やっぱり本でしょう。
2017年04月30日
風雪に耐えた本にチャレンジしてみます。
日頃買い貯めた本を一気に消化するチャンス。
ゴールデンウィークがやってきました。
さて、山積みの本、それも以前から読まねばと、積んである古典的な本と、
新聞の書籍広告で選んだ本たち・・・を。
どれだけ消化できるか、寝る間を惜しんで、読むぞ・・
そんな意気込みで、気合いを入れています。
思い出します。18歳・・ニキビづらで、上京する時・・・
「今から行ってきます」と遅い朝食をとっていた親父どのに挨拶。
「そうか、行くか」と一言。ではと振り向くと・・・
「おい、仕送りの一部は本代に使えよ」と声が掛かりました。
その声を「仕送りの1割は」と理解した私・・・
東京世田谷・京王線・千歳烏山駅近くの下宿(共同トイレ)での生活がスタート。
下宿に着くと直ぐに、荷物を改めて・・・本屋に行くかと外にでました。
玄関口の路地で・・・ジャズを聴きながら、バーベルを挙げてる・・
変な、人が。その人に「今日この下宿屋に越して来た、学生です」
「この辺に本屋ありませんか?」と問いました。
「駅の向こう側に相沢書店がありますよ」・・・と丁寧に。
それが、変な人。当時東大の6年生・・・
後に私の恩師となる哲学者仁科明彦氏でした。
私が本と師を同時に得た、上京初日のことです。
あれから、半世紀・・・50年の歳月が流れたにも拘らず、
先日も「君、本を読んでますか」「思想信条を磨いていますか」と、
家族を労わる言葉を添えて手紙を貰いました。
幸いに、社内報「中広報」を毎月送っています。
そこに掲載のコラム「導線」を読んで下さって・・・私の動きを理解・・・
時々、そのような励ましの便りを頂きます。
多分、最近の私、コラムから・・・勉強不足だとのご指摘だと拝読しました。
でです。収入の数パーセントを本に充てていますが、
最近読む本がハウツー本、内容が薄いのでしょう。
折角のゴールデンウィーク、風雪に耐えた本にチャレンジを始めました。Goto