出版広告賞

出版業界には、新聞広告を競うだけの力がないのかも知れない。


今更か?なんて言われても、仕方がないのですが。
やっと、読売新聞が第22回を数える「読売出版広告賞」を発表しました。
例年と比べて、遅いわけでもないのですが、やっとと申し上げるのは・・なんせ・・・
出版社に新聞広告を出稿する力がないのです。選考に苦労したのではと・・心配して。


案の定です。特別賞の選評者・・・
注目度の高い広告が多かったが、読者の目を釘づけにしたいと、
工夫を凝らし、知恵を絞った力作、秀作が揃い選考は大変難航したと。
そうでしょうねぇ。特別賞・・・朝日出版の「パリのかわいいお菓子づくり」を
紹介したなんの変哲も無い3段8分の1広告。


パティシエブームっていうだけ。こんなのが特別賞だなんて。
単なる書籍広告じゃないの。で、金賞は岩波書店の「広辞苑 第七版」
これも新収の文字が列挙されているだけ……えっこれが金賞?
出版社のセンスも、クリエイターの知恵も何もない。


それに、大賞の酷いことっていったらないね。
講談社の「読みぞめ 大人の流儀」・・・テレビを消して、
本を読む正月も悪くない・・・なんとストレートな広告か。
知的集団である出版社の広告とはとても思えない。


それも、三流作家の人生相談を、読めって。
伊集院静さんの流儀って、哲学もなければ、格調もない。
単なる思いつき、そんなものを正月に読めなんて、まぁ・・・
売れれば、だれの作品でも良い、そんな出版業界の象徴のような広告です。


出版業界には出版社の主義主張を訴える、社会性のある新聞広告を掲載する力が
もはやない、その証明のような今年の読売出版広告賞でした。
ということは、新聞広告にも力がなくなったってことでしょうか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年02月17日 05:29


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