2019年04月

平成の大晦日

2019年04月30日

平成が「敗北」の元号なら、その責任は誰が取るのだ。


平成が古き良き時代だったのか、それとも歴史に汚点を残した時代なのか、
その評価は100年後、200年後に明らかになるであろう。
今言えることは、私を含め平成の時代に大人だった全ての日本人が、平成を築いたのであって、誰かがこの国に来て勝手に歴史を刻んだのではないことは確かである。


それは、後世どんな評価がなされようと、その責任は、どんな立場であろうと、
我々の責任であることから逃げることができない。そのことを胸に刻んで、
新しい時代を迎えなければならないと、私は思う。

4月末に退任する経済団体の一つ経済同友会の代表幹事は平成をこう総括した。
「平成は敗北の年号であった」と。私はその説に納得している。
そう述べる代表幹事は、自社のトップに就任後「昔に処理すべき不採算事業を
温存した責任はOBの犯罪」と発言したり、労使交渉では「平成も終わるのに
ベースアップは明治、大正の匂いがする。せめて昭和の匂いであって欲しかった」と
昨年の春闘で述べたり、相当の異端児らしい。


彼は何を指して「平成は敗北」と言ったのか。
マクロ経済指標、日本人1人あたりGDP、1989年(平成元年)世界4位。18年26位。
89年世界上位20社のうち日本企業は14社。今ゼロ。トヨタ41位が最高。
私たち日本人はかつて世界に誇った相対的豊かさをゆっくりと、だが、着実に失いつつある。


その原因はデフレと人口減といわれるが、いずれも根本原因ではない。
何が平成の衰退を招いたのか。答えは「企業の活力の衰えである」と代表幹事は。
日本企業がインパクトのある新製品やサービスを生み出せなくなり、
企業と経済の地盤沈下が進んだからであると。


それを数字で示すのが、企業セクターの金あまり。
17年度の企業純貯蓄、33兆円。9年連続で最大の純貯蓄主体となった。
企業がリスクを取って新事業や新設備に投資しなくなったのが根本原因。
これが資本主義であろうかと問う。その通りだと思う。


今日、平成の大晦日に経済同友会代表幹事を退任する。やめる人に辞めるな。
と申し上げるのも、心許ない話だが、平成の責任はあなたにもある。来たるべき新時代に、
あなたはその責任を取らねばならない。最後っ屁は許されないと思うのだが。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月30日 05:54 | コメント (0)


平成末期3題

2019年04月29日

「ともかくも戦争なかった平成は」


日本労働組合総連合会(連合)の誕生は平成元年。連合は平成の軌跡のひとつです。
「労組が政党をバックアップして政権を握れないか」その悲願である政権交代は
20年後、2009年に実現。しかし、旧民主党政権は自壊……今尚混迷の中にある。


労働組合の役割とは何かを、問うまでもない。だが、その中核である賃上げは
安倍政権が旗を振る「官製春闘」がその中軸をなし、存在意義が問われている。
組織力も低迷の一途を辿り元年の800万人から600万人を割り込んだ。


第5代目連合会長は連合結成から30年の取り組みを100点満点中、
70、80点には届かないだろう。その衰退の歴史には責任を感じるが、
「もし、連合なかりせば、日本の雇用はどうなっていたか。連合は労働者を
守る歯止めにはなってきた」と総括する。(毎日4/24)


甘い分析だとは言わないが。官公労中心、労働貴族集団と揶揄される「連合」に
令和の時代は来るのか。私は、共産党支持の労組との融合無くして来ないと思う。


二題。10連休は大学生のためにあるのではない。
勘違いって、時々起こるが、大学生の本分は何かなどと野暮は申さぬが。
文科省の中央教育審議会は「単位を認定するには原則15回の授業時間を
確保することと定められている」もちろん、定期試験は授業には含まれない。


10連休でこれ以上授業を減らすと、大学側の責任で単位が取れなくなる。
ある大学の担当者「後日に振り替えようとすると、お盆休みに授業をせざるを得ない。
心苦しいが、学生には授業に出席して欲しい」と訴える。


なにが「心苦しい」だ。連休だから、大学も休むのが当たり前だと考えているのか。
平成は労働者が「働くことも悪」学生が「授業に出席することも悪」とてもじゃないが。
これが日本の大学の現状だとすれば、令和に未来があるとはとても思えない。


もう一題。平成も捨てたものではなかった。平成2年から始まった毎日新聞の
名物「万柳」(仲畑流万能川柳)。投稿された句は1000万超。掲載された句は十数万。
選者の仲畑さんこの30年間を総括して「モノ・カネ=幸せ」ではないことに
人々が気付いたのが平成だったのでは」と語る。


「割り勘が一番困る消費税」(元年に消費税導入)
「安売りの地球儀に残るソ連邦」(3年、ソ連崩壊)
「ポケベルを鳴らして苦手の席を立つ」(ポケベル普及は5年)


「議員さん被災地に来ても名刺だし」(7年、阪神淡路大震災)
「大蔵がノーパンに行く時代だぜ」(大蔵省接待汚職事件、10年)
「日本海」名を変えようぞ「拉致の海」(拉致被害者5人帰国、14年)


「ヨン様に妻をとられて出前とる」(韓流ブーム、17年)
「芸人じゃないのリーマンブラザーズ」(リーマンショック、20年)
「走馬灯、小泉、安倍に福田、麻生」(政権交代、21年)


「手を合わせ三陸産のワカメ食べ」(東日本大震災、23年)
「つぶやきもでかい声だなトランプ氏」(29年トランプ政権発足)
「カリスマの終わりを告げる鐘ゴーン」(日産ゴーン会長逮捕、30年)
「ともかくも戦争なかった平成は」(31年、平成から令和へ)

平成3題のお粗末。お後がよろしいようで。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月29日 05:20 | コメント (0)


号外は語る。

2019年04月28日

歴史とは「ひとりひとりの無名の人間」がつくるのでしょうか。


「新聞命」の私です。このところの新聞を捲っていますと、
妙に寂しくなりますねぇ。連日、平成の時代を検証する紙面が掲載されますから。
やっぱり、平成という時代に壮年期から老年期を迎えたからなのでしょうね。


「終わり「最後」「お別れ」「去る」「居なくなる」「さようなら」なんて言葉を聞くと、
誰もが虚無感に苛まれるんでしょうねぇ。それって万国共通なんでしょうかねぇ?


毎日新聞に「平成の記憶」と題して、平成の30年間に毎日新聞が発行した
号外がずらりと並びました。(写真参照)

主筆氏は、作家、宮本輝さんの大作「流転の海」完結編の「あとがき」……
7千枚の原稿用紙で何が書きたかったのかと問われれば……
「私は戦後史を書こうとは思わなかった」「ひとりひとりの無名の人間の
壮大な「生老病死」の劇と答えるしかない」との言葉を引用……
血の通う歴史とは「ひとりひとりの無名の人間」のことを指すと言う。


紙面を埋める28枚の号外は、平成の年代記です。
国民的な祝事もあれば理不尽に奪われた命が綴られています。
新聞の号外は、発行号歴に関与しない、文字通り号に数えられない存在です。

号外を紐解きながら、歴史とは詰まるところ「ひとりひとりの無名の人間」の
喜怒哀楽が一滴一滴、大河の流れとなりつくられていくものなのだろう。と、
些か、感傷的な切り口には首を傾げるが、号外が歴史の象徴的断片を扱ったのは事実です。


平成の記憶として紙面に掲載されている号外は28枚。
14年には一年で日韓ワールドカップ初勝ち点。田中氏ノーベル科学賞、拉致の5人帰国と
3回発行された。他にも年間2回発行された年が5年ある。


しかし、一方では平成2、4、6、8、11、12、15、19、21、22、25、27、30の各年には
一度も号外が発行されていない。1年間に何度も号外が発行される年とくらべ、
どちらの年が「無名のひとりひとりが歴史を刻んだのか」
平成の号外を眺めても、主筆氏の論が私にはわからない。


ただ、後2日間で我々市井の庶民にとって「平成の喜怒哀楽を包み去る」のは
疑いようのない事実です。時が最も残酷な歴史の創造者なのかも知れませんね。Goto

IMG_7982.jpg
4/23毎日新聞

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月28日 05:31 | コメント (0)


大型連休どうする。

2019年04月27日

時間を無駄にしないで欲しいものです。少年老い易く学成り難しですから。


有史以来の珍事と申しておこうか。いや、愚策と言おう。
今日から、慶事とは申せ……10日間国民に「働くな」という馬鹿げた超大型の連休が始まる。
あなたは風薫るこの季節……どんな予定を組んでいますか。仕事との折り合いは?


