2013年05月

和顔施

2013年05月31日

我が顔を鏡に写して・・・・

抹香臭い話は面白くもないのですが、昨今の株価の乱高下に一喜一憂する報道。何万年も昔の地中の様相に活断層有無を危惧する報道。野山の萌える木々に春を感じたと思えば一足飛びの夏日報道、半月も早く訪ずれた梅雨報道など・・人の世は次から次、何とかまびしいのでしょうか。

この歳になりますと、鏡をじっくり見ることもありませんが。あれもこれも、遣らねばならない。やり残したまま・・・・・時間に追われ、自分で自分を追込み・・ふと気が付けば眉間に皺を寄せ、渋ちん顔で、物思いにふける時間が増えています。

現役のさがなんでしょうが。現実に振り回され、あまりにも殺伐とした日々に、「あなたは今、微笑むことを忘れていませんか」と福島原発事故の被害者、大震災の被災者に問いかける瀬戸内寂聴さんの教えに・・俗人は俗人でしかないのですが・・世の中のかまびしさに翻弄されている我が身・・ハッとさせられ・・・

「ひとは心が笑顔でないと顔も笑顔になれないのですよ」・・・「誰と接しても優しい表現を見せることで相手の心が和み、その場の雰囲気が明るくなる」笑顔の大切さを「和顔施」と申します。優しい温かなまなざしで周囲の人の心を明るくするのが「眼施」。人に心からの優しい言葉をかける「言施」・・・

人から声を掛けられ、親切にしてもらった時など「心から感謝の気持ちを持ってありがとういう言葉を大切にする」そんな心のあり用を説く「心施」・・・。嫌なこと、やりたくないことを率先してやる。そんな心構えで身体を惜しまず働く、それが「身施」と「和顔施」の以外の・・お金がなくてもできるというお布施・・・「無財の七施」を聞いて思わず時が止まります。

「どうか笑顔でいてください。きっと幸せがやってきます。笑顔でいることは、自分の幸せだけでなく周囲の人々にも幸せを施すことになります」瀬戸内さんの「和顔を施す」講話に、殺伐とした世の中に、自分を追い込んでどうするのか。

鏡に写る顔を改めて見直し・・・「和顔・和顔」と。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月31日 05:53 | コメント (0)


易地思之

2013年05月30日

駐韓大使の「三本の柱」に学ぶ・・・

なぜ、人はそんなにも争うのが好きなんでしょうか。前期高齢者の私としては、何もムキになることなどなにもありもしないのに、なぜこんなに敵愾心を燃やしていがみ合うのか。このところの日韓の不毛な論争に悲しく思います。

今月、離任する韓国の駐日大使が、朝日新聞の「私の視点」に「友情を信じて心を開き合う時」と題して、日韓が新しい家を築き上げるには「三本の柱」が必要との主旨で寄稿しています。じっくり読ませて頂きましたが、いがみ合いを解決する手だての一つとして、なるほど、かくあるべきだと、納得し、勉強させて頂きました。

大使曰く「日本人は植民地時代、名前、言葉、宗教、歴史を奪われた韓国人(私はあえて朝鮮人と言いたいのですが)の心境をどれくらい理解しているのでしょうか。韓国の言葉に「易地恩之」・・相手の立場に立って物事を見る、その視点が日本人にないのではないか」

日本人は歴史を振り替えり韓国人の心を掴むような努力を、韓国は不幸な過去を消し去る努力を、お互いがしたかどうかが求められているのではないか。アジアとの和解は日本がアジアのリーダー役を果たすに求められること。過去と正面から向き合うことこそ「アジアの中の日本になる近道である」と思うのだが・・

今日、地球規模で様々な問題が発生している・・長期的な観点から日韓関係を捉えるべきで、現在的な近視眼的なモノの見方ではなく、地域またはグローバルな視点、即ち、潜望鏡で北アジアの情勢をお互いに見る視点が必要ではなかろうか。

もう一点は、両国の市民社会を連結するネットワークづくりが重要ではないだろうか。世界中何処でも隣国との関係は問題を抱えている。しかし、日韓は資源開発、インフラ・プラント建設など、他国との関係において協業が着実に拡大、深化し、ウイン、ウインの関係を構築するにやぶさかではない状態にある。

であれば、二つの玉はお互い光を照らしあってこそ、自らの美しさをだせるのではないかと、大使は語る。大使の「三本の柱」の真髄を真摯に受け止める度量こそ、我々が持つべきではないかと思う。大使は「易地恩之」で問題の解決をと述べている。この四文字熟語は日本にはないが、その意味は・・最近の日本人に最も欠けている「相手の立場に立って考える」こと。

韓国の駐日大使は・・今月末に離任する。・・・争いに解決の道がないはずなどない・・・Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月30日 05:16 | コメント (0)


大相撲夏場所

2013年05月29日

小兵横綱日馬富士・・・両前回しを掴み一気に前にでる相撲を期待します。

大相撲夏場所が終った。大相撲大ファンの私としては、それなりの講評をしたいと思うのですが。実は時間が上手く取れなくて、テレビ桟敷で観戦できなかったので、たいした感想もないのですが。幸い千秋楽の何番かは見ることができましたので・・・・

千秋楽・・・今場所限りで軍配を置く第36代立行司木村庄之助に・・・白鵬と大関鶴竜が通路で花束を贈る姿が画面に映し出されました・・・なぜか熱いモノが込み上げてきました。いやいや、白鵬は名実とも大相撲界を一人で背負って立っている大横綱だと、感動しました。

また、優勝インタビューで稀勢の里のことを問われ、成長を評価し、良い緊張感が持てましたと語る口調にも、白鵬時代はまだまだ続くのではないかと・・・。今場所は大関の頑張りが光りました。勿論、稀勢の里に対する期待は大ですが。琴奨菊も稽古を積んで、足腰のモロさをカバー努力の成果がでましたね。来場所一番楽しみな力士です。

鶴竜も目立たないですが、身体が引き締まっていました。もう一回り大きくなれば、2・3年後には稀勢の里、鶴竜時代がくるのでは、そんな予感がします。若手では・・一番も見なかったのでわかりませんが、私が期待する常幸龍が4勝では情けない。怪我で体調を崩していなければ良いのですが。

怪我といえば。横綱の日馬富士。あの小さな身体に・・慢性的な左足首捻挫・・・にも拘らず、11番勝った。序盤の取りこぼしが痛かったですが、最後までよく頑張ったと思います。足首の完治は難しいと思いますが、前に出る時には痛みは感じないはず。頭で鋭く当たって、両前回しを素早く掴み、下から押し上げて寄る・・・そんな小兵力士の正統派相撲を磨いて欲しいです。

来場所は愈々、名古屋場所。北の湖理事長が稀勢の里、綱取り場所と明言・・・いやが上にも盛り上がる場所になりそう。新聞によりますと、稀勢の里は「疲れました、兎に角休ませて下さい」なんて、生ちょろいこと言ってるようですが・・・・

絶好のチャンスです。血の滲むような稽古で精神力を鍛え、日馬富士の速攻をかわし、大横綱白鵬に恩返しして、横綱を掴み取って欲しいと思います。勿論、私は今年も愛知県体育館に出掛け大相撲を観戦する予定です。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月29日 06:22 | コメント (0)


プリンシプル

2013年05月28日

日本人固有の価値観を正確に翻訳できるものですかねぇ・・・・

理屈っぽい話で恐縮ですが。よくよく考えると、あまりにも恣意的で裏があると、感じますので、あえて、この理屈っぽい話に言及して見ます。朝日新聞5/22付朝刊に「建前」って何だろう?橋下徹維新の会共同代表の発言、国内外で波紋・・・特集「探」の記事を読んで。

記事の意図するところは至って簡単。橋下氏が沖縄米軍司令官に性犯罪を抑制するに「もっと風俗の活用を」と語った点が国際的に大問題になっている。にも拘らず橋下氏はメディアは正確に報道しない「建前」で「本音」を封じ込めているというが、建前とは国際政治ではプリシンプル(原理・原則)と訳され・・・

本音と建前を使い分ける橋下氏は国際社会では通用しない政治家だ・・・との批判である。
取り分け、朝日新聞グループとは何かに付け確執が問題視されてきた橋下氏。失言をここぞとばかり攻め立てるのもわからないではないが・・・・・

「探」では・・・・国際政治で建前は「プリシンプル」と訳される。たとえいま実現されていなくとも、段階を経てかさ上げされていくべき理念をさす言葉。本音と建前を使いわける日本人の使い方とは違う解釈である。

「本音と建前」の使い分けをする日本的文化を国際政治の解釈に整合させるのは論理に飛躍というモノだが、朝日はこの問題を憲法改正派の常套句である「建前はダメ、本音で行くべし」との自衛隊違憲論と同質と捉え「建前はいわば理念や理想、建前がなくて本音だけの社会など、あり得ない」。憲法は「プリシンプル」出なければならないと踏み込んでいる。

本音は本心と置き換えても良い。あらかたの人々に共有される意識に内在する感情や欲求を含むところの価値観である。私は本音とは自身に対する偽りを含まぬ価値観だと思っているので、本音で語ることに躊躇はない。むしろ、建前は表向きの方針であり、人の感情と態度との違いを示す意味合いがあり、対外的な要素が加味されて形成されるもので・・・

朝日が述べる建前は国際政治では「プリンシプル」と訳すべきとの考え方は、それこそ、あまりにも一面を切り取った建前論ではないかと思う。橋下氏は政治家である。発言のひとつ一つが社会的影響力を持つことは周知の事実。いくら本音が建前ですり替えられたと強弁しても、政敵の実中にハマるだけ・・・

ジタバタせず、萎縮せず、何事にも「由らしむべし知らしむべからず」の有無を言わさぬ社会の指弾に対して、自身に対する偽りを含まぬ「本音」でぶつかって欲しい。たとえ、野垂れ死しても・・・Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月28日 05:42 | コメント (0)


Media Times

2013年05月27日

やはり野に咲けれんげ草・・・・

2011年1月・・・政府の公的な会見を記者クラブに所属するメデイアの記者だけでなく・・・すべてのジャーナリストに解放するよう求め、フリー記者たちが設立した「自由報道協会」が存亡の危機にあると、朝日新聞5/21付、Media Timesで報じている。

記事では協会が大きな注目を集めたきっかけは、設立直後に起きた東日本大震災と東京電力福島第一原発事故。会員のフリー記者らが東京電力の会見に参加し、インターネットで発信したこと。危機に陥ったのは、代表理事交代の裏にある確執と、資金難が原因ではと分析している。

