙切れだと思ってはいないでしょうか?自分達の仕事、すなわち日々書かれて掲載される記事を駄々草に扱ってはいないでしょうか。

膨大な量の情報を日々流すのですから・・・一々気にしていたら身が持たないとでも思っているのでしょうか?情報を扱う事に慣れて、商品である情報を大切に扱っていないのではないかと思えてなりません。自分達の商品を軽視している気がします。

25日付け中日新聞にこんな記事が載りました。子供が印象に残った記事を集めた「新聞切り抜き作品コンクール」が開催された・・・。中部9県から約8000点の作品が集まり、優秀作品33点が展示されたと・・・。私は感動しています。

興味を持った新聞記事を切り抜いて、スクラップする子供たちがこんなに多くいることに。新聞は生き物です。次の日に新たな新聞が発行されて終わるモノではありません。スクラップにした子供たちにとってはその記事は永遠の宝物です。

にも拘らず、送り手が、情報を大切にしていないのではないのか・・・・・・。
そこに、新聞凋落要因のひとつがあるような気がします。

新聞の価値を子供たちにしっかり伝える地道な努力を怠った付けが、経営の圧迫になってきたのではと思うのですが・・・・穿ち過ぎでしょうか。朝日新聞に聞いてみたいものです。                                                               Goto

P1030982.JPG
5/25中日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月28日 05:22 | コメント (2)


よそ者

2010年05月27日

地域の活性化のために・・・・

皐月、この時期は、一雨毎に緑が深くなります。故郷の中心にデンと構える金華山も新緑が映え、眩いばかりです。田園に水が張られ、田植えも終わり、まさに、一年で一番、きれいで躍動的な季節です。

それに引き換え、街に元気がないことったらありゃしませんね。この地方だけなのかもしれませんが・・・どこもシャッター通り。まるで、木枯らしに身を屈めているような状態です。

それではいけません。何せ不健康です。お店はシャッターを上げて、空気を入れ替えましょう。民家は、窓を思いっきり開けて、薫風を家中に呼び込みましょう。美味しい空気を胸一杯に吸い込めば、おのずから、元気が湧いてきます。

なぜ、こんなことを言うのかと申すますと、最近、心ある人たちが、我が愛する故郷のあちらこちらで、街おこしをやろう、街を元気にしようと声を上げてくれています。そんな声にエールを送りたいと思うからです。

もともと、日本の地方(地域と言っても良いのですが)は、どこも封建的で、新しい試みには懐疑的です。岐阜もご多分にもれず、誰かが、何かをやろうとすると、まず、できない事例を並べ、批判から入ります。

大概は、そんな批判にめげてしまうんです。が、私の経験では、めげないタイプがあります。それは、若者、変わり者,そしてよそ者です。最近は、どこも同じ傾向なのか分かりませんが・・・変わり者はめっきり少なくなりましたが・・・

歯に衣着せず、言いたいことを言う、やりたいことをやる。そんな、変わり者は本当にいなくなりました。情報が平準化して、人の考え方や、行動に差異がなくなったからなんでしょうか・・・。それとも、物事を真摯に探求する人がいなくなったからなんでしょうか。故郷を愛さなくなったからなんでしょうか。変人奇人がいないと活力が出ませんね。

元気のよい若者はどこにもいます。岐阜でも頑張ってくれていますが・・・どうも、街おこしとなると長続きしないようです。理由は、テーマの選定にオリジナリティーがないからだと思うのですが。

で、街おこしをやろうとする人で一番、頼りになるのは、ある程度、社会で経験を積んだよそ者です。よそ者とは、村社会的な言い回しですが、何かの事情で、この地に移って来た人のことです。

よそ者は地域の事情が良く分からないので、他地域での経験を大胆に注入してくれます。そんな、奇特な人に街の元気を頼らなければならないのは残念ですが・・・・。

しかし、街おこしとは、奇特な人の情熱です。勿論、我社の「地域みっちゃく生活情報誌」も、「地域社会を活性化したい」との熱い情熱に裏付けされています。よそ者ではありませんが。変わり者の部類かもしれません。

皐月。若葉が萌え、草花、樹木が息を吹き返し、大自然は温かく私たちを抱き寄せてくれます。よそ者に頼っても良い。若者を信じても良い。変わり者のアイディアに夢を託しても良い・・・。

愛する故郷が躍動感あふれる元気な街になれば・・・・・ と願いつつ。                                                                       Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月27日 06:43 | コメント (1)


希望的観測

2010年05月26日

思いたい・・・と思っています。

株価は、なかなか落ち着きませんが、日本の景気は随分落ち着いてきたような気がします。
このところの株価の動きを見ていますと、経済、特に金融は、ますますグローバル化してますね。

ギリシャで風邪を引けば、ニューヨークの株価が下がり、ドイツで強精剤を打てば、EUが打撃を受け、日本が反応する。いやはや、金融・株価とは実にめまぐるしいものです。それを経済は生き物と称しているのでしょうが・・・。

国際的な金融と別にすることができないので、悩ましいのですが、足元の日本の景気について考えてみます。経済の復調は、内需の拡大、貿易の振興、企業の設備投資が堅調になることです。

今年に入ってから、広告の仕事は経済の先兵のようなものですから・・・以外と敏感に反応するのですが。体感として景気が上向いてきたのではと思っていました。

その裏付けが、このほど発表されました。そうです。1ー3月期の実質国内総生産(GDP)4,9%増です。4四半期連続のプラス成長だとも。数字に一喜一憂するべきではありませんが、懸念材料を列挙すれば不安は解消できないのですが、プラス成長のデータは嬉しいモノです。

エコポイント制度は年末で終わりますが、この6月から子供手当が支給されます。政府の消費刺激策が連続して続きます。財務省も景気の下支えとデフレ克服に全力で取り組むと決意を述べていますし・・・・。

日銀も環境・エネルギーなどの成長分野に新貸出制度で資金供給すると、日銀らしからぬ((笑)、新たな試みに意欲を燃やしています。内需が拡大するのは、間違いなさそうです。

新興国の経済成長も順調。近在の製造メーカーの受注量も軒並みに伸びています。一時、ストップしていた工業団地での工場建設(設備投資)も動き始めました。企業の積極性の表れです。

日本経済(この地方だけかも)は随分長い不況のトンネルの先に灯りが見え、景気はこのまま上昇気流に乗るのではないでしょうか。ただ、グローバル化する国際金融・株価に振り回されなければの話ですが・・・・。

田舎のおっさんの希望的観測ですが、日本の経済は落ち着いてきたと思っています。
いや、思いたいと・・・・思っています。                                 Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月26日 05:46 | コメント (2)


おわび

2010年05月25日

会談時間20分は長すぎるかも・・・・・。

鳩山首相が、普天間基地を「辺野古」に移転すると、沖縄県民に伝えた。月曜の朝刊各紙は、「裏切りだ」「公約違反だ」「沖縄県民怒り爆発」と非難轟々である。勿論、テレビの報道番組も・・・・・・。

私も、鳩山首相が言うところの「5月末、決着」が、元の木阿弥で、辺野古沖に戻ったことには、ガッカリだが・・・・。退陣を要求する気にはなれない。

理由は簡単で・・・。では、解決策はあるのか。首相の首をすげ替えても、だれも、答えを持っていない。民主党政権が続くわけだから・・・マニフェストに書かれている通り、沖縄やむなしになるだけである。

リーダーの資質を問う声が聞かれるが・・・・。それにも、そうは思わない。県外に基地を移したいとの思いは本気だったと思う。政治的未熟さと、安全保障に関する認識不足と、そして、米国の従属国である現実を知って、その夢は潰えたが・・・

いや、民主党政権は、沖縄の基地負担軽減は何としても実現しなければならない。

理念が先行したからと言って、政治家としての資質が問われるとは思えない。私の知る限り、資質のない人物は人に頭を下げたり、お詫びしたりすることができないモノ。謝れば済むと言う問題ではないとの意見もあるが・・・・

まずは、率直に「わび」ているのだから、許しても良いのではないか。時の宰相が、何度でもお詫びすると、謝っているんだから・・・。期待したのに裏切られたと腹が立つのも分かるが・・・そんなに向きにならなくても良い。もう少し寛容な心が必要ではないかと思う。

「駒の一人舞い」ではあるが、特別な失政を犯したわけでもないのだから。

しかし、来日したクリントン国務長官。日本滞在はわずか6時間というではないか。韓国で2日。中国での6日間と比べると。日米間に、これといった問題がないのか。それとも民主党政権を軽視しているのか?良く理解できないが・・・・・。

国を挙げて、感情論で首相を批判していては、政治が機能しなくなるのではと心配だ。それにしても、クリントン国務長官との対談が20分。まさか表敬訪問を受けて・・・・「おわび」したのではと思うと・・・・・ 
宇宙人かも・・・・                                             Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月25日 05:50 | コメント (0)


宝くじ

2010年05月24日

庶民の夢を食い物にしている・・・・。

なぜ、新聞各紙は、事業仕分けを一面で取り扱わないのでしょうか?とりわけ、22日の朝刊。天下りの典型的な例で、官僚利権体質の権化でもある「日本宝くじ協会」をはじめとする総務省所管の公益法人の不条理の問題を。

私は一面に掲載する価値あるニュースだと思いましたが・・・・。

勿論、朝日も毎日も、中日も中面では丁寧に扱っていますが・・・。宝くじは庶民の夢です。その夢を食い物にしてきた実態を暴いたのに、読売は「ベタ記事」扱いです。民主党の点数が上がる報道はしないのでしょうか・・・それとも他に意図があるのでしょうか。

宝くじ。当選金は44,7%で、40,0%が地方自治体に分配され、残りの15,3%が運営経費として、総務省の天下りどもが好き勝手に使っていたとは、知りませんでした。ご存知でしたか?