私は4/30と5/1は、出社して積み残しの仕事を片付けようと思っています。
同時に、来し方行く末……31年間の平成を顧みて、新たなる令和をどう生きるか、
そんな大層なことをじっくり考えてみたいと思います。時代の変わり目、良い機会ですから。


新たなると申しても、私の残りの時間は限られ、大方が見えています。
ひとりの人間やれることなど、たかが知れています。
でも、残りの人生でやれることは何か。考えてみるのは良いこと。
その意味では、二日間まるっと考える時間ができるのは珍事と申しておきましょう。


愚策と乱暴な言葉を使いましたが、実はこの連休も無休で働く人たちが大勢います。
取分け、サービス業はかきいれどき、観光地なども大忙しです。
連休に働きたくないと、どこも人手不足、悩んでいる営業所や商店も多いとのこと。


この格差ってどこにあるのでしょうか。
観光地といえば、増加するインバウンドと大型連休で押し寄せる観光客。
そのマナーの悪さ、対応に苦慮することになるのでしょうが。


観光大国の話です。イタリアのフィレンツェやローマなどの主要都市では
マナー違反を罰則する条例が広がっているとか。
日本の場合は多少のマナー違反には、せっかくお越し頂いのだからと、
比較的大目に見る傾向がありますが、彼の地は容赦ない。


フィレンツェでは目抜き通りで飲食すると最大500ユーロ(約6万円)の罰金。
「道端で座って飲食する人で溢れ、通行の邪魔になる」との住民の苦情に答えたもの。
市長も「今後も街を汚す観光客とは戦い続ける」と鼻息は荒い。


ローマでも午後10時以降の路上での飲酒や集団ではしご酒をした人に対し、
罰金を科す条例の制定が予定されている。観光客がトレビの泉で全裸で泳いだり、
スペイン広場にある噴水を破壊したりするなどのトラブルが相次いたからだそうです。


他にもスペインバルセロナでは観光客の宿泊を目的とした施設の固定資産税を引き上げたり、
オランダの首都アムステルダムでも観光客向けの店を新たに開くことを原則禁止したりと、
自治体は住民の不満に敏感に対応している。


観光大国を目指す日本、五輪を機に一層の来日観光客を増やす計画。
欧州の観光立国に悩みも遠からず来る。今から色々考えるべきなのかも。
同時に、日本人観光客のマナーがインバウンドに影響を与えることも、
考えるべきではないか。そんなことを思いつつ、超大型連休にそなえる。


それにしても、まともに連休が取れる人は、せっかくの休みです。
無駄にしないで欲しいと願います。少年老い易く学成り難しですから。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月27日 05:40 | コメント (0)


傘寿の祝い

2019年04月26日

老いてたまるか。坂の上の雲に向かって歩くぞ。


気の置けない仲間と集う異業種の交流会が、今年で40年を迎えました。
40年という月日は、半端ないですね。なんせ昭和の時代に始まったのですから。
何人かが、リタイアし鬼籍に入りました。


世代交代もあり、親子で入会、親しく交流する仲間もあり、
年に5、6回の集まりですが、会うたびにそれぞれが頑張っている姿に触れ、
兄弟のない私にとっては、親戚とか従兄弟会のようなものです。


チャーター仲間のひとりが、傘寿を迎えました。最長老ですが、仕事は現役です。
人生100年時代です。還暦なんて人生の折り返し点、古希でやっと一人前、
喜寿でいっぱし。80歳まで現役で頑張っている人こそが、社会のリーダーです。


卒寿って、還暦や古希ほどには注目されませんが。
超高齢化社会の日本です。これから最も祝意を表す年齢が卒寿です。
卒寿の祝いをもっと広めたいと思います。


卒寿って何色で表現するのか、ご存知ですか。
オールドラガー達は、試合に身に付けるパンツの色で年齢を示すそうです。
60代は「赤」70代は「紫」80代は「黄」そして90代(卒寿)は「黄金」です。
傘寿は黄色ですが、黄金の輝きを得るまでもうひと頑張りせよって、
まだまだ、へこたれるなとの意味も込めて「黄色」なんだそうです。


卒寿氏曰く「身体は随分ヨレてきましたが。気力の衰えを感じることはない」
「まだまだ、私は不完全です。未熟です。未完成だと自覚しています」
「1日に1度は肉を食べ、若い人たちとの語らいにエネルギーをもらい、
卒寿目指して、己を磨いて行きたい」と覚悟のほどを。


メディアの影響もあるのでしょうか、頑張る高齢者が事故でも起こすなら
「75歳まで働かせてるのか」なんて怒りの見出しが踊る時代だが、
一方では人手不足が社会問題化し、もう一方では「働く高齢者」を認めない。
如何にもチグハグではないでしょうか。


「時間も意欲もある人なら、75歳なんて言わず、傘寿まで働かせろ」
傘寿にして、意気軒昂な仲間の声に、古希の私としては、ウカウカしてられない
背筋をピンと伸ばして、「坂の上の雲」に向かって歩みたいものです。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月26日 05:14 | コメント (0)


考える力

2019年04月25日

AI時代、人間に必要なことは。                    

東大や京大の生協、書籍販売で毎年上位となり、
ロングセラーとして上梓以来読み続けられている本をご存知ですか。
国立大の生協を覗いたことのない私には分かりませんでしたが。


お茶の水女子大学外山滋比古名誉教授(96)が36年前に世に問うた「思考の整理学」です。
学校での教育は、これまで主に知識を身につけることとされています。
もう一方では、考えることについて学校は教えてこなかった。


その結果、小学校から大学まで学び続けても、教育されないのですから、
多くの人は「考えたことがほとんどない」……考える能力を身に付けないと、
これからの産業革命以来のIT革命をベースとした「AI」「IoT」時代に生き残れない。


AI(人工知能)の発達は「考えること」の重要性がより高まっています。
例えばひと昔前迄は金融機関に就職するのは学生のステータスでした。
なぜなら、身に付けた知識がもっとも役立つ職場だったからです。


でも、今や金融機関はリストラの嵐です。人間が身に付ける知識程度は、
全てAIが代行して働いてくれるからです。これからの時代、人間がAIと競い、
張り合うことに何の意味もありません。金融機関が必要なのは
「考える力」を持った人材です。今後は金融機関だけではありません。全ての産業が。


外山先生は「忘れてはならないのは人間は本来、考える力を持っている。
赤ちゃんは生まれてからしばらくの間、いろんなことを覚えていくのはこのためだ」と
そもそも人間には考える能力が備わっていると。


考える力はどのように身に付くのか。
自分で考え、失敗を重ねることではないか。と、
「思考の整理学」は教えるのだが……


私はもう頭に入らないくらいの知識や教養を詰め込むこと、
それを努力というのですが、努力こそが考える力を身に付ける方法だと
思っているのですが。それにしても、忘れるスピードの速さには泣かされます。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月25日 05:30 | コメント (2)


大学トップ、新入生に何を。

2019年04月24日

親が入学式に付き添う時代です。式辞もやりにくいのかも。


時代が変わるようだが、トップの式辞には変化を感じないなぁ。
大学の入学式、親が同行するのは出席学生(97.6%)の内、74.6%で
10年前に比べ9.8%増えたそうです。


大学側は席の確保に苦慮、「学生ひとりにつき保護者2人まで」と制限したり
別会場に映像を中継したりで「入学式狂想曲」って感があります。
インターネットで配信する大学も増えているのだが、意外に見られていなくて、
リアルに会場に足を運びたがるそうです。


大学の入学式は新入生のためというより「ここまで共に頑張った親のため」でも
あるのですが。私が古いんでしょうが幼稚園じゃあるまいし、
親に付き添われて、入学式じゃ、いつまで経っても子離れも親離れもしない、
軟弱な人間しか育たないのではと、些か危惧します。


そんな影響もあってなのか。トップの式辞。
新入生向けというよりも、親や社会に向けての内容が多い気がします。
「やるかやらないか迷ったら、やってみる勇気を持て」明大学長。
別段、学生じゃなくても、最近の保守的な社会風潮に言えることではないか。

「現地や現場に足を運び、現実を自分の目と肌で感じる姿勢を身につけてほしい」
農学部が新設された福島大の学長。営業活動の要諦ですがねぇ。
「自ら課題解決する気持ちを強く持ってスタートを切れ」帯広畜産大の学長。
ソリューションブームの金融機関の入社式みたいです。


「逞しい知性としなやかな感性を育め」早稲田大総長
「多様な人々と関わり、異質さを受け入れながら行動することが不可欠」東大総長
親を意識して、こんな人間に育てたいとの願望を滲ませての発言ですね。


どの式辞も「ごもっとも」「その通り」だと思うのですが、
時代は変わるのです。いや、まさに蒸気が大量生産を可能にしたように、
電力が夜を昼に変え24時間体制を敷いたように、第4次産業革命は、
労働の価値感は元より生活様式をも根本から覆します。


そんな激変に対しどう生き、どう学ぶのか、来たるべき社会への
心構えに言及する言葉が聞けないのが残念です。
ひょっとしたら、大学のトップって、もはや学者では難しい時代に入ったのではと
思わずにはいられないのですが。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月24日 05:25 | コメント (0)


万葉集

2019年04月23日

数十首の勇ましい歌が軍国主義に利用されたんですね。


「令和」改元まで1週間です。
色んなことを研究している学者がいるものだと、感激しました。
朝日新聞の文化欄に……万葉集を研究しているから付けられるのでしょう、
「万葉学者」と形容が付く東大の教授のコメントが掲載。なかなか興味ある内容でしたので。


安倍首相の新元号発表談話で「万葉集は天皇や皇族、貴族だけでなく、防人や農民まで
幅広い階層の人々が詠んだ歌が収められている」と語られたが、実際は「貴族など
一部上流層にとどまったというのが現在の研究では通説」とバッサリ。


万葉集に収められているのは4500首余り、そのほとんどは男女の交情や日常を歌っている。
明治以降、近代国家を目指す上で国家と一体化した「国民詩」が必要、
そこで庶民には無名に近かった万葉集が、奈良時代に編集されたとして
「わが国の古典」の王座に据えられ、国民意識の形成に利用された。


その中で数十首、勇ましい歌があり、昭和の戦争期に拡大解釈され、意図的に使われた。
「海行かば水漬く屍 山行かば草生す屍 大君の辺にこそ死なめ顧みはせじ」は
「海行かば」と題して軍歌として、軍国主義に利用された。


「海行かば」は天皇を思い死んでいった兵隊を讃える軍歌とは知っていたが、
万葉集から引かれたとは知りませんでした。なるほど、権力とは時として、
歌をも使って人心を掌握するものですね。


いや、万葉集の歌が戦前の軍国主義だけに利用されたのではない。
戦後左派陣営も国民歌集「万葉集」の復興を歓迎、国の強制に対し防人がどのように
抗ったのかを、父母と別れる悲しみを詠んだ歌を引くことで利用した。


万葉学者は、「平和時も万葉集を「天皇から庶民まで」の作が結集された
全国民的歌集であるかのように想像すること自体が、国民国家のイデオロギーではないか」
との学説を唱える。そう解釈すれば、なるほどと納得ではないか。