この記事を読んで私が感じたことは、まず、朝日の姿勢。記者クラブ制度に反旗を翻すジャーナリストやフリーの記者の存在を認め、その活動を注意深くMedia Timesのコーナーで追っていることに敬意を表したい。願わくば、制度を緩和して、彼らを組み入れる何らかの知恵を出して欲しいと思う。

組織運営するにはそれなり資金が必要である。にも拘らず、代表理事の知名度というのか、看板といって良いのかわからないが、頼り過ぎ、あるいは思い込み過ぎが破綻を招いているのではないか。実入りが良くなるジャーナリストやフリー記者には権力の影が散らつくものである。

私の持論だが。そもそもジャーナリストとは、徒党を組んで権力と戦う人種ではない。あくまでも黒子に徹し、自らの信念と嗅覚を泥臭く働かせ、社会の不正や巨悪と戦うモノである。つまりは一匹狼でなければならないと思う。

あえて、もう一言、言わずもがなを申せば。そもそも「自由報道協会」なる組織は、あの3年余前・・・国民の熱狂的支持と期待の元に誕生した民主党政権のあだ花ではなかったのか。私は存亡の危機ではなく、記者クラブ制度に対抗する記者クラブをつくろうとしたドン・キホーテだったと思えてならない。

故郷の田んぼには、裏作でれんげ草を栽培、田の肥やしにしている。Media Timesに取り上げられたこと・・皮肉でなければ良いが。「やはり野に咲けれんげ草」と会員各位に申し上げたい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月27日 06:19 | コメント (0)


規制緩和

2013年05月26日

ママ、何の会社かわかんないけど、CMに出てるの・・・・

世の中・・・第三の矢として、6月に掲げると政府が力を入れる「成長戦略」に期待が掛っているが・・へそ曲がりの私としては「成長戦略」は・・・小泉内閣の時にその方向性は明確になったと思っている。今更、目新しいモノなど出てくるはずがないと冷めて見ている・・

なんせ。小泉政権以降・・・「成長戦略」なるモノの必要性を訴え・・・第一次安倍、福田、麻生の自民党政権、そして、政権交代後の鳩山、菅、野田政権と6代に渡って発表している。中身は似たり寄ったりで大方同じ・・。第二次安倍政権だからと言って・・・目新しいモノが・・

小泉内閣で経済財政担当相を務め「小泉成長路線」を支えた慶大の竹中平蔵教授は「成長戦略に打ち出の小槌はない。成長を巡る議論で重点に置かねばならないのは税負担を少なくして民間に自由にやらせる方法を取ること、そうすれば必然的に成長が生まれる」と規制緩和と市場開放を訴える。

この竹中説を経済第一の新自由主義で、経済界の一部が「勝ち組」になるように規制を変え、市場を解放する「レントシーキング」の政治であり、格差拡大を助長・・非常に危険な思想だとの批判も根強いが、私は・・・新自由主義のレッテルを貼って批判して見たところで、この硬直した日本経済の状況を脱することなどできないと思っている。

勿論、バラ色の発想によって新たな「成長戦略」が生まれるなどというのも幻想に過ぎない。
その証明が過去の6代に渡る絵に書いただけで何も、前に進まなかった貧相な成長戦略ではなかったか・・・・

話はまったく変わるが。先日、風呂に入ろうと・・何気にONされてたテレビから、浴室に足をジャブジャブさせたチャラチャラした女の子(名前は知らない)が電話で、「ママ、私こんどね、DMMって会社のCMに出るよ。ん・・・。何の会社だって・・・うーん・・・わかんない」って音声が。

思わず、風呂に入る足を止め。こんなバカなCMを作る制作会社もそれを提案した広告会社も、納得して放映するスポンサーも、なんたる・・・貧相な発想か。少なくとも、このCMを見た視聴者の大半が・・・こんなスポンサー眉唾じゃないのかと、企業イメージも信用も失墜、苦笑しているのではないかと思う・・・・信じられないCMだ。

まー。あの天野祐吉大先輩も朝日のCM天気図で・・同じことを・・・

安倍政権の「成長戦略」も前6代に渡る政権が発表した「成長戦略」と同じでは、それこそ、国民は眉唾ものじゃないかと、失望し・・高支持率も一瞬で失墜するのではないかと思う。ぜひ、具体的な規制緩和を戦略に取り入れ、バカCMと同じ誹りを受けによう・・頑張って欲しいモノです。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月26日 06:27 | コメント (0)


作家が教室へ

2013年05月25日

景気も上向きました・・新鮮な知識、教養を身に付けましょう。

こんな先生達の授業が生で聞けたら勉強にも人生にも興味を持って頑張る子供達が増えるでしょうね。子供達が大好きな本の作者たちが全国の学校を訪問、個性豊かな感動の授業をする・・・「オーサービジット2013」(朝日新聞主催)の応募がスタートしました。

今年は例年と一味違う趣向で、教室単位ではなく、学校学年全体でも受講できる「ベルマーク版オーサービジット」の応募受付も始まり、教育評論家の尾木ママこと尾木直樹さん、宇宙飛行士の山崎直子さん、絵本作家の宮西達也さん。五輪メダリスト陸上の朝原宣治さん、面白い落語絵本の作者でもある四代目桂文我師匠のオーサーが待ち受けているそうです。

今年出会える通常のオーサー(作家)は17人。さすがに朝日新聞。いずれ劣らぬ一流作家・文化人ばかりが名を連ねています。今を時めく最大の売れっ子ジャーナリストの池上彰さん。本屋大賞に輝いた「海賊と呼ばれた男」の百田尚樹さん。この人の話は私も直に聞いて見たいと身を乗り出す詩人の谷川俊太郎さん。

哲学者の鷲田清一さん、若者の鬱積した情況を描かせたら右に出るものはない作家の辻村深月さん、児童文学作家の富安陽子さんや絵本作家の長谷川義史さん。児童書作家で画家の原ゆたかさん。翻訳家福本友美子さん、生物研究家盛口満さん、警察小説「ストロベリーナイト」の作家誉田哲也さん。

更には写真家であり冒険家の石川直樹さん。自然と語る詩人工藤直子さん。繊細な作風で仕事の現場を図鑑のように表現する絵本作家鈴木のりたけさん。子どもと音楽の出会いを願うピアニストの仲道郁代さん、ダンサーで振付師、格好良さ抜群の近藤良平さん。迷路と歴史考証イラスト専門家の香川元太郎さん・・・素晴らしい人選です。(さすがに天下の朝日新聞ですね)

応募方法は、来て欲しい作家へ・・・教室の一同が色紙に想いを書いて応募する。
教室で、オーサーたちの作品を持ち寄って、ワイワイガヤガヤ、訪問を依頼するって手法・・素晴らしい企画です。とても楽しくなりますよね。

オーサービジットに参加してやろうとの意思を示された、講師の先生方の心意気に敬意を表すと同時に、こんなチャンスを逃さないで、授業の一環に取り入れようと心を砕く先生方にも感謝します。(最も多くの学校で教師が真剣に応募して欲しいと思うのですが)

景気が少し上向きました。野山が芽吹く初夏だからかも知れませんが、街ゆく人々の目線が心なしか上向き加減です。そんな季節・・新たな知識、教養を身に付けるには持って来いです。

我が社のイベントセミナー事業部の「講演会インフォ」(検索)には、オーサービジットに協力される先生方は勿論のこと・・約5000名の学者、文化人、オーサー、スポーツ選手などの先生方が、教室のみならず、日本列島の至る所にお出掛け頂けるお手伝いをしています。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月25日 05:38 | コメント (0)


成長戦略

2013年05月24日

行動なくして、成長なし・・・

ブログを名指しでやるのは、危険、配慮してしかるべきと管理部から規制されていますが。
どうしても名指しするしか仕方がないと思うので、お許し願いたい。

テレビ番組・・・日曜朝のTBS「時事放談」・・・浜矩子同志社教授の発言。
私からすれば。「先生さまは・・・日本経済をどうしたら安定的に成長発展させることができるとお考えなのか」とどうしてもお聞きしたい。誰かが何かを前に進めようとした時、それを否定するのは簡単だと思うから。

5/19の時事放談で、浜先生が語られた・・・ひとこと一言、漏らさず聞きましたが。
アベノミクスに対する辛辣なる批判。取り分け、日銀は中央銀行しての役割を放棄した。政府の御用機関になり下がった。これではこの国は破滅する・・・とまで。

まぁ。考え方が違えば、意見も違うのは当たり前ですが。
財政出動と金融緩和で景気が回復するとは思っていないとの意見は衆目の一致するところ。
だから、第三の矢として・・・成長戦略が問われているのですが。

浜先生は、大きな政府論者にも拘らず、安倍政権の財政出動を「使い方」が悪いと批判する。
しかし、この予算は先生がある時期まで・・支持してきた民主党政権の置き土産のような予算。バラマキ批判を繰り返した自民党が、丸呑みしたモノ。なぜ、先生が批判されるのか理解できません。

日銀が「異次元」と称して破格の金融緩和に踏み切った政策を「国家の破滅に繋がる」と口を歪めて批判する姿を拝見するに、・・・では「デフレ不況から脱出する他の手立てを示していただけませんか」と問いたくなります。

金融緩和以外の方策はないのですから。そもそも論での批判しかできないのはわかりますが。
願わくば、先生の口から「成長戦略」をお聞きしたいものです。現実政治は最大公約数の幸せが大前提です。安部さんの成長戦略の第二弾・・農業改革に伴うスローガン「行動なくして、成長なし」も含め・・・

6月発表される第三の矢・・成長戦略概要に期待したいと思います。
浜先生には、ぜひ、批判よりも、先生ならではの代案をお願いしたいモノです。
(実を申しますと私は浜先生の切れ味鋭い批判を痛快だ思っているのです)Goto


投稿者: 後藤 日時: 2013年05月24日 05:30 | コメント (0)


文章を書く・・

2013年05月23日

人間社会の矛盾に対する「正解」などどこにもありません。

私は毎日、こうやってブログを書いていますので、文章もどき・・話し言葉でしょうか・・を書くことには、比較的抵抗がありませんが。正式な文章を書くとなると、やはり難しいモノで人間性が問われます。腹を据えてかからないと取り返しのつかないことになります。

朝日新聞のオピニオンのページに文章について、文章力ない人たちの現実に・・学校教育の不備をこんな視点から捉えているので参考までに。高校で400文字以上の文章を何回書いたかとの問いに63%が3回以下と回答。多くの学生は入学するまでにまとまった文章を書く機会がなく、書き方も教わらなかったと・・(早稲田大学教授の調査)

文章を書くに大切なことは言葉の使い方をどこまで自覚できるか。例えば「自主的に」と「率先して」が入り混じる場合など、自覚して使い分けれるか・・・キーワードはブレですが、ブレを修正できれば、それだけで、文章はぐっと良くなるそうですが。