自治体に分配するのは、趣旨がそうなのですから…理解できないわけでもありませんが。
15,3%、1480億円の経費は・・・異常です。

広告の世界ではテレビや新聞で「ジャンボ宝くじ」の宣伝を大々的にやっていますので、あれだけの露出度だと・・相当な額が流れているなと思っていましたが・・・1480億円あればやりたい放題ですね。

少なく見積もっても、500億いや1000億以上が宣伝費じゃないでしょうか。まさに、湯水の如くですね。田舎の広告会社にしてみれば、そんなスポンサーを扱わせて頂ければ・・・夢の様な話です。

宣伝費のすべてがマスコミに流れるのではありませんが、テレビ局や新聞社、出版社にとっては、垂線です。(広告効果を批判しているわけではありませんが・・・効果が数値化されていません)

だから、「宝くじ」仕分け。新聞は一面で扱わず。読売は「ベタ記事」。テレビも、局によっては全く取り上げない。か、さらっと流してお仕舞にする・・・・。当然かもしれません。私は聖域なく切り込む事業仕分けを高く評価します。政権交代したがゆえに、恥部が白日のもとに晒されるからです。

しかし、身に降りかかるとなると、メディアまでもが・・・仕分けそのものを批判する。先日、報道された仕分け人へのいわれなき中傷記事。悲しくなります。それに、今回のように、紙面の扱い方を変える新聞社。これでは、国民は何が、問題で、何が正しいのかの判断が付かない。

こんな、恐ろしい話があります。メディアの編集サイドの言です「俺が面白いと思ったモノを、読者は面白がっている」と。言葉を変えましょう「読者が面白いモノでも、俺が面白くないモノは報道しない」となります。

宝くじ。庶民の夢を、官僚とメディアが食い物にしている・・・・とは思いたくないのですが。
ガンバレ!!仕分け人達。
                                       Goto
追伸
それと、地域の広告会社に「宝くじ」の宣伝を任せてくれれば。
もっと、安価で効率よくできる自信があるんですが・・・・。

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月24日 06:08 | コメント (0)


W杯4強

2010年05月23日

怜悧な岡田監督に期待します。

あと、20日あまりで、南アフリカでのワールドカップが始まります。暑い夏になりそうです。ワールドカップには苦い思い出があります。フランス大会のことです。当時関連会社に旅行会社がありました。

盛り上がるサッカーブームに乗って、その会社で独自の観戦ツワーを企画しました。お陰さまで多くの参加者が集まりました。が、到着したドゴール空港で事件が起こりました。

現地案内の旅行社がいない。ホテルはブッキングで予約できていない。おまけに、チケットもない。そうなんです。旅行業界ではよくある詐欺にあったんです。添乗した担当者は青くなって、必死の努力。

チケットは何とかダフ屋から買い集め観戦はできましたが。ホテルは、何ともならず・・・野宿同然で過ごして頂くことになり、多大のご迷惑をお掛けし、信用を失墜しました。

明らかにホテルは予約をブッキングさせ料金を騙し取りました。業者もチケットが入手できないのに・・・・ドジな話でしたが詐欺に・・。全員無事に帰国できたことがせめても・・・でした。

帰国後、参加者から、一生の思い出になったと、感謝のお手紙を頂き、恐縮した次第です。関係者への怒りは収まらないのですが・・・。旅行業界の現実を知り。その会社は廃業しました。

ワールドカップが近づきますと、日本の負け試合と合わせ、この苦い思い出が蘇ってきます。

日本代表(なぜ、日本に代表を付けるのか?代表に決まってるのに・・)の目指は「W杯4強」だそうです。サッカーの事はよく分かりませんが、メディアは押し並べて、低い評価です。

しかし、高い目標を持つことは良いことだと思います。景気が上向いたとは言え、日本経済の冷え込みは厳しいモノがあります。政治も混迷の様相を呈しています。日本中がドンとした雲に覆われているようです。

スポーツには独特のエネルギーがあります。ゴルフで、石川遼君が58のスコアーをマークして優勝した中日クラウンズ。日本中が「パッ」と明るくなりました。

オシム前監督と何かと比較される岡田采配ですが、私は怜悧な監督だと思っています。
代表選手(だから代表っていうのか)たちは無心で雅麗な戦いを展開して欲しいと願います。

W杯4強とは、申しませんが、日本人の矜持を示す戦いぶりで、日本を元気にして欲しいものです。
私的には、なんとしても一勝して、ワールドカップの苦い思い出を払拭したいと思っていますが・・・・。
                                                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月23日 06:30 | コメント (0)


平和ボケ

2010年05月22日

6月25日が気になりますが、人の褌で相撲を取るのは卑怯です。

韓国海軍哨戒艦沈没事件で、韓国軍の合同調査団は沈没原因を「北朝鮮製の魚雷による水中爆発」と断定した。李大統領が明日国民向けに談話を発表し、26日にはクリントン国務長官が訪韓する。

朝鮮半島に緊張が走ります。日本のメディアには冷静な報道をお願いします。そもそもが拉致問題やテポドンの発射など、北に対する日本人の感情には、不信感に満ちています。メディアが、必要以上に煽りますと・・・・・

只でなくても、閉塞感に覆われている国民、好戦的になる可能性ががあります。
戦争では何も解決しないことを、日本国民は忘れてはいけないと思います。

幸い。当事者である韓国政府は、事件発生以降2ヵ月あまり、悲しみと怒りを乗り越え、冷静にかつ、用意周到に、問題解決に取り組んでいます。さすがに超一流の経営者であった李明博大統領だと、改めて敬意を表するとともに・・・羨ましく思います。

民主党政府。この事件については、韓国政府を全面的に信頼して、対処する以外に方法はないと思います。その結果、日本も巻き込まれるかもしれませんが、そこは、自主防衛。毅然と立ち向かうべきです。

朝鮮半島の緊張を利用して、米軍海兵隊の抑止力の必要性を煽り、普天間基地移設問題を、自民党案に戻し、辺野古で決着させるという「人の褌で、相撲を取る」ような主体性のない結論は、止めて欲しいと思います。そうなる気がしますが。

鳩山首相の迷走は、そもそも、団塊世代の平和ボケにあると思っています。いや、もう少し言わしてもらへば、65年間、戦争とは無縁の時代が続いた、その恩恵が仇となって、国民を平和ボケにしてしまっているのではないでしょうか。

反戦の思想を持って行動することと、平和ボケとは全く違います。
60年前になりますが、6月25日が朝鮮戦争勃発した日です。嫌な予感がします。

反戦の思想を持ち、メディア報道に注視しながら、緊張した朝鮮半島を見守りたいと思います。
                                         Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月22日 05:59 | コメント (0)


真価

2010年05月21日

口蹄疫・戦争勝利のため、農畜産関係者に義援金を送ろう。

何十万頭もの牛や豚が殺処理される報道。畜産農家の悲痛な叫びに胸が痛みます。これはまさにウイルスとの戦争です。国も県も業界関係者も必死に戦っています。その姿勢に心よりの敬意を表します。

ウイルスの猛威。人間の英知を持ってしても簡単に防げるものではありません。初動操作のミスだとか、農水大臣が外遊しただとか、対応が遅いだとか、批判する向きもありますが・・・・、

関係者が、やり場のない怒りを政府や行政にぶつける気持ちはよく分かります。

しかし、メディアまでもが、戦場で弾が飛び交っている最中、戦争責任を追求するのは如何なものかと思います。責任論よりも解決の道を探るべきです。ここは、国に激甚災害の指定を促し、更なる対策を講じるように、訴えるべきではないでしょうか。

人や組織の真価は、平時ではなかなか分からないのですが。緊急時には良く見えるモノです。良い機会です。宮崎県の知事が、この緊急事態の中で「初動ミスを追及する」記者に机を叩いて、怒りをあらわする姿を見て、メディアの真価が問われます。

また、野党・自民党。農水大臣の不信任案を国会に提出したと・・・・。昨日まで政権を担っていたのです。敵は、人間社会を脅かす「細菌」です。政局にしてどうするんですか。そんな感度では・・永久に政権は取れないと思うのですが。それが現自民党の真価何でしょうね。

この事件で、畜産農家の苦労が改めて分かりました。その努力があって美味しい肉が頂けるのも再認識できました。我々も、関係者と一緒に敵と戦うことはできないだろうか。できることはないか。・・・と思うのですが。

相手は「ウイルス」です。ボランティアで何かできる代物ではありません。だとすると、ふるさと納税も手でしょうが・・・。義援金を募ることならできます。どうすればよいのか。メディアが窓口になって、呼びかけてもらうのが良いのではないでしょうか。

緊急時こそ、メディアの真価も問われる事を忘れないで欲しいと思います。  Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月21日 06:06 | コメント (2)


参院無用論

2010年05月20日

選挙制度に問題があります。

昨日、今日と雨ですが・・・このところ、東海地方も気温が上昇。初夏を通り越して、一気に夏の気配です。温暖化の影響とは言うまい。しかし、ベスト4を賭けたワールドカップ?に、天下分け目?の参院選。

嫌が上にもヒートアップ。猛暑の夏になる予感がします。ワールドカップの話は明日にしますが・・・。今日は、有名人が次々に出馬を発表する参院選について考えて見たいと思います。

まず。あなたは、政党がスポーツ選手や、芸能人などタレント候補を次々に擁立することをどう思いますか?テレビの報道番組では政治家としての資質を問う声が仕切りですが・・・・。

やはり、政治の基本的な勉強をしていないとか。何がやりたいのか明確でないとか。ビジョンがないとか。とか、とか・・・のメディアの批判に同調ですか?

