栄誉賞乱発

健全な精神は、健康な肉体に宿る。


私の趣味はゴルフ。肉体の衰えに抗っても、どうにもならないほど、体力が落ちるのが実感できる前期高齢者ですが。多少なりとも毎日ストレットを繰り返せば、肩関節の振幅の萎縮も腰の回転の低下も鈍るのではと、努力している積りです。


健全な精神は健康な肉体に宿る。歳を重ねると妙に分別臭くなります。社会経験を積んで世の中がよく見えるようになったからだと思っていましたが。最近、それは違うのではないかと思うようになりました。老化に負け、身体のあちらこちらにガタがきて、健康な肉体でなくなるに連れ、精神が不健康になり、妥協の産物で分別臭くなるのではと思えて仕方がありません。


健全な精神とはどんな精神かと尋ねられれば困るのですが。少なくとも、青雲の志に燃えて、青臭い考え方や一途な行動ができることをいうのではと思います。アジア大会が始まりました。テーマの「45億人の夢、一つになるアジア」・・・に沿ったかどうか。


森元首相が韓国の大統領と会談したり・・・日中韓の外相が同じテーブルについたりと、冷え切っていた日中、日韓の関係に兆しが見えています。日中韓は「両国は住所変更できない間柄」です。周恩来は「和すれば益、争えば害」と述べています。アジア大会が隣国との関係改善の切っ掛けとなれば、やっぱりスポーツは偉大です。


アジア大会には出場していませんが、テニスの全米オープンで準優勝した錦織圭選手。出身地の島根県が県民栄誉賞の授与を持ちかけたのを「私の原点は13歳まで育った松江市であり、島根県。光栄だが24歳の発展途上。世界ランキング1位の目標があり、夢に向かって努力中です」


「全米に限らず、全豪、全仏、ウィンブルドンでも優勝をめざし精進します」受賞については「プロ選手として何かを成し遂げた時が相応しいのではないか。現役を引退したのち、地元に恩返しできたら」とコメント、やんわりと断ったそうです。


昨今、乱発される国民栄誉賞や市町村の栄誉賞。すべては、権力者たちの売名行為じゃないかと疑います。錦織選手の態度に、アスリートの真髄な巣をみる思いです。アジア大会でメダルを獲得した選手諸君にも・・・出身地の首長が手ぐすね引いて、乱発しそうです。


そもそも勲章なんてものは、精神の病んだ高齢者を静かにさせる手段に過ぎません。若者に賞乱発するよりも健康な肉体維持に努力する高齢者に栄誉賞を乱発してはどうか。私のドライバーが、230ヤードを越えたら。70台でラウンドできたら。ぜひ、栄誉賞を頂きたいものです。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2014年09月25日 05:54


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