先日も、人を批判し、罵るおぞましい文章を読みましたが。
学問をしたことのない人なんでしょう。感情が先走り、一つの文で一つのことを伝える能力が欠如しているのがよくわかり・・・文章が右に左にブレて言いたいことがさっぱりわかりませんでした。文章は先人たちの築いた知をきちんと引用したり踏まえて、本質に迫る。そんな「学問とは何か」の知的さが必要だと思いました。

人を侮り、批判する文章でも、それなりの知性と教養がなければ、さもしさが残るだけです。生意気に申せば、文章を書くには「緻密さ」「構成」「内容」が問われます。人を批判する場合など特にそうですが、構成がしっかりしていないと人の共感は得られません。

人間社会の矛盾に対する「正解」などどこにもありません。
文章で表現できる能力を身に付ける努力を怠ってきた責任は、教育にもありますが、基本は自分の意見をしっかり持つことにあります。自分の考えのない人が書く文章は、人の批判程度です。それではあまりにも淋しい人生です。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月23日 05:58 | コメント (0)


お茶漬けの日

2013年05月22日

日本ってこんなに平和な国家なんですねぇ。

先々週の日曜日が母の日。来月の第三日曜が父の日。2月の14日がバレンタインデーで、3月の15日かな・・がホワイトデー、国または国の機関が決めた記念日だけでも・・祝日を含んで63日。その他雑多な記念日を加えれば日本のカレンダーは数字が読めないほどに・何とか記念日で溢れます。

5月17日は・・・「お茶漬けの日」って、知ってましたか?読売新聞の広告を見て(写真参照)始めて知りました。若い人には理解できないかも知れませんが。前期高齢者になりますと「お茶漬け」を美味しく頂くには、幾つかの条件が整わないと・・・その場の雰囲気にかまけてかき込みますと・・・・大変なことになります。

なんせ、お茶漬けは、噛んで食べるものではありません。流し込むものです。そうすれば、必ず、消化不良。二三日は、胃痛、胸焼けで苦しまねばなりません。お茶漬けなんて乱暴な食べ物は・・残念ですが。内蔵元気で回復力のある若い人の食べるものです。

そんな。高齢者には過酷な・・お茶漬けですが、この度、日本記念日協会の承認を得、晴れて5/17日が「日本お茶漬けの日」に制定されたそうです。なぜ、5/17がお茶漬けの日なのか?疑問に思いませんか?記念日によくある語呂合わせ、6/4は虫歯予防。10/10は目の愛護・・何と無くわかりますが・・・

で、私なりに調べてみました。国民的食品・・・「お茶漬け海苔」が発売されて60年。その発売元の発祥が京都。江戸時代京都で茶の製法を編み出した「永谷宗七郎」の末裔が「お茶漬け海苔」の発売元で、その宗七郎さんの命日が5/17。だからその命日ちなんで・・・5/17を「お茶漬けの日」にしたいと・・・

日本記念日協会に登録申請(登録料は10万円だそうです)・・・して承認されたから、何でも記念日になるとのこと。日本記念日協会とは日本唯一、記念日文化の発展を願って91年に発足した任意団体だそうで、長野県佐久市に所在地が。その他にも記念日を制定している団体に一般社団法人日本記念日評議会もあるそうです。

私は現代歌人黛まどかさんの「サラダ記念日」に短歌を現代風に詠む素晴らしさ・・文化の香りを感じていますので。この国のカレンダーに・・どんな記念日を加えようとも構わないと思っていますが。誰かさんの命日に当て込んで「お茶漬けの日」には多少驚きました。

でも「お茶漬け海苔」を発売して60年にもなるんですね。私も若い頃随分・・お世話になりました。ありがとうございます。それにしても、日本って、平和な国ですねぇ・・・Goto


5/17読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月22日 06:17 | コメント (0)


緑で元気に・・・

2013年05月21日

今年の春夏ファッションカラーは・・・・

近年、5月に夏日といわれる30度を越す日もある・・・下旬を春と呼ぶのか。初夏と呼ぶのか、はたまた、一足飛びに夏が訪れたと表現すれば良いのか?迷うところですが、我が故郷・岐阜市の中心にデンと構える「金華山」・・・・

連休明けにはツブラジイの花がもっこりと咲き誇り・・ 黄金色に輝いていてましたが(だから金華っていうんですよ)、今はうぐいす色の新芽に包まれています。金華山の様々な「みどり」を眺めつつ、春山は笑うが如く、夏山は滴るが如くと申しますが、その何れも同時に楽しませてくれ、エネルギーが溢れ「真夏」への闘志がふつふつと湧き上がってきます。

大袈裟かも知れませんが、今年も元気で、金華山の「緑」萌え立つ息遣いに触れることができ、この街に生まれ、育まれて生かされていることに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

日本流行色協会(そんな協会があるとは知りませんでしたが)によりますと、「緑」はこの春夏の流行色だそうで、国内外のファッションでもコレクションでも緑色が基調になっているそうです。取分け今年の緑は蛍光色に近く、目の覚めるような明るい緑色が主流。靴やバック、小物の類まで緑色が流行っているそうです。

「green」は「育つ」という意味の「grow」と語源が同じで、欧米では「成長」や「繁栄」を象徴する・・・ファッションに疎い私にはそんなものかと思うのですが、緑色の服を着ると活力が湧くそうです。(勝負服は赤・・それとは違うんですね)でも金華山の新緑にワクワクするのですから、全く理解できないわけでもありません。

ひときわ厳しかった冬から抜け出した春の様な日本経済・・・気分も高揚気味。この春夏の流行色が「緑」なのも分かるような気がします。私も「緑のネクタイ」でも締め・・・景気の流れに乗って、もうひと頑張りと行きたいモノです。

そうそう、このブログ、ネタもとは読売新聞、木曜掲載のモード・・・「活緑」を参考に。
執筆は生活部の山村翠記者。翠さんが「緑」を話題にされるって、おしゃれ極まれりですね。
Goto


投稿者: 後藤 日時: 2013年05月21日 05:26 | コメント (2)


損得で判断しない

2013年05月20日

デフレ対策には・・・やっぱり賃上げじゃないでしょうか。

口は関なり、舌は兵なり、言を発し当たらざれば、反って自ら傷(そこな)うと申します。言葉は言霊といって一度口から発すれば、魂となって人の心に沁みるモノです。口数多く、軽口を叩く私など、よくよく注意を払い、言葉は選んで発しないと行けないと思っています。

しかしまた、言動を恐れる余り萎縮して「沈黙は金なり」と何も語らなくなるのも問題です。
人は語らなくなりますと、それがとても便利なことだと気付き・・・(相手が自分のことを勝手に忖度してくれるから)・・・考えることを停止してしまうからです。

このこと「語るべきか?語らずべきか」と迷った時・・・貴方はどうしますか。
私の判断基準は至って簡単で「損か得かで判断しない」ことです。最近は余りにも敏感になり過ぎて・・・何事も損得勘定で考えすぎです。世の中、人間万事塞翁が馬です。何が損で何が得かなどわかりはしないのです。

言葉の話と少しズレますが。アベノミクスどう思いますかと聞かれれば「汗もかかずに皆が儲かるっておかしい。金融を緩和して出回るお金の量が2倍になったら皆が豊かになるなら、誰もが真面目に働かなくなる、だから、やっぱりおかしい」そんな考え方に納得せざるを得ません。

ではデフレ不況の対策はどうすべきかと問われれば・・・答えひとつでしょう。「労働分配率をあげる」べきだと。そうです。賃上げです。我が社程度が、この2年間続けて(昨年5%・今年6%)ベアを上げたぐらいでは、なんの影響もありませんが。

物価が上がって賃金が変わらなければモノが買えなくなります。と考えて地域経済を少しでも元気にしたいと「地域みっちゃく生活情報誌」®を47誌・約300万部発行してるのですから、まずは櫂より始めろで、真面目に頑張っている社員に報いたいと実施しました。

そのことを・・・決算発表のおり、話そうか、話すまいか・・迷ったのですが。
損得ではないと判断して、私なりに言を発しました。その本心が理解されたかどうかはわかりませんが、中日新聞の経済面で紹介され、多くの方に「お前だけが・・」と批判も頂きますが・・

私としては、いつの日にか、デフレ対策には賃上げが最も効果的である胸を張って語り、その言葉が言霊となって十二分に影響力を持つ・・・そんな企業になりたいと・・決意を新たにしています。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月20日 05:43 | コメント (0)


エージシュート

2013年05月19日

アンダーハンディでラウンドすることとディポットゼロを願って・・・

趣味のゴルフの話です。ジャンボこと尾崎将司プロが「つるやオープン」の予選で「エージシュート」を達成したことは、ゴルフ好きの高齢アマチュアゴルファーにとって・・・何とも羨ましくも「よし・・俺も」と夢見る出来事でした。

「よし、俺も」と思ったのかどうか?は定かでありませんが。
世界のアオキこと青木功プロが千葉の麻倉ゴルフ倶楽部で開催された「チャリティプロアマトーナメント」(5/12)で自身年齢70歳より2打少ない4アンダーの68でラウンド、ジャンボに続いて見事「エージシュート」を達成・・・「今度はレギラーツアーでも出してみるか」と上機嫌だったそうな。(毎日新聞)

ヘボゴルファーの私も一生に一度は・・と、思うのですが。
4/29ホーム倶楽部の委員会メンバーのシングル昇進祝賀コンペ。意気込んで参加させて頂きましたが。結果は86。私的には・・・松山君の豪快なショットとも、カップの向こう側に「ゴツン」と当てて入れる強気のパットとも・・全く無縁のまま・・・・

豪快に飛ばす同伴者に圧倒されながら。委員会メンバーと砂袋片手にディポットを埋めながら楽しくラウンドさせていただきました。因みに90人中。54位。主催者の人柄が滲んだ和気藹々のパーティーにも参加させて頂きました。

で、私のゴルフですが。最近ドライバーの飛距離はウォーキングのお陰で間違いなく伸びたと思っています。(気候が良くなって・・誰でも飛ぶようになるんだと、陰口も聞こえますが)次の目標は、二つ・・願わくばアンダーハンディキャップでラウンドすること。

私のハンディキャップは10ですので。82以下でラウンドすることです。(これがなかなか難しいんです)もう一つは、委員会(フェローシップ)のみなさんと一緒に、ホームコースのディポット(切り取られた芝のこと・その芝跡を砂で埋めると、この時期には数日で根が生え、芝が元通りになります)をゼロにして、ゲストに気分良くプレーして頂くことです。