万葉集は1300年の時を経て現存し、人の心を浮き立たせることこそ、
評価すべきで、都合の良い歌を引用して政治利用した歴史をも知るべきではないか。
それにしても、私の人生に利用できる歌があるかも知れない。


一度「万葉学者」の話を聞いてみたいものです。
エッ……4500首に目を通して勉強しろですって。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月23日 05:22 | コメント (0)


かかりつけ薬局

2019年04月22日

医薬分業が破綻したと、なぜ、メディアは指摘しないのか。

気が付きませんでしたが、この国で一番多い小売店は
セブンイレブンやローソンなどのコンビニ3強の5万件だと思っていましたのに、
それよりも多いのが調剤薬局の6万件だそうです。そんなに薬局って………凄い数ですねぇ


いつのまに、どうしてこんなに増えたのか。
1974年っていうから、45年前にさかのぼる。病院内の薬局は病院と同じ経営、
薬を出せば出すほど儲かる「薬漬け医療」と揶揄された。


当時の厚労省、これでは薬代で医療費がパンクする、そりゃ何とかせねばと……
病院が外部に発行する処方箋の価格を一気に5倍引き上げ、利益誘導で医薬分業を推し進めた。
その結果、病院前に門を構える「門前薬局」が増殖、今や6万件です。
そう言われれば、大病院の前には調剤薬局が軒を連ねていますね。


「医療費」が18年度が42兆円で次年度45兆円の予算が組まれました。
なんとまぁ、バブルじゃないですか。この多くは「薬代」です。
片方では、長時間労働で疲弊する勤務医がいれば、もう一方では、
病院周辺に1人で独立して患者が1日30人もくれば年収1000万以上は当たり前
の門前薬局が繁盛する。(日経3/27朝刊)


厚労省が45年前に「薬漬け医療」根絶で、医薬分業を推し進めた結果。
大量に「薬局長者」を生み出したことになる。なんとも皮肉な話ではないか。
そこで、またまた厚労省、場当たり的な方針を打ち出した。


独立した建物なら、病院の敷地内に薬局を出店しても良い。(16年の制度改革)
患者を門前薬局には行かせないようにと。だったら45年前の医薬分業はなんだったのだ。
それと、全薬局を25年までに「かかりつけ薬局」にすると新機軸を。(18年制度改革)


かかりつけ薬局って、なんだ。主治医ならかかりつけ医院ってことだが、薬局とは?
患者の病歴や服薬歴を把握し、健康の相談窓口にすることで、無駄な診療や
処方の削減につなげ、地域住民の健康を見守る役目を薬局に担わせるって方針だそうな。


なんだか、わけがわかりませんね。門前薬局が高利益をあげていることが問題ではなく。
その原因は、医療の側が乱暴な処方をしていることにあるのですが、
薬局で防ごうという方針です。変じゃないですかねぇ。本質は薬代が高すぎるってことでしょ。


だったら、薬価を下げれば良いではないですか。
そうすれば「医療費」は下がります。同時に医療費負担を上げれば、
患者の側が「薬漬け」に気がつくのではないでしょうか。
(処方された薬って、3分の1が捨てられてしまうんですってねぇ)


超の付く高齢社会です。老いれば身体のあちらこちらにガタが来ます。
医療にお世話になる率は益々上がります。だからといって、
野放図に医療費が増えて良いのでしょうか。


私は思います。厚労省にも責任はあるのでしょうが、やはり政治です。
政治が、国民の耳に痛い政治をやらない限りは、小手先の制度をいじっても
なんの解決にもなりませんね。その証明が医薬分業の破綻ではないでしょうか。


人口1億2千万人、医療費45兆円です。とんでもない額です。
この国は国民の病気に付け込む人たちにとっては天国ですね。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月22日 05:07 | コメント (0)


数理資本主義の時代

2019年04月21日

数学脳を鍛えるには教育の元から変える必要があるのでは。


私は毎朝ブログを書いている。右脳なのか左脳なのか、それとも前頭葉なのか
脳の構造がどうなっているのか、雑学程度にしか知らないが、
10年以上毎日ブログを書いていると、脳のどこかで、ブログを書くことが
習慣化されたらしい。だから、今朝は書かぬという選択肢はないようだ。


私は文系の人間であると、自分で思い込んでいる。
理由は、子どもの頃か、学生時代かも定かではないが、
算数から数学になる頃、「私の頭の構造は数字に不向き」だと
授業に首を傾げることが多くなったころに自分で決めしまったからだ。


本音は、数学の教師にろくな奴がいなかったからだと言いたいのだが。
「微分積分」や「線形代数」「確率論」などの難解な数学の基礎学力を
身に付けねばならない高校時代に、私大の文系には数学が試験科目にない。
無味乾燥な数学を勉強しなくて良いそんな受験制度とが重なり、
数学と疎遠になっていったのではと、回顧する。


今年に入り、経産省が「数理資本主義時代〜数学パワーが世界を変える」という
報告書をまとめ発表した。その冒頭「第一に数学、第二に数学、第三に数学」
「あらゆる場面でデジタル化が進む。社会は数字によって形作られつつある」
「数学が国富の源泉」だと数学第一主義的な言葉が溢れる。びっくりです。


日本が1990年代以降のIT革命に乗り遅れたのは、日本の教育が数学を
ないがしろにしてきた、そのツケが原因だといわんばかりの数学礼賛です。
経団連も文理系の枠を超え大学で数学を学ぶべきと官民挙げての数学溺愛です。


「第4次産業革命」の中核はAIやビッグデータと呼ばれる膨大なデータを使う。
不足する「AI人材」をなんとかとの思いに理解できないではないが、
人材育成は「1日にして為らない」時間が掛かる。


小学校の算数から組み立てねばなるまい。そして、教師の教育です。
数学の基礎知識のない文系卒が教師をやっている。教える体制ができていない。
高校生の6割以上が大学へ行く時代です。そのうち75%が文系。
その構造の中で、文系大学に数学の授業を取り入れるだけで、
どうして数学人材が育つのか。大いに疑問です。

私は思います。長期と短期に分けるべき。長い目で教育全体を見て
数学に重点を移す施策を講じるべきだが、文科省にできるかが問題です。
それと、今、理系の学生への教育を強化する。そのための支援を惜しまないことで、
即戦力を底上げすべきではないかと思う。

第4次産業革命は奥が深いです。数理資本主義の時代は簡単に
次へと移行しないのだから、じっくりと構えるべきだと思う。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月21日 05:04 | コメント (0)


つくりかえる。日本!

2019年04月20日

「元気な地方なくして日本の再生なし」地域の広告会社の役割を学ぶ。

昨日・JLAA(一般社団法人・日本地域広告会社協会)
2019年度総会が東京・大森で開催されました。その報告を。


JLAAは2002年、日本全国の広告会社32社が日本のふるさと京都に集い、
「地域の経済を活性させるために地域に根を張る広告会社が力を合わせよう」
そんな熱い思いで結成されました。


いわゆる地域、地方の広告会社の連合体です。
現在、日本全国47都道府県に組織され、会員数は75社(正会員61社、
賛助会員14社)で構成されています。


私の知る限り、全国47都道府県に組織された広告会社の集団はありません。
広告会社の使命のひとつは情報を取り扱うことです。
その意味では、この国で唯一、日本全国の津々浦々の様々な地域情報を
瞬時に知ることのできる組織です。


JLAAは毎年、4月に総会を開き、一年間の活動方針を決めます。
今年は平成から令和に元号が移る時代の節目の年です。


「元気な地方なくして日本の再生なし」と政府は地方創生を施策の柱に据えています。
地域に根を張る広告会社の役割として「地方をつくりかえる」ために行動せねばなりません。


時代は第4次産業革命、社会は劇的に変化します。
そのためには、我々自身を「つくりかえる」必要に迫られています。


そして、何よりも、広告の仕事に携わる一人ひとりが社会人として
「自分と自分の周りの人々の幸せのために生きる」そのための哲学を持つべく
「自らをつくりかえる」必要があります。
そんな意味を込め、今年のテーマを「つくりかえる。日本!」としました。


基調講演では「地方創生と広告の役割」と題して事業創造大学の伊藤総子教授に、
JLAAが取り組む「観光マーケティング実務責任者養成事業」の講師をお願いしている
山下真輝氏に「観光の実態」について講演を頂きました。


他にも10社からの成功事例報告がありました。
全国組織です。総会は、せっかく全国から集まって頂いたのです。
あれもこれもと盛りたくさんのプログラム。
私の頭も「つくりかえる。日本!」への覚悟で満たされました。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月20日 05:46 | コメント (0)


フェイクニュースに厳罰

2019年04月19日

国民の知的レベルが民主主義を醸造させるのかな。


日本はとても良い国です。ネットで何を発言しようが、ウソを言おうが、
基本的には罰せられることもなければ、批判されることもない。
言いたい放題、書きたい放題の国です。


それを逆説的に申せば「憲法で表現の自由が保障されている」ってこと。
つまり、どんな劣悪な内容であろうと、他人を傷つけようと、
「表現の自由」は認められるってことです。私には理解できませんが。


最近、東南アジア諸国では、フェイクニュースは国家を混乱させる。
放置してはいけないと、シンガポール政府では虚偽と判断した情報には
削除や訂正を求めることができ、個人にも最大で禁錮10年など
厳しい罰を科す法案が国会に提出された。他の国々も追従する動きが活発になってきた。


こんな、偽ニュース規制の動きが見られると、
途端に、そもそもシンガポールは報道自由度が低く、交流サイトなども広範に
規制している国。この新法が通れば、言論の自由が更に規制される懸念があると、
法案成立を危ぶむ声があがる。


そりゃ、何が真実でウソかを見極めるのは難しい。しかしその裁量権を
政府が握っているのには疑問だが、誰かが、チェックせねばならない。
であれば、時の政府が見極める以外に方法はない。


