帝国の慰安婦・・・

隣国では「表現の自由」「学問の自由」は憲法で保障されてはいないのですね。


隣国をとやかく言える立場にないが、
日本が如何に自由な国かがよく理解できる。
取り分け、憲法で保障されている表現の自由のおかげで、


どんな本を発行しても、国家権力が著者を罰することはない。
もちろん、出版の差し止めをすることもない。出版社を咎めることもない。
こんなに国家を誹謗中傷しても良いものなのかと、
眉をしかめる内容でも、差し止めされることはない。


昨今の週刊誌。文春砲などと言われ、悦に入っているのか、
社会的指弾を受ける立場にあるものは当然だとばかりに、
まるで魔女狩りのように書き立て、個人攻撃、誹謗中傷の限りを尽くす。


それに反論でもするものなら、倫理を振りかざし・・・第2弾、3弾と
完膚なきまでに叩く・・・被害者は名誉毀損もできず、泣き寝入りするだけ。
出版社は・・記事が世間の話題になればなるほどに
有料部数が増え、しめしめとほくそ笑んでいるのですから、始末に悪い。


それでも、憲法が保障するところの、表現の自由、出版の自由が最優先され、
例え名誉毀損の裁判を起こしても書き立てられた人の人権は無視される。
それが、この国の姿です。それが良い国なのかどうかは疑問ですが・・・


韓国の話です。私も購入して読みましたが、
非常に冷静に歴史を分析し、学術的にも優れた・・旧日本軍の従軍慰安婦問題を
論じた著者「帝国の慰安婦」・・・元慰安婦の名誉を傷付けたと、
名誉毀損罪に問われた朴裕河世宗大学教授に対する控訴審・・・


ソウルの高裁は一審の「表現の自由保護」を理由に無罪判決としたのを破棄して
罰金1000ウォンの逆転有罪判決を言い渡しました。
どう考えても、一審が覆る理由が見当たらないのですが・・・・


判決の裏には、ユネスコの国際諮問員会(IAC)に「従軍慰安婦問題は世界記憶遺産」だと、
日中韓などの市民団体が登録申請していることが関係しているのではないか。
もちろん、IACは登録の可否を政治的な対立を避けるため判断しない。
関係国間の対話を求める姿勢を貫いているが・・・その正統性を位置づけ、
登録を有利に導こうとする狙いがありそうです。


慰安婦問題は、先の韓国政権と安倍政権で合意に達し、不可逆的に解決しました。
政権が交代したからと、一からやり直せとばかりの韓国高裁の判決。
政治問題化したい政権の意図はわかるのですが、
韓国には表現の自由を認めない憲法が存在していると思うと、
なかなか、付き合い難い隣国だと言わねばなりません。


そうそう、この「帝国の慰安婦」の「表現の自由」が問われる裁判、
朝日新聞だけが、真剣に向きあっていないのは、なぜでしょうか。
少なくとも、他紙には記事が掲載された日に、この記事が見あたらないのです。
私が記事を見落としたなら・・それで良いのですが。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2017年11月04日 05:14


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