何事にも目標を定めて、真一文字に走り(走り過ぎが欠点ですが)諦めないのが、私の人生哲学です。健康に留意しながら末長くゴルフ楽しみ・・・いつの日か・・「エージシュート」ができればとは願ってますが・・・こればっかりは叶わぬ夢でしょうねぇ。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月19日 05:24 | コメント (0)


ユニクロの広告

2013年05月18日

スポーツ面から面白いヒントも・・・

新聞は面白いですよ。新聞を読もうよと提唱する私ですが。スポーツ面は日経の囲み記事か、広告面しか読みませんが。5/13付・朝日新聞のスポーツ欄に掲載された「ユニクロ広告・ホールインワン」には思わず目が止まりました。

広告の仕事は多義に渡ります。企業のイメージを高めたり商品を紹介するために有名人を使います。その交渉や契約に携わるのも広告の仕事です。新聞記事には「世界一を目指せるゴルファーはいないか」とのユニクロの意向を受けたスポーツマネージメント会社(普通は広告会社が担当しますが)が・・・

昨年の11月。世界ランキング7位・・・ゴルフ界きっての「イケメン」豪州のアダムス・スコットプロに接触・・・本人の「カジュアルな服に興味がある」との感触を得て米国メジャー第一戦「マスターズ」に合わせて契約・・それが大当りでいきなり優勝。それもプレーオフで劇的な・・・

着ていたシャツの胸、右側がベンツ。左胸がユニクロの赤いロゴ。テレビ中継は世界100ヶ国以上で放送・・ユニクロが一躍世界に轟きました。岐阜はアパレルのメッカ、友人のデザイナーは「日本の衣料メーカーがついに世界を動かすようになったのは感無量」そんな感慨も聞こえました。

これほどタイミングがバッチリのアダム・スコットとの契約・・・「日本の企業と海外のスポーツ選手のニーズを掘り起こし結びつけたこと」「大手広告会社ではない会社が実現できたことに意味がある」とマネージメント会社はいう。広告会社もうかうかとはしてられませんが改めて広告の力を実感しました。

誰もが思うことですが。この一瞬のうちユニクロが世界に躍った・・その広告価値はいったい幾らに換算できるのだろう。その契約金は一体いくらなんだろう。広告関係者のみならず興味のあるところだと思います。

ゴルフ界ではあの石川遼プロ・・ヨネックスと4年契約。20億円といわれ、超大型新人今期からプロとなった松山英樹選手はダンロップ・スリクソンとの年契で3億円。5年で15億円とも言われています。で、アダム・スコット選手・・・あくまでも私の推定ですが・・・

マスターズの最終日に身に付けていたポロシャツ、パンツ、ベルト、肌着・・市販商品で合せて7,960円也だそうです・・・契約金・・単年度契約なら精々2から3千万円ぐらいじゃないかと思います。この優勝で、一気に価格はつり上がったと思いますが。でその広告価値となりますと全世界100ヶ国です。50億円は下らないでしょう。

だとしますと、ユニクロはとんでもない安い買い物をしたのではないかと思うのですが。間違ってたらお許しを。新聞のスポーツ面にも参考になる記事が掲載されるものです。新聞って、色々なことを考えさせてくれますよね。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月18日 06:04 | コメント (0)


濃尾震災と北海道

2013年05月17日

東海を元気にするマガジン型新聞「asahiプラスC」に学ぶ・・・

まずはお詫びから。今週は朝日新聞にネガティブになりすぎました。5/5の子ども広告への違和感も、デジタル化にチャレンジする姿勢への疑問も、提言をもっとすべきではとの批判もあまりにも一面的な見方で、真摯な新聞作りを度外視した物言いだった反省しています。

5/12付・日曜版別刷り。「asahiプラスC」(東海を元気にするマガジン型新聞・朝日プラス・シー)の大型特集「北海道へ行こう」(河原田慎一記者)には・・若手記者の熱い息遣いが伝わり感動しました。

取り分け見開きの「大地興した東海の先人」は明治時代、北の大地に本州から多くの人々が渡りました。この東海地方からも開拓者が。そんな先人達の苦難の足跡を丁寧に追った記事(写真参照)には記者魂が通い・・・朝日の将来を担う豊富な人材の一旦を垣間見させてもらいました。

帯広・士幌などの十勝地方開拓の夜明けを築いたのは、明治24年濃尾震災で大きな被害を受けた岐阜県の旧揖斐郡、本巣郡の西濃地方出身者達が・・との記事に・・・私の母の実家は本巣郡・・思わず、記者が語る「定番の観光スポットにはない新たな魅力」を実感・・この夏に北海道を尋ねてみようかと思ってしまいました。

北見市には「岐阜」地区という地名があるそうで・・明治30年・・ここも旧本巣郡大野町から来た人たちの開拓地。やはり濃尾大震災被害者達が集団で。未開発地を無償で払い下げる道庁の制度を活用、函館から徒歩で来たという。地区に流れる川は度々氾濫、開拓には苦難の連続だったと・・記者は語る。

今でも80戸の集落で6割が岐阜出身者の子孫が頑張っているとの取材場所は・・・
故郷のつながりを感じてもらおうと1996年から本巣の名桜「淡墨桜」など120本のソメイヨシノが寄贈され・・・零下20度を下回る寒冷地に・・・去年からやっと咲き始めたと・・・

「桜が咲く頃は農作業が忙しくて、ゆっくり花見もできないのが残念だが、桜をみると岐阜との心のつながりを感じる」とその地区長が語る北見市にある岐阜移住者地区・・・震災、移住、開拓・・・とても明治の話とは思えない・・・切実な思いが伝わる。

特集は岐阜だけではない。愛知の尾張徳川家、肝いりの地八雲町には熱田神宮の分社「八雲神社」があり・・度々大噴火で「山津波」の被害に合いながらもそれを何度も跳ね返し、十勝岳の麓「上富良野」を開拓してきた三重県からの開拓者8名。彼らの開拓に打ち込む姿は三浦綾子が「泥流地帯」として小説になっているのだが、三重人たちの心に響く。

朝日の東海を元気にするマガジン・・いいですねぇ。まさに足で取材。真摯な新聞作りの心が伝わります。記事に血が通っています。朝日新聞名古屋本社の編集局記者の熱き思いに触れ・・・・東海地区の人たちが激寒の北海道を開拓した姿に学び・・・新聞って素晴らしいと感嘆してます。Goto

追伸
東海を元気にするasahiプラスC(朝日プラス・シー)は毎月第2・4日曜日に発行されます。
ぜひ、お読みいただきたいと願います。


投稿者: 後藤 日時: 2013年05月17日 05:44 | コメント (0)


好決算

2013年05月16日

批判ための批判に何の意味があろうか。企業は必死です。

上場企業3月期決算発表が終了した。上場企業には決算日から45日以内に決算報告する45日ルールがある。3月に決算を向かえ企業は5/16日までに決算を報告しなければならない。我が社も5/2名古屋証券取引所で第35期の決算を発表させて頂いた。(HP・決算短信参照)

新聞各社は決算の模様を「安部政権の経済政策への期待で、急激に円安が進み、輸出関連企業を中心に業績が大きく改善、最終利益の合計は前年比で約30%増となった」(東証市場)と一斉に報じている。取分け輸出関連業種の代表格電気機器は前期の7,8倍、自動車などの輸送関連機器も2,5倍と大幅な伸びを示した。

14年3月期の最終利益予想でも電気は2,5倍、化学も前期比で50%増、鉄鋼も黒字転換を見通すとしており、全体では前期比1,5倍と大幅な増益を見込んでいる。日本の経営者は次年度予想には比較的慎重で、利益見通しで50%UPを見込むのは異例。感覚で好況を実感しているのではなく、足元がしっかりしてきた証左なんだと思う。

好決算を受け・・・朝日は社説で「経営者は目先の収益を取り繕うために賃金や投資の抑制でお茶を濁してきた過去のパターンを繰り返すな」「企業に求められているのは、新しい製品やサービスの創造に向けて積極的に投資し、新たな顧客を開拓し、商品力成長力を構築することだ」と大上段に振りかざす。

如何にもその通りだ。収益を回復させた企業は、この期に乗じて様々な問題を処理し、一気呵成に攻勢に打って出るべきでありそうするであろう。日本企業の底力見せつけてくれると思う。

ただ、毎日が1ドル・・100円台に値下がりした円安に「そうも喜んでいられぬ」と・・これからの日本にとって弱い円は本当に得なのだろうかと円安懸念の疑問を呈している。・・朝日の大手企業性悪説に通ずる・・・為にする社説だ・・・

円高の折には、これ以上の円高は国内から産業が流出してしまう。日銀は、金融緩和で円安に舵を切れと主張し。円安が加速すると「円安になれば輸出量が増え、国内で工場新設が相次ぎ、雇用や賃金増に直結する時代ではない」と真逆の批判をする。企業は収益が上がれば設備投資を増やし、雇用を確保し、賃金をUPすることができる。

好況原因を円安と言いながら、円安は問題だという。この様なメディアの身勝手な論理が、結局は日本経済の健全な発展を阻害し・・方向性を見失なわせてきたのではないかと、改めて思う。

毎日は他にも、円安は化石燃料、食料などの輸入額の増加に繋がり、貿易収支を悪化させる。といいながら、その例は2012年度の貿易赤字だと批判している。12年は円高で苦しんでいたんです。批判のための批判をして、自己矛盾に陥ってしまうような・・・これが・・・残念ながら・・・天下の毎日の社説です。

でも、市場の活況に浮かれるな。本来取り組まなければならない構造改革を再び先送りするなと主張する点は評価しておきたい。随分長くなったが。日本は加工貿易で成り立つ国。輸出関連産業に活力が戻れば国内企業にも必ず恩恵はある。国民にも還元される。

我が社は純粋な国内企業。それも地域企業。地域の活性、地域の元気のために、この円安景気に乗じて為すべきことをなさねばと思っている。勿論、14年度の見通しを立てながら。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2013年05月16日 06:04 | コメント (0)


相手の側に・・・

2013年05月15日

新たな価値観を見出すには・・・・

私はスポーツが得意ではない。勿論、ゴルフは好きの横好きで結構やるのだが・・何年経っても腕は上がらなかった。(もう年齢的には過去形です)他のスポーツも運動神経の鈍さが祟って、結局は観戦する側に廻ってきました。

取り分け、ボクシング。先日たまさか早めに帰宅、テレビを捻ったら・・・WBCチャンピオン井岡一翔選手の防衛戦が始まるところ、観戦した・・・。結果は挑戦者をKOで退けたのだが。ボクシングに限らず、スポーツって不思議と贔屓の力士や選手、チームの側に立って観戦するものです・・・