マレーシアでも前政権が18年4月に「虚偽情報を発信した個人や企業幹部に
罰則を科す「偽ニュース対策法」を駆け込みで成立させた。
政権交代後、マハティール首相は同法案の廃案を目論んだが、上院が否決、
廃止は暗礁に乗り上げたまま、対策法は通過したままで規制される。


私は思う。「表現の自由」がないような国を民主国家とは言わない。
しかし「偽ニュース」を放置する国を法治国家とは言えない。
欧米でもアジア諸国と同様に偽ニュースの対策や調査を進めている。


そうなると、日本はアジア諸国のような「規制」に取り組むこともせず、
欧米の出方を待ってどうするかを決めることになる。何とも軟弱である。
果たしてそれで良いのか。それで良いと思う。


なぜなら、民主主義国家を標榜するとは、身勝手をも認め、
迷惑をも肯定する主義だからです。偽ニュースであるかどうかを見極めるのは、
所詮は、国民の裁量にあり、国民の知的レベルが問われるモノであって、
国家が介入する手合の課題ではないからである。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月19日 05:44 | コメント (0)


5G時代

2019年04月18日

どんな夢が可能になるのか。ワクワクします。


いよいよ、次世代高速通信規格「5G」が始動する。
総務省はドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの4社に電波を割り当てた。
通信4社は5年以内に全国4500区画の50%以上に基地局を設置することになる。


5Gの説明をするつもりはないが。
割当にあたって総務大臣は「5Gは21世紀の基幹インフラになる。
これまでの新幹線網や高速道路網に匹敵する」と見解を述べた。


具体的に何が起こるのか。
今考えられることは、AIやIoTといった「デジタル経済」が急進し、
生活や産業に浸透する基盤となる。


1、無数のセンサーと大量の情報のやり取りが瞬時に可能になり、
運転者が見えない場所の障害や道路状況の情報などが解析され、
安定した自動運転技術が進む。


1、土木・建設現場の無人建機などが精巧に遠隔操作が可能になる。


1、大量の情報を送ることができるので医療診断のみならず遠隔手術も可能になり、
医師不足の解消につながる。


1、高精度な画像がデータの主流となり、臨場感溢れるスポーツ観戦や
ゲームなど娯楽業界も様変わりする。などなど日常生活を根底から変えることになる。

英国の調査会社は5Gが日本のGDPを今後15年間で55兆円は押し上げると試算する。
第3次産業革命と言われるIT革命を経て第4次産業革命が現実のモノとなる。


現時点で、日本は5G先進国といわれる米国や中韓国に遅れを取っているが、
この電波割当で、日本各地に基地局が誕生し、2年以内には全都道府県で
5Gサービスが開始される。


今後、5Gがどんな社会を生み出すのか、どんな夢を可能にしてくれるか。
我が社もIoP(インターネットオブペーパー)という考え方で、
紙のメディアを全く新しい情報ツールに変えてみたいと思っている。
日本で5Gが動きだす。ワクワクしませんか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月18日 05:08 | コメント (0)


コンビニ無人化を

2019年04月17日

加盟店オーナーは経営者か労働者か。中小零細企業の立場を。


先日、「働き方改革」に苦言を呈するのはやめた方が良い。
今の若い人は、敏感で経営者の古典的な労働感覚には、嫌悪感を持つからだと。
弁解するつもりはないが、私の思想は常に「働く者」の立場に立つことで、
一貫しているのですが、誤解があれば不徳の致すところです。


コンビニの話です。24時間営業を基本とするのが、コンビニのビジネスモデルです。
しかし、加盟店から人手不足で年中無休、24時間営業を維持できないとの悲鳴が。


日本全国で6万店、17年度の売上は11.8兆円。公共料金の収納代行を始め宅配便や
通販商品の引き渡し、金融機関のATM、震災時には支援拠点も兼ねるなど、
今や社会インフラとして、国民生活の根幹を為すに至っています。


経営形態や実態を把握しているわけではないが、加盟店の収益構造が悪化していると聞く。
粗利からロイヤリティーや従業員の賃金や光熱費などを支払うと、オーナーの収入は
限られ、夫婦で働いても年収500万には届かないことも珍しくない。(日経)


店を維持するには、従業員がいなければ、年中無休、24時間を夫婦で回すことも。
これって、過重労働、長時間労働ではないか。経営者だから、いやなら辞めれば良い。
そんな乱暴な話ではない。「働き方改革」の日の当たらない場所ではないだろうか。


私は思うのです。この国は中小零細企業や個人商店が根底を支えています。
コンビニの加盟店も、昔で言えば、街のどこにもあった八百屋や雑貨屋です。
店主と家族が支える「三ちゃん経営」です。


その個人商店のビジネスモデルに全国一律、年中無休、24時間営業を
強いるには土台無理があるのではないでしょうか。だから加盟店から造反者がでて、
各本部とも24時間営業を見直す方針を表明し、コンビニの有り様が問われていると、
申し上げたいのですが……


私はこのビジネスモデルを堅持すべきではないかと思っています。
ここは辛抱のしどころ、コンビニは装置産業です。
愛想の良い接客係りがいて、売上が上がるのではありません。
客が食品や日用雑貨品を必要なだけ、必要な時に買い求める便利な場所です。
例え、それが深夜であろうが、早朝であろうが。その理念を変えてはいけない。


人手不足なら、無人のコンビニを増やせば良い。そうです。IT化を急ぐのです。
もちろん、チェーン店本部と加盟店のFC契約は見直す必要はあるでしょうが。
1920年に米国で誕生したコンビニの形態は、日本で独自に花開きました。
今や日本式コンビニは世界に広がっています。


この国はIT化に乗り遅れています。しかし、リアルなIT化は、ロボットに見るまでもなく、
世界の先端を走っています。であれば、コンビニは無人であるとの、
状況を作り出すことが重要な課題であって、ビジネスモデルを変更させるのは
よくない。むしろ、無人化が当たり前になる端境期にあるのではないでしょうか。


加盟店オーナーに福音をもたらす、コンビニ無人化を急いでもらいたい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月17日 05:57 | コメント (0)


小女子(コウナゴ)漁

2019年04月16日

海の異変、食卓に並ぶ、魚に感謝の心を。


海なし県の生まれです。海には憧れますが、海の知識が乏しい。
取り分け海の幸のことはほとんど知らない。ですから、海魚には興味があります。
愛読紙、石巻日日新聞(いしまきではありません。いしのまきひびしんぶんです)
なぜ「の」が入るのでしょうなんて思っている政治家が考え込んでいるでしょうねぇ


地名とか人名の読み方は難解なものがありますが、それ以外の読み方は間違いです。
ですから、間違えたとしても許されるのですが、この人は憎まれっ子なんですね。
(それが許されなくって、大臣更迭、今は布団を被って寝ているとか。可愛そうですね)


4月8日付朝刊で1日解禁となった「春を告げる魚」といわれる……「小女子」
(コウナゴと読みます)が1週間経っても水揚げなしの異変で、石巻魚市場は沈痛。
そんな記事が掲載されました。でも、翌日の朝刊には出漁した4隻の内、
南三陸町の漁船1隻が漁獲。100キロが市に立ったと報じられました。


コウナゴはメロウドの稚魚。生食のほか、釜揚げやちりめんじゃこ、煮干し、
佃煮として、食卓に並ぶ。産地は全国の近海ならどこでも獲れる。
12月から1月に海底の砂に産卵、3月下旬、3センチから4センチに成長漁獲される。
水温の高い夏場は砂に潜って夏眠するそうです。(生き物って面白いですね)


漁法は船曳網で、桜咲く頃に漁が始まる。だからコウナゴ漁は
「早春の風物詩」といわれるそうな。
石巻魚市場でも解禁から1週間魚影が確認できず……原因が問われるが、
仙台湾よりも南の漁場でも伊勢湾で4年連続禁漁になるなど資源量不足が顕著。

海のことはさっぱりだが、石巻魚市場でのコウナゴの取り扱い数量は震災前の
22年で2300トン。29年こそ2460トンと好調だったが、28年960トン、
30年に720トンと極端な不漁にみまわれ実に不安定な漁獲になっている。


石巻日日新聞が時に触れ伝える、イカなどの漁獲量情報で、
度重なる魚介類の不漁に、地球温暖化とは申さないが、海の異変が伺われる。
だからどうだと言われても答えに窮するが……水産資源の大切さを感じる。


ちりめんじゃこの「小女子」を頂くにも一匹、一匹、漁師の思いを、
海に生きる人たちの思いに心を馳せねばと思う今日この頃だ。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月16日 05:56 | コメント (0)


スーパーカミオカンデ

2019年04月15日

「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」に行ってみようと思う。

「世の中って、わからないことだらけだよ」
「ちょっとぐらいモノを知っているからって、知ったかぶりするんじゃない」
NHKの人気番組「チコちゃんに叱られた」ような話ですが。


薬学の研究に没頭され、卒寿を超え、なお意気軒昂……今尚、チャレンジ精神旺盛な……
尊敬する薬大の名誉教授から40年以上前に頂いた「教戒」です。
本当にそうですよねぇ。だから、生きていることが新鮮なのかも知れませんね。


わからないと言えば、何度説明を受けてもわからないことがあります。
このわからないは、わかっていることですが、私の頭が悪くてわからない話ですが。


何をやっているのかの説明を一言で言い表わすと
「人間を形成する元素がどのように生成されてきたかを理解する研究」だそうです。
別段、「存在しているかどうか考える」ことができれば「存在している」のだから、
その元素がどうだって良いのではと、文系頭では思うのだが。


宇宙物理学の分野では、いくつか存在が確認されたニュートリノを
更に解明する必要があるようで、岐阜県の飛騨市に世界最先端の
宇宙物理学の研究拠点「スーパーカミオカンデ」がある。


