初恋の味

人生100年時代です。一つことをコツコツと


サービス業の人手不足はハンパじゃありません。
その象徴がコンビニのビジネスモデルである24時間営業の瓦解です。
飲食店も従業員確保に四苦八苦です。


この状態って、正常でしょうか。私は疑問に思っています。
確かに人口減少ではあります。高齢化でもあります。しかし、人がいないわけではない。
でも、働き手が集まらない。不思議だと思いませんか。


乱暴なモノ言いをするとお叱りを受けるのですが。
私の実感では働き手はいると思います。そんなハズはない、あらゆる業界で
人手不足だと仰るかもしれませんが、職種によってバラツキがあるだけではないでしょうか。


身体を使う仕事はイヤ。単純な仕事はイヤ。営業なんて以ての外。
楽で、実入りがよくって、楽しい仕事なら「働いてやる」。そんな空気が、
蔓延しているのではないでしょうか。そうなると、職種が限定されます。


温度調整されている快適な部屋で、パソコンの入力ならば、
今風の仕事だし、考えなくても良いし、時間厳守だし、そこそこ実入りが良い。
そんな仕事ならOK、でも、人間関係で苦慮するような……サービス業なんて。


実はIT系の企業でも離職者が絶えないのですって。
もちろん、離職でいえば、金融機関も大手製造業もゼネコンも、
突然、明日から辞めますなんて、平気で言うそうです。


有史以前、こんなに働き口があって、勝手気ままに、
職を変えることができる時代はあったでしょうか。
私のように「勤勉は美徳」「石の上にも三年」「ひとかどの仕事ができるようになるには、
10年は真面目に働くべき」などというのは、シーラカンスか化石です。


いやだ、気に入らない。だから辞める。それで良いのでしょうか。
イソップ物語に「アリとキリギリス」の話があります。蟻のようにコツコツと……
なんて言おうモノなら「チョッと適当に働けば、自由を謳歌できる時代じゃん。
キリギリスのどこが悪いの」なんて開き直られる始末です。


この国は優しい国です。「働かなくても、いや、適当に働いていれば」
困ったら直ぐに保障してくれます。そんなバカなと思うのですが。
だったら、真面目に働くモノがバカを見ることになります。
悪循環ですね。面白そう、楽そうな仕事についてはすぐ辞める……その繰り返しです。


私は思うのです。時代は大きく動いています。
今は働く側が偉そうに仕事を選んでは取っ替えていますが、
あと3年もすれば人が溢れ、企業が人を選ぶようになります。
なぜ溢れるかは、5Gによるネット社会の著しい省力化です。
70歳までの高齢者雇用です。外国人労働者の大量就労です。
もちろん女性の労働市場への大幅な進出です。


一つのことを落ち着いてやれない人は、何をやらせてもできない。
そんな人材を求めるほど、社会は甘くない。ほぞを噛んでは遅いと私は思います。


言いたい放題ですが、あの乳酸菌飲料「カルピス」が発売から
今月で100年を迎えました。100年って凄いですね。
新しい飲み方を日々研究し、努力したからこその100年です。


人生100年時代です。100年頑張ろうと思えば、100年の覚悟が要ります。
一つことをコツコツやり続けることに生きている価値があるのではないでしょうか。
そういえば、カルピスって聞くと「初恋の味」を思いますね。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年08月01日 05:40


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