この日は、井岡選手の動きではなく、なぜか反対側からボクシングを見てみたいと思ったので。そうしますと不思議です。全く違った形で観戦できた気がします。挑戦者の繰り出すパンチを主体に見てるわけですが・・途中からボディーを嫌がってセコンドに目をやるのが。

左ストレートが空を切ると首を微妙に傾げる癖があるとか。クリンチする時・・身体のキレが悪いのをカバーするにはどうすべきかと悩んでいるような表情をするとか・・・。井岡選手を追っているとは全く違う景色が・・・KO負けで・・・悲惨な気分になりましたが。

毎日新聞5/5付「時代の風」で山際寿一京大教授が・・・ゴリラは19世紀にアフリカの奥地で欧米人に発見されて以来、好戦的で凶悪な動物とみなされてきた。なぜか。それは初期の探検家達が作り上げた物語がもとである。その一面的な見方からアフリカは暗黒大陸、ジャングルは悪の巣窟・・・そう思いたがった欧米人は・・・

その幻想を利用して欧米各国はアフリカを植民地化する材料に使った。
暗黒の世界に支配される不幸な人々に光を当てるのだと正当化して。

ゴリラ・・発見以来100年以上たって、野生のゴリラ調査が始まり、彼らが平和な暮らしを営む温和な性質を持つことが明らかになった。現地のアフリカの人々もゴリラを特別視なしていないことがわかったが、時すでに遅し・・・・ゴリラは絶滅危惧種に・・・

ボクシングをどちらの側で観戦することと、ゴリラを敵対視して植民地化を正当化してきた欧米各国とを結びつけるには多少無理がありますが。しかし、人間という奴は、一方の側に立つと、相手の側に行って自分たちを眺めて見ることをしないものです。

その結果が・・・過去の怨恨を忘れず相手を敵視し続ける。更には世代間で継承し、果てしない戦いの心を抱き不毛の争いを繰り返す。世の中には多様な価値観があるのに。物事を決めて掛からず多様な側面や視点に立って解釈するようにしたい。そうすれば、新たな価値観を見出すことができるから・・・

それにしても、井岡選手は強いですね。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月15日 05:49 | コメント (0)


ぎっくり腰

2013年05月14日

風薫る朝・・・歩くのではなく・・・・ウォーキングをお勧めします。

季節的なモノ何でしょうか。暖かくなると身体の節々が緩み、筋肉の動きも良くなり、不健康な人でも健康を取り戻すのではと思うのですが、春が一足飛びで去り初夏の香りが漂うこの頃なのに、私の周りにぎっくり腰で苦しんでる人が妙に多いです。

各申す私も・・・と申し上げたいところですが。さにあらん・・・腰痛持ちだった私ですが。ウォーキングを始めてから、だと信じているんですが、まったくぎっくり腰とは無縁になりました。(実はパター練習のやり過ぎで痛いんですが)いや、ぎっくり腰だけではありません。肩こりも筋肉痛も神経痛も皆無で、今朝も今朝とて、額に汗しながら、颯爽と定番を周回してきました。

日経に「腰痛は歩いて予防」なんて記事が掲載。何が書いてあるのか読んで見ました・・そこで、ライターの結城未来さんにお尋ねします。あなたはこの取材を通して、自分も歩かなければと・・・ウォーキングを始めましたか?この原稿の最大のポイントはそこだと思うんです。

歩く前に準備運動が必要だとか。モノを持って歩くときは両手に持ってバランスを保って歩けとか。荷物を背負って歩けば矯正されるし、腹筋も使うから、そうしなさいと語るのも結構なことですが。「歩くこと」が身体に良いと分かっていても、決めた時間に、決めた距離だけ毎日現実に歩くのは難しいことです。それなりの意思が必要です。

ですから。ライターのあなたに問うて見たいのです。あなたはどうですか?腰痛はありませんか?あれば、歩かれた方が良いとお勧めします。

腰部は腹横筋、腹斜筋、大腰筋、腸骨筋など腰を支える筋肉に囲まれていて・・・
腰痛の予防には腹筋を鍛えることが大切なのは、誰もが知っています。
これは私の実感ですが。歩くのとウォーキングは違います。

私のウォーキング。ただ漫然と歩いていても腰痛の予防にはならないと思い、腹式呼吸を心掛け、息を吸う時には思いっきり腹を膨らませ。吐く時はゆっくりじっくり、これ以上吐けないほど腹を引っ込め腹圧を掛けて歩くようにしています。それでも、最低1年間は毎日続けないと、腹式呼吸で腹筋を鍛えることなどできないと思っています。

更には足は踵から着地し、腕は90度に曲げ振り子のようの大きく振る。背筋はこれ以上伸びないほどに伸ばして歩く。さらにはお尻の筋肉を絞るようにする。できるだけ平気台の上を歩く感覚でバランスを取りながら・・・早足で最低でも4km。時間にして40分ほど、毎日続ける。

日常生活の歪みを矯正するのが「腰痛予防」のウォーキングですから。ただ歩けば良いってことではありません。そこまでやれるか。やらねば、腰痛予防にはならないと思っています。私の周りで、「腰痛持ちのお前が」ウォーキングで腰痛予防をしてるなら・・・俺も歩くのではなくって、ウォーキングをやると、始めた人は何人もいますが・・・

でも一ヶ月経ち三ヶ月、半年となると、続ける人は皆無です。わかっちゃいるけど続けられないのが現実です。とは申せ風薫る季節はウォーキングに最高です。三日坊主でも構いません。ぜひ、あなたも「ぎっくり腰解消」などと、即物的なことは言わず、覚悟を決め・・ウォーキングを始めて見ませんか。身体の意外な変化に気づきますから。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月14日 05:49 | コメント (1)


朝日新聞に「喝」

2013年05月13日

読売新聞の提言「医療後進国になるな」・・・と比較して・・・

新聞を読もう。このブログのテーマです。
新聞は私の命です。万が一、朝、郵便受けに新聞が配達されていなければ、頭に「はてな」マークが飛び交い。パニックになります。100年後のことはわかりませんが、機会あるごと、どなたにでも「新聞読んでますか?」「新聞を読みましょう」と声を掛けています。

5/8付・朝日新聞朝刊に・・・
100年後、世界はどうなっているんだろう。
100年後、今を未来はどう思うだろう。
100年後、新聞はどうなっているんだろ。

すべての今は変化の途中なのかも知れません。
私たちは本当のメディアの意味を、まだ知らないのかも知れません。
たったひとつのテクノロジーの出現が今まで何度も世界のカタチを作り変えて来たように、
それは驚くほどあっけなく、メディアの意味をも変えてしまうかも知れません。

私たち朝日新聞はこれからのテクノロジーをやわらかく受け入れて
すべての人に意味のあるメディアへ生まれ変わりつづけていこうと思います。
未来メディアプロジェクト、始まりです。

こんなコピーで、Future Medi A Projectなる企画がスタートするとの見開き広告が掲載されました。(写真参照)・・・えらい大胆な広告で、思わず・・見つめ直してしまいました。

この広告。いったい何を意味しているでしょうか?
朝日がとみに熱くなっている電子版朝日デジタルの普及が目的なのでしょうか。
それとも、減少する購読部数に未来が展望できず・・悩んでいると訴えているのでしょうか。

私は・・高度な情報社会となった現代・・・100年後の世界を切り開く責任はメディアにあると思っています。この国ではその責任の一端を担っているのが天下の朝日新聞です。「私たちは本当のメディアの意味をまだ知らない」なんて、どの面下げていってるのでしょうか?

デジタルでも紙でも・・・そんな技法は関係ありません。

同じ5/8付・読売新聞は「医療後進国になるな」と題して一面トップで「医療改革に関する5項目の提言をまとめ」その内容を詳細に報じています。じっくり読ましてもらったが、医師会の問題など本質的な点に触れてないことには疑問を呈するが、その姿勢たるや真摯であり・・・

これぞ、100年後の未来を睨んだ新聞の役割、姿であると、感動して読みました。
朝日新聞は一体どうなってしまったんだろうか?なにが「テクノロジーひとつで、メディアの意味合いが変わる」だ。そん簡単に変わっててたまるか。

新聞命の私としては、時代が変わったとするならば新聞の本質は権力を監視するだけでなく、未来に向かって提言することだと思う。デジタル化も良いがそれはあくまでも技法・・・本質を避ける朝日に・・もう少し未来への提言せよ・・しっかりせよと「喝」を入れたい。新聞は不滅だGoto


5/8朝日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月13日 05:36 | コメント (0)


子声子語

2013年05月12日

子供の日はお母さんに感謝する日・・・ですって・・チョッと臭い気がします。

面白い試みといえば言えるのですが。あなたはどう思われますか?
ちょっと古い話題になってしまいましたが、母の日ですから、子どものこと考えて見ました。
朝日新聞が5/5・子供の日に粋な計らいの広告紙面を作りました。(写真参照)

そうです。4歳から11歳までの14人の子供にスポンサーのイメージや商品とマッチした絵を描いてもらい、「今日は子ども日だから、子どものえで子ども広告」ってタイトルで紙面を飾りました。リードはこんな記事風の文章です。(平仮名で書いてありますが漢字に直して)

子供の日の今日の新聞は僕達、私達、子供もお手伝いしました。
世の中が暗い時は難しい話や怖いニュースがたくさん載っています。
だから、新聞が明るくなれば、世の中が明るくなる気がします。

今日は僕達、私達が一生懸命絵を書きました。
色んな会社色んな広告の絵に挑戦しました。
子供達のためにも未来を良くしようと頑張っている大人の人達に
僕達、私達のパワーが届くと嬉しいです。みんな見てください。

そして・・・・天声人語をもじった「子声子語」欄も掲載・・・・
僕の周りの人も外国の人も皆平和に暮らしたいと思っている筈です。
地球から争いごとが無くなって欲しいです。

学校で友達と喧嘩をするとしっかり話し合って仲直りするよう先生に言われます。
もう喧嘩しないようにするためです。
それなのに世界にはまだ戦争をしている国があります。
そのせいで毎日緊張しなければならない子供がいることを考えて欲しいです。

毎日が楽しい子供が増えると嬉しいです。
僕達が大人になる頃には地球の皆が仲良く平和に暮らしていればいいなと思います。
ひとり一人が優しい気持ちでいられればみんなが幸せになれるのになと思います。

この企画・・・子供達に広告に興味を抱いてもらのが狙いかと思いましたが。広告は大人に見てもらいたいようです。新聞が明るくなれば世の中が明るくなる気がする・・・なんて、子供が考えているとすれば、新聞もネガティブな記事や揚げ足取りの批判記事は控えた方が良いのでは思うのですが・・・

「子声子語」・・・このように漢字に直してみると・・・本当に子供が書いたのか?話し合って仲直りすべきだと訴えるのは新聞の役割。みんな仲良く平和に暮らせればよいと願うのは・・朝日の申し子が書いたようで・・・ヤラセ臭くて気持ちが悪いんですが。

勿論、承知の上で出稿されたスポンサーには敬意を払うのですが・・・こんな遊び企画で何を狙ったのでしょうか?自己満足で・・・で広告効果がでるとはとても思えないのですが・・・。
しかし、チャレンジ精神は評価したい。Goto

追伸
子ども広告にこんな文面も掲載されています。・・「子供の日は母さんにかんしゃする日
子どもの日にはお母さんにかんしゃする日、という意味もあるそうです。
ぼくたち、わたしたちがおいわいをしてもらうだけの日ではありません。
もうすぐ、母の日もやってきます。お母さんありがとう育ててくれてありがとう。
5月はいつもよりお母さんにいっぱいありがとうを言いたいと思います。
これも・・・私には・・・臭くて仕方ないんですが・・・


5/5朝日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月12日 06:26 | コメント (0)


健全な競争の自由

2013年05月11日

政治利用もここまでやればやり過ぎじゃないのか?

