ユースセンター

大人年齢が18歳に下がりました。教育予算を増やすべきではないでしょうか。


「自分たちのことを自分たちで決める」・・・
北欧で地域に存在する青少年の組織「ユースセンター」があるのをご存知ですか?
日本の行政が管理する児童館とよく似ています。


北欧を中心に発展している組織で中高生(ユース世代)が
放課後、余暇活動をする場所で、若者の自主性や主体性が尊重されています。
ユースセンターは若者たちの秘密基地であり若者たちの意見設定が絶対な場所で、
北欧の民主的な思想が育まれる源と言われています。


今年に入り、英国、ロンドンで起きた殺人件数がニューヨークを上回ったことが判明、
紳士の国英国の首都が治安の悪いので評判のニューヨークよりも、殺人件数が多いとは・・
世界を驚愕させています。


ロンドン警視庁の発表では・・昨年4月から今年3月までの一年間、殺人件数は
前年比44%増。若者犯罪件数が約3割増加。銃の発砲事件は23%、ナイフ犯罪は21%上昇
週末になるとロンドンで10代の少年や20代の若者が刺殺、射殺されたというニュースが
頻繁に流れ「ユースクライム(若者犯罪)」という言葉が定着しています。(朝日・欧州季評)


なぜ・・・こんなことに・・・原因は政府や地方自治体の財政事情にある。
ロンドン警視庁では08年から16年までに地域治安維持補助官が65%削減され、
市内149カ所あった警察署や交番が半数以上閉鎖されて73ヶ所になった。


同時にロンドンではユースセンターが11年から17年までに88ヶ所が閉鎖された。
ユースセンターは地域に10代の青少年が放課後や余暇を過ごせる場所。
そこで働くユースワーカー達がティーンの話を聞き、問題を抱えた青少年を指導し、
学校や福祉課、警察と連絡を取りながら支援してきたのだが、予算削減で激減。


10年以降、公的な若者支援へに支出は3億8千万ポンド削減され、12年から
16年までに閉鎖された全国のユースセンターは603にも上る。
他にも11年には低所得家庭の学生を対象とする教育維持補助金が廃止、
10年から14年の間に16歳から19歳の青少年への教育予算は実質で14%削減された。


その結果、メンタルヘルスの不足で国民健康サービスから然るべき
カウンセリングを受けることが不可能になっており、問題ある青少年への
社会的支援が疎かになり、放置されている、それが犯罪の温床になりつつあると。


英国政府がなぜ、青少年の教育予算を削減するのかは明白である。
国家財政の再建に他ならない。その結果、ユースクライムが増加するとしたら、
それこそ、「角を矯めて牛を殺す」ことではないか。
そんなことがわからぬ英国政府ではなかろが、背に腹は変えられぬと、
国家100年の大計を失うとは、政治の無慈悲を嘆く他ない。


日本では大人年齢を18歳に下げた。青少年の健全な育成は急務である。
行政、地域を上げて中高生の自主性や主体性を育むユースセンターの創設・・
日本でも早急に考える必要があるのではないだろうか。
予算?予算は高齢者への社会保障を削減すればよい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2018年07月10日 06:07


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