市井の人々が「スーパーカミオカンデ」の研究内容を少しでも理解することが、
研究者たちにとって予算や寄付が得やすいと考えたのか、
それとも、興味を持つ若者が増えることによって、底辺が広がると考えたのか、
真意は定かではないが。


このほど、飛騨市に素粒子観測施設「スーパーカミオカンデ」の仕組みを
解説する科学館がオープンした。目的は「難解なニュートリノ観測の仕組みを
映像やゲームで分かりやすく解説、誰にでも(特に子供たち)興味を持ってもらうため」


施設名は「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」、内部には巨大シアターも備えられ、
超新星爆発で発生したニュートリノを観測する様子を宇宙船からの目線で解説する。
「スーパーカミオカンデ」の施設内に約1万1千個ある直径50センチの
「光電子増倍管」も展示されている。


鏡反射させて撮影すると「スーパーカミオカンデ」内で撮ったような写真も撮れる。
重力波を観測する大型装置「KAGRA」の仕組みを解説する動画も見られるそうな。
飛騨市なかなかやるではないか。


宇宙物理学の研究を解説する「科学館」。わからないことに、尻込みしないで、
薬大名誉教授のように、チャレンジ精神で、一度、飛騨市に見学に行ってみよう。
それと、飛騨一円で発行する我が社のハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌
「SARUBOBO」で、ひだ宇宙科学館を紹介をして、飛騨の子供たちに興味を
持ってもらうようにしよう。それが地域みっちゃくの情報誌を発行する使命だから。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月15日 05:35 | コメント (0)


不治の病巣

2019年04月14日

政治は国民のレベル以上にはならない。


取り立てて、取り上げる話題でもないのですが。
全国紙各紙が社説でも取り上げるのですから、私なりに考えてみました。
何となくこの国の政治の病巣が見て取れましたので。


読売「1強の緩みが蔓延している」朝日「守り続けた責任は重い」
毎日「半年余も守った罪は重い」日経「年功序列で閣僚になる時代は終わった」
何のことか、お分りですね。そうです。五輪相が更迭された件です。


そもそも論ですが。五輪相などという大臣が必要でしょうか。
五輪は文科省(スポーツ庁)が担当すれば良いではないですか。
五輪は一過性のイベントです。現実は東京五輪組織委員会と東京都が仕事をしています。
その体制で官邸がフォローすれば、何の問題もありません。


内閣改造の度、真っ先にすげ替えるってことは、そもそもどうでも良い大臣ポストです。
つまりは、自民党総裁選の論功行賞人事のための大臣です。
それを朝日は年功序列「入閣待機組」と表現し、「滞貨一掃」と日経はいい。
毎日は「在庫一掃」と書いています。そんなこと、書かなくても国民は分かっています。


私は2点指摘します。
この五輪相、竹下派を脱会、その後二階急増新興派閥に吸収された。
その結果、二階派は自民党第四派閥に格上げ、総裁選のキャスティングボードを握った。
そうなんです。竹下派も二階派も政治は数の論理と権勢を振るった田中派の流れです。
そもそも、五輪相は員数合わせの陣笠議員なのです。


二階派に入会する際、大臣ポストのカードが切られた、その結果の五輪相なのです。
ですから、日本政治は、自民党派閥政治だという証明です。
親分が愛い奴だと思えば、どんなポストでも適材適所なのです。
これで良いのかと、問われば、良いはずはないのですが………


本質はもう一つの点にあります。
政治家を選ぶのは、国民です。政治は国民の民力以上でも以下でもない。
誰が、彼を選んだのか。誰が彼を7期衆院に当選させてきたのか。
本当に問われなければならないのは、彼を当選させている選挙民ではないでしょうか。


政治家が劣化していると、新聞は論陣を張ります。
しかし、現実は政治が家業として世襲化されています。
それもこの国の政治の特徴かも知れませんが、選ぶのは、全て国民です。


五輪相は世襲ではない。叩き上げです。選挙民にはそれが魅力だったかも知れませんが、
この更迭問題はこの国の不治の病巣が露呈しただけです。
如何にも淋しい限りですが。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月14日 05:54 | コメント (0)


自分と向き合う

2019年04月13日

100キロウォークにウルトラマラソン100……悟りが開けるのかなぁ。


毎朝ウォーキングを続けています。
50歳代最後の年。当時は人生80年代。今は100歳時代なんていわれますが。
私は大器晩成型。大して取り柄のないまま、ここまで来ましたので、
自分でそう言い聞かしているだけの空大器ですが。


でも、80歳過ぎまで生きるとすると、まだ20年以上ある。
であれば、能力がない人生の勝負は還暦からだと考えれば、これからだ。
暴飲暴食を控えて、とは、なかなか行かない。であれば………
もともと朝は強いので、朝ウォーキングをすればと思い立ち。


2007年。7月29日。日曜の朝、約40分ほど、長良橋のたもとまで歩いてみました。
それから、出張で岐阜にいない日を除き、雨にも雪にも、夏の暑さにもめげず、
毎朝歩いています。最近は1時間以上、故郷の四季を楽しみながら、
途中でストレッチなど挟み、生活の一部に組み込みました。


というのは、格好付け過ぎで。本音は、趣味のゴルフで、気の置けない仲間たちに、
ドライバーの飛距離で負けないように。オーバードライブして、優越感に浸りたい。
そんな邪心と意地で歩いています。


10年続けているおかげで、彼らの飛距離が落ち……飛ばなかった私が
現状を維持しているからなのでしょうか。最近は、何度か追い越すこともあります。
継続は力なりと申しますが……ゴルフの飛距離はわかり易いバロメーターです。
「老いに抗う」には、毎日身体を動かすことの大切を実感しています。


ウォーキングといえば、最近、「100キロウォーク」が人気です。
一昼夜かけて決められたチェックポイントを制限時間内で100キロ歩く競技です。
参加者の声を聴くと「100キロ歩くのは自分との戦い」「棄権したい気持ちを抑え
完歩するという強い意志を持って自分と向き合う時間ができる」


「100キロ歩くと、これに勝る体力的に苦しいことはありえない」
「何があっても大丈夫という気持ちになれる。100キロウォークという
ワクチンを打ってもらうようなもの」とスポーツというよりも、
「歩く行為」で精神を鍛える人間修養なのかもと、参加者は。

人間修養のウォークとは別に、100キロを走る「ウルトラマラソン」も年々人気が
急上昇しているとか。こちららは文字通り、体力の限界にチャレンジですね。
全国で94大会が開かれていて、エントリーは5万人を超えるとか。


なぜ、100キロも走るのか。走者はいう「長時間、自分と向き合い、
自分と対峙するために」だそうです。立派ですねぇ。


そう言われれば、私のウォーキングは1日の平均距離は3キロから4キロ。
10年以上、1日3.5キロ歩いたと計算するとざっと13万キロ歩いたことになる。
これだけの時間と距離を自分と向き合っている私ですが、
一向に人間修養も己の限界を悟ることもできないのは、どうしてでしょうかねぇ。

今朝も懲りずに歩きます。仲間たちをオーバードライブすべく。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月13日 05:44 | コメント (0)


シルバー割引

2019年04月12日

肉を食べて健康で長生きできれば、社会貢献ですね。


1日にげんこつ一個分(50グラム)から手のひら分(100グラム)の
肉を食べるようにと勧めるのは、健康長寿医療センターの管理栄養士さん。
「高齢者は活動量の低下や噛む力の衰えなどから肉を食べなくなる傾向にある」


また「コレステロール値や生活習慣病を気にして肉を避ける人も多い」
だが、牛などの赤身肉はタンパク質や脂質、鉄分などを効率よく摂取できる優秀な食材、
毎日肉を食べようと呼びかける。


この際の高齢者とは70歳以上のことらしい。
と言うことは古希を過ぎた私のことになる。
我々の世代には、毎日肉を食べるに抵抗感がある。
なぜなら、子供の頃から「肉は高価」であり、特別な日に食べるもの。
すき焼きなんて、大晦日。ステーキなんて入学式か卒業式ぐらい。


牛肉の細切れやスジ肉がカレーライスに入っていたら、オゥと唸ったもので、
成人病を恐れて食べないのではない。肉を毎日食べる習慣がないのである。
でも、栄養士さんが言うまでもなく、「元気ハツラツ」で過ごすには、
栄養価の高い肉類を食べるに越したことはない。


私はそんな時代を経てきたこともあり、肉よりも魚党であったのだが、
最近は努めて肉を食べるようにしている。
世の中は実によくできていて、世相に敏感。実に商魂逞しい。


高齢者に肉が良いとなると、「高齢者割引」の焼肉店が続出。
大手のチェーンでは2時間95品目食べ放題3866円だが、50代は1割引。
60代で2割引、70代だと3割引になるそうな。


焼肉店に足を運ぶ機会がほとんどないある70代の夫婦。
「3割引は年金生活者には優しいサービス」と大喜び「また来たい」と、
店の狙いは、ピタリ。高齢者の焼肉割引(シルバー割引)は一大ブームになるのではないか。


超高齢社会である。肉食の高齢者が増えて、健康で老いるならば、
高騰する医療費の削減になれば、それは大いなる社会貢献ではないか。
我が街には、焼肉高齢者割引の店はないが、げんこつ一個分の肉を毎日食べよう。Goto



投稿者: 後藤 日時: 2019年04月12日 05:12 | コメント (0)


産業天気予測

2019年04月11日

新聞が示す産業天気図に、明日の打つべき手が見える。

景気と産業、そしてトレンドと申しますか、世相をこれほどまでに、
鮮明にする面白い調査はないと思うのだが、みなさんはどう思われますか。
日経新聞が主要30業種の生産、販売、操業率、収益などから
担当記者が判断した四半期ごとの業界天気図のことです。


面白いなんて申すと、お叱りを受けるかも知れませんが、天気予報に見立てた
「産業別の景気予測」です。今回発表されたのは2019年度の第一四半期、
4月から6月の予報で、見通しが明るい産業が晴れで、暗いぞ、と評価できるのが雨。
その間に薄日、曇り、小雨の三段階があり、5段階評価です。