何だって。政府が、消費税増税に、小売業の広告まで規制するんだって。おいおい。安部ちゃんそりゃやり過ぎってもんだぜ。あんたが消費税率アップに貢献したわけじゃないだろう。増税で地獄を味わった野田さんが、財務省の尻馬に乗り、政権を投げ棄てて決めたんだろう。

まぁー。私の口からいうのも、おこがましいのだが。勝って兜の緒を締めろとは、端午の節句に男の子に言い聞かせる言葉。安部ちゃんが子どもだとは思わないが。ミスターや好感松井ゴジラを政治利用して、政権浮揚に使うなんて、その手法はまるでガキだね。

しかし、よく考えてみると・・・

そもそも資本主義は自由経済が原則なのに「消費税還元セール」の表現を許さないなんて、調子に乗り過ぎだと思うのだが。でも本質は別のところにあるらしい・・・野党は無視するわ。安部首相を両手で持ち上げ調子に乗らせるは。黒田総裁には財務省と関係ないと強調しながら裏で操るは・・・一体全体この国はどうなってるんでしょうね。誰も彼もが、まるで、財務省の手のひらで踊ってる。

そのお先棒担いでいるのがメディアが実施する世論調査ではないだろうか。

我が最愛の天野祐吉先生は世界で初めて人工調査をしたイスラエルダビデ王に神が怒って罰を科したとき、ダビデ王は一切の弁解をせず・・・「人間を一つの単位として取り扱うような人工調査には何か間違っていることに気付いた。人間は一人一人が宇宙である」と悟り・・自分の罪を認めたそうな。

それから3千年、人間は未だに数字的な単位を基礎に物事を判断したがる。それって何事も数の力で押し切ろうとする算段が見え見え。調子に乗り過ぎでないかと、CM天気図で語る。

世論調査を利用して・・人間単位で取り扱い世間を操る・・財務省には気を付けねばなるまい。

広告は社会を映す鏡。広告表現を規制するような政府に未来があるとはとても思えない。
世論調査なんてもので政治を決定するなんて思うことこそ、傲慢で思い上がりの何物でもない。
消費増税に反対するモノではない。憲法改定ための96条改正も否定しない。

しかし、長島さんと松井さんを政治利用するのも財務省だとは言わないが。ジャイアンツなんて、所詮は読売新聞販売の宣伝物ではないのか。資本主義社会。首相を操るのも勝手だが、健全な競争の自由だけは保障して欲しいものだ。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月11日 05:59 | コメント (0)


一歩ずつ

2013年05月10日

音楽文化には「対話の精神」が溢れている。

もう15年以上前になるだろうか。我が家に招いた友人とその先輩。
子どもの頃、尊父の仕事の都合で中国上海に暮らし、日々ピアノ漬けだったと・・振り返り・・子供達の前で「即興だよ」とJAZZピアノを披露、その場が一瞬にして和んだのが忘れられず、音楽の力を思い知らされた記憶があります。

その体験が、私の頭から離れず、何か催しごとがあれば、必ず最後に参加者一同肩組あって歌を唄うと良いと思っています。3月の末、地域みっちゃく生活情報誌®の故郷、飛騨高山で開催した我が社の全体会議・・・最後に全員で「花は咲く」を合唱、心を一つに一歩ずつ前進しようと誓い合いました。

毎日新聞のオピニオン(5/2付)に掲載された・・JAZZですが音楽文化の素晴らしさとは、こう理解すべきかと・・発言「世界をつなぐジャズの対話精神」(池田大作・創価学会名誉会長)を読んで学びました。

ジャズはいかなる苦難にも屈しない強さと皆で手を携えて前に進む朗らかさを秘めた、アフリカを起源とするアメリカ育ちの音楽芸術。ジャズは相手を尊重する「対話の音楽」で誰かがミスをしても、相互の信頼で新たな飛躍へ転じていく・・・そんな包容力のある音楽。

この頃、世界はもとより日本一国を見ても課題ごとに分断線が際立つ。ともすれば議論は紛糾し
創造的な意見の和音が響いてこない。そうした時、一緒に音楽に耳を傾けてから話し合いを始めてはどうだろう。とりわけ、演奏者が独自の音色を奏でつつ自在に調和を生み出す、JAZZの「対話の精神」を吸収したいもの・・・

近隣諸国との距離感が難しくなる国際情勢、対話の前にそれなりの準備をする必要があるとの声が日増しに高まるなか・・・「どんな差異」をも「彩(いろどり)」に変え、人間生命の連帯を呼ぶ希望が音楽文化にはある。音楽とともに対話を広げ、平和と共生の未来を粘り強く、一歩ずつ進める時だと語る言葉に、かの先輩が奏でたJAZZピアノが蘇り・・ずっしりとした重さを感じる。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月10日 06:01 | コメント (2)


Nリスト

2013年05月09日

例え叶わなくても夢に掛けて見たいものです。

「河村さんは発案するばかりで、その後の指示をほとんどださない。トップの意向を無視するつもりはないが、本気でやる気があるのか、理解できないので、動くに動けない」・・市職員の間で公然とささやかれる「Nリスト」。Nは「英語のネグレクト」(無視)を意味する・・

圧倒的な市民の支持を受け二期目をスタートさせた河村名古屋市長の「新新新第二期マニフェスト」・・・・200項目にも渡っている。主なモノでも「子育てバウチャー制度導入」「教育財産の解放・管理権を市民、市役所へ」(公立学校の市民利用はわかる)「区役所の民営化」(すぐやる課の創設などなんでしょうね)「副市長、区長などの公募」などの行政改革。

「名古屋港にマサチューセッツ工科大学を」は教育。「名古屋城木造本物天守閣再建」「金の茶釜を溶かして触れる金鯱作成」「久屋大通公園道路封鎖、酒飲み解放区」「大津通の中央分離帯撤去、パレード通りへ」(妙に具体的で笑えますね)「金・土、祝前日深夜地下鉄運行」などの中心市街地の活性化策・・・・更には・・・

「市街地公道自動車レース」(面白そうですが。大都市向ではなさそうですね)「国際展示場の拡大」(世界に通用する展示場の必要性は叫ばれてますが)「あおなみ線をセントレアまで延伸」(観光、経済効果狙うんでしょうか)・・・などなど面白いといえば、面白いのですが・・・

「飲み屋での与太話を並べただけ」との批判もあります。奇想天外で、首を傾げるテーマもあります。しかし、なぜか憎めません。市民はなぜ、河村さんを支持するのでしょうか。名古屋弁と親しみやすいキャラだからだけでしょうか。どうもそれだけではなさそうです。この思い付きで乱暴なマニフェストの項目。市民も本気で実現するなどとは思っていないでしょう・・

政治があまりにも現実的で当たり前化され、夢や希望を語らなくなった時代です。河村さんの夢と現実とがごちゃ混ぜになった破天荒な政治姿勢に・・・生真面目で頑な体質の名古屋市民がどこかで共鳴しているのでないでしょうか。

「区役所の民営化・区長の公募」などは「Nリスト」などと陰口叩く陰険な職員への市民の静かなる怒りの象徴なのかも知れません。叶わぬ夢であっても、可能性を信じたいのが人ではないでしょうか。市職員の喚起を期待します。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月09日 05:36 | コメント (0)


96条

2013年05月08日

護憲派と改憲派がガチンコでぶつかれ。双方逃げるな。

最近、またブログが長いと、お叱りを受けたので、反省の意味を込め、簡潔に述べる。
5/3憲法記念日。今年も例年通り護憲派と改憲派の集会が催されたが、改憲派の声が大きくなり、中身が随分、様変わりしたようです。

戦後68年、この夏の参院選で始めて憲法が最大のテーマになる。学生運動崩れで「非武装中立」「護憲」の党・・日本社会党(今は消滅してありません)の岐阜県本部で・・僅かな期間でしたが、書記の経験を持つ私としては護憲派に頑張れと申し上げたいのですが・・・・

どうも形勢がよろしくありません。なぜなのか。一言で申し上げれば、時代が変わったのです。護憲憲法を不磨大典の如く後生大事に神棚に飾っておく時代は終わったようです。理由は2点。ネット社会、情報は瞬時に世界を駆け巡り・・・一国護憲主義ではまるでパラダコス、国際社会に通用しなくなった。

もう一点は、東アジアを巡る情勢が混沌として、手足を縛られたままでは近隣諸国に主権を脅かされかねない情勢なった。外交で解決せよとの主張も分かるのだが。これだけ頻繁に首相が変わっては他国から相手にされない。相手にされなくなれば、当然、様々な圧力が掛かってくる。そん不安が、改憲派の力を強くしている。

私は宗旨替えをしたわけではないのですが。96条の改正に賛成です。元護憲派の私ですらそう思うのですから。参院選では96条改正派が3分の2議席を獲得するでしょう。
で、私が96条問題で何が言いたいのかと、申しますと。

メディアのコメンテーター達の欺瞞です。
良識派とか、知識人を名乗る連中は大概が「96条を議論するには、憲法の中身を同時に論じねばならない」と、叫んでいます。3分の2条項を変えたくないってことです。ということは護憲派ということじゃないですか。だったら、護憲派だと言って論陣を張らねば卑怯です。

私は、この世の中に不変なんてものはないと、思っています。
96条を改正して・・・9条を堂々と論んじ、その結果、国民投票で憲法が改正され、9条が変わっても、それが、民意なのですから。それを受け入れなければいけないと思っています。勿論、抵抗はあります。入口での神格論争はもう止めようではありませんか。

