鏡を見よう、日本

鏡さん、日本より人命を尊ぶ国があったら教えて下さい。


「自分を鏡に写すより、人の振り見て我が身を正せ」・・・
村田英雄さんが歌った「柔道一代」の一節です。
朝日が耕論のコーナーで、鏡を見よう、日本。という特集を組みました。


鏡よ鏡…世界で一番ステキな国はどこですか?
「それは日本」という声も多そうだが、子供が減り、急速に老いてゆくこの国
移民問題には及び腰の、その自画像を描いてみたら・・・
そんなリードで識者は語る・・・


仏国の人類学者氏・・・1990年代、初めて訪日、将来の人口動態を語る人は多かった。
欧州よりも意識が高いと思った。来日は17回・・・少子化は顕著になり人口動態は危機に
、日本人には何も行動しないまま議論し続ける能力に長けていると。


日本の問題は・・・家族人類学の視点でみると長男が家を継ぐ直系家族、
往々にして男に特権がある。消えつつある家族体型だが、
その価値観はゾンビのように生き続けている。
働く女性が子供をつくれない根本はそこにあると分析。


些か陳腐な説だが、ドイツも直系家族だったが近代化と同時に
価値観を変えた。その象徴がドイツは移民を最も受け入れる国となった。
だが、日本は直系家族の思想が移民の足枷になっているとも。


そして独特の日本文化。礼節にこだわり、人に迷惑をかけない。
移民にあてはめると、礼節という文化は瞬時に犯される。日本人には許されないだろう。
だが、現実はもはや移民を拒むことは不可能と。

技能実習生という名の「移民」はすでに始まっている。
自分たちだけで暮らしたいという閉鎖的な夢と、外への解放という現実。
意識が現実と切り離され、移民の流入はウソの中で始まっている。
政府は新たに分野を絞ってだが、50万人の実習生を受け入れると発表した。
人口動態の危機は、鏡に写っている自分に目を背けている日本があると。


もう一人、ユナイテッド・ワールド・カレッジ(UWC)代表の鏡の話も面白い。
UWCは生徒の7割が留学生。8月からの新年度、日本を含め73ヶ国から192名の生徒が。
設立の目的は「変革する人」を育てること。様々な国の文化を背負った生徒、
その価値観を知り、違いは話合いのながで、「事実」と向き合い解決策を見つける。
だれでもわかる「事実」を共有することで、理解が統一されていくことを学ぶ。


その過程で生徒たちは自らを見つめることになり、
自分は何を当たり前としてきたか、何に疑問なのか、何が得意なのか。常に問う。
それには「鏡」が必要で、当たり前が通じない人が「鏡」となる。


多様の中でアイデンティティーを見つける・・・
生徒たちの話ではない。この国の全ての人が自分たちの「当たり前」を疑ってみる
時期に来ているのかもと、投げかける。そうかも知れない。


いずれも納得できる。鏡との向き合いだと思う。
私は、災害が発生する。被害者が出る。するとどうですか。
忽ちに消防が警察が、自衛隊が緊急出動し援助にあたる。


更には、その背景には自治体職員が不眠不休でバックアップし、
インフラを復活させる手配、被害者一人ひとりが生きていくための差配を振るう。
世界にこんな素晴らしい国がありますか。
鏡よ鏡・・・日本よりも人命を大切にする国があったら、教えて欲しい。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2018年07月24日 05:20


コメントを投稿

※投稿していただいた内容・回答については、いたずら・スパム対策のために、一度管理者にて確認致します。
  確認認証後に反映されますので、ご注意ください。
  投稿ボタンは1回のみクリックしてください。画面が切り替わるまで時間がかかる場合があります。