私は一芸に秀でた人は、他の職業についても、名を為すと・・・思っていますが・・・。

二つ目に、あなたは政治に何を期待しますか?この国が良くなること、などと言う抽象的なモノではいけません。あなたが、こうなって欲しいという願いと、政治とを一致させることができますか。そこを問いたいと思います。

その期待をタレント議員が担ってくれるとはとても思えませんね。(勿論、その他の議員とも)

もう一つ。参院をどう思いますか?私は、現状のように衆院のカーボンだとすれば、必要ないと思っています。今の政治に良識の府としての参院が必要だとはとても思えません。二院制にも意味があると思えませんが・・・如何でしょうか。

現行の選挙制度、とくに参院は、全国区があります。比例区と称していますが。この制度がある以上、全国的な組織推薦がない限り当選するのは難しい状況にあります。

例えば、谷亮子と比例で書けば、その票は、民主党の一票にも換算されます。民主党にとっては、二票の価値になります。候補者にとっては、個人名の票が多い順に当選が決まりますから・・自分の名前を書いてもらうように選挙運動をします。

しかし、全国区ですから、エリアがとてつもなく広い。候補者が全国をくまなく回ることはできません。だとすると、知名度の高い人が有利になります。ですから、現行の制度では、タレントを擁立するのは、政党の選挙戦術としては当然です。

にも拘らず、メディアが候補者の資質を問うてみたところで・・何の意味もありません。メディアが批判すべきは、政治を軽佻にする選挙制度であって、タレントの批判は見当違いと言わねばなりません。

国民が政治に関心がないから・・政党は、有名人を候補者にするのです。ぜひ、どの候補者が期待する政治を担ってくれるのか・・・自分の頭で考えて欲しいと思います。(そのまえに、選挙に行って欲しいのですが)

国の財政がひっ迫しています。参院選で問われなければならないのは、参院無用論ではないかと思うのですが・・・。タレント候補を話題にすれば、国民が喜ぶと思って、盛んに報道するメディアには、やはり問題があると思います。 

ピントの外れた報道番組を見せられますと・・・たまらない暑さになりますね。                                                                    Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月20日 05:53 | コメント (0)


哲学

2010年05月19日

暴露される内閣官房機密費・・・・。

ちょっぴり固い話です。言論人は、思想や見解を発表するのが仕事です。学者も評論家も新聞などの論説委員も、根底に哲学がなければならないと思っています。だとすれば、言論人は知を愛する人ということになります。

知的な人の絶対条件は、おカネに、きれいであることだと思っています。ある意図や思惑のあるカネを、受け取って論じることは、それこそ言語同断です。ましてや、テレビの報道番組などで積極的に発言しているとなると・・・。

しかし、現実は、そんなきれい事では済まされていないようです。メディアを使った世論操作に加担している言論人を、しばしば見受けます。中日新聞は18日付け朝刊・特報で、内閣官房機密費を取り上げました。総力取材です。

核心に迫った内容の濃い記事です。納得して読ませてもらいました。元官房長官が名指しこそしなかったのですが政治評論家に盆暮れ500万ずつ届けたとの爆弾発言を掲載しています。驚きと同時に、さもありなん。・・・変説著しい政治評論家の顔が浮びます。

時の権力に機密費があってしかるべきだと思います。国家を運営することは、「ままごと」ではないのですから、表もあれば裏もあります。機密費を駆使して政権を運営しようとするのは当然です。その使途をヒステリックに暴くのも大人げない。

むしろ、20年なり、30年後に公開するように法的整備をすれば良いだけです。

問題は、受け取って論を歪めた側です。中日新聞では取材に応じた三宅久之氏が「評論家と政治権力の距離を図るのは難しい。断ればよいのだが・・・後に関係が悪化する。最終的には良心の問題だ」と述べています。

そうだと思いますが・・私は、良心の問題よりも、哲学の問題だと思っています。言論とは、思想や見解を正すことです。つまりは、知を愛するがゆえにできる仕事です。

機密費を受け取って、権力の意図に沿った発言を繰り返す言論人と、そうでない人を見分けるのはとても難しいことですが。

三宅氏は、清廉潔白な政治家伊藤正義氏を最も尊敬すると発言されていたと記憶します。
清廉潔白とはカネや権力に固執しなかったということです。つまり哲学を持っていると言うことです。

情報社会です。言論の世界がカネ塗れでないことを祈ります。                    Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月19日 06:15 | コメント (0)


山笑う

2010年05月18日

故郷の山に円椎(ツブラジイ)の花が満開です。

先週の金曜日。前日の雨が上がり、清々しい五月晴れとなりました。慌てて、円椎(ツブラジイ)の白い花で染まった金華山の写真を撮りました。

円椎の木には雄と雌があります。銀杏や一位と同じです。写真では、雄は他の木と区別が付きませんが、尾根に雌の木が多いのが分かります。日のあたる場所が雌で、谷に雄が多いのは不思議です。

女性上位は最近の傾向ですが、木の世界は、古より、日の当たる場所が雌なんでしょうかね。

金華山の裏側。裏側と言っても、東側ですが・・・。今までは、他の山と連なっていましたので、目に触れる位置ではなかったのですが、トンネルが掘られ、道路が出来ましたので、近くで眺めれます。

裏側も一面、白い花で覆われています。見事なものです。それに、円椎の花には独特の匂いがあります。人によっては苦手な匂いだと言う方もいますが。なぜ、こんな匂いを発するのか。同じ時期に咲く、ヒトツバダコ(なんじゃもんじゃ)は匂わないのに、不思議に思ってます。

どなたか、匂いに詳しい方がおられましたら、円椎の花の匂いについて、教えて欲しいと思います。

私の大好きな、故郷岐阜。その中心にデンと構える金華山。正に、円椎の花が咲き誇り、薫風を巻き起こし、声高らかに笑っているようです。

初夏と共に景気も上向いて来ました・・・。さぁー元気出して、頑張ろうではありませんか・・・。                                                          Goto

P1030370.JPG P1030376.JPG P1030381.JPG 10-05-15_001.jpg

金華山の円椎の花(薄緑に見える部分が花です)

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月18日 05:27 | コメント (0)


岩手日報

2010年05月17日

朝刊の新紙面、コンテンツに期待します。

新聞を読もう。このブログのテーマです。新聞のビジネスモデルは購読料と広告収入で、新鮮な時事を整理してペーパーに落とし込み、購読者の家庭に朝夕二度宅配するものです。

そのビジネスモデルが壊れつつあります。東北の名門・岩手日報が、6月30日で夕刊を廃止すると発表しました。理由は景気低迷による広告収入減により、発行部数が落ち込み、販売、配送、配達コスト削減が迫られたから・・・・。

インターネットや携帯電話の普及で、県民の情報生活の変化が起こり、メディアを取り巻く情況が著しく激変したからだと社告で述べています。また一つ、夕刊が消えるかと思うと、淋しい思いです。

しかし、景気低迷とIT社会が廃刊の理由だと本気で考えているとするならば、早晩、朝刊も廃刊の憂き目にあうでしょう。ましてや、広告収入の減少が発行部数の落ち込みに繋がったなどと分析していては、本末転倒といわねばなりません。

発行部数が落ち込むから、媒体価値がなくなり、広告出稿が減るのです。広告の何たるかを理解せずに、悪戯に編集の補完として、広告を捉えてきた新聞社の体質を露呈したまでです。広告収入の減少は止まらないでしょう。

また、ネット社会が、情報収集手段に変化をもたらしたとの理由は、今更ながらに、安易な分析です。そんなことは、10年も前から分かっていたはずです。世の中に対しては、御尤もな御託を並べるクセに、自分の事となると、まったく理解していなかったことになります。

コンテンツの質を変えなければ、便利な媒体が登場すればその使命は終えんを迎えます。半日遅れの記事をさもしたり顔で掲載しているだけでは、時代の趨勢にマッチしないのは当然です。

私が新聞を読もうと、呼びかけている相手は、いままで新聞を読んだことのない人たちに対してです。新聞社は勘違いしていると思っています。ひと昔前、新聞は日本中の家庭に配達されていました。だから、日本人は新聞を読んでいると思っているのではないでしょうか?