写真は、5/2付・朝日と読売の1面です。読売の何としても改憲すべきだとの思い。朝日の護憲を貫きたい姿勢が滲んでいます。これでいいのです。正面から、96条を論じ、護憲派と改憲派がぶつかって参院選で決めれば良のです。それが今の・・・日本の民主主義です。

いかん。いかん。やっぱり、長くなってしもうた。Goto

 
5/2朝日新聞            5/2読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月08日 06:01 | コメント (1)


地域みっちゃく生活情報誌

2013年05月07日

1000万読者にお届けできました。ありがたいことです。

歳月人を待たずと申しますが、月日の経つのは本当に早いですね。
つい数日前に・・・我が社の発行する「地域みちゃく生活情報誌®」4月号が出揃いましたと、このブログで書いたばかりですが。もう、5月号が揃いましたと、報告するなんて・・・・

一誌一誌を手に取り表紙を眺め、ひとページ,ページを丁寧に捲りますと・・・あっという間に半日が過ぎてしまいます。47誌・約2300頁。掲載されるスポンサーは6000件を越えますから。

全戸配布です、一軒一軒・・お届けする部数は292万部。平均配布数は一人450冊、ほぼ5000人の配布スタッフが一冊、一冊ご家庭のポストにお届けしいます。ありがたいことです。

私の試算では、約1000万人の人が「地域みっちゃく生活情報誌®」を手にとって利用して頂いています。ありがたいことです。営業メンバーも制作スタッフも印刷に携わる仲間も・・そのことを十二分に理解して、嘘のない本物の情報をお届けしようと心血を注いでいます。

5月号の表紙ご覧いただくとお分かりでしょうが。
お母さんに感謝の意を込めた「母の日」にちなんだ明るく爽やかない表紙が多くなっています。特集では「モリス」(滋賀県守山・野洲市・44,000部・全戸配布)が子供の日に開催される守山市「下新川神社」の「鮨切り祭」の「古式に則って鮒鮨を神前に供える」模様を丁寧に取材しています。読み応えがあります。

岐阜県西濃地区で発行の「Wao!」(大垣市・上石津・垂井・関ヶ原・養老・神戸・安八・墨俣・池田の各町・85,080部・全戸配布)が121号。十年を迎えました。地域の人に愛され十年ありがたいことです。この10年間で表紙、巻頭特集、企画に登場頂いた読者は1,106名。街の元気を一緒に作って頂きました。

キッズの頁に写真を掲載してもらった子が5年生になりましたとの声をお母さんからいただきました。ありがたいことです。仲間と一緒に真面目に作ってきた甲斐があります。

明智光秀って、岐阜県恵那市明智町の出身ってご存知でしたか。
「まいか」(岐阜県中津川・恵那市・42,740部・全戸配布)の巻頭特集は昭和36年から始まりゴールデンウィークに開催された「光秀まつり」を掲載。同町には光秀の家紋桔梗になぞらえた「桔梗の会」という研究会があり、「出自秘密を歴史ロマン」として真摯に追いかけています。その特集に「まいか」の読者がへぇーと感心してるとか。

「月刊さるぼぼ」(飛騨エリア・56,000部・全戸配布)では高山出身の女性飛行士が80年前・・東京、大阪単独無着陸飛行の偉業を増し遂げた話が。イセラ(三重県・伊勢市55,550部・全戸配布)では伊勢の港・・・神社港と清水次郎長物語を掲載・・・丁度、日経の最終面に連載小説で次郎長の娘物語が・・・それとダブって面白い。

滋賀県長浜で発行の「ぼてじゃこ倶楽部」(42,500部・全戸配布)は5月号で72号。6年になります。思い起こせば・・・色々ありましたが・・・早いものです。そんなこんなで47誌。全部紹介したいのですが。ブログが長すぎると批判されてますので。そうも行きません。お望みの方にはお届けします。申し出ください。

おかげさまで、47誌、292万部・・・5月号も無事発行、1000万読者にお届けできました。
ありがたいことです。Goto




地域みっちゃく生活情報誌®40誌

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月07日 05:28 | コメント (0)


朝日新聞と寅さん

2013年05月06日

明暗を分けたのは・・発行部数の差でしょうか。

ゴールデンウィークに邦画史上不屈の名作・・・上質の笑いと日本的情緒を満喫させてくれた「男はつらよ・フーテンの寅さん」全49作品を一挙に放送する・・・どうぞ、衛星放送WOWOWを視聴下さい・・・との大胆な広告が5/2付・日経・読売の朝刊に掲載されました。(写真参照)

へぇー。もう一編で、シリーズが50回になったのかと、主演の渥美清さんの早すぎた死を悼みつつ・・・日経に掲載されてる紙面は寅さんが恋したマドンナ達・・・日本を代表する女優さんの顔・・・そうか浅丘ルリ子さんのリリーは4作品・・・遺作もリリーだったのか。大原麗子さんも綺麗だったなぁ。亡くなったねぇ。

栗原小巻さんねぇ。最近はトントン表舞台に登場しないが・・・。吉永小百合さんも初期の作品にでてたんだ。夏木マリさん、かたせ梨乃さんなどはまだまだ、現役で活躍中だねぇ。なんて・・品定めしながら、10作品ぐらいは観たかなと心がときめきました。

で、読売新聞紙面を見ますと・・うぅーん・・読売の紙面は同じ広告でも日経とは構成がまったく違う。こちらはマドンナ達の写真じゃない。49作品の名場面、妹のさくら、おいちゃん、おばちゃんなど懐かしいスチール写真と解説、そして、WOWOWの放送時間が・・・なかなか丁寧な作り込みで・・・両紙面とも制作者は頑張りが伺われる。

と思いながら、ふと・・・なぜ、日経がマドンナの写真で、読売は映画解説なのか?この違いにどんな意図があるのか?2紙で紙面内容を変えた理由はなんなのか?なせ、同じであってはいけなかったのか?日経の読者は男性が多くて、読売はファミリーだからなのか。広告を生業とするものにとって・・疑問が湧く。

別段・・・深い意味がないのかも知れない。広告屋的思い付きで決めたのかも知れない。あるいは、制作作品を何種類か提出したら、スポンサーが、これとこれは捨てがたい。だから・・・となったのかも知れない。そんな事を考えながら、二つの紙面を眺めると、広告業界の裏側が見えるよう。

それと、もう一点疑問が残る。なぜ日経と読売だけに掲載され・・・。朝日新聞には出稿されなかったんだろう。まさか、「寅さん」に興味のない読者が朝日には多いと踏んだからだろうか。そんなことはなかろう。それとも・・・日経と全国紙一紙分しか予算がなかったからだろうか?

読売と朝日の発行部数の差が明暗を分けたってことだろうか。だとすれば、朝日の広告担当者が広告代理店にフラれたってことなる。とすると「男はつらいよ」だね。それはそれとして、折角のゴールデンウィーク、そのすべてを「寅さんで過ごせ」って訴えるのも「つらいもの」があると思うのだが・・・言い過ぎでしょうかねぇ。Goto


5/2日本経済新聞        5/2読売新聞

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月06日 06:04 | コメント (0)


初任給・・・

2013年05月05日

黙々と働く父さんの背中が目に焼き付いています。

「辛いと逃げ出したい気持ちは分かる。でももう一日頑張って見ないか」父さんに諭されなかったら、もうとうのむかしに辞めてました。角界入りして、順調に出世、幕に入り、二場所目で、右ひざ靭帯断絶の大怪我、幕下に陥落・・・もう、辞めようと思った時のこと・・・

青森のりんご農家。「りんごの収穫で忙しい時期なのに、母さんが僕の看病に来てしまい、父さんが一人で踏ん張ってくれてました」父さんの言葉を聞いて「ここでくじけちゃならないと、歯を喰いしばって、リハビリに励みました」

「ケガが治っても土俵に上がるのが怖くて、怖くて。朝青龍関など何をやるかわからない。本当に怖かった。そこで、怖さを追い払おうと、顔や胸を何度も叩いて気合を入れるようになりました」「身体を殴って、ファイティングスピリットを雑巾のように縛りだし、10年以上現役を続けることができました」

と語るのは、相撲通でない方でもご存知のロボコックいわれ「時間です」と呼び出しの声が掛かると、顔をバチバチと叩き、両肩を上下させ、渾身の気合を入れ、いつも精一杯、力の限り相撲を取り、負けると、肩を落とし、首をうなだれ・・・ショボショボと下がる姿に哀愁が漂う角界一の人気者・・・

初場所後引退、振分親方として後進の指導にあたる元小結高見盛のことです。引退を決めた夜、父さんに電話で報告すると「お疲れさま」と一言。それを聞いて・・・スーと心が楽になりましたと。(朝日新聞、教育面・おやじのせなか・・から)

若い社員が多い我が社。今年も結婚や子供の誕生と嬉しい報告が届きます。
結婚にはおめでとうですが。子供の誕生には「親父は背中で子供を育てるモノ」なんて・・・背中で頑張れと古臭いメールで激励しています。

高見盛・・・・このインタビューの最後に、自分が「忍」の一字で頑張ってこれたのは、毎日、毎日りんご園で黙々と働く父さんの背中が目に焼き付いていたからですと。初任給を手にした新入社員から、母の日になにかプレゼントします。両親を小旅行に連れて行きたいと思っています。そんな嬉しいメールが届きます。彼らから彼らの親父の背中を感じます。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月05日 06:03 | コメント (2)


仲蔵狂乱

2013年05月04日

伝承と創造がバランス良く保たれなければ発展はない・・・

五代目歌舞伎座が新装オープン。こけら落とし公演人気は異常で、来年の3月まで一年間続くそうですが、チケットはほぼ完売状態だそうです。ご同慶の至りですが。松井今朝子さんの「仲蔵狂乱」を読んで、歌舞伎界の裏面に触れ・・・・

「芸事の奥の深さ」に頷きながらも。三代目市川猿之助が演出したスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」の原作者・哲学者でもある梅原猛さんが中日新聞の夕刊「思うままに」で、発表されているこけら落とし演目をみるに・・・ほとんだが江戸時代に作られた「古典歌舞伎」・・

それらは江戸時代においては勿論古典ではなかった。当時の歌舞伎作者(仲蔵狂乱でも歌舞伎は作者が重要な役割になっている描かれているが)近松門左衛門、河竹黙阿弥ら書く脚本は・・・斬新な演出・・・次はどんな新作歌舞伎が見られるかと観客は胸を踊らせたものである。

