レコンキスタ(領土回復運動)

イベリア半島がイスラム勢力からキリスト教国に戻るのに……800年掛かりました。

北方領土戻ってきますかねぇ。
安倍首相、プーチン大統領と25回目の首脳会談がモスクワで開催されましたね。
安倍首相の「北方領土返還」への熱い思いが通じるかどうかでしたが、


マスコミの報道では毎日「長期化必至」、他紙も「6月G20、大阪までには難しい」と
悲観的な論調です。唯一「平和条約締結交渉は順調」と語るのはロシア通の政治家
鈴木宗男新党大地代表だけのようですが、成果が表に出てこない。


報道されないのが、実は曲者で、相手は報道統制のロシアです。
日本のメディアが簡単に情報を得られるような国ではありません。
案外交渉は佳境に入っているのではと、確証は何もないのですが「勘が働く」のです。


ただ、こんな歴史の断面を覗くと、領土問題が両国の話し合いで解決するなんてこと、
起こり得ないのだと思った方が良い。万が一、北方領土が僅か80年ほどの間で、
二島であれ、返還されれば、それこそ、世界史に残る快挙でしょう。


えっ。でも、沖縄が米国から返還されたではないか。そんな声も聞こえますが。
だから、当時の佐藤栄作首相は、ノーベル平和賞を受賞、世界に名を成したではありませんか。
でも、です。よく考えて下さい。米国は日本を従属国から解放したわけではありませんね。


沖縄の基地を見れば、戦後75年経った今でも尚、米軍基地の建設が辺野古では
進んでいるではないですか。米国にしてみれば、沖縄の主権は日本に還したのですが、
沖縄は米国の基地の島、ハワイ諸島と同じ米国ですよ。


前置きが長いですが。ヨーロッパの話です。
現在のスペイン。イベリア半島は718年にイスラム教徒モーロ人が覇権を握り征服しました。
その直後からキリスト教徒たちは半島を取り返そうと、戦闘が続きました。戦争ですよ。


1492年、モーロ人が支配する半島最後の拠点、グラナダ要塞が、
スペインの君主が率いる軍隊によって攻略され、国土回復運動「レコンキスタ」が
終了しました。奪われた領土を回復する戦争「レコンキスタ」は実に、
800年の歳月を要したのです。


同時に、征服者となったキリスト教徒は……寛容ではなく容赦ない。
グラナダ陥落後、ユダヤ教徒もイベリア半島から追放し、数年後にはイスラム教徒にも
改宗するか出て行くかを命じ、800年間支配した半島から締め出しイスラム教国は消滅した。


この話と、北方領土とは全く関係はないのですが。
戦争によって取られた国土が無血で返還されることは
歴史上あり得ないのだという例としては、納得できるのではないでしょうか。


北方領土が日本に還ること「レコンキスタ」がいかに難しいことかを知るべきです。
そして、現政権が如何に真剣に返還しようと努力しているかを評価、支援すべきです。
戦争に負けたことは取り返しのつかぬ悲劇だったということを、
日本人は忘れてはならないと、私は思う。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年02月02日 05:07


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