全体的には30業種の天気図を点数化して集計した「日経産業天気インデックス」
なるもので総評され、3四四半期連続で悪化、17年1月から3月期以来の低水準にあります。
日本経済の19年度、第一四半期の天気図は、試練の時を迎えて、曇りから雨模様でしょうか。


広告市場との絡みで個別にみてみましょう。
我が社の業界。広告はネットとテレビ、市場規模が逆転、
(ついにその時が来たか)スマホ向けの動画広告が牽引するだろうで、薄日だそうです。
私の感覚では、米中貿易戦争で景況感の悪化が懸念されます。
経済全体の冷え込みで、広告マインドが低下、曇りから小雨じゃないかそんな思いです。


晴れ晴れ産業の代表格は、もちろん旅行・ホテルですね。インバウンドに加え
10連休で特需、ホテルの新規開業が主要都市で続く。そりゃ晴れの二重丸でしょう。
アミューズメントの分野も晴れですね。若い人は大概がゲームで暇潰しですから。
でも、端末機器のみならず、十八番のゲームソフトも中韓に追い上げられています。
いつまで晴れの天気図が続くやら。


晴れは他に二つ。建設・セメント、当然でしょうね。五輪バブルに続き
東京都市の再開発案が目白押しとか。それになんといっても、「強靭化」対策で
公共投資は増えざるを得ないですからねぇ。我が世の春、建築業ってとこでしょうか。


もう一つは人手不足、多様な業種で派遣社員の需要が堅調に推移しています。
そうです。4月から働き方改革関連法案が施行され、残業時間に上限規制が導入、
追い風でしょう。人材派遣の分野は。三重丸の快晴ではないでしょうか。
少なくとも、AIが仕事するようになるまでは続くでしょうねぇ。


雨から小雨に先が見えて来たのが、紙・パルプの業界。
成長著しいアジア地域で紙の需要が拡大傾向にあります。
それが背景なんでしょうねぇ。そりゃ独禁法に引っかかるのではと思うほど、
一斉に供給を絞り、印刷・情報用紙などの価格改定(値上げ)に踏み切ったのですから。
これも業界の経営努力ってことでしょうか。


他にも電力は雨だろうなぁとか、中国向けの輸出業種も雨かなとか、
なるほどと思う分析が示されていますが。新聞の予想はそこまでです。
さて、雨ならばどうすれば曇りにするか。曇りなら、どうやって晴れにするか、
産業全体がどんな天気予報かがわかることは、次の手が打てるってことです。


日経新聞が予測してくれたのです。
広告業界の予測がわかった以上は、我が社の新年度、打つ手は明確です。
新聞って凄いと思いませんか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月11日 05:32 | コメント (0)


民意

2019年04月10日

新聞は大阪維新の会が再チャレンジする「都構想」と真摯に向き合え。


面白いことに気づいた。新聞の社説って、書いたことに反省もしないし、
訂正もお詫びもしないのですねぇ。特に政治については。
統一地方選の前半戦。話題をさらったのは地域政党「大阪維新の会」でした。


「維新の会」の市長と府知事が「クロス」させ首長ダブル選挙に打って出た。
目的は、維新の存在基盤である府と市の二重行政を廃して、東京に匹敵する日本の中心円に
「大阪」を復活させる、そのための「大阪都構想」の実現です。

政党政治とは、それぞれが掲げる理想を具現化させるために存在します。
「大阪維新の会」が統一地方選挙で仕掛けたのは「都構想」実現のため。
その結果、府市長選に勝利し、府議会で過半数、市議会でも躍進、都構想実現へ前進した。

なぜ、維新が勝利したのでしょうか。維新誕生から10年。維新が取り組む地方政治が
功を奏しているからです。大阪が元気になっているからです。
私は年に数度は大阪に行きます。訪れる度に、大阪が元気になっていることを実感します。


首長の力って強い。地域政党でも、地域を変えようと本気になれば、
変わるモノだと心底思います。大阪府民が維新の政治を支持しているから、
選挙戦を制したのです。そのことに全く触れない新聞各紙とはいったいなんなんでしょうか。


取分け、維新が「ダブル選挙」を仕掛けると発表した時の朝日、毎日の批判は酷かった。
「都構想」は住民投票で決まったこと、今更蒸し返すな。所詮は権力闘争をしてるだけ。
「維新」の存在価値はもはやないなどなど、社説や解説で、批判のキャンペーンを張った。

結果とのギャップ。いや、むしろためにする批判が府民によってことごとく打ち破られた。
その責任をどう取るのか。私は新聞に問いたい。
沖縄、辺野古基地の是非を巡り住民投票が行われた際、反対が大勢を示した折には、
両新聞ともこぞって、政府は民意を踏みにじるな、建設工事を即刻中止せよと、
論陣を張っているのに。


なぜ、維新が「都構想」を前面に立てて選挙戦を挑み勝利したのに、民意だと言わぬのか。
私には、所詮、維新が嫌いであって、維新が大阪で取り組んでいる都構想は元より、
数々実現している地域活性化への施策は一切認めない。即ち、好き嫌いの話が根底にある、
一度決めたレッテルは頑なに守る。新聞とはその程度だと改めて思い知りました。


それと、反維新で、自民党と公明党が共産党と統一候補でまとまったのは、
それこそが「野合」ではないでしょうか。それも、新聞は批判しない。
「野合」候補者にビジョンなどあろうハズがないのに、そのことも、問わない
新聞って、いったい何なんだ。


少なくとも、新聞は維新を徹底批判した。そのことは民意と全く掛け離れていた。
その反省、いや総括はすべきだ。そして、維新の「都構想」について新聞は、
今一度真摯に向き合うべきではないか。それが新聞の好きな民意だから。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月10日 05:34 | コメント (0)


ペラペラの朝刊に思う

2019年04月09日

新聞の価格って何で決まるのでしょうか。ページ数ではないらしいです。


重箱の隅をつつくようなセコイ話で恐縮ですが。新聞の話です。
毎朝届く新聞。何ページあるかご存知ですか。
通常は32とか36ページです。それを立てページと呼びます。


因みに立てページが最も多い日は、元旦です。本紙の他に2部、3部、4部と増ページします。
バブル期、新聞全盛のころ新聞社間で何処が一番立てページが多いか、競い合ったモノです。
ページ数を増やすことができた理由は、広告の出稿量が多かったからです。
広告が多いってことは、景気が良くって、経済が大きく回っている証でもあります。


今年の元旦号、本紙(1部のみ)ではやはり日経がダントツで48ページ。
読売と朝日が40ページ。毎日は32ページです。次刊号(1/3)で通常の立てページに
戻るのですが、読売と日経が36ページ。朝日が34で毎日が30ページでした。


単純に思うのです。新聞は情報を売るのです。情報量で価格が決まるハズですが、
どうも、そんな基準はないようです。量ではなく質だと言わんばかりで、
立てページは新聞社の裁量で決まっているようです。


モノの価値からすれば、価格の条件は明確にすべきです。(内容量とか個数など)
しかし、月刊何ページ届けるかは不明のまま契約します。
それって、商道徳からすればどうなんでしょうか。


そのことに疑問を抱かず月極め契約を継続しているのもおかしな話ではないでしょうか。
いや、新聞とはそんなセコイことを言わない商品なんだと叱れそうですが。
でも、そんなことも追求しないで、よく商売が成り立ってきたモノだと私は思います。


4/8の朝刊。
毎日16。読売20。朝日24。中日20。岐阜新聞16、日経新聞32ページでした。
各紙とも通常よりも極端に立てページが少ない朝刊でした。
どうして何でしょうか。そうです。統一地方選挙の投票日翌朝だからです。


なぜ、少ないのでしょうか。当落が判明するのが深夜になる。
その結果を紙面に反映させ、印刷し、配送し、翌朝配達するには
印刷時間を削減せねばならない。だから、立てページが極端に少なくなる。


それが、新聞社が選挙報道をするようになってから、一貫して取り続けている
総選挙や統一選挙時の理由です。もう、50年近くも同じことをやっています。
私に言わせれば、当落の逐次結果はネットを見れば分かります。


時代は新聞に求められているのは一刻を争う投票結果ではない。
読者が知りたいのは、選挙結果から見た、解説であり、将来性であり、政治の先行きです。
そのことに重点を置くべきなのに、10年一日が如く、結果を追っています。


その点、日経は経済紙だからなのでしょうか。
立てページも通常とほぼ変わらず、月曜に役立つ経済情報を伝えます。
一般紙だとて、日曜日に起こったニュースはあるハズです。
それをチャラにして、選挙結果を追い求めるのには矛盾というより、
どこか、ピントが合っていないのではないかと思います。


巷間、新聞の購読者が激減しているといわれます。
「新聞命」(しんぶんいのち)の私としては何とかして欲しいと願います。
でも、新聞関係者が選挙翌日の立てページが少ないのは当然だと決め込んでいるうちは、
残念ですが解決の糸口は見つからないのではないでしょうか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月09日 05:27 | コメント (0)


Apple社の動画配信

2019年04月08日

ITビジネスのマネタイズが変貌するかも知れません。


ここらで、新しい情報端末機器の新商品は打ち止めなのか?
コンピュータ、パソコン、iPad、iPhone などなどの機器開発に
画期的な役割を果たし、正にIT時代をリードしてきた米Apple社。


中核商品のiPhone 販売が急減速、昨年10から12月期の売上は前年同期比で15%減少。
全社の売上高も4.5%減の843億1千万ドル(それでも9兆円超)に落ち込んだ。
天下のApple社です。創業者故ジョブス氏のDNAを受け継ぎ、次なる一手は……
誰もが思い付かないような、大向こうを唸らせる新情報端末機器(例えばAI絡みの)が
登場するのではないか。二度、三度、世界に大旋風を巻き起こすのではないか。
そんな期待をしていたのですが。