私の理解では、日本中の家庭に新聞は届けられていた時代はありましたが、新聞を読んでいる人の数は、圧倒的に少なかった。それを、家庭に届くから、家中読んでいるモノだと錯覚している。新聞の価値や使命を認識している人は限られていのです。(今も往時も)

それを、是正しなければならない。との思いが、「新聞を読もう」です。その証拠に、未購読世帯が増えても、新聞の持つ社会的影響力は一向に衰えません。そうです。発行部数が減っても、もともと読んでない人が購読料を払わなくなっただけです。

岩手日報は夕刊のコストを削減して、朝刊に力を入れると述べますが。私は二つの点で疑問です。まず。購読料金です。朝夕セットで、月極め3007円が朝刊だけになって2980円とは不思議な料金体系です。夕刊の価格が一か月27円の勘定です。

割高感がいなめません。果たしてこの料金を読者が納得するでしょうか?購読拒否を誘発するのではないでしょうか。そうです。経営が悪化して、大変ですから・・・朝刊をのコンテンツを充実させますから・・・夕刊の廃止でもこの料金を理解下さいと、素直に言うべきではないでしょうか。

それに、発行部数です。資料が実に曖昧です。あるデータでは23万部。別のでは21万2千部。2万部違います。経営が悪化して夕刊を廃止するのが本音でしょうが・・・やはり、ウソはいけません。正義を論じる新聞社が自らウソを付いては、読者は新聞を認めなくなるのは当然です。

私は社会に欠くべからざるモノの一つが新聞だと信じています。新聞を読まない人は、一人前の大人だと思っていません。新聞は社会生活を営む上で、不可欠な役割を担ってます。

新聞社の経営危機は、ビジネスチャンスでもあります。新たなビジネスモデルを構築できるチャンスです。新しい時代の新聞の役割と使命とは何か。根源に立ち返り、もっと真剣に、もっと謙虚であれと願います。

夕刊を廃刊する岩手日報。朝刊の新紙面に期待します。          Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月17日 05:58 | コメント (2)


おしゃれ

2010年05月16日

おっさんのファッションが〆て5750円。。。。

上海万博で、当局が市民に、パジャマで出歩かないようにと、注意をしているそうです。それを日本のメディアが面白がって、報道していますが・・・箸の上げ下ろしまで、一々注意されるのも心外なんでしょうね?

日本でも、夏場になりますと、Tシャツ。ランニング。短パン等など、下着で歩く若者が増えます。あれも、中国では注意されるんでしょうかね?「えー。Tシャツは下着じゃないって!!」「じゃぁ・・何なんですかねぇ?」

少なくとも、紳士のスポーツ、ゴルフ場では襟のないシャツは、下着扱いで、プレー禁止です。私のホームグランドでは、Tシャツはダメ。短パンの場合はハイソックス着用。上着なしでは、クラブハウスへの立ち入りは禁止です。

その他にも、ジーパンはダメだとか、ダメな服装の例が会報で示されます。厳し過ぎるとの声もありますが。服装を厳格にするとなると・・・こうなります。ゴルフ場の場合は、うっとおしいと思えば行かなければよいのですが・・・

上海市民は万博が終わるまで、夏の暑い盛りを居住まいを正して暮らすとなると、生活のリズムが狂うんでしょうね。いやいや、ご苦労様ですが、私は最近ちょっと、ファッションに拘っています。

なぜかと申しますと、還暦を過ぎたおっさんが、暗い地味な格好で、うろうろしてますと、街は暗くなりますし、家は薄汚くなります。綺麗にとは言いませんが、オシャレなモノを着ていますと、周りに不愉快な気持ちも与えませんし、自分自身が元気になります。

オシャレと言っても、まずは清潔でしょうが。田舎に住んでいるからかもしれませんが。おっさんのお洒落を満足させてくれるような、店がありません。見つけても、高級ブランドの店では手が出ません。

どうしても、若者向きな店が多いようです。で、考え直しました。おっさんも、若者と同じファッショナブルなものを、身に付ければよいのではないかと。だれが、着るモノを、若者とおっさんと分けているのだ。

分けているのは、おっさん自身じゃないかと。で、恥ずかしさを堪えて、若者のショップに入ってみました。勿論、おっさんは誰もいません。派手かなーとか。やっぱりおっさんにはと、思いつつ、エイヤーと。

萌えるような黄緑色のTシャツ(ボタンが付いていますが)と、シンプル(裏地もポケットも付いていない)な薄手で軽い上着(お気に入りです)と、ボタンダウン淡いブルーのシャツと、ジーパンと、そして速乾性の下着を買いました。〆て、5750円。この値段で、薄汚いおっさんが、おしゃれができると思うと嬉しくなってしまいました。

残念ながら・・・パジャマは買いませんでしたが。                         Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月16日 06:29 | コメント (2)


2010年05月15日

カラスの横暴には弱ったモノですが・・・・。

何事も環境のせいにはしたくないのですが、この季節になりますと、隣の梅に若いつがいの鶯が、くんずほぐれつ、枝を飛び回るのですが・・・タイミングが合わないのか、見掛けません。

揖斐川の支流、糸貫町の藪川辺りに行きますと、河原から雲雀が、鳴きながら垂直に上昇して餌を探すのですが・・・その姿も見掛けなくなりました。護岸工事で原っぱが少なくなった影響でしょうか?

それから、スズメを見かけなくなりました。この時期は繁殖期、好天の朝など、まだ暗いうちから、賑やかな鳴き声が聞こえるのですが・・・耳を澄ましても、一向に聞こえてきません。

秋田県の山中で、寒暖の差に適応できず渡り鳥が大量に死んでいるとの報道もありました。
野鳥の生態に異変が起きたのではと・・・・心配です。

先日、偶然なんですが、何事にも蘊蓄の深い方が、「最近、スズメが少なくなった原因を知ってるかね」と。「温暖化現象で、生態系が変わったんでは・・・」と私。「違うね」「カラスが増えすぎて、スズメの卵を食べちゃうんだよ。」「カラスも生きていかなきゃならないからね」と。

「このあたりの山では、蛇もめっきり減ったんだよ。それもカラスのせいだ」と。そういえば、カラスの被害に合うのはスズメや蛇ばかりじゃない。ゴミは食い荒らされるし・・近在のゴルフ場では、ボールを銜えて、プレーを妨げる始末。人間への被害も甚大になりつつあります。

すべての生物は弱肉強食。弱いモノは死滅しても仕方がないのですが・・・人間を襲うとなると・・スズメの分まで、人間の逆襲がカラスに向かうのも遠くないのでは・・。別にカラスが悪いわけではないのですが・・・。最近の日本人。ストレスが溜まってか。自然を愛でる心も失せて、短絡的になっていますから・・・

そうそう・・・。とはいうものの、毎年、我社の大垣市にあるITセンターに、燕が巣を作るのですが・・・今年はなかなか・・姿を現さないので・・環境の変化がここにもかと、案じていましたが・・・・。

いやいや。現れ、巣作りを追えまして、卵が産まれたようです。安堵しました。
カラスに狙われないよう・・・スタッフに監視を依頼しました。                    Goto

P1030366.JPG P1030360.JPG
当社ITセンターの玄関に作られたツバメの巣

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月15日 05:55 | コメント (2)


研鑽

2010年05月14日

過ぎたるは及ばざるが如し・・・と思うのですが。

私は無精なので、何事も「過ぎたるは及ばざる」と開き直って、いい加減なんですが・・・。真面目な人に限って、健康管理や体力増強に気を使い、過度に努力する人がいます。

例えば、ジョギングとか、ウォーキングの類い。先日も毎朝5時から1時間半、ウォーキングする先輩の話を伺いました。贅肉もなくスリムな体形。古希で、ドライバーの飛距離もコンスタントに、230ヤード。

「雨降りも歩かれるんですか?」「癖になってるから、歩きたいのだが・・・。雨降りは休みだよ」。もう一人。ジョギングにはまって、日々走行距離が伸びて、最近では10キロではモノ足りないと。ジョギング、三年目の健脚を羨ましく拝見しました。

お二方とも、健康管理で始められたのでしょうが・・・今や、体力増強を楽しんでおられるようです。我が突き出た腹をさすりながら、羨ましいと思うのですが・・・。私にはとてもそんな勇気がないと、諦めています。

これも私の友人ですが、酒飲みで(人のことは言えないのですが)、肝機能を心配して、機能性食品に凝っている人がいます。

オルニチンって、ご存知ですか?肝機能改善や疲労回復効果が期待できるアミノ酸の一種で評判の物質です。最近、ブームで含有の食品が色々発売されました。

「シジミ」に多く含まれているそうで、1杯でシジミ70個分25mgのオルニチンが含まれているみそ汁が売れ行き好調だそうです。かれも、朝夕と二杯飲んでいるそうです。シジミ140個の勘定です。

それと、最近は、晩酌の合間に、なんとシジミ約900個分のオルニチンが入っているアルコール分0%のビール風味の「キリン休む日のAlc0,00%」というネーミングの飲料を毎日1本飲むそうです。