また、明治以降においても坪内逍遥や谷崎潤一郎、山本有三などの小説家も数多くの歌舞伎脚本を書いた。歌舞伎専門の作者として岡本綺堂や真山青果らは近代歌舞伎として古典歌舞伎とともに上演され、歌舞伎の人気を集めたものである。戦後、三島由紀夫の豪華絢爛な作品、現代では野田秀樹が中村勘三郎と組んで生み出した名作もあるが・・・

歌舞伎の将来考えると、江戸時代のように多くの新しい歌舞伎作品の誕生が不可欠であろう。歌舞伎専門の作家が育たない限り、歌舞伎の将来は暗いのではないか。伝承と創造、この二つがバランスよく保たれない限り、芸術の発展は不可能であろう。と述べている。

梅原先生の危惧に頷きながら。
歌舞伎座建て替え中、代替の舞台には立たず舞踊や独自の演劇公演、沖縄の伝統芸能へ挑戦、地方や海外での活躍の道を選んだ現役の唯一の女形人間国宝認定された坂東玉三郎さんは「再開場は喜ばしいことですが、この時期だからこそ将来の歌舞伎のあり方じっくり考える必要がある」

「話題も大事ですが、基本的な芸を大事にすべき。地味な作品もきちんと演じた上で、新しい歌舞伎を作らないといけない」「芸は継承しても道は伝えにくい。芸の道を真っ直ぐに歩み、粛々と修業を積む。その過程で礼儀作法を学ぶもの」と人気先行の若い歌舞伎役者に苦言を呈すのは、まさに正鵠を射ている。

空前の歌舞伎ブームです。玉三郎さんの真摯な姿勢を知るに付け。「仲蔵狂乱」の作者松井今朝子さんのような歌舞伎に造詣深い作家が歌舞伎の脚本書けるような機運を盛り上げれば歌舞伎の将来は・・明るいのではないかと思う。

いや。歌舞伎や古典芸能の世界に限ったことではない。
如何なる業界・産業においても、伝承すべきを伝承せず、新しいものを創造する努力を怠れば、一瞬のうちに滅ぶのだと、肝に命じなければならない。次回の上京の折には時間を見つけ、歌舞伎座を覗いて見たいと思う。あなたもご一緒に如何ですか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月04日 06:02 | コメント (5)


失敗なんぞ恐るな

2013年05月03日

・・思いの丈を書き記し、精神鍛えよ。

連休中に政治の話なんて不粋なんですが。読売新聞に「ロケットスタート」で好調な滑り出しの安倍内・・その裏側を分析した「解説スペシャル」が掲載されていましたので、ついつい・・・

日本社会ほど失敗を赦さない社会はありません。勿論、破廉恥罪の場合を赦すのは首を傾げますが。事業や商売で一度しくじったぐらいなら大目に見て、再びチャレンジする機会を与えるべきだと思います。

岐阜は田舎です。信じられない話ですが、私など失敗したわけでもないのに、学生運動家崩れの「赤」なんて、40年以上も前のことを持ち出して、未だに批判されたりします。別段、社会党の岐阜県本部の書記局にいましたし、政治の世界を知らないわけでないのですから。赤と言われようが、黒と言われようが構わないのですが・・・

失敗を赦さない社会の弊害は、ベンチャー精神を抑圧し、起業家やアントレプレナーの出鼻をくじきます。その結果、経済の活力を失い、国の発展の阻害になっているのです。こんな社会に負けてはいけない。跳ね返さなければと思います。

その意味では、安部さんが、あの挫折から復活。第二次安部内閣を発足させたこと。失敗を経験に変え、周到な準備をして臨んでいることに、ひょっとしたらこの国を覆う「失敗を赦さない」村社会を根底から変えてくれるのではないか。そんな期待が膨らみます。

と申す私は、小泉さんから禅譲を受け、第一次安部内閣を発足させ・・・参院選敗北にも拘らず責任の取り方を間違え、袋だたきにあって、体調を理由に退陣したことが頭から抜けず、自民党総裁選で当選しても、所詮は軟弱なお坊っちゃま。その域は出ていないだろうと、失敗を受け入れてはいませんでした。自己矛盾です。

それが、総選挙に圧勝し政権を握り、内閣を発足させるや・・・まさに失敗に学び「首相官邸の陣容」を始め、政権運営を盤石な体制で臨んでいる。参院選に勝利し、政権基盤が安定すれば、この国は本当に、戦後レジュームから脱却できるのではないか。その脱却の一つに「失敗を赦す社会」、チャレンジを認める社会に生まれ変われるのではと、そんな期待も膨らみます。

安倍さんは、挫折からどうやって立ち直ったのか。失敗をどのようのバネにしたのか。まだつまびらか にはなっていませんが。あの中曽根康弘大勲位は、宰相なった時には何をやるかを大学ノートに何十冊も書き留めたそうです。その教えに習い、退陣後反省点をノートに書き記し・・・・

更に、毎月1回、中曽根氏が通った禅寺で座禅を組んだと聞きます。5年半。真摯に自分と向き合った安部さんの精神修養に、さもありなんと納得しながら。人は自らの力で自らを変えることができるのだと、改めて認識した次第です。失敗なんぞ恐れるな。己の信じた道を行け、と若者に申し上げたい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月03日 05:09 | コメント (0)


水茄子

2013年05月02日

深い味わいと紫紺の美しい変化を人生とダブらせ・・堪能させて貰いました。

「旨い」と思わず叫んで「美味い」ともう一度頷き、なんと表現したらいいのだろうか・・口の中にじわっと素材の香りが漂い水分が沁みる・・・「うん」と顎を落とし、その余韻が微かに残る口に・・・切子のグラスについだ冷酒を・・「きゅ」と呑む。

そして、自然に緩む頬を感じながら、静かに「おいしい」と再び頷く。
次は、おもむろに、封を切り、「ぬか床」を丁寧に拭い(水洗いはしない)・・ぬかの風味を感じながら、お尻から手で大胆に裂き(勿論、へたも同時に)・・白磁の鉢に無造作に置く。

そして、これぞ本物の紫紺。紺色の皮の色が微妙に深みを増す・・・その変化する様を眺めながら。冷酒を再び口にする。今度は吟醸酒の残り香が口から消えないうちに、手掴みで、裂いた素材を頬張る。勿論、へたも一緒に。「うん、うん」と二度大きく頷く。そして、もう一つ封を解き・・・戴きたいのだが・・・今日はこれまで・・・

能書には4/25は・・・4/26は・・・・27・28・29にはと・・・「ぬか床」での変化の様が記してある。明日は・・・どんな味に変化を起こしてくれるのか?明後日はと・・・想像しながら。グラスをグイグイと煽る。酒の肴にこんな美味なる漬物はない。

「秋茄子は嫁に食わすな」と申しますが。大阪泉州の土と水で丹精込めて育てられ・・・塩分を30%カットした自然・天日塩により「ぬか床で漬けられた水茄子の浅漬」・・・嫁どころか。誰にも食わすなと、申し上げたいほどの逸品。勿論、家族で美味しく頂きましたが。

「元気で頑張ってるかい」と、今年も「春のたより」に寄せ・・・厳選された「泉州産水なすの浅漬」を尊敬する友から賜りました。奇しきご縁にて友情を深めていただいております。改めて御礼申し上げます。今後ともの変わらぬご指導お願い致します。「水茄子」ありがとうございます。Goto

追伸
次の日の味。その次の味を楽しませて貰いながら・・・
浅漬が日々・・本漬、深漬に変化する様は・・味だけではなく、色も、香りも、そして、瑞々しさも・・深みを増してゆきます。「人生、年輪を重ねるとは、格あるべし」と「水茄子」に教わりました。

投稿者: 後藤 日時: 2013年05月02日 05:34 | コメント (0)


天声人語

2013年05月01日

石牟礼道子さん、スーチーさん、三国連太郎さん・・脈絡がさっぱり分からない。

これは私の能力がないからなのだと、諦めているのですが。でも、何度読み返しても意味がわからないのです。どなたか何が言いたいのか?教えて下さい。お願いします。

我が社では、全社員が毎朝「天声人語」を書写しています。
目的は至って簡単。広告仕事に携わるもの、世間の常識や出来事を日々真摯に学ぶ姿勢がなければ、生き馬の目を抜く時代、生き残ることはできない。603文字に込められた「天声人語」には社会を鋭く洞察、歴史を紐解きながら、人の道まで示唆してくれる格好の教科書。

だから、仕事を充実させるのみならず人生を磨く上でも、社会人として「凛」と生きる上でも、書写は価値あること。そんな思いで、一昨年の8月から全社員が黙々と続けています。そのおかげで、いや、私はお陰と思っていますが。社員の意識が変わり、社会人としての厚みが出てきたと喜んでいます。

で、4/30付の天声人語。書写する社員に聞いてはいませんが。何が言いたいのか?どんな意味があるのか?私にはさっぱり理解できません。同日の毎日新聞「余録」には「水俣病と認められなかった女性を水俣病に認定した最高裁判決」を勝ち取った水俣病と向かい続けた作家の石牟礼道子さんを取り上げ・・・・

石牟礼さんの随筆「食べごしらえ おままごと」の一説を紹介しながら、料理の向こうの熊本の山や海や人々の顔がくっきりと見える。貫かれているのは不撓不屈で水俣病と闘う石牟礼さんの優しい眼差し。86歳の彼女が「これが最後」という講演で「水俣はまだ解決していない。いま苦しんでいる人にまなざしを」という言葉は重い。

あの「神様の食卓」の時代に戻るのは無理としてもせめて人と自然を慈しむ心だけは忘れないでいたい。と石牟礼さんの尊厳ある闘いに敬意を払っている。学生時代石牟礼さんの活動にシンパシーを覚え共感した者としては納得のコラムである。(毎日新聞の余禄は書写していませんが)

で、朝日の「天声人語」石牟礼さんの談話「日本は毒の列島になってしまった。でも野辺には小さな花が咲いている。認められたことは、かすかな希望です」と彼女のことを題材にしたかと思えば・・・瀬戸内海の子供の話?92歳の化粧品会社の女性所長さんも登場?アウンサンスーチーさんも出てくる。最後に山田洋次監督が三国連太郎さんの死を悼んでもいる。

「凛」と生きた人と言いたいのだろうが。それだけではあまりにも軽薄。前後の脈絡もなければ、味もない。こんな駄作の「天声人語」は知らない。私が分からないだけなら。私の無能ですが。どうもおかしい。朝日の独善は今に始まったことではないが、意味不明の天声人語を平気で掲載する姿勢がおかしい。

どこかが弛緩しているのではないか?天声人語を綴ってきた・・先輩達が草葉の陰で嘆いているのではないだろうか。どなたか。4/30付の天声人語の意味をボンクラにも分かるよう解説願えないでしょうか。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2013年05月01日 06:05 | コメント (0)