体罰

新聞記事って、深読みすれば、社会の問題が見えてきますね。

小学校の実態がどうなっているのか?教育を語る資格もない私、とやかく言えた義理ではないのですが・・・朝日新聞(8/21付・朝刊)が社会面で取り上げた「大阪市の小学校長・ナイフ持参の小6へ平手、辞職」の見出が付いた記事を読んで、ふと、疑問に思うことがありましたので。

ナイフを小学校に持ち込み振り回す児童に校長が、ナイフを取り上げ平手打ちを喰らわす。
それが体罰なんでしょうか?万が一、他の児童を傷つけたら・・それを未然に防いだことは評価されず、モンスターペアレンツの体罰批判で、辞職に追い込まれたとしたら、やるせない。

親を呼んで注意するなど体罰以外に指導する方法は幾らでもあるではないか。体罰に善悪はない。暴力は悪である。だから、体罰もすべて暴力。だから、悪。市の教育委員会は「校長は他の教職員を指導する立場」として戒告処分とした。

校長は「言葉で叱るべきだった。してはならないことをした。自分中でけじめつけたかった」と反省、処分の前に辞職した。教育委員会が実態を調査して戒告処分にしたのだろうが、2度開かれた保護者会での説明会で「なぜ体罰が必要のなのか」「学校を信じられない」など避難の声に押され・・・

実態調査もそこそこに、トカゲの尻尾切りではないが、校長の辞職を見込んで処分を先行させたのでは・・・なんせ大阪の教育委員会だから・・・そんな疑問も湧く。

もう一つ。新聞記事からは現場の教師の声が聞こえない。「熱血タイプの自分に比べ、現場の先生方の子供への接し方が物足りなく思えるケースもあった」との校長の弁は、現場教師の事なかれ主義の蔓延というこの問題の本質を浮きぼりに。学校でナイフを振り回したとすれば・教師はいったなにをやってたのか・・・

それから。朝日新聞の論調が気になる。校長は本気で子供達に向き合っていた。体罰だったと考える校長に処分への不満はない。校内に相談できる誰かがいたらこんな問題は起きなかったのではと記事を結んでいるが。そんな結論で良いのか。やっぱり、朝日は卑怯である。

校長が体罰だと言ってると、この問題の蓋を閉め。問題の処理方法を間違えたと、相談相手がいないのが原因と問題を逸らしている。校長の相談相手など鼻っからいないに決まってるではないか。この記事は校長直接取材して書かれたもの。だったら、この結びは記者の逃げでしょう。

体罰は悪。校長は体罰実行者で加害者。だから、加害者である校長を取材で叩こうと思ったのだが。話を聞いてみると、校長が潔いので、叩く記事が書けなくなって、仕方なく、相談相手がいないから起きた問題とすり替えただけ。

キーワードはナイフを学校に持ち込み。振り回したことにあるのでは。その暴力に体罰で立ち向かって、大きな事件なるかもしれないのを未然に防いだのがことの本質ではないのか。であれば、体罰校長の復職を訴える記事になるべきではと思うのだが。

新聞記事って色んなことを連想させてくれるものです。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2013年08月26日 06:37


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