ビールメーカーが、肝臓を休める日(休肝日)に飲みなさいというノンアルコールビールだそうですが・・・発想は面白いのですが・・・飲めと言ったり飲むなと言ったり・・・・酒造メーカーも大変です。

それにしても、その友人には休肝日がないそうで、晩酌の途中が休肝だから、そこで、オルニチン含有のビールを飲めば、それで、休肝日だとうそぶいています。でも、過ぎたるは及ばざるです。

アルコールはほどほどが良いと思うのですが・・・それ以上に、一日シジミ「1040個」分のオルニチンを摂取するのも、過ぎたるになるのではないかと思うのですが・・・・。

世の中には、凝り始めるととことん頑張る人がいるモノです。ぜひ頑張って欲しいと思うのですが・・・「過ぎたるは及ばざるが如し」と思えてならないのは、私が無精のせいなんでしょうか。

でも、三日に一度ぐらいは、陽気も良くなったし、朝っぱらからブログなんて書いてないで・・ウォーキングでもやるのも・・・。アルコールの量も減らないから、シジミのみそ汁を飲むか・・・・と諸氏の研鑽を横目に悩んでいます。      Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月14日 05:32 | コメント (0)


長寿国

2010年05月13日

高齢者の知的好奇心を喚起させる場も世界一に・・・。

事業仕分けで蓮舫議員が放った一言「なぜ、一番でななければダメなんですか?二番じゃダメなのですか?」随分、テレビで報道され、補助金漬に慣れっこだった、科学者が猛反発しましたが、日本には世界で一番じゃなければならないモノがあります。

世界保健機構が210年版「世界保健統計」で、日本人の平均寿命が83歳となり,WHO加盟193ヵ国中第一位だと発表しました。まさか。「なぜ、一番じゃなきゃダメなのですか?」とは誰も尋ねないでしょうが・・・

長寿は、日本が「どんなもんだい」と世界に誇れる、最も名誉ある「一番」だと思います。不老長寿の国、日本を世界に売り出すべきだと思っています。なぜ、日本は長寿の国なのか。国になったのか・・・理想の国を求めて世界中から日本に押し寄せてきます。「上手くアピール」したらの話ですが。(広告会社としては、腕の見せ所ですが・・・)

女性が86歳。サンマリノと並んで第一位だそうですが、サンマリノはイタリアの中の国で、人口30000人の国。男性は、サンマリノ、アイスランド(人口30万人)、スイス(360万人)に次ぐ4位だそうです。日本は1億2千万人・男性が6000万人いる大国です。

人口のベースが違うのですから、比較のしようがないのですが。

1億2千万の民を有す国が世界で一番の長寿国であるには、公衆衛生が整い、医療体制が整備され、社会保障が充実し、社会インフラも整い、そして、勤勉で、教育の程度が高くなければ、そうはなりません。戦後の国づくりが成功した証拠だと思うのですが、如何でしょうか。

問題は、今後も世界一の長寿国を維持できるかどうかです。心配ですが、国力が低下しつつあります。
経済的な豊かさを望むことはできなくなりつつあります。社会保障を今まで以上に充実させることも難しくなってきました。

人口比率の多い団塊世代が、長生きできるかどうかです。

放送大学の石学長は60歳代の学生が09年で25,7%伸び、08年10,9%。07年15,8%と合わせて過去3年間、2ケタの伸びを示し、「学びを再開しよう」とする高齢者が急増していると語る。

社会保障の充実も大切だが、通信制大学、公開大学など、高齢者の知的好奇心を満足させる受け皿を整備することも、長寿国の維持に必要なことではないでしょうか。

石学長は、生涯学び続ける心こそが学ぶ喜びを生み、高齢社会をいきいきと活性化させる鍵を握っているといえよう。とりわけ、生涯学習が、地域のコミュニティ作りと一体化すると、一段とその価値が高まることになりのでは・・・と、高齢社会の活性化を説いています。

「長寿は、日本が世界で一番であり続けなければ、ダメなんです」、そして、世界で一番幸せな高齢社会の国にならなければダメなんです。それには、高齢者の知的好奇心を喚起させる学びの場も一番でなければダメなんです。                                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月13日 05:55 | コメント (0)


ウルトラC

2010年05月12日

普天間の問題は、この国の矛盾を露呈させますねぇー。

どうもおかしい。話が飛躍するかもしれないが、やっぱり、どうもおかしいと、思うのが沖縄の普天間基地移設問題です。このブログでも嘉手納統合に始まって無条件返還すべきではと書きましたが・・・・。

まず。基地反対の沖縄県民は、普天間を県外に移設する方針だと言う鳩山首相を、なぜ?批判するのか?民主党のマニフェストには、県外移設には踏み込んでいない。沖縄県内もありうる内容です。

県外移設に踏み込んだのは、首相です。だとすれば、反対派と同じ考えなのですから大集会を開いて批判するのは逆ではないでしょうか。首相の沖縄訪問も、歓迎して激励すべきだったのではないでしょうか。

「抑止力」に対する認識が甘かった。とか、県内もありうる。とか、記者会見での発言は、本気で県外を考えているのかを疑われても仕方がないのだが・・・話があべこべのような気がしてならない。どうもおかしい。

新聞報道だが、小沢幹事長が米国大使と極秘会談し、鳩山首相とも極秘裏に話し合いがもたれたようです。いずれも内容は漏れていませんが・・・この政権は「小鳩」政権と揶揄されています。首相は小沢幹事長と一蓮托生だと決めています。何かある気がするんですが・・・

参院選挙が迫り、これだけ政権の支持率が下がって来たのですから、解決策を練らないハズがない。
まず、米国が納得する。ついで、国民に覚悟を迫る。そんなウルトラCが飛び出すんじゃないか?でないと、おかしい。(買被りかもしれませんが)でも、そうでないと、おかしい。

で、新聞で週刊誌の広告を見て・・・「ウーム」。普天間県外移設丸秘計画と大見出し。眉唾かもしれないが・・・読んでみるかと、380円で・・・。(いやいや。なかなか大胆な写真も掲載されていて、たまには週刊誌も良いモノです)

で、丸秘計画の中身。普天間基地は宮崎・新田原の空自基地に移設。空自は長崎・大村の海自に移転。海兵隊の沖縄の基地は常駐ではなくローテーションにする。普天間は自衛隊が管理し、有事には米軍の使用が可能になるという、大胆な案です。

誰が、この案を練ったのかも記してありますが・・・果たして首相に届いているかどうかは・・・疑問ですが。この案ならば、軍事的な問題は解決されるでしょう。米国は納得。日米同盟も揺るがない。5月末までの決着、県外の公約も果たせる。

この案が政府案として閣議に掛けられるようなことになれば・・まさにウルトラCです。

九州のみならず、日本中が、ひっくり返ったような大騒ぎになるでしょう。その大騒ぎが、国民の国防に対する覚悟を迫ることになります。その決断が首相と幹事長にあると思うのですが・・・。

なければ、この国を司る資格はない。それこそ、おかしい。                                                                       Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月12日 05:43 | コメント (1)


ハン・パラ

2010年05月11日

もう少し寛容な心で、政治を考えたいものです。

マニフェストもそうですが、にわかに、新語が飛び出しますと、その話題で一色になります。どうなっているんだと、一瞬首を傾げてしまいます。日本人って、本当に軽い国民性ですね。私はすべて、メディアが悪いと思っていますが。

英国の総選挙の話です。「ハング・パーラメント」(ハンガーにぶら下げられてる服のこと)で中ぶらりんの議会を指すのだそうです。今後、そうです。7月の参院選が終わるまで、連日、日本の政治情勢も「ハン・パラ」「ハン・パラ」と報道を繰り返すんでしょうね。

この国の政治に対する主体性のなさなんでしょうが。英国がそうだから、日本もそうなんだ。本当にそうなんでしょうかね?マニフェストといえば、マニフェストが金科玉条。二大政党といえば、二大政党が絶対。今度は第三極が注視されれば、「ハン・パラ」で一色。

にも拘らず、どれも中途半端で、尻切れトンボ。本当に弱ったもんです。二大政党を徹底するならば、小選挙区制にすればよい。衆院300議席で勝負してみたらどうですか。

英国自民党が23%の得票で議席は10%弱。それが、民意を反映していないというなら、完全比例代表制にすればよい。そうなれば、政党要件が厳しすぎて、民意を反映しないと、いうことになる。

マニフェストもそうです。日本の政治史で、公約を守れなかったと政権与党が反省した歴史などありますか?私の知る限りで、公約なんて、肩に張る膏薬よりも効き目のないものでした。公約を無視してきた自民党が、野党になったからと言って、民主党のマニフェスト齟齬を声高に批判するのは、片腹痛い。

私は、日本の政治を悲観していません。戦後初めて起こった政権交代を高く評価しています。

民主党政権の未熟さ、軽薄さを嘆くこともないと思っています。4年の任期で判断すればよいと思っています。自民党の体たらくも試練です。野党として、もがいて、苦しんで変貌してくれることを望んでいます。

問題は、メディアです。つねに、蚊帳の外にいて、そうです。自らの身の安全を確保して、その場しのぎの論評と報道を繰り返し、国民を軽佻の淵に追いやる。その責任は問れるべきです。

