かかりつけ薬局

医薬分業が破綻したと、なぜ、メディアは指摘しないのか。

気が付きませんでしたが、この国で一番多い小売店は
セブンイレブンやローソンなどのコンビニ3強の5万件だと思っていましたのに、
それよりも多いのが調剤薬局の6万件だそうです。そんなに薬局って………凄い数ですねぇ


いつのまに、どうしてこんなに増えたのか。
1974年っていうから、45年前にさかのぼる。病院内の薬局は病院と同じ経営、
薬を出せば出すほど儲かる「薬漬け医療」と揶揄された。


当時の厚労省、これでは薬代で医療費がパンクする、そりゃ何とかせねばと……
病院が外部に発行する処方箋の価格を一気に5倍引き上げ、利益誘導で医薬分業を推し進めた。
その結果、病院前に門を構える「門前薬局」が増殖、今や6万件です。
そう言われれば、大病院の前には調剤薬局が軒を連ねていますね。


「医療費」が18年度が42兆円で次年度45兆円の予算が組まれました。
なんとまぁ、バブルじゃないですか。この多くは「薬代」です。
片方では、長時間労働で疲弊する勤務医がいれば、もう一方では、
病院周辺に1人で独立して患者が1日30人もくれば年収1000万以上は当たり前
の門前薬局が繁盛する。(日経3/27朝刊)


厚労省が45年前に「薬漬け医療」根絶で、医薬分業を推し進めた結果。
大量に「薬局長者」を生み出したことになる。なんとも皮肉な話ではないか。
そこで、またまた厚労省、場当たり的な方針を打ち出した。


独立した建物なら、病院の敷地内に薬局を出店しても良い。(16年の制度改革)
患者を門前薬局には行かせないようにと。だったら45年前の医薬分業はなんだったのだ。
それと、全薬局を25年までに「かかりつけ薬局」にすると新機軸を。(18年制度改革)


かかりつけ薬局って、なんだ。主治医ならかかりつけ医院ってことだが、薬局とは?
患者の病歴や服薬歴を把握し、健康の相談窓口にすることで、無駄な診療や
処方の削減につなげ、地域住民の健康を見守る役目を薬局に担わせるって方針だそうな。


なんだか、わけがわかりませんね。門前薬局が高利益をあげていることが問題ではなく。
その原因は、医療の側が乱暴な処方をしていることにあるのですが、
薬局で防ごうという方針です。変じゃないですかねぇ。本質は薬代が高すぎるってことでしょ。


だったら、薬価を下げれば良いではないですか。
そうすれば「医療費」は下がります。同時に医療費負担を上げれば、
患者の側が「薬漬け」に気がつくのではないでしょうか。
(処方された薬って、3分の1が捨てられてしまうんですってねぇ)


超の付く高齢社会です。老いれば身体のあちらこちらにガタが来ます。
医療にお世話になる率は益々上がります。だからといって、
野放図に医療費が増えて良いのでしょうか。


私は思います。厚労省にも責任はあるのでしょうが、やはり政治です。
政治が、国民の耳に痛い政治をやらない限りは、小手先の制度をいじっても
なんの解決にもなりませんね。その証明が医薬分業の破綻ではないでしょうか。


人口1億2千万人、医療費45兆円です。とんでもない額です。
この国は国民の病気に付け込む人たちにとっては天国ですね。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年04月22日 05:07


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