ペンタゴン・ペーパー

都合の悪い真実をひた隠す政府に一歩も引かない・・ジャーナリズム。


1960年代。日本は国連安保理事会非常任理事国入り。
自由主義陣営の仲間入り。敗戦国から本格的に国際社会の一員に。
そんな折、ベトナム戦争に疑問を抱く若者達が反戦平和の狼煙をあげる。


その代表についたのは、フルブライト基金を受け米国ハーバード大学に
留学経験を経て、ヨーロッパからインドまで約一年、貧乏旅行を経験し、
その体験記「何でも見てやろう」を出版した小田実。


どうしても観たい映画がありました。
上映が終わってしまうのではと気を揉みながら・・・何とか、先週土曜に間に合いました。
感動しました。輪転機がけたたましく回転し、新聞が刷り上がる様に。
主演女優のメリル・ストリープの報道の自由と新聞経営との板挟みを、
抑えた演技で好演する姿に。トム・ハンクス演じる、辣腕編集長の気概に。
映画はペンタゴンペーパーです。


その頃、私は学生でした。
「ベトナムに平和を!」(ベ平連)運動の端っこで・・小田実が早口で語る・・
米国資本主義への矛盾に耳を傾けながら、反戦の拳を上げていました。


1971年。ペンタゴンからベトナム戦争に関する最高機密文書が持ち出される。
ニューヨークタイムズがスクープする。
時の大統領ニクソンは、ニューヨークタイムズの発行を差し止める。
報道の自由が危機に陥る。政府よりのワシントン・ポストにも同様の最高機密文書が・・
さてどうするか。映画は一気にクライマックスに・・・


戦後、日本の新聞が政府に発行禁止を命じられたことがあったか。
沖縄に核があるのかどうか・・・毎日新聞の西山事件。
発禁ではないが、政府の圧力により毎日新聞は経営危機に・・・


日本の新聞は購読者減少により曲がり角にある。
新聞とは何か。報道の自由とは。ジャーナリズム、ジャーナリストとは。
スティーブン・スピルバーグ監督が新聞に投げかけたテーマは重い。


昨今の日本。憲法改正が止まらない。ベ平連の運動をとは思わないが。
平和を阻害する方向が気になって仕方がない。
公文書すら平気で改ざんする国、政府に行政に齟齬はないか。
報道の自由。新聞の役割と使命が問われているのではないか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年04月14日 05:29


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