英国民が下した判断を、政党が如何なる形で、収斂して、連日政権を組むのか。英国の民主主義の歴史に謙虚に学ぶべきであって、日本の政治も英国に追従するとの安易な報道は控えるべきではないでしょうか。

少なくとも、日本の二大政党時代は始まったばかり。マニフェスト政治も始まったばかり。もう少し寛容な心で、政治を見てみたいものです。日本が「ハン・パラ」にならないことを願って。                                                                        Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月11日 05:20 | コメント (0)


明察

2010年05月10日

三年をメドにビジョンを実現したい・・・・・・

凄い作者が現れました。2010年本屋さんが選んだ「本屋大賞」で1位に輝いた「天地明察」の作者冲方丁(うぶかたとう)さんです。時代小説は加藤廣さんだと思っていましたが、この作者は一品です。

感想を兼ねて、私の思いを述べます。学問の世界では真理は一つかもしれませんが、人間の社会は複雑で、正解は一つではありません。モノの見方や考え方で、同じ問題でも幾通りもの答えがあるものです。しかし、生半可な正義感や、固定概念を持ち、経験を積みますと、自分の答えが、絶対だと思い込みがちです。

それを、心の内に留めて置けばよいのですが、人間とは厄介な生き物で、自分の考えを人に押し付けたがります。そうなると、ややこしいことになります。世の中で起こるトラブルは、大概が、ここにあります。

私などは、自分の考えを人に押し付けたがる典型的なタイプです。最近は、多少(大人になりまして)自重できるようになりましたが・・・。故に私の周りにはトラブルが絶えませんでした。

しかし、人間社会でも、学問を真理探究すると同じように、かかる問題の真相や事態をはっきりと見抜く目を持てれば、それを「明察」と言うのですが、生きるうえでの答えが導き出せるのではないでしょうか?

その意味では、趣味でも、本格的でも構わないのですが、仕事とは直接に関係ない学問に挑む必要があるのではと思います。(自然科学の分野が良いと思うのですが・とても根気の要る面倒なことです)

私には、三つのビジョンがあります。そのうちの一つに我社の初任給を業界No1にすることがあります。広告の仕事は人が財産です。他には何もありません。縁ありて、同じ釜の飯を食べる社員、スタッフのもてる能力をフル回転すれば仕事はうまく回ります。目的や理念に近づくことができると思っています。

それには、働きやすい環境を整備することも私の仕事だと思っています。働きやすい職場といっても、一概に決めれるものではありません。答えは、社員の数だけあります。千差万別です。

で、私が導き出した働きやすい職場の条件は「業界日本一の初任給」にするです。正しいのかどうか?分かりません。業界日本一が十分なのかも分かりません。しかし、置かれている環境や条件を鑑みれば、「明察」・正解だと思っています。

容易なことではありませんが、このビジョン。人に押し付けても(本の主人公はそんな生き方はしていませんが)許されるのではないか・・・・と思いつつ。三年をメドに実現する決意です。

勿論、「明察」が共有出来ての話ですが。                                 Goto

P1030978.JPG
「天地明察」 冲方丁

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月10日 05:46 | コメント (0)


厚顔無恥

2010年05月09日

この国に明日があるとはとても思えないのですが・・・・

新聞とはこうも厚顔無恥(ずうずうしくて恥知らずなこと)なるものかと呆れています。何を怒っているのかと申しますと、7日付け読売新聞朝刊に9頁にわたって掲載された「緊急提言」に付いてです。

読売新聞の発行部数は10、013、496部(2010年4月14日新聞発行レポート・ABC協会調べ)です。世界一の発行部数ですが、東海3県では173、849部。岐阜県では21、762部(世帯数71万)の発行部数です。

このエリアでの発行部数は1、7%。世帯率は4,7%です。残念ながら、読売新聞はこの地方ではほとんど読まれていないと言えます。いかに厚顔無恥で偏向した新聞かが理解されていませんので取り上げてみました。

誤解を招きたくないので、あえて申し上げますが、私は、新聞がニュースを報道するだけの時代は終わったと思っています。新聞社は様々な問題を分析し、社説を述べ、論陣を張るべきだと思っています。混迷する時代です。独自の判断で問題を提起し、その解決策を提言する姿勢が生き残る道だと思っています。

しかし、今回の読売新聞の提言は、宜しくありません。なぜかと申しますと、前提条件が間違ったまま提言をしているからです。どこが違うのか。まず、過去を総括していない点です。すなわち自民党政権を擁護し、それが崩壊したことを総括していない点です。

もう一点は、民主党政権に対して、新聞社を上げて根本から認めない前提で、ためにする批判(偏向)を繰り返しているからです。提言の取りまとめ方が、読者の意見を聞くでもなく、勿論アンケートの結果でもなく、編集局と論説委員会という手前みその研究会によって結論づけられているからです。

私は、この二点を以て、厚顔無恥であり、偏向提言だと言わざるを得ません。

で、提言の内容です。まず、「マニフェスト不況を断ち切れ」政策ミスで日本を破滅させるなと、提言しています。が、その分析では90年代後半から10年以上も物価が下落するデフレが先進国で唯一続いている。その結果、企業収益は低迷し、所得や雇用の減少が止まらない。と。自民党政権の失敗を差して民主党政権の責任にすり替えています。

内需を拡大してデフレを克服するには、バラマキしかない。読売新聞こそが、自民政権の財政出動を支持してきたのではなかったか。直近では、小泉内閣以降のバラマキ自民党政権を支えたのではなかったか?と問いたい。

で、二つ目の提言。「雇用こそ安心の原点」福祉は産業活性化に役立つと。福祉の充実は民主党政権の目玉ではないのか?そのスローガンが「コンクリートから人へ」です。だとしますと、二つ目の提案の意味が分かりません。追認すれば良いのであって、あえて提案する必要など何もないと、思うのだが?

三つ目の提案が「コンクリートも人も大事だ」デフレ脱却に公共投資は必要だと。これで、この緊急提案が支離滅裂であるのが良く分かる。公共事業を増やせと言うならば、財政出動ではないか?バラマキではないか?バラマキ先が、人なのか。企業なのかの違いでしかない。

民主党政権は公共事業を罪悪視し、景気の悪化と地方の疲弊を放置してきたとも分析しているが。民主党政権が組んだ予算は、この四月から施行されたばかり。まだ、何の成果も効果ももたらしていない。何もしていないことを、批判して、提言に意味があるのか?

提言の無意味さはまだ続く。「内需と外需の二兎を追え」官民で海外需要を取り込め、と。外需とはどこの国との貿易を指すのか?新興国ではないのか。だとすれば、中国。なぜ、小沢大訪中団をこきおろし、批判したのか?はしごを外しておいて、二階に上がれとは・・・偏向以外のナニモノでもない。

提言の番外だが、こんな分析をしている。消費税率引き上げ論議は封印したままである。安心社会の実現には消費税を目的税化して税率を引き上げ、社会保障の充実に充てるべいだと。「えー」と思わず驚かざるを得ない。

消費税論議を封印したのは、小泉内閣ではなかったのか?その後の三人の首相たちではなかったのか?それを民主党の選挙対策の思惑から消費税を封印しているのは民主党だと責任をに押しつけるのは如何なものか?新聞社はその場限りで、何を言ってもよいのか?

消費税の福祉目的税化は、細川内閣の案ではなかったか。それを、批判して倒閣に世論を持ちこんだのは読売新聞ではなかったのか?笑止千万の提言とはこのことだと言わねばならない。

随分、長くなってしまった。が、もう一点。提言の最後に「技術で国際競争を勝ち抜け」先端分野に集中投資しようと。そんな当り前のことを、わざわざ緊急提言の一つに加える必要など、どこにもないのだが。そのために、法人税を20%台に下げるべきと提言している。

私は、この提言には賛成だが、小泉政権の市場原理主義を徹底批判した読売新聞はどこへ行ったのか?公共投資は必要。福祉を充実せよとの提言との整合性はどこになるのか?自己矛盾をきたす提言だと、自ら認めて、緊急提言するのを、私は厚顔無恥だと言いたいのだが・・・。

こんな、いい加減な提言を、さもしたり顔で9頁にもわたって掲載する新聞が、この国で、1千万部以上も日々発行されていると思うと・・・・この国に明日があるとはとても思えない。
                                           Goto

P1030974.JPG
5/7読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月09日 05:56 | コメント (0)


賢人会議

2010年05月08日

謙虚に耳を傾け、実行する勇気を鳩山内閣に期待するのですが・・・・。

新聞を読んでいると様々な提言が掲載される。なるほどと思うものは少ないのだが、これだと思える会議での提言を目にしたので、紹介します。

会議名は「日中韓賢人会議」。主催、日経新聞社、新華社(中国)と韓国の中央日報、各国を代表する新聞社。目的は三国の経済・政治・学術等の分野で代表的な有識者を招き東アジアの経済問題を議論する。

06年の2月ソウルで初会合を持ち毎年4月に開催。東京、北京、釜山と開かれ、今回は平城遷都1300年の記念事業として、4月の18、19日、奈良で開催された。

賢人会議だけあって、グローバルな視点で共通の認識を持つことが心がけられています。東アジア経済統合をめぐる議論でも理想論に走らず、現実主義が貫かれ、世界の成長センターであるアジアを「開かれた地域」にするという基本姿勢はまさに炯眼に値する会議だと、日経は報じています。

