中国建国70周年に思う

中華思想を甘くみてはいないだろうか。


今月中にこの問題には触れねばと思いつつ月末を迎えてしまった。
中国の建国70周年についてである。私は古希だから、私が生まれた1948年に
中国共産党政権が誕生したことになる。

中国には5000年の歴史がある。
その中のたかだか70年、歴史年表を辿れば「姿がない」程度である。
だが、たかだか70年だが、今や世界第2位の経済大国であり、
ロシアやヨーロッパの列国を凌駕し、アメリカと覇権を競う強国となった。

あなたは中国をどう見ていますか。
一党独裁の社会主義国家であり、民主化運動を弾圧し、人権抑圧国家で、
民主主義を基調とする旧西側国家からみると「恐ろしい」国だと思っていませんか。
現実に「監視国家」であり「計画・統制国家」であり「不気味な国」であるには違いない。

現政権が2015年に打ち出した「中国製造2025」では、巨額の補助金を投じて
ハイテク企業を育成し、建国100年を迎える49年には「世界の製造強国の先頭になる」、
つまり、米国を追い抜き、世界No.1になるとの長期戦略を立てて着実に歩を進めている。
そのことに我々日本人は目を背けているのではないか。
あの「中国」がそんなことになるはずがないと。

その結論が、非民主的な国であり、いずれは国民が立ち上がり、
民主革命が起こり、共産党の独裁ではなくなり、国民主権の国に変わると、
希望的観測が現実になれ、と願っているだけではないか。

中国5000年の歴史で、全ての民に衣食住を与えることのできた時代は
この共産党政権以外にない。そのこと一つとっても、この70年の中国共産党が
取ってきた政策が如何に正しいかがわかるというものである。
そのことを直視せず、いたずらに中国を批判しても何の意味もない。
「いずれは」などと思うのは幻想に過ぎないと私は思っている。

米中貿易摩擦が激化している。
経済戦争である。米国の経済的優位が中国にとって代わられるその前哨である。
この戦争は中国が勝利するであろう。なぜなら、米国の大統領で、
トランプ以上に中国と正面切って貿易戦争を仕掛ける大統領は現れないからである。

中国はしたたかである。5000年の歴史をもっている。
中国共産党は「開放政策」を止めることはないであろう。
「民主化」も着実に進めるであろう。
なぜなら、それが掴み所のない「中華思想」だからである。
そして、なによりも15億の民力は建国100年に
世界の中心に中国を据えることを願っているからである。

さて、我が国は「中国」とどう向き合うのか。
このまま、米国の従属国でよいのか。
中国建国70年に改めて考える。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年10月25日 05:24


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