残念ながら、Apple社が発表した「次なる一手」は、経営の軸足を端末機器販売ではなく、
安定収入が見込める定額制の動画配信サービスでした。
「映画やドラマの動画配信」「ゲーム配信」「ニュース配信」の3つのサービスを始めると。
Apple社です。資本力にモノを言わせて、最高のコンテンツを提供、
一気に先行するライバル各社に追い付き追い越すかも知れません。

Apple社、サービス事業の売上は全体の15%、素地はある。
世界に14億台のApple端末機を販売しているし、そのデータもある。
この利用者を取り込むのが収益源としては、もっとも手取り速い。
そう考えたんでしょうねぇ。


学習です。
因みに定額制サービスとは「サブスクリプション」とも呼ばれ、商品やサービスの
利用期間に応じて料金を支払うビジネスモデルです。
毎月定額払えば好きなだけ音楽を聴ける「スポティファイ」
映画やドラマなど動画が見られる「ネットフリックス」などがすでに普及している。


日本での有料動画の利用者は836万人。
アマゾンの「プライムビデオ」(509万人)、ネットフリックス(171万人)
ネットフリックス利用者の26%がアマゾンのプライムビデオも利用している(毎日)
そうなんです。動画配信の市場は競合他社がひしめき合う激戦状態です。


Appleと言えども思い通りに行くかどうかは疑問ですが、
ネット情報は原則無料だったはずですが、いつの間にか、有料に変わってきた。
映画やドラマ配信ではテレビ局が。ニュース配信では新聞社が、徐々にではあるが、
経営的に圧迫され始めた。


Appleの新規参入は、iPhone の次なる端末機器は出てこないのが原因。
IT業界はコンテンツ勝負に入ったのだろう。
ということは既存のメディアが脅かされるだけでなく、
ITビジネスのマネタイズを根本から揺るがすかも知れない。
Apple社の動画配信サービスの動向に注視したい。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月08日 05:21 | コメント (0)


周年記念号発刊に感謝です。

2019年04月07日

地域みっちゃく生活情報誌4月号が出揃いました。


春爛漫です。30道府県、142冊のHappy Media 地域みっちゃく生活情報誌が
希望に満ち溢れ、弾けています。平成最後の号です。
岐阜県各務原市「たんとん」関、美濃市「きららくらぶ」高山市「SARUBOBO」
三重県、鈴鹿、亀山市「Bellve」、茨城県古河市、野木、境町で発行の「こがも」が
地域の人たちと平成30年を振り返る特集を組み、「平成を惜しみ」ました。


愛知県内で発行の44誌、2,684,570部(県内世帯カバー率79.4%)では、
2月、3選を果たした大村秀章知事が登場。
フリモARで「日本一元気な愛知、輝く愛知、住み易い愛知」を県民とともに、
作っていくとの熱い思いを披露。大村構想を語っていただきました。


新規創刊は山形県「ずーにゃ」(東根、村山、尾花沢、
寒河江市、大石田、河北、大江、朝日、西川町、64000部、全戸配布)です。
山形県の総発行部数は、「さふら」(山形、天童、上山市、山辺、中山町、
144000部、全戸配布)と3周年を迎えた「あづまーる」(米沢、南陽市、高畠、川西町、
63000部、全戸配布)と合わせて271000部、世帯カバー率は65.5%、
県内でもっとも到達率の高いメディアとして成長しています。

静岡県、「mydo富士版」(富士市、77,200部)「mydo三島版」(三島市、清水、長泉町、
75800部)「mydo沼津版」(沼津市、65200部)の三誌が新たに地域みっちゃく生活情報誌の
仲間に加わりました。静岡県の総発行部数は、藤枝市の「ふじえーら」(54000部)
「HANAMARU」(浜松市、80000部)と合わせ383,800部となりました。

4月号は周年号ラッシュです。
飛騨高山の「SARUBOBO」が23周年。
15周年、「Step」(愛知、半田市)
長野県松本、安曇野、塩尻市の「ミルトク」が14周年です。


岐阜、本巣、瑞穂市で発行の「minto up」が12周年。リニューアルしました。
8周年、「名古屋フリモ北区版」「港区版」
7周年、「名古屋フリモ名東版」
6周年、「くれよん」(愛知、江南市)「つばさ」(鳥取市)


5周年、「ぶらりん」(愛知、蒲郡市)「フリモかわら」(愛知、碧南、高浜市)
「名古屋フリモ昭和版」「都心版」鳥取、米子市「こはく」
東日本大震災から3年目に創刊した宮城、石巻エリア「んだっちゃ」も5周年です。


4周年、北海道、滝川市エリア「SORA」埼玉県久喜市「クッキーズ」
「とねじん」(羽生、加賀、行田市)、愛知田原市「はなまる」大阪、箕面市「meーno」
福岡市西区「マイタウン姪浜」今宿、学研都市、糸島市「マイタウン伊都」です。


3周年は愛知、豊川市「はなまる」長久手、日進市「ひまわり」
「くらら」(鳥取、倉吉市)高知、南国市「こじゃんと」が。
2周年は宮城県大崎市の「さきっぺ」群馬県「太田フリモ」岐阜「はしまる」(羽島市)
愛知「はなまる」(豊橋市)「sunーGo」(日進市、東郷町)
1周年を迎えたのは、愛知県、「ぶらりん」(岡崎市)「ぶらん」(大府市)「あんすた」(安城市)

お客様と読者を結び地域の元気のために地域みっちゃく生活情報誌を作って頂く
仲間のみなさん。周年記念号発刊おめでとうございます。
そして、寒風吹き荒ぶ真冬雪をかき分け、猛暑に溢れる汗を拭い、一軒一軒、
手配り頂く、配布メンバーの各位、ありがとうございます。

ハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌は、
号を重ねる毎に、地域になくてはならない情報メディアとして育っています。
更に内容を深め、読者のみなさんが「待ってました」と喜んで、
手にして頂き、利用できる情報誌に成長させて参りましょう。Goto


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投稿者: 後藤 日時: 2019年04月07日 05:22 | コメント (0)


作品に罪はあるか。

2019年04月06日

なんでもかんでも、規則、ルール、タガをはめるのには疑問です。

ぶっきらぼうな演技というのか、強面で凡庸な芝居というのか。
本業はミュージシャンだそうだが、最近とみに名脇役として人気があるピエール瀧が、
コカインを使用したとして麻薬取締法違反容疑で逮捕、起訴され、4日保釈された。


さぁー大変だ。彼が出演しているテレビ各局、映画会社、音楽事務所は大混乱に陥った。
テレビはNHKの大河ドラマ「いだてん」の出演場面をカット、代役を立てることに。
TBSのドキュメンタリーは放映中止。映画は「居眠り磐音」取り直し。
「麻雀放浪記2020」は一切削除せず。「アナと雪の女王」は声優を切り替え。


音楽は所属する「電気グルーヴ」のCDやDVDなどの映像作品の出荷停止。
店頭在庫の回収。配信に至ってはネットフリックスとAmazonプライム・ビデオは
通常通り配信。NHKは過去出演作の全ての配信を停止した。


コカイン使用は絶対に許されません。絶対にです。
如何なる人物であろうが、厳罰に処し、更生施設に放り込んで、
再起できるまで、徹底的に治療すべきです。でなければ、彼の芸能作品を楽しんだ
ファンが浮かばれません。ぜひ、立ち直って欲しい。


問題は、彼が出演した作品の取り扱いです。
NHKは「受信料で成り立っているのです。反社会的行為は容認できない」と現在進行形の
作品から徹底削除しました。私はコストが掛かり大変だと思うが。これで良いと思う。
コカイン、大麻、麻薬を手にしたモノは「一生棒に振る」のです。


しかし、彼が過去に出演した作品まで自粛するのは如何なモノか。
「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」の類で、出演者に「犯罪者」がでた「作品」は
全て抹殺すべきという発想って、いかにも短絡的ではないでしょうか。


作品に「罪」があるのか。私はないと思う。
今後の作品に彼が登場できるかどうかは、本人次第ですが、
過去は(現在制作中も含め)消すことはできない。
それをも抹殺する、世相の刹那に嫌な時代的風潮を拭えません。


識者たちは、こんな問題が起きると、直ぐ、ルールを、規則を、
一定のたがを設けろという。私は必要ないと思う。
その都度、その都度、悩み苦しみ、解決すれば良い。
世の中には、清濁あるのだから。濁点を全て消し、清だけなんて……Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月06日 05:39 | コメント (0)


カオス

2019年04月05日

人間社会のあらゆる混沌は、大自然の摂理の内側である。


世の中には面白い家族構成があり、面白い人がいるモノです。
そして、音楽が全く理解できない私にとって、更に混沌とさせるのが、
「rock’n roll」なる言葉、音楽?を声高に叫ぶのもよくわからない……


芸能界という特殊な世界がそうさせたのか。それとも人物そのものが破天荒なのか。
でも、その人の「お別れ会」での「娘」さんの「謝辞」には痛く感動しました。


メディアで報じられていますが、私は敢えて、娘さんが語った謝辞を抜粋します。
この面白い家族が醸し出した結末をこう締めくくった娘さんの素晴らしさに。
人間関係の凝縮である家族とは何か、


「父と過ごした時間の合計は数週間にも満たない」と43歳の娘は言う。
だから、よく知らないし、わかり得ないと……戸惑うのだが。
娘の両親は、別居生活を40年以上続けていても、離婚しなかった。


「母は折々に入れ替わる父の恋人たちに、あらゆる形で感謝していました」
「私はそんな綺麗ごとを言う母が嫌いでした」でも彼女には夫は自分のモノという
概念がなかったかのように。(離婚の理由は男女の縺れか金銭問題だが)


