耳を疑う

学校の先生もここまで落ちましたか。

日本全国47都道府県に会員を持つJLAA(日本地域広告会社協会・加盟会員77社)の
活動の一つに、全国を6つの地区に分けて開催する「ブロック会議」があります。
その地区の会員が一同に集い、忌憚のない意見を交わし情報を交換する場です。

毎回、どの地区もそれぞれ特徴のある取り組みが紹介され勉強になります。
私は理事長を拝命していますので、役得で全会場に出掛けます。
今年も北海道・東北ブロック会議は6月山形で。関東は7月に水戸で。
中部は8月に金沢で。関西が10月に大阪。中四国は徳島で11月に。
そして、最後の九州・沖縄ブロック会議は熊本で開催されました。

日本って本当に広い。どこに行っても知らないところばかり。
有意義な会議だけでなく、その土地や人間の魅力、街の活気、
歴史、風土、風習なども学べます。

先日の熊本。九州の中心に位置し、バス交通が住民の重要な足となっていますが、
そのターミナルが新築され複合の商業施設や文化ホールやホテルなどが併設され、
それはそれは立派な建物です。仄聞するに350億円の建設費が掛かったとか。
地震で甚大な被害を受けた熊本復興のシンボルとなればと願いました。

熊本のシンボルといえば、加藤清正が手掛けた熊本城です。
土日は城内が観覧できるというので、仲間たちと出掛けました。
震災から3年近くなるのに、天守閣の外容は修理されましたが、
崩れた石垣、城壁は壊れたままで天下の三大城の一つが無残な姿でした。

完全復旧には30年かかると伺い、
1600年代にどれだけの権力を集中して熊本城ができたのかと想像するだけで
改めて日本人の力を知ると同時に、その落差に胸を痛めました。

熊本のホテルで手にしたのが、九州のブロック紙「西日本新聞」。
面白い紙面を見つけましたので紹介します。
いや、面白いのではない、本当かいなと耳を疑う記事です。

宮崎県教育庁の話です。(宮崎県では教育委員会を教育庁って言うそうです)
都城市・小学校男子教頭(53歳)が30年に渡り「無免許」で運転していた。
10月28日に「一時不停止」の疑いで、現行犯逮捕され、無免許運転が発覚、
道交法違反で書類送検されたと。30年ということは「教員として採用」されてから、
通勤や公務で無免許運転をしていたことになります。

懲戒免職になりましたが、少なくとも子供になんと言い訳するのでしょうか。
「悪事でもバレねば良い」とでも言うのでしょうか。
お粗末な話ですが、話はそれでおわらない。


摘発に慌てた教育庁は10月末に1万2,700人の教職員に緊急調査を実施。
三股町の男性中学校講師が教頭と同様に無免許運転を繰り返しているのが発覚。
他にも女性の講師が有効期限が失効していることに気付かず、
車通勤をしていたこともわかった。「何をか言わんや」です。

教育庁は男性講師を「懲戒処分」、女性は「訓告処分」にしたと記事にある。
どう思われますか。「教育庁」などと大層な名称を使う宮崎県の教育委員会。
宮崎県の特殊な事情があるのか、無免許運転をくりかえす教員が多いのか。
それとも教職員に気の緩みがあるのか。

文科省が全国一斉に緊急調査を指示するでしょうが。
いずれにしても、耳を疑う話です。Goto


投稿者: 後藤 日時: 2019年12月19日 05:17


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