選挙制度改革

先送り、先送りで、如何なりますことやら。

最高裁で「違憲状態」と指弾されて、1年余りが過ぎた。ねじれ国会だから、調整が必要。踏み込んだ発言をすれば必ず、メディアの餌食、野党に追及のネタを提供することになり、国会は立往生になる。

だから、何事にも慎重にことを運んでいるのだろうと、決められない民主党政権を致し方ないと、政権交代望んだひとりとして大目に見てきたのだが。政権与党としての「選挙制度改革」に対する対応はちと酷すぎる。

小選挙区5減で、まず違憲状態を解消。そして公約通り比例80削減とした「特別委員会」。その案をいつの間にか引っ込め、比例区を全国区に変更。定数を75減して、そのうち35議席を連用制にし、この制度での選挙は1回だけと提案した。唐突で、何がなんだかさっぱり分からない。

朝日新聞の社説に寄れば、各党の要求をつぎはぎした奇怪な内容で意味不明だと。最高裁が違憲状態を解消せよと言ってるのに。こんないい加減な案では、その気が無いとしか言えない。

野田首相が遮二無二突き進む、消費増税。国家財政のおかれている状態からして、理解できないわけではない。そのための、今国会の会期延長も仕方がないと、思っていたのだが。

野党だけでなく、与党内まで懐柔せねばならないのなら。それは異常といわねばならない。このままでは党内分裂を避けるため、法案は継続審議になるだろう。選挙制度の改革もやらないってことになると。本当に消費増税法案が通るかどうかも、はなはだ疑問な状態。

野田首相はメディアの扇動に踊らされる政治家ではない。久々に登場した腹の据わった宰相だと思いたい。それには衆院の違憲状態を逆手にとって、5減案と比例80減を決断し、選挙制度改革を突破口に与野党を揺さぶり、一気呵成に、法案成立持ち込むべきではないか。

と、思うのだが。先送り、先送りで、消費増税を勝ち取れると思っているなら、それはそれで、見上げた宰相と言わねばならないが。さてさて、如何なりますことやら。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2012年05月10日 05:23


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