「人は生まれ持って誰のものではなく個人です」
「母はそのあり方を自由意志で選び、父も1人女性にとらわれず心身ともに
自由な独立を選んだのです」「私はこれまで、父が多大な迷惑を掛けたことを
謝罪しつつ、今更ですが、このある種のカオスを受け入れます」
彼女がどんな人物かはわからないが葛藤は相当なものだったと思います。


「まるで蜃気楼のように、でも確かに存在した二人。私という2人の証が
ここにたち、また2人の遺伝子は次の時代へと流転していく。
この自然の摂理に包まれたカオスも、なかなか面白いものです」
文学的表現ですが、納得ですねぇ。
最後に彼女は父親に、Fuckin’. Yuya Uchida don’t Rest In Peace Just rock’n rollと。

社会とは混沌の中にあり、それも大自然の摂理の内側であろうとの見識に触れ、
人間関係の凝縮である家族とは何かを教えられた「謝辞」でした。
でも、rock’n rollって、いったい何なんだろうねぇ。Goto

※カオスとは、混沌、無秩序

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月05日 05:25 | コメント (0)


島国根性

2019年04月04日

英国EU離脱の混迷……大英帝国の栄光忘れじ……


報道で知る限りですが、英国のEU離脱、混乱の極みのようです。
素人目には、「国民投票」で「離脱」と決めた以上は、離脱するという
民主主義のルールを頑なに守る原則に固執しながら、できるだけ有利な条件を
引き出そうともがく姿に、政治って難しいものだとつくづく思うのですが。


なぜ、こんなことになっているのか。
日経に面白い分析が掲載、それをベースに考えてみたい。

1、そもそも英国と大陸は違う。
英国の誇りは、四方を海に囲まれ、貿易で世界の富を集め、18世紀後半に入り
産業革命を利用、海軍力で世界の陸地の4分の1を占め大英帝国を築いた。
大陸諸国とは群れない。孤立こそ強みで、海を征服するためにある。


2、そもそも経済的理由で加盟することになった。
EUに加入する際、大陸と一線を画す気質や帝国のプライドが足枷になったが、
50年代以降、植民地の独立、ポンド弱体化で経済力が急速に衰え
61年にEUに加盟することになった。


3、EUを利用しながら英国病の克服をした。
80年代、「鉄の女」サッチャー首相が登場。EUとの良好な関係を維持しながら、
民営化、財政支出の削減などの改革で、経済の活力を取り戻す。
しかし、彼女は帝国への思いが強く、英国の自由を奪うのが、欧州統合ではないかと、
反EUの姿勢を貫いた。


そうなんです。
私たちは、英国はEUを離脱しない方が良いのではないかと、なんとなくですが、
そう思っているのですが。それは日本で報道される英国のうわべだけ。
英国人の根底には、大陸は大陸であり、大英帝国とは違う。
「孤立を恐れることはない」四方を海に囲まれ、海は世界に繋がっている。
如何なる時代であろうが、独立独歩、我が道を行く。


そんな「島国根性」がEU離脱問題の根底にあるようです。
さて、同じ島国日本、利用できるものは、利用しながら、
米国の従属国から離脱する、英国のような根性はあるか。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月04日 05:36 | コメント (0)


景気が揺らぐ。

2019年04月03日

日銀短観、日本経済は、緊迫した状況に、中国がくしゃみをすると瞬時に体調不良。


勘違いしている人が意外に多いのにビックリです。
新元号が発表された日が、改元日だと思っていた人たちが……
メディア報道の過熱がそうさせているのでしょうかねぇ。
それとも、改元など本質的にはどうでも良いと思っているのか。不思議な国民です。


でも、この問題は上っ面の関心だけでは済まないのではと……
そうなんです。新元号で浮かれているスキを狙ったわけではないでしょうが、
日銀は、3月の全国企業短期経済観測調査(短観)で、大企業、製造業の
業況判断指数(DI)が6年3ヶ月ぶりの悪化幅となったと発表しました。


短観とは、日銀が3ヶ月に1度、約1万社の企業を対象に経営者の景況感や
事業計画などを聞き取ってまとめる統計で、国内総生産(GDP)や消費者物価指数(CPI)などと
並んで市場関係性の注目度が高く、足元の景況感を反映する速報性の高さが特徴(日経)


業況が「良い」か「悪い」かを示す業況判断指数(DI)の中でも、特に景気に与える
影響が大きい「大企業製造業」の景況感が重視されています。その幅が景気悪化の指標に。
指数の信憑性は物価指数を2%上げたい日銀です。厚労省の統計調査のような、
いい加減なデータではないと思います。


過去の経験則だと、悪化幅は景気後退入りの警戒領域に近づいた。
その原因は中国、3月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は改善したようだが、
日本から中国向けの輸出は1、2月、前年同期比で6.3%減が響いている。
もはや日本は「中国市場」の需要が減速すると瞬時に体調不良になるってことです。


朝日は景気の先行きに不透明が強まったと「景気に息切れ」……
政府、日銀は予断を許さずに経済動向を見極め、可能な対応策を熟慮すべき
「急変への備えを」と訴える。


政府もここで景気が悪化すれば、アベノミクスが根本から問われる。
19年度予算で最大限の公共事業を積み、10月の消費税対策にも盛っているが、
手詰まり感は否めない状況。


打開策は、中国との関係改善を加速させるか。頼みの米国経済に便乗するか。
それとも7月の参院選にダブル選挙を仕掛け三度消費増税延長を問い目先を変えるしか
道がない状況に追い込まれています。


改元に浮かれている場合ではない、緊迫した景気の状況に、
「令和」元年がスタートする現実を……冷静に直視すべきではと思うのは、
私一人ではあるまい。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月03日 05:25 | コメント (0)


キンチョールのパロディー

2019年04月02日

万葉集の「梅」を題材にしたのですねぇ。


新しい年号が発表されました。
広告の仕事をするなら、その瞬間に立ち会えと申します。
NHKのLive中継で、緊張の面持ちで官房長官が「令和」と書かれた額を差し上げる……
その瞬間を見ました。(大袈裟かな)


昨日の日経新聞をめくっていたら。
香川照之さんが、些か緊張した面持ちで「キンチョール」の額を掲げているではないですか。
天然除虫菊使用の水性「キンチョール」新発売の見開き紙面が……


わざわざ4/1に合わせたパロディー広告ですね。
現実のTV画面とは多少趣きを異にしましたが、大胆な広告です。
何を狙ったのか、新商品のアピール以外に笑いもできず、
かといって、感動もないし、その意図がよくわからぬ広告です。


「令和」と聞いてどう思いましたか。
私は二つ。春爛漫の4月。日本では「花は桜」です。桜の花が満開のこの季節に、
「梅」を題材にした万葉集から引用したこと……「桜」より「梅」が好きな私としては、
凛とした思いになりました。


「梅」は百花に先駆け咲きます。清楚な香りに気品が漂います。
寒梅は雪を分けて咲き、寒中に震える人の心にともしびを与えます。
そして、滋養強壮の梅干しにもなりますから。
「梅」は中国由来の花ですが、日本人の生き様です。


それと、「令」という文字。どんな元号になるのか予想していた人たちが
一応に驚いたのが、この字です。私は一瞬ですが、律令の令が頭に浮かびました。
この国が抱える閉塞状態の元凶は、平安時代に作られた国家体制である
律令制にあるのではと思っています。


令には、ルールを守るとか、法律や法令、政令に従うという、
秩序維持の意味を含んでいます。今の時代はもう少し寛容さを求めていると思うのですが。
その意味では「重苦しい」元号ではないかと、率直に思いました。


殺虫剤の広告と新元号「令和」の間に何の関係性もありませんが……
とは申せ。大衆は「虫ケラ」、除虫してしまえ、それが新元号だと、
キンチョールが言っているわけではありませんが……パロディー難しい。
それにしても広告って自由でいいですね。


「令」を冠した「梅」のごとく凛とした時代がやってくること、
大いに期待したいと思います。Goto

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4/1日本経済新聞

投稿者: 後藤 日時: 2019年04月02日 05:43 | コメント (0)


新元号発表

2019年04月01日

エイプリルフールじゃないだろうね。


さて、どんな未来が、姿を現すのでしょうか。本日、昼。新元号が発表されます。
現実は昨日と全く変わらぬ自然の巡の一コマでしかないのですが。
でも、不思議ですね。新年が待ち遠しい大晦日のような気分です。


こう考えてはどうでしょうか。いよいよ、この国に赤ちゃんが誕生すると。
子供は国の宝です。未来そのものです。あらゆる可能性を秘めています。
あなたも私も、この世に生まれた時、両親のみならず関係する全ての人たちが
誕生を祝福してくれました。誕生とはそういうワクワクする「おめでたい」ものです。


今日は「エイプリルフール」です。
エステの広告にこんなのがあります。「キレイな人の『私、何もしていません』は、
たいていウソです」……女優さんなど、キレイでいるには、極限まで努力しているのです。


3月25日から4月1日までが新年の始まりだった16世紀、フランス王シャルル9世が、
新年を1月1日に変更しました。それに反発した民衆が4月1日を「ウソの新年」として
祝い始めたのが「エイプリルフール」の始まりだとの説があります。


新元号発表が、この国の輝かしい未来の始まりであって欲しい。
決して「エイプリルフール」などではないと、民衆である我々は心から願います。
誰だ、4月1日に新元号の発表を決めたのは。


エッ。違うって。新元号がスタートするのは、5月1日ですから、御心配なくですって。
そうかなぁ。5月1日って、労働者の祭典だろう。今この国は「働かない改革」に
血道を挙げているんだぜ。新元号が発効する日から、更に働かない国民が奨励されたら、
そうだよね。10連休がスタートだからな。


とは申せ、新元号の発表です。「おめでたい」日です。
赤ちゃんの誕生と成長を見守って行こうではないか。
いや、新しい時代をともに築いて行こうではないか。
「ウソ」ではなく高揚しています。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月01日 05:21 | コメント (0)