小説「トップリーグ」

NHK「放送をネットに同時配信」総務相のダメだしの背景は。


角川春樹事務所が出版した相場英雄著、小説「トップリーグ」を楽しんで読んだせいか、
この問題に「政治」の闇と申しますか、裏があるのではないか。
そんな思いがしてなりません。

「トップリーグ」とは政治の中枢に入り込み、首相や官房長官などの
特別な「番記者」に加わることです。小説ですから、真実ではないでしょうが。
登場人物は現職の政治家や関係者が連想できます。それに新聞社の政治部の話ですから、
その意味では相当に「現実味」のある内容で、ついついその気になって読んでしまいました。

この問題とはNHKがネット社会での切り札としてきた、
「地上波の総合とEテレの全ての番組を、放送と同時にネット経由で配信し、
スマホやパソコンで見られるようにする」常時配信を総務省に認めさせることです。

NHKのメリットはテレビ離れを食い止め「みなさまのNHK」をより強化することですが、
一方では民業である「民放」を圧迫することになります。
同時に受信料を支払わない人も視聴できるので、不平等が生じます。
それで、総務省も簡単には許可しなかったのですが。

NHKの政治力が功を奏して、来年3月からは、受信料を払う世帯には
追加費用を求めず、払ってない人には画面の一部に受信料契約を促すメッセージを
表示することなどで総務省も納得し、常時配信の運びで細部の詰めに入ったのですが、
この内閣改造で、高市総務相が「ちゃぶ台返し」。

表向きの理由は常時配信にあたりNHKの「肥大化」を抑制するために求めた、
業務・受信料・ガバナンスの三つの改革が不十分であるとのこと。
NHKにしてみれば、総務省の指導に従い実質4.5%の値下げも発表。
複数の子会社統合も進め常時配信を可能とする放送法の改正もこの5月に国会を通過したのに。「なぜだ」と衝撃が走った。


小説「トップリーグ」風に裏読みすれば。
2年ぶりに返り咲いた高市総務相に「ちゃぶ台返し」を画策したのは、
「NHKと対峙している民放連」の圧力。それを容認した「官邸」ってことに。
背景は郵政問題で強行な姿勢をとるNHKへの報復ってこと。


落とし所は官邸主導での「民放への常時配信支援」と「NHKへの更なる改革」を
強制させ、官邸のメディア支配を全体化するってことではないでしょうか。
あくまでも小説風に解釈すればです。クワバラ、クワバラ。Goto

投稿者: 後藤 日時: 2019年11月19日 05:33


コメントを投稿

※投稿していただいた内容・回答については、いたずら・スパム対策のために、一度管理者にて確認致します。
  確認認証後に反映されますので、ご注意ください。
  投稿ボタンは1回のみクリックしてください。画面が切り替わるまで時間がかかる場合があります。