とりわけ、成程と唸った提言は、経済成長と環境問題を両立させる戦略に3ヵ国が「グリーン成長イニシアチブ」機関を連携して設けるべきではないかとの小宮山宏元東大総長の環境・エネルギーへの提案です。即実践すべきでなないかと思います。

榊原英資氏の今後のアジア経済統合には貿易自由化と規制撤廃、金融強化が必要。FTA締結を目標に3ヵ国で常設事務所を設置してはどうかとの提言は、正鵠を射てると読みました。

また、文化・教育・民間交流分野の提言では韓国の李梨花女子大総長が、3ヵ国が共同で使用する必須漢字を500字程度選び、教育に活用すれば、より活発な交流に繋がると、アジア共通の文化遺産「漢字」の重要性を説いたのは納得です。

この賢人会議。中曽根康弘元総理が提唱したそうです。氏は日本団長として基調講演を行い「安全保障面でも十分な議論をすべし。3ヵ国は緊密な地域機構の創設を長期目標にすべし。多面的、重層的な発展に向けリーダーシップを発揮すべきだ」と問題点をズバリ語っています。

91歳、まさに賢人宰相だったと改めて認識しました。

鳩山内閣が掲げる東アジア共同体構想・・・具体性がまったく見られない線香花火のようですが。理念は分かります。素晴らしい賢人会議が開催されています。裃抜いて、謙虚に学んではどうでしょうか。

そうすれば鳩山政権の成長戦略も、外交戦略も見えてくるハズです。
鳩山内閣の閣僚には、賢人に学ぶ謙虚さと、それを実行力する勇気を求めたいものです。

日本に賢人政治家が育って欲しいと願うのは私だけでしょうか。                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月08日 06:22 | コメント (2)


マネ

2010年05月07日

好奇心の塊のような人間でなければ・・・広告の仕事は勤まらない。

広告を扱うことを生業とする身です。街に溢れる広告に五感が働くのは当たり前です。
電車に乗れば社内を見回し、ビルの壁面を仰げば媒体にならないかと考え・・・・。

新聞を見ればチラシの枚数を数え、広告欄に目が行く。テレビを観れば、番組内容よりもCMタイムに前のめりになる。愛読の雑誌も広告のページから先に捲る。ビジネスのネタが、転がっていないかと目を皿にして生きている。

広告の仕事には定型がありません。自由自在にイマジネーションを膨らます、好奇心の塊のような人間でなければ勤まらない因果な商売です。好きで遣っているのですが・・・・。

広告を作る上でのアイディア。最も手っ取り早いのは、マネることです。発想力の弱いモノにはもってこいの手法です。しかし、伝統芸術の基本はマネて学ぶことです。寸分違わずマネれるようになるには、相応の訓練が必要です。

マネれるようになって、初めて応用と申しますか、自分なりのスタイルが身に付いてくるものです。どんな仕事も同じなんでしょうね。私などは、未だに、多種多様な広告をマネることによって、アイディアを求めています。

が、マネを履き違えると頂けない結果になります。最近のテレビCMで、情けないのは、評判になったCMの発想やスタイルを別のスポンサーに転用するマネです。それを日本の名だたる広告代理店、やっちゃ・・・広告の業界もお終めぇえです。

たとえば、「子供店長」のCMが評判になると、子役を使ったCMブームとばかりに、様々な業種で、子供店長が登場する。視聴者には首を傾げられ、スポンサーのイメージも悪くなって仕舞うのに・・・平気でマネたCMを作る。

そんな二匹目のドジョウを狙う安易なCMが多い。こんな安易なマネの仕方は、広告の軽佻さの証明です。腹立たしい限りです。広告の氾濫が、技術を学ぶマネから、贋作のマネへと走らせているのかもしれませんが、広告の仕事に誇りを持てば、簡単にアイディアを盗むマネは出来ないものです。

如何なる仕事も同じです。仕事とは神聖で、かつ過酷なものです。新たな発想、アイディアが枯渇し、マンネリ化すれば、その仕事では役立たない人間になってしまいます。

そうならないためには、好奇心の塊のような人間でなければ生き残れないモノです。マネるべきマネとマネてはいけないマネを区別する分別を身につけたいものです。

働くって事は、生きることです。とても難しくて、大変なことだと思っています。
だから、楽しいのですが。                               Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月07日 05:38 | コメント (7)


景気

2010年05月06日

初夏の陽光とともに、マインドも明るくなってきた・・・。

風にさらされ雨にうたれて苦労することを、櫛風沐雨(しっぷうもくう)と云う。
景気動向を天気予報的に占う場合、明るさを予想しない代表格が日銀である。

その日銀が中期的な経済予測「経済・物価情勢の展望」で3年ぶりに消費者物価指数を上方修正した。それも、随分思い切った修正で新興国の経済成長が輸出指導の景気回復を後押し、企業収益の増加と雇用・所得環境が改善していると、晴れ間が見えたとの予報である。

慎重居士の日銀にしては異例。リーマンショックから約2年。日本経済は櫛風沐雨から、やっと脱出したといえるのではないだろうか。初夏の陽光とともに、マインドが明るくなってきた。

さらに、日銀は、私の記憶ではない大胆な方針を示した。「イノベーション(技術革新)を促進するような研究開発・科学技術振興・環境エネルギー事業」など成長分野の底上げに繋がる事業には積極的に支援するという。今まででは考えられなかった画期的な施策である。

成長戦略がないと批判される民主党政権の後押しだとメディアは批判するが、だとしても、日本経済の将来を考えたとき、日銀が成長分野の基盤強化に融資する金融機関を支援する考えを否定する理由にはならないだろう。

願わくば、成長分野に第三次産業(サービス業など)を加える柔軟さが日銀にあれば、日本経済はこんなに長く櫛風沐雨に晒されなくても良かったのにと思うのだが・・・・。

それにしても、「日銀があの手この手と追加支援策を考えれば、企業や消費者はまだ、景気が大丈夫じゃない。と悲観論が渦巻く」とか「本当に景気の自律回復が見通せるなら、事実上のゼロ金利から脱せよ」だと、無意味な批判を繰り返すメディアの経済音痴には辟易する。

メディアの論調に惑わされてはいけない。日銀の景気判断を冷静に受け止めるべきだ。
大企業、中小企業を問わず、中央、地方を問わず、日本経済は確実に復調した。景気は上向いたとの認識を持って、次なる手を打つ時期が来たのではないかと思うのだが・・・。 

貴兄は如何なる景気判断だろうか?                                Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月06日 05:47 | コメント (3)


道理

2010年05月05日

枯れ木に水を撒くのも限度があります。この国の社会保障、過剰ではないでしょうか?

子供の日だから子供のことを考えると、どうしても大人を考えなければなりません。モノの道理は社会が作るもの。社会は大人が作るものです。モノの道理が通じる大人の国でなければ子供は健全に育たないからです。

何やら理屈っぽいのですが。大人にしっかりせよ。と自分自身も含め戒めたい。
社会保障の国家予算が年々1兆円ずつ増えています。そんなに増えて大丈夫なのかとの疑問を、なぜ、大人は抱かないのでしょうか?

私も還暦を過ぎ身体のあちらこちらに金属疲労が目立ち、医療機関にお世話になっています。高齢社会です。社会保障費がかさむのは当然。そんな疑問は愚だと、思っていませんか?

果たしてそうでしょうか。高齢者介護施設で医師の診断があれば介護費が月90万円支払われていると中日新聞がスクープしました。医師の不正を追及した内容ですが。私には寝たきり老人に月額90万円の負担をする、この国の社会保障制度は異常だと思えてなりません。

月額90万ってことは、年額で1080万円ってことです。
銀行の支店長でも1000万円の年収はありません。私には信じられないことです。

誤解を恐れず申しますと、この費用は誰が負担するのでしょうか。税金と介護保険料。つまり国民が負担するのです。働く国民が支払うのです。明らかに過剰介護です。こんなバラマキ社会保障を続け、そのことに国民が何も言わない。これでは早晩、国は滅びます。

この国の介護費や医療費は適正なのか?社会保障費が年間1兆円ずつ増えてよいのか。社会保障の予算を減額することは悪なのか?高齢者医療費は大幅に値上げすべきではないのか。高齢者福祉の自己負担を増額すべきではないのか。

子供の日に考えなければならないのは、子供に負担を強いる社会の軟弱さを戒めることではないでしょうか。戦後。65年。経済の発展によって、この国は世界に冠たる福祉国家になりました。

しかし、その果実は、もはや過去のものです。今まで以上に社会保障が充実するなんて道理は通りません。大人が我慢せず、子供に負担を押し付ける社会ではモノの道理が通りません。

子供を思うならば、枯れ木は新芽のために、栄養分は控えるべきではないかと思うのですが・・・・・。 暴論でしょうか・・・・                                           Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月05日 05:32 | コメント (4)


泥の河

2010年05月04日

ダメなモノはダメ。反戦の思想を・・・捨ててはいけない。

このブログにしばしば、熱いメッセージを寄せて頂く「レモンハート」さんが、連休は読みたい本を「かじり読み」して過ごす予定、と述べたところ、村上春樹さんも良いが、宮本輝さんの短編「泥の河」に魂が震えますコメントがありました。

宮本さんの小説には、馴染みがなかったので。では・・と、お勧めの短編「泥の河」を読んでみました。ありがとうございました。氏は47年生まれの団塊世代。私と同世代です。(村上春樹さんも、北方謙三さんも・・・)

28歳の作品と知り・・・同じ時代の空気を吸っていた一人として、戦後の昭和を丁寧なタッチで描かれているのに、胸がキュンとなりました。

折角の推薦ですから・・・感想を。まず死についてです。「雨あられの砲弾の中でもかすり傷ひとつせんかった男が復員して三ヶ月ほどで、五尺ほどの高さから落ちて{すか}みたいな死に方で死によった」

と、戦場で死線を彷徨った父親がコップ酒を煽りながら少年に・・命の大切さと戦争の悲惨さを語る。私も、親父殿のひざに抱かれて、下士官だった頃の話を聴いたのとがダブります。死と真剣に向き合えば反戦の思想になったのだと。

欲しモノが手に入らない時代。少年と友が、父親にもらった小銭を握り祭り見物に。穴の空いたポケットから小銭が消えて・・・・欲しくて仕方がなかったロケット花火が買えなくなる。友は露天商の目を盗み万引きを・・・。

少年は泣きじゃくって「泥棒・泥棒・泥棒」と。「ごめんな、ごめんな、もう盗んだりせへん。僕、もうこれから物盗ったりせえへん。そんこと言わっとてな。もうそんなこと、言わんとってな」と友が泣く・・・・。

貧しかったが・・・・でも、やってはいけないこと。人の道に外れたことには子供同士でも厳しかった時代だった。それに引き換え近頃は・・・とは言うまい。そんな時代を、古き良き時代にしてはいけない・・・大人の責任だと・・・思いつつ「泥の河」読ませてもらいました。

28歳だった宮本氏・・・あれから35年。最近緒の作品に、何が書かれているのか・・・、同じ時代の空気を吸って生きてきた作家が「泥の河」以降を、どう捉えているのかを、知ってみたい。団塊世代の軌跡として。

レモンハートさん。ありがとうございます。今年は勝負の年とか・・・。自尊心も必要です。
ぜひ・・・・・・頑張って下さい。                                   Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月04日 06:04 | コメント (3)


運を呼び込む

2010年05月03日

煙に無情を覚えるのは私だけでしょうか・・・・。

タバコが300円から410円に値上げされると言う。私はタバコを飲まないから、影響はないのだが・・愛煙家には辛い増税だ。この際だから、禁煙をと考える人も出るかも知れないが。

そんな意志の弱いことでどうする・・・タバコを吸い過ぎると「肺がん」になる確率が高いというが?過ぎたるは及ばざるで、何事も、ほどほどを超せば、壊れるのは当り前である。私は「疫学」を信じてはいない。病気なんてものは、如何に健康に留意していても罹る人には罹るモノだと思っている。

人の世は、大概が「運」できまる。「運」の良い人はどこまで行っても「運」が良い。「運」の悪い人は、何をやっても上手くいかない。コツコツと努力すれば「運」が向いてくると言う人がいるが、そう言う人が、努力して「運」を掴んだとも思えない。

しかし人生にはこんな気分に成ることがある。「運」の良い人生だと思っていたのに、最近は「運」が向いていない。何をやっても,上手くいかず「運」に見放されたのではないかと思うこと・・・。

そんな時はどうしたら良いのか。大事なことは「運」について真剣に考えていることだが。考えていると想定しての話だが。まず、動かないことである。果報は寝て待てと言うではないか・・・。バタバタ悪あがきしないことである。

それと、「運」を呼び込むことである。どうすればよいのか。私は「香を焚く」、香炉から立ち上る無情の煙を眺める。そうすると、妙に心が落ち着き「運」が向いてくる気がする。

タバコをふかし、立ち上る紫煙を静かに眺めていると、心が落ち着き、良い知恵が湧くと、愛煙家は言う。値上げがなんだ!!。禁煙なんかすると、「運」が逃げちゃうぞ。

文化の日とは関係ないが・・・・。最近の文化人はタバコを飲まないそうです。??
                                                Goto

P1030357.JPG私は自室で、お迎え香と言われる「堀川」を焚いています。

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月03日 06:48 | コメント (5)


晋山式

2010年05月02日

弱者の立場に立つ・・・それがジャーナリズムだ。

5月1日は、メーデー。国際的な労働者の祭典です。と同時に、我社の創立記念日でもあります。
メーデーの起源は米国で労働時間の短縮(8時間労働)を求め、工場労働者がゼネストとデモを行ったのが発端です。

語源はフランス語の「助けに来て欲しい」の意味で、「m’aider」です。
我社を立ち上げた先代は、復員後、昭和27年5月1日、いわゆる血のメーデーに参加したと、聞いています。

その後、岐阜に戻り地元紙の記者となりました。私は子供心に我家(集合住宅)に先代の友人達が集い「トッキュウ」だの「ミヤケン」だのと、口角泡を飛ばして議論していたのを薄っすらと記憶しています。

紆余曲折ありましたが、昭和43年、地元紙の役員を解任され、浪々の身となりました。昭和47年、岐阜市粟野・金栗山大龍寺の境内をお借りして・・・ゴルフの練習場を始めました。その折に月刊・新聞「ゴルフジャーナル」を発行・・・。

学生運動で挫折、失意の内、帰郷した私も、そのゴルフ場で球拾いをしながら、編集から広告取り、印刷から配送・・・発行人と編集長そして、私の三人だけで発行する新聞、勉強になりました。

先代は、業界紙であっても、常に権力者に対して、厳しい目、批判の目を持たなければならない。弱者の立場に立つ、それがジャーナリズムだと、折に触れ、時に触れ語ってくれました。第一次ゴルフブームの頃でした。結構、スクープ記事が話題になったものです。

練習場は昭和58年閉鎖しましたが、その間、私は結婚し3人の子供にも恵まれました。大龍寺は浪々の身であった先代と私を「救ってくれた」ました。お寺はジャーナリズムではないかと思っています。

大龍寺は今日ある私の原点だと思っています。

その大龍寺で、昨日「晋山式」が行われました。晋山式とは、お寺に新しい住職を迎える式です。研山老師が引退、ご子息の宗峰師が入山されたわけです。私も檀家としてお祝いに参列させていただきました。

あのころの遊び盛りの坊やが、立派な僧侶になられたのを頼もしく拝顔・・・。私たち父子が研山師に救って頂いたように、新住職が、多くの人達に施しを与えてくれればと願っております。

昨日は、大龍寺の晋山式。働く者の祭典メーデーの日。そして我社の33回目の創立記念日。おめでたいことが重なりました。これは、先代の導きではないかと感謝しています。

それにしても、「連合」主催のメーデー。5月1日に祭典をやらないのは情けない・・・・・。政権を取ったのだから、もう少し、自信を持って労働者のために・・ガンバッて欲しいと思うのだが。                                                                Goto

P1030976.JPG
金粟山大龍寺第二十三世宗峰和尚晋山式

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月02日 06:09 | コメント (2)


心志

2010年05月01日

疑問を抱き、それに応える訓練を身につけたいモノです。

最近の嘆きです。ボキャボラリー不足で、会話が進まない。その結果、コミュニケーションが上手く取れなくて、人間関係が円滑に進まない。それなりに一生懸命なのだが、思いや志が伝わらない。

どうすればよいのか?悩むのだが・・・解決の方法がなかなか見つからない。

私が考えるに、方法は二つしかない。一つは、言語力が不足しているのだから、本を読むしかない。宮城谷昌光さんの中国・日本の歴史小説。日本語の単語を学ぶには最も適していると思っている。漫画ではボキャボラリーは育たない。

もう一つは、論理的にモノを考えるクセを身に付かなければならない。論理的とは、「なぜ」と疑問を発することと、それに対して「なぜならば」と理由を述べることである。

日本の社会は、単一民族だから、コミュニケーションの大半は「あ・うん」の呼吸で分かり合える。いや、分かった積りで、事は終わってしまう。それでは、国際的には勿論だが、最近は日本人同士でも通用しない。

トヨタのカイゼン運動の基本は、「なぜ」を五回以上繰り返せ。そうすれば必ず問題解決が見えてくると教えている。どんな、ささやかなことでも、疑問符を持つことと「なぜならば」を考えるクセが身に付けば、倫理的になり、会話が成立する。

この二つが身に付けば、人間関係を円滑に進めることができるのは間違いない。

ゴールデン・ウィークがスタートした。どこにも行かず、本を読む予定を立てた。ひねもす読む本に、ボキャボラリー不足を補うという、心志(しんし)を抱けば、嘆きが解消できるのではと願いつつ・・・・

ところで、今日は「なぜ、休日」だったっけ? えー?土曜だからだって??                                                              Goto

投稿者: 後藤 日時: 2010年05月01日 